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  • 2024年3月の新作

    本日2024/3/15〜16にBASEよりクーポンが配布されます。 月末出品に合わせ準備しておりましたが、これに合わせ現在までの制作分を本日出品する事にしました。 いつもながらギリギリのお知らせで大変申し訳ございません。 該当の品は現在展示品となっており2024/3/15pm9時の販売です。 *クーポン詳細は下の方でご案内しています この記事では染めた糸について、制作時の感想や色選びの背景などショップの商品説明欄の補足的な内容を残しています。 (定番など一部については写真のみのご紹介) 出品内容をまとめて読むことが出来ますので、ぜひ糸選びのご参考にされて下さい。 花の降る毛糸 ・

  • 2024年2月の新作

    今月の新作紹介です。 該当の品は現在展示品となっており2024/2/28pm8時の販売です。 この記事では染めた糸について、制作時の感想や色選びの背景などショップの商品説明欄の補足的な内容を残しています。 (定番など一部については写真のみのご紹介) 出品内容をまとめて読むことが出来ますので、ぜひ糸選びのご参考にされて下さい。 星の昇る毛糸 ・靴下向けの中央反転柄(中央で分けると同柄になります) ・素材糸はBasicソック、メリノソックです ・今月は100gのみです 夕空と夜空のグラデーションが特徴の糸です。 夜空側にはポツポツと黄色い星のアクセントが増えていきます。 薄明るいも

  • Chainette yarn*サンプル靴下

    新しい素材糸を入荷しました。 「Chainette(チェネット)」と呼ばれるタイプです。 一般的な撚りを作って作られた毛糸と違い、リリアン紐のようなチェーン状をしています。 これが珍しいことにソックヤーン仕様であるというので、新作の素材糸でしたが飛びついてしまいました。 【素材情報】 Extrafine Merino Superwash 88% Nylon 12% Nm. 4000 100g 400m とても滑らかな触りで艶も良いです。 編まれたような紐状になっているのが分かりますでしょうか。 左が今回のChainette、右が当店のメイン素材ソックヤーンでBasicソックと読ん

  • 2024年1月の新作

    2024年初投稿です。 痛ましい災害が起きて、とても心苦しい年の始まりでした。 被害に遭われました皆さまには心よりお見舞い申し上げます。 現在も多くの方がご不便な生活に苦しんでおられると思います。 微力ではありますが募金や物産品の購入など、私でも個人的に出来る事でお力添えになれればと思っております。 また、画面を通して作品の色をご覧いただくだけでも、励みの一つに慣れるようなものになれるかもしれません。 精一杯、気持ちを込めた表現で染め糸作りをしていきたいと思っています。 この一年もどうぞよろしくお願いいたします。 それでは今月の新作紹介です。 該当の品は現在展示品となっており2024

  • 2023年も有難うございました

    12月30日、今年も残りわずかです。 バタバタと時間が過ぎていきますが、なんとか年内でやるべき事は終えられそうでホッとしている今です。 今年もたくさん染め糸のご注文や応援をいただけて、感謝でいっぱいの日々でした。 どうも有難うございます。 私の販売は二足わらじでの制作なので、制作数がわずかであったり、企画に時間を掛けられなかったりとご期待にお応え出来ない点も多く、ご不便をお掛けしていると思います。 ですが、そんな状態にもかかわらず「次回も楽しみにしている」「良い品だった」と有難いお声をいただく事も多く、とても励まされ、背中を押されてなんとかこの一年も走り切ることが出来ました。 応援の

  • 2023年12月の新作

    新作手染め糸のご紹介です。 現在展示品となっており2023/12/22pm8時の販売分です。 この記事では染めた糸について、制作時の感想や色選びの背景などショップの商品説明欄の補足的な内容を残しています。 (定番など一部については写真のみのご紹介) 出品内容をまとめて読むことが出来ますので、ぜひ糸選びのご参考にされて下さい。 星の昇る毛糸 ・靴下向けの中央反転柄(中央で分けると同柄になります) ・素材糸はBasicソック100g 114夜 夕空と夜空のグラデーションベースです。 2色は1/3と2/3の割合で、2/3の夜空側には黄色い星のアクセントが増えるように染まっています。 1

  • 11月の販売について

    こんにちは。 ご覧下さり有難うございます。 今月の販売がいつもと異なりますので、お知らせいたします。 当店はネットショップサービスのBASEを利用しており、お客様のご購入手続きは、PCからはWebサイト、スマホやタブレットからは「PayID」というアプリをご利用いただいております。 そのPayIDアプリから11/21より使えるクーポンが配布されるそうです。 Pay IDアプリ ブラックフライデー 何ショップでも使える!アプリ限定クーポン配布中 「だれも使える」10%OFFクーポンと、「あと払い(Pay ID)で使える」20%OFFクーポンを配布します。ぜひこの機会

  • 2023年10月の新作

    新作手染め糸のご紹介です。 現在展示品となっており2023/10/30pm8時の販売分です。 この記事では染めた糸について、制作時の感想や色選びの背景などショップの商品説明欄の補足的な内容を残しています。 (定番など一部については写真のみのご紹介) 出品内容をまとめて読むことが出来ますので、ぜひ糸選びのご参考にされて下さい。 Gradation×ちびつぶ ・靴下向けの中央反転柄(中央で分けると同柄になります) ・素材糸は全てBasicソックです ・50g、100gあります 2色のグラデーションと小さな色つぶが可愛い染め糸です。 2色は1/3と2/3の割合で、2/3の方に色つぶが

  • 2023年9月の新作

    新作手染め糸のご紹介です。 現在展示品となっており2023/9/25pm8時の販売分です。 この記事では染めた糸について、制作時の感想や色選びの背景などショップの商品説明欄の補足的な内容を残しています。 (定番など一部については写真のみのご紹介) 出品内容をまとめて読むことが出来ますので、ぜひ糸選びのご参考にされて下さい。 Repeat ・素材糸はBasicソックです 2色が交互に繰り返していく糸です。 靴下幅で編むとストライプの編み地になります。 Short、Middle、Longとピッチが3種類あり、ストライプで出る幅が少しずつ違います。 1-1.5段ずつのストライプ2-2

  • 2023年8月の新作

    新作手染め糸のご紹介です。 販売日は2023/8/29なのですが、時間がいつもと違い19時〜21時の間のどこかでのゲリラ出品をします。 ゲリラ出品ですので前もって展示ができません。 こちらの記事で商品のご確認をいただけたらと思います。 この記事では染めた糸について、制作時の感想や色選びの背景などショップの商品説明欄の補足的な内容を残しています。 (定番など一部については写真のみのご紹介) 出品内容をまとめて読むことが出来ますので、ぜひ糸選びのご参考にされて下さい。 星の昇る毛糸 ・靴下向けの中央反転柄(中央で分けると同柄になります) ・素材糸は全てBasicソックです ・50g、

  • 2023年7月の新作

    新作手染め糸のご紹介です。 現在展示品となっており、2023/7/29 pm8時からの販売です。 毎回染めた糸について、制作時の感想や色選びの背景などショップの商品説明欄の補足的な内容をこちらへ残しています。 定番など一部については写真のみのご紹介とさせていただきます。 *こちらの記事は最初の投稿時に、誤って素材糸にコットンウールの記載をしてしまっていました。正しい素材糸は全てBasicソックです。現在該当文は訂正済みです。誤った投稿を致しまして申し訳ございません。以降、気をつけて発信したいと思います。 雨の降る毛糸 ・靴下向けの中央反転柄(中央で分けると同柄になります) ・素

  • 2023年6月の新作

    新作手染め糸のご紹介です。 現在展示品となっており、2023/6/29 pm8時からの販売です。 毎回染めた糸について、制作時の感想や色選びの背景などショップの商品説明欄の補足的な内容をこちらへ残しています。 定番など一部については写真のみのご紹介とさせていただきます。 雨の降る毛糸 ・靴下向けの中央反転柄(中央で分けると同柄になります) ・今回の素材糸は全てコットンウールです ・50g、100gあります 「降る毛糸シリーズ」の梅雨限定作品、7月までの制作予定となる糸です。 雨色のベースに雨粒に見立てたアクセントが特徴の糸です。 糸端側のアクセントは少なく、中央側にアクセントが

  • 2023年5月の新作

    新作手染め糸のご紹介です。 現在展示品となっており、2023/5/29 pm8時からの販売です。 毎回染めた糸について、制作時の感想や色選びの背景などショップの商品説明欄の補足的な内容をこちらへ残しています。 定番など一部については写真のみのご紹介とさせていただきます。 雨の降る毛糸 ・靴下向けの中央反転柄(中央で分けると同柄になります) ・今回の素材糸はコットンウールです ・50g、100gあります 「降る毛糸シリーズ」の梅雨限定作品、5月~7月までの制作予定です。 雨色のベースに雨粒に見立てたアクセントが特徴の糸です。 糸端側のアクセントは少なく、中央側にアクセントが多く出

  • 2023年4月の新作

    新作手染め糸のご紹介です。 現在展示品となっており、2023/4/28 pm8時からの販売です。 毎回染めた糸について、制作時の感想や色選びの背景などショップの商品説明欄の補足的な内容をこちらへ残しています。 点数が多いので、一部については写真のみのご紹介とさせていただきます。 花の降る毛糸 左 50g/中央と右 100g ・靴下向けの中央反転柄(中央で分けると同柄になります) ・今回の素材糸はコットンウールです ・50g、100gあります 「降る毛糸シリーズ」の春限定作品、4月までの制作ですので今年はこれが最後の染めです。 春ピンクをベースに、小花に見立てたアクセントの増減があ

  • 道具の話*ゆのし器

    3月初めから新しい染め柄の糸を試作しています。 その糸で靴下を試し編みしています。 一度編み終えたのですが少々訳アリになりまして、全て解いて最初から…ということになりました。 現在、片足分の編み直しを終えている状態です。 続けてもう反対足分も!といったところですが、ここで一手間掛けたいと思います。 編んで解いた糸というのは、うねうねとした波をうつ形になり、まるでラーメンのちぢれ麺のような状態です。 解く作業を皆さん親しみを込めて「製麺」と呼び、誰しもが何度も経験している作業だと思います。 そしてそこから編み直しをするわけですが、初回の真っ直ぐな糸とは違う使いづらさを感じると思います。

  • 2023年3月の新作

    新作手染め糸のご紹介です。 現在展示品となっており、2023/3/26 pm8時からの販売です。 毎回染めた糸について、制作時の感想や色選びの背景などショップの商品説明欄の補足的な内容をこちらへ残しています。 点数が多いので、一部については写真のみのご紹介とさせていただきます。 花の降る毛糸 「降る毛糸シリーズ」の春限定作品で、4月までの制作となっています。 春が楽しいピンクベースに、小花に見立てたアクセントの増減がある編地です。 花模様の編み地になるという意味ではなく、パーっと花を舞い散らしたようなイメージです。 靴下向けの中央反転柄です。 中央でカットしていただくとと(目印

  • 染めて編む*Chaika

    春に向けて絶対編む!と決めていた作品に取り掛かりました。 Midori Hiroseさんの「Chaika」です。 太い針を使い、ローゲージで柔らかい編み地になる作品です。 Chaika pattern by Midori Hirose Videos / 動画: www.ravelry.com 以前このパターンを紬糸を使って夏物を編み、必要な糸量が少なかったこと、とても早く完成できたことに感動でした。 また、Hiroseさんの他のパターンも編んだことがありますが、説明の丁寧さに驚きます。 見慣れない編み方略語につていも、一つずつ動画リンクが紹介してあるので、ち

  • 2023年2月の新作

    新作手染め糸のご紹介です。 現在展示品となっており、2023/2/24 pm8時からの販売です。 毎回染めた糸について、制作時の感想や色選びの背景などショップの商品説明欄の補足的な内容をこちらへ残しています。 点数が多いので、一部については写真のみのご紹介とさせていただきます。 花の降る毛糸 左2点50g/右2点100g 「降る毛糸シリーズ」の春限定作品です。 春を思わせるピンクベースに、小花に見立てたアクセントが増減して編めます。 花模様の編み地になるという意味ではなく、パーっと花を舞い散らしたようなイメージです。 靴下向けの中央反転柄です。 靴下やアームカバーなど半分ずつで片

  • EXメリノDKと毛糸サイズのお話

    ソックヤーンなどの中細程度の編み地が好きでして、手染め糸の素材糸もついついそちらへ偏った扱いをしています。 輸入毛糸を使っているのでFingering と呼ばれるサイズです。 靴下にせよ、ウェアにせよ、厚ぼったくならずサラリと身に着けられる編み地で、通年使い勝手が良いからです。 私の住まう鹿児島は、春秋のような中間の気温で過ごす期間が長いので、特にそう思ってしまうのかもしれません。 しかし、この冬は少し太さのある糸で編みたいなと感じました。 例年よりもグッと急激に冷え込んだものですから、やっぱり冬は暖かい糸だよね!と意識がコロッと変わってしまいました。 糸が太くなれば編み地も進みやす

  • 染めて編む*PETTY HARBOUR

    1月初めのこと。 夫へ靴下を編む為に、青い糸を染めました。 彼にとって、これが初めての手編み靴下を履く機会となります。 何度も、履く?編もうか?と尋ねてはいたのですが、夫はアトピー性皮膚炎。 毛糸の靴下といういかにもチクチク、カユカユといった言葉のイメージから首を縦に振れない様でした。 何度かセーターや小物を編んだこともあるのですが、続けて着られているのはセーター1着のみの人なので、「履けるかわからないから勿体無い、自分のを編んだほうが良いよ」と、やんわり抵抗され続け履いてもらう事は叶わずにきてしまいました。 それが昨年末に諦め半分ながら 「試作をしたいし大きいサイズでも編んでみた

  • 2023年1月の新作・2

    新作手染め糸のご紹介です。 現在展示品となっており、2023/1/30 pm8時からの販売です。 毎回染めた糸について、制作時の感想や色選びの背景などショップの商品説明欄の補足的な内容をこちらへ残しているのですが、今回は諸事情で多忙の中の制作でした為、一部についてのみのご紹介とさせていただきます。 Gradation メリノソックのグラデーション糸です。 端から端までのゆっくりしたグラデーションが楽しめるのが特徴です。 しかしながら、今回この糸に別の染料を飛ばして色をつけてしまうミスを起こしてしまいました。 上記写真の丸囲い部分のように、薄い側から10g〜20gの位置あたりに濃い

  • 紡いで編む*UraUe plane

    もうすぐ2023年になるという慌ただしい2022年の年末、やっと念願の「自分で紡いだ糸でのウェア」が完成しました。 準備から2年の月日で、道のりが長かった1着です。 もちろん2年間まるまる掛かって作ったわけではなく、合間をみては少しずつ進めていたらこんな年月が掛かってしまったというものです。 少し長い記録ですが、ゆっくり大事に作った毛糸の話にお付き合いいただけたら嬉しいです。 羊毛から自分で作る毛糸=手紡ぎ糸、というものに魅せられて、2021年の初め頃から糸紡ぎを始めました。 少しずつ道具を買い、見よう見まねで挑戦しては、その難しさに凹んだり。 でも、続けるうちに段々と糸らしくなって

  • 2023年1月の新作

    あけましておめでとうございます。 旧年中はたくさんのご縁をいただきまして心より感謝申しあげます。 2023年が皆さまにとって明るく希望に溢れる1年となりますように。 本年も精一杯制作に励みますので、どうぞよろしくお願いいたします。 新作手染め糸のご紹介です。 現在展示品となっており、2023/1/5 pm8時からの販売となります。 染めた糸について、制作時の感想や色選びの背景などショップの商品説明欄の補足的な内容を残したいと思います。 EXメリノ 4カセセット 新年最初の販売は、ウェア向けのEXメリノの4カセセットです。 ただ、2日間のみセットで販売しますがご購入に至ら

  • 2022年12月の新作

    新作手染め糸のご紹介です。 現在展示品となっており、2022/12/16 pm8時からの販売となります。 染めた糸について、制作時の感想や色選びの背景などショップの商品説明欄の補足的な内容を残したいと思います。 染めタイプの特徴や詳細は、それぞれのリンク記事を参照下さい。 雪の降る毛糸 左3点50g・右2点100g 季節それぞれの降るものをイメージした糸を、期間限定の品として染めています。 冬は雪の降る毛糸です。 靴下向け中央反転染めです。 5段階ベースのグラデーションの中に、白いままで染め残したアクセントを雪に見立てて雪曇りの色を表現しています。 雨、夕焼け、森の中など色

  • 2022年11月の新作・2

    新作手染め糸のご紹介です。 当店が利用しているネットショップサービスのBASEが10周年を迎えるそうです。 そこで記念クーポンが配布となるそうなので、その機会に合わせて出品をしようと思います。 少ない出品ではありますが、お得に購入出来るチャンスですのでお役に立てればと思います。 現在展示品となっており、2022/11/25 pm8時からの販売となります。 クーポンについて このBASEクーポンは11/21〜のTwitterシュア率により、値引率が決定されます。 ツイートが500シェア未満なら5%、500シェア以上なら10%となるそうです。 Twitterアカウントをお持ち

  • 価格変更のお知らせ

    当店の手染め毛糸をご覧くださり有難うございます。 大変心苦しいのですが、価格変更のお知らせです。 先日の記事でもお伝えしましたが、ここ最近の円安や世界情勢により、原材料となる素材糸が大幅な値上がりとなりました。 糸そのものの価格、輸送費の値上りが大きいところへ、更に円安での取引が乗るという大打撃です。 近年当店は、素材糸をイタリアの紡績会社から仕入れています。 円ドル為替ほどではないといえ、円ユーロも春とは大違いな状況になりました。 また、お湯を使い染めている工程から、今後の光熱費が嵩むことも大きな不安です。 今年2回目の値上げとなってしまいますが、こういった事情ですので何卒ご理解い

  • 追加出品します。 日付設定のミスで...

    追加出品します。 日付設定のミスで星の降る毛糸100gを先フライング出品しまいましたので追加販売をします。 次回値上げとしていましたが今回はお詫び出品ですのでお値段据え置きです。 2022/11/15pm8時販売です。 2点ですが色合いがお好みでしたら宜しくお願いします🙇‍♀️ ツクルコト

  • 2022年11月の新作

    新作手染め糸のご紹介です。 現在展示品となっており、2022/11/8 pm8時からの販売となります。 染めた糸について、制作時の感想や色選びの背景などショップの商品説明欄の補足的な内容を残したいと思います。 染めタイプの特徴や詳細は、それぞれのリンク記事を参照下さい。 雪の降る毛糸 季節それぞれの降るものをイメージした糸を、期間限定の品として染めています。 冬に降るものはやっぱり雪ですよね。 5段階ベースのグラデーションの中に、白いままで染め残したアクセントを雪に見立てて雪曇りの色を表現しています。 目で寒く感じないよう温かみのある色にしていますのでご安心を。 靴下向け

  • 雪の降る毛糸

    編み物がもっともっと楽しくなったらいいなと、色や染め方を工夫して制作しています。 そうして染めていたら、いろいろなシリーズが生まれました。 それぞれの良さを一つずつご紹介をしていこうと思います。 イメージ アクセントが増える編み地になる毛糸を「降る」というシリーズにして毛糸を染めています。 メインの作品は「星の降る毛糸」という段染めベースのものなのですが、こちらからの派生作品として季節限定で出品する染めをしており、「雪の降る毛糸」はその中の冬の作品となっています。 雪曇りの空の様な色合いと白いアクセントで、穏やかな冬の日が表現出来たらと素敵だろうと染め始めました。 あくまでも妄想の

  • Soda

    編み物がもっともっと楽しくなったらいいなと、色や染め方を工夫して制作しています。 そうして染めていたら、いろいろなシリーズが生まれました。 それぞれの良さを一つずつご紹介をしていこうと思います。 イメージ 夏の間、SNSで爽やかで綺麗なクリームソーダの写真を見掛けました。 シュワシュワと立ち上る炭酸と淡く滲むような色つきのソーダ。 儚げでとても愛らしい色合いに胸が躍り、ずっと眺めていたいと感じる色でした。 そこからアレコレと美味しそうなクリームソーダを見るうちに、このソーダドリンクのように淡くスッキリとまとまったイメージは染めていない事に気が付きました。 グラデーションの糸はたくさ

  • 2022年10月の新作

    新作手染め糸のご紹介です。 現在展示品となっており、2022/10/6pm8時からの販売となります。 染めた糸について、制作時の感想や色選びの背景などショップの商品説明欄の補足的な内容を残したいと思います。 染めタイプの特徴や詳細は、それぞれのリンク記事を参照下さい。 星の昇る毛糸 左からBasicソック100gが2点、50g、メリノソック 靴下向けの中央反転染めです。 Basicソックは50g、100g、メリノソックは100gで染めています。 今回はパステルな夜空を楽しんでみました。 実際の夜空や夕空の色も勿論良いのですが、妄想がはかどったメルヘンな色合いも可愛くて素敵かなと思って

  • 染めて編む*Ripple Lake Cardigan

    昨年素敵な夏ものカーディガンを見つけたのですが、すでに秋が始まっていた為タイミングを逃し編みそびれました。 それがRavelryのこちらのパターン。 Ripple Lake Cardigan pattern by Joji Locatelli Ripple Lake is a gorgeous cardigan adorned with the most bea www.ravelry.com 中細糸で編むレーシーなデザイン。 背中側にはタックが寄せてあり、ゆったりし

  • 2022年9月の新作

    新作手染め糸のご紹介です。 現在展示品となっており、2022/9/7pm8時からの販売となります。 染めた糸について、制作時の感想や色選びの背景などショップの商品説明欄の補足的な内容を残したいと思います。 染めタイプの特徴や詳細は、それぞれのリンク記事を参照下さい。 Repeat Repeatは2色が交互に繰り返し、靴下幅ではストライプの編地となる染め糸です。 偶然の力が大きく働く手染めですので、手作業でのカセの巻き具合などにより、キッチリとしたストライプではなくランダムな縞模様といった編地になります。 持ち味のあるものでそこはそれで良いのですが、もう少し繰り返しの長さが長い染めに

  • 2022年7月の新作

    新作手染め糸のご紹介です。 現在展示品となっており、2022/7/30pm8時からの販売となります。 染めた糸について、制作時の感想や色選びの背景などショップの商品説明欄の補足的な内容を残したいと思います。 染めタイプの特徴や詳細は、それぞれのリンク記事を参照下さい。 Soda 新しくシロップ入りのソーダ水をイメージした染めをしました。 中央に向けてベースカラーはグラデーションで薄くなり、途中から泡のような淡いアクセントが散らばるようにしました。 靴下など2つで1組のものが編み易い中央反転柄です。 目で涼めるようにしたかったので、淡く儚いような色加減です。 しゅわーーーーーっと音は

  • 2022年6月の新作

    新作手染め糸のご紹介です。 現在展示品となっており、2022/6/29(水)pm8時からの販売となります。 染めた糸について、制作時の感想や色選びの背景などショップの商品説明欄の補足的な内容を残したいと思います。 染めタイプの特徴や詳細は、それぞれのリンク記事を参照下さい。 雨の降る毛糸(季節限定) 靴下向けの中央反転染めソックヤーンです。 今年は早い梅雨明けとなりましたが、しっとりと降る雨の情景をイメージして染めてあります。 雨粒に見立てた水色のアクセントが糸端から中央に向かい、段階的に増えていきます。 ぽつぽつ、しとしと、ざぁざぁと変わるそれぞれの雨を、楽しんで頂けるのではと思

  • 綿糸で編む*Loop tee

    染め糸を始めてからというもの、市販の毛糸で編む機会というのが少なくなりました。 常に手元には大量の未染色ヤーンがあるので、必要な分だけその都度染められますから、あえて買い物をする用事がなくなってしまったというのが大きな理由でした。 ですが手染めの魅力は、色むらでの濃淡やランダムな色の出方になること。 その気まぐれな色の出方のお陰で、予測と違った表情が見られるのが編む楽しさになっています。 けれどそれは、色むらのない単色というのを染めるのは難しいという裏返し。 同時に数カセを染めるにしても、置いていた位置や順番で染料を吸い込む度合いが変わってしまい、少しずつ違ったものに仕上がってしまいま

  • 紡いで編む*スウェーデン編み人形

    1ヶ月遅れの話にはなるのですが、編み終えていたものの日々に追われてしまい、記事として書きそびれていたものの事を書こうと思います。 せっかく作ったものなのでね、やっぱり残しておきたくなりました。 何を作ったかというと、「スウェーデン編み人形」というお人形。 棒針編みの編みぐるみです。 Twitterのフォローさんが編んだものを紹介してらして、可愛い‼︎楽しそう‼︎と一目惚れしまして、作品の情報を教えて頂きました。 ニットデザイナーの三國万里子さんが編み方をご紹介している、以下の動画を見て編まれたそうです。 「ほぼ日刊イトイ新聞」さんが投稿されている「なにかをつくる30分間の動画

  • 2022年5月の新作

    新作手染め糸の販売のお知らせです。 現在展示品となっており、2022/5/30(月)pm8時からの販売となります。 染めた糸について、制作時の感想や色選びの背景などショップの商品説明欄の補足的な内容を残します。 染めタイプの特徴や詳細は、それぞれのリンク記事を参照下さい。 雨の降る毛糸(季節限定) 靴下向けの中央反転染めです。 しっとりと降る雨の情景を思い染めた、季節限定の糸です。 柔らかいベース色に雨粒に見立てた水色のアクセントが、糸端から中央に段階的に増えていく染めです。 このタイプを「降るシリーズ」としており、通年染めている「星の降る毛糸」を代表に季節限定ものとして、春の「花

  • 2022年4月の染め糸

    新作手染め糸の販売のお知らせです。 現在展示品となっており、2022/4/28(日)pm8時からの販売となります。 書き方を変えました こちらのnoteでは新作で染めた糸について販売日前に、制作時の感想や色選びの背景などショップの商品説明欄の補足的なまとめを書いてきました。 自分用の覚書にと始めたのですが、制作数が以前よりも増えた事で説明も重複な事柄が多かったり、長くクドクドした文になりがちでした。 そういった点を見直し、今後は簡潔なもので残していきたいと思います。 商品特徴等についてはリンクを貼りますので、ご興味を持って頂ける時にはそちらをご参照ください。 色背景などその時の制作

  • Repeat

    編み物がもっともっと楽しくなったらいいなと、色や染め方を工夫して制作しています。 そうして染めていたら、いろいろなシリーズが生まれました。 それぞれの良さを一つずつご紹介をしていこうと思います。 Repeatとは カセを半分ずつ2色で染めたものをハーフ染めと呼んでいるのですが、同じタイプの大カセ版です。 単色の部分、白地に色つぶの部分、編んでいくとこの2色が交互に出てくる糸です。 サンプルは2.25mm針で60目を輪で靴下のように編んであります。 約1段半ずつぐらいで色が交互に繰り返すようになりました。 編み幅によって柄は変わるので、ショールなど長い幅のものではまた違った印象にな

  • 染めて編む*Vega

    可愛いものばかり染めていると、ダークな色合いが恋しくなるへそ曲がりです。 春先からふわふわとした色合いが続いたので、自分用に重いカラーの糸を染めました。 小豆より赤くて、濃淡と焦茶のアクセントが渋い色です。 靴下を編むつもりだったので50g。 紺か黒っぽい別糸を合わせて、ピリッとしたメリハリで編もうと考えていました。 ところが糸ストックを見回しても、濃いと思っていたのは太さが大きく違うもので、丁度良いのは薄い青ばかり。 茶もピンクブラウンで良いのがあるのに、見るからに残量が厳しそうです。 これから染めようかとも悩んだのですが、すっかり編む気になっていたのを先延ばしにするのも萎えたので

  • 価格変更をします

    先月よりお知らせをしていますが、2022年3月販売分より素材の値上がり等に伴う価格変更を致します。 3月30日(水)が販売予定ですので、その出品から該当と致します。 (前月出品で在庫があるものは出品時の価格のままです) 昨年春にも一度値上げをさせて頂いているのですが、そのすぐ後にもまた材料費の変動となり苦しい制作は変わらぬままままでした。 続けざまの値上げは決意出来ずなんとか一年を送ったのですが、またここへきての変動はもう乗り越えることは耐え難く、値上げに踏み切る事を決めました。 もっと上手くやりくりをする術があったのかもしれないのですが、力不足で申し訳ありません。 また材料以外に

  • 「書く」を始めました

    使いやすいようにと棚の整理をしていたら、懐かしいモノが出てきたのです。 昔、継続購入していたフェリシモのカリグラフィー講座、インクとつけペンセットでして、15年くらい?いや、20年近いのではないのだろうかという品です。 毎月教材と共に、2色のインク、2種のペン先などが送られてくる講座で、コンプリートちょっと手前まで集めてありました。 やるぞ!と買い始めたものの練習にそんなに身が入らず、来月こそキャンセルが続いた状態でした。 どのセットが届くか分からないというのがウリの商品であったのですが、書きたいと思う字体とも違う回も多く、期待と違う内容が続くとがっかりも増しました。 しかし、それ以

  • 再販についてのこと

    新作販売を28日に終えたばかりなのですが、追加で再販品を販売致します。 2022/3/3 PM8時からです。 それに伴い再販についての考えを、ここへ残しておこうと思います。 設定ミスをしました まず、何故再販をこんなに早く再販を…と思われるかと思いますので、詳細を少し。 理由はとあるミスを私がしてしまったからです。 緑青(ロクショウ)という糸を出品しました。 銅の錆色をイメージして染めた糸で、割と反響を頂いておりました。 いつも新作販売の時は、BASEのシステムである日時設定機能を利用して展示出品をします。 とても便利な機能で、私がその時間何をしていても自動で販売に切り替

  • 2022/2/28販売分

    新作手染め糸の販売お知らせです。 現在展示品となっており、2022/2/28(日)pm8時からの販売となります。 星の昇る毛糸 夕空から夜空のグラデーションの中に、ぽつぽつと星のような黄色いアクセントが増えていく糸です。 靴下向けに中央を起点とした反転染めとなっています。 両端からそれぞれを編んで頂くと、同じような色変わりで両足分を編むことが出来ます。 今回は100gと50gを1カセずつ染めました。 100gはロングなソックスやレッグウォーマー向けですが、腹巻帽子やカウルなども面白く編んで頂けると思います。 50gはショートソックス(サイズにより別糸必要)、ハンドウォーマーなど楽

  • 紡いで編む*春待ちの靴下

    ソックヤーンでの靴下は何度も編んでいますが、そのうち自分で紡いだ糸でも編みたいなとぼんやり思っていました。 ソックヤーンというのは靴下編み用のウール混紡で、市販品の多くはウールに7:3や8:2などの割合でナイロンなどの合成繊維を併せているものです。 自分で紡げばこの素材も割合も自由自在。 「糸から考えて作る靴下」というのも楽しそうじゃないですか。 手紡ぎ糸で編むのはまた風合いも違うでしょうし、洗濯でのフェルト化もどうなっていくのか知りたいです。 なので、ウール100%の靴下から始めてみたいなと思いました。 メリノ100%を50gが空色に染めてありましたので、これを紡ぎました。 水色が

  • 2022/1/30販売分

    新作手染め糸の販売お知らせです。 現在展示品となっており、2022/1/30(日)pm8時からの販売となります。 (一点のみ抽選販売の品があります) 星の昇る毛糸 夜空と夕空のグラデーションベースに、星のアクセントが増えていく糸です。 中央を基点とした反転染めなので、両糸端から編み進むとほぼ同じ柄になっていきます。 靴下や2つで1組のものなどを想定して染めています。 左:抽選販売 右:一般販売 今回は2色です。 黄色く輝く色と、ホンワリとしたピンクの夕空。 いろいろと染めてきましたが、この2色がご要望の多い色かと思います。 毎回似たように染まっているように見えるかもしれません

  • 染めて編む*ピンクな手ぶくろ

    2022年、明けましておめでとうございます。 今年もめいいっぱい、染め糸・編み物・糸紡ぎなどなど沢山のモノ作りを楽しんでいきたいと思います。 どうぞ宜しくお願い致します。 この年末年始、皆さんはごゆっくり楽しまれたでしょうか。 私も例年より1日長いお休みをもらえたので、静かでまったりで過ごす事が出来ました。 今年も帰省組が居ないのでね。 まぁ、ゆっくりできる時にゆっくりしましょうというわけで、だらっと過ごさせてもらいました。 そんなだらっと休みなんですが、手持ち無沙汰になるのはつまらないので、手袋を編んでみる事にしました。 愛犬の散歩に出るのに、最近手が寒くて困ってたんですよ。 ハ

  • 2021/12/22販売分

    新作手染め糸の販売お知らせです。 現在展示品となっており、2021/12/22(水)pm8時からの販売となります。 星の昇る毛糸 当ショップで一番ご購入希望を頂いてる、夜のグラデーションと星のアクセントが楽しめる糸です。 靴下向けな中央反転柄です。 先日はこの糸で腹巻帽子を編みました。 編み進む様子をSNSでご紹介したところ、多くの方に見てもらえたようで嬉しいコメントやメッセージを沢山頂きました。 先月はその最中でも販売があったのですが、点数がとにかく少ないものですから買えなくて残念という状況になってしまいました。 有難いことですが、やはり多くの方へ手にしてもらえる手立ては多く

  • 抽選販売をしてみます

    編み進むと、夜空色の中に星のようなアクセントが増える毛糸を染めています。 星の昇る毛糸と名付け、多くの方にそのグラデーションとアクセントの編み地を楽しんで頂けました。 靴下向けにと染め始めたものですが、皆さん様々なアイデアでいろいろな作品へ利用して下さっています。 編み物はただ「編む」だけで勿論楽しいのですが、面白い色や配色で次の段はどうなるのだろうとワクワクしながら進める事が出来たら、きっともっと楽しいと思うのです。 私はそのスパイスの役割になれたらと思い毛糸を染めています。 飽きずに編み進められた、先が見たくてもう一段編んでしまった。 などといった嬉しいご感想も頂けているので、こ

  • 染めて編む*星の昇る毛糸で腹巻帽子

    「星の昇る毛糸」という名の糸を染めています。 糸端から編み進めると、糸色が夕空から夜空のへと変わっていきます。 そして、ぽつりぽつりと黄色のアクセントがあるので、それが1目程度の小さな星のように現れます。 糸変えすることなく平編みで見ると夜空に星が光るような編み地になる、という染め糸です。 こんな色の靴下があったら!と思ったのが始まりなので、ソックヤーンという靴下を編むのに向いた素材糸を使用し、靴下など2つで1組のものが揃った色変わりで編めるよう、中央で柄が反転するように染めてあるのも特徴です。 この糸は100gカセのものをナンバリングして販売していますので、その数が現在50夜になり

  • 2021/11/28販売分

    新作手染め糸の販売お知らせです。 現在展示品となっており、2021/11/28(日)pm8時からの販売となります。 星の昇る毛糸・星の降る毛糸 ご好評頂いている星のシリーズです。 左2つは夕空と夜空グラデーションに星がぽつりぽつりと光る「星の昇る毛糸」 右2つは段染めに星が増えていく「星の降る毛糸」です。 どちらも靴下など2つで1組のものを柄を揃えて編むことこを想定した染めなので、中央反転染めになっています。 星の昇る毛糸のグラデーションはこんな感じ。 糸端側が夕空色、糸中央に向けて夜が濃くなっていきます。 現在SNSで編み途中の腹巻帽子をレポ投稿しています。 星の昇る毛糸

  • 手紡ぎ糸で編む*Ode to Spring

    手紡ぎを初めて半年ちょっと。 やっと先月少し毛糸らしいと思える糸が出来ました。 原毛を手洗いして、ゴミを取って、紡いで…と、地道な手仕事をして出来上がった毛糸です。 糸になっただけでも嬉しいですが、やっぱり編んで生活の中で大事に使っていくのがベストかなと思いつつ、何に編み上げるか悩んでいました。 完成した2種の毛糸のうち白いチェビオットが112gあるので、これで冬の帽子を編みたいと思います。 紡ぐ手が不安定なので、細かったり太かったりと味わいのある糸に仕上がってます(笑) 一応目指していた太さのあたりで、WPIを測ってみたら並太の範囲でした。 良かった、ちゃんと思っていた範囲内で

  • 2021/10/14(日)販売分

    新作手染め糸の販売お知らせです。 現在展示品となっており、2021/10/14(日)pm8時からの販売となります。 EXメリノ ウェアなどを編むのに心地良いモチモチのEXメリノです。 中細タイプですのでドッシリとした防寒セーターにはなりませんが、室内でサラリと着心地の良いウェアに仕上がるかと思います。 勿論、小物や首周りの巻きものなどでもオススメです。 今回は2色のカラーで染めました。 それぞれ5カセずつ染めています。 冬森の湖 1色めは褪せた青緑色の糸です。 森の奥で冷たい冬の湖が、ひっそりと湖面を揺らしているようなイメージを染めました。 この冬の湖というイメー

  • 染めて編む*黄緑色のソックス

    これいいな!あれいいな!と思うパターンが沢山あるのですが、実際に編めているのはごく僅かなです。 編む手がもう少し早ければいいのですが、なかなか進歩せずにカメの歩み。 合わせて季節も移ろうので、常に他のパターンにも誘惑されてしまいます。 似合う糸のストックにもよるし、簡単に編み始められそうでいて作品として完成出来るものは僅かなのです。 そんな編みたかったのだけれどタイミングを逃してしまったパターンの中に、去年発売された毛糸だま冬号(vol.188号)に掲載された靴下がありました。 「ソックス沼に浸りたい」という、なんとも魅惑的な特集の中に紹介されている作品で、風工房さんデザインの「黄

  • 2021/10/17販売分

    新作手染め糸の販売お知らせです。 現在展示品となっており、2021/10/17(日)pm8時からの販売となります。 星の昇る毛糸 夕空から夜空に変わるグラデーションの毛糸です。 靴下など2つで1組のものを編むのに合うよう中央反転の柄で染めてあります。 中央には目印の別糸結びがしてありますので、そこから分けていただくとほぼ同じ柄で編めます。 今回は100g1カセ、50g2カセを染めました。 100gはロングソックスや腹巻き帽子などに、50gはショートソックスなど用にとお勧めしています。 さて。 この100g50gですが、がなかなか悩ましい数量です。 なぜなら一般的な手編み靴

  • 2021/10/10販売分

    新作手染め糸の販売お知らせです。 現在展示品となっており、2021/10/10(日)pm8時からの販売となります。 Gradation×ちびつぶ 2色グラデーションベースに、小さい色つぶのアクセントがある糸です。 1/3、2/3ずつのグラデーションになっています。 100g3点、50g4点を染めました。 靴下向けな中央反転染めなので、半量でカットしていただければ同じ柄が2つの糸になります。 染める度にいろいろな組み合わせの色にしていますので、毎回新しい発見が出来ています。 今回は中央のグレーと黄色の組み合わせが、特に気に入りました。 同じく中央、オレンジと紫が薩摩芋スイーツの

  • 綿の手紡ぎ練習

    今年初めて綿花を育ててみました。 羊毛で糸紡ぎを始めたら楽しくて楽しくて、他の繊維も紡いでみたくなり綿花の種を蒔きました。 栽培知識もありませんでしたが丈夫なようで、綿花はすくすくと育ってくれました。 収穫の秋が到来した現在では、2~3日に1個2個のペースで実を摘むことが出来ています。 種まきをしたのはGW頃なのですが、6月には収穫後の事を考えた準備を始めました。 気が早いですが一応収穫出来るつもりで植えたので、万全の体制で初収穫となる綿を扱ってあげたいのです。 既に羊毛用の道具は持っていますが、紡ぎ道具は繊維の太さで道具も種類が変わります。 とりあえず絶対必要なのが、

  • 洗った羊毛が毛糸になった

    刈り取った国産羊毛を購入して、洗うところから始めた羊毛。 ついに糸になる為のメイン工程「紡ぎ」です。 ここを終えたらもうゴールしたようなもの。 一苦労だったゴミ取りも、ここでの作業が綺麗に行える為に頑張りました。 楽しく満足いくように紡いでいきたいと思います。 最初からお読み下さる方は、以下の順で過去記事をどうぞ。 写真のものは、コームで梳いて整えたローヴィングです。 紡ぎやすい太さで、継ぎ足す事を気にしないでいいよう長い状態。 足元にカゴに入れ置きいて、引き出しながら紡いでます。 紡毛は動画なのでTwitterか

  • 梳毛と紡毛に

    初めて自分で洗った国産羊毛の、その後の進みを書きたいと思います。 夏に「吉田麻子羊毛店」さんの国産羊毛を洗うオンライン講座を受講し、ご丁寧に教えてもらいながら洗い作業をした、あの羊毛の続きです。 ゆっくり洗った毛はキラキラひかり、ふわふわと軽やか。 しっとりとした油分もちゃんと残っていて、心地良い触りの洗い上がりでした。 1人では温度やタイミングの取り方が難しかったと思いますが、オンラインとはいえ側で見てくれている先生がいるので、安心して行えました。 こうして洗えた羊毛を、今度は1人で毛糸

  • スパイラルソックスの爪先

    靴下編みに興味を持った方なら、皆さん一度は目にしているはずのスパイラルソックス。 私も「ベルンド・ケスラーのスパイラルソックス」という大人気書籍を数年前に購入しており、今年の春やっと編んで履く事が出来ました(笑) こちらがその編んだ記事です。 真っ直ぐ編むだけ!という簡単さに心を奪われたのに、こんなにも放置になっちゃって…とご紹介したSNSで私も寝かせてます!という声を多く安心しました。 簡単に出来て可愛いんですけどね。 爪先が絞ってあるのと、カカト位置が決まってない無いことの不安感でしょうか、躊躇いが起きちゃうのは仕方がないかなと思います。 それを乗り越え遂に「編

  • 染めて編む*one over f

    夏用のウェアを編みたいと思っていたのですが、綿麻系のストックが無くて、買おうか悩んでいるうちに8月を迎えていました。 ストックにあるのは中細のシルクウール。 秋用に7分袖くらいの服ならいいかもしれないと思い立ち、自分用の染めをしました。 茶にしようか。 紺にしようか。 グレーもいいな。 迷いながら手を動かしていたら、こんな色に染まりました。 好みが丁度よく混ざったので、渋カッコいい色です。 シルクの光沢が色にも変化を加えています。 ウォルナットの家具みたいな艶だったり、鉛筆の芯の色のように鈍く光ったり。 編み地をとても期待してしまう色です。 さぁ!良い糸が出来ましたが、

  • 綿紡ぎをしたくて綿花を育てる*その2

    糸紡ぎの為に、初めて綿花を育てています。 前回は種蒔きから花が咲くまで、5月から7月の様子を書きました。 今回はその後の、実が出来た様子から書きたいと思います。 可憐な白い花が萎んで10日後くらいに、こんな膨らんだ実がついている事に気がつきました。 やっぱりちゃんと受粉出来ていたのだと、ホッと胸を撫で下ろしました。 時期は7月後半です。 実は毎日1つ2つと増えていくので、パトロールも楽しいです。 晴れの日が続くようになってきて気温が上がり、朝夕と2回の水やりをしっかりやらないと葉が垂れるようになってきました。 水がとっても好きなようです。 虫除けになるので、葉の裏までしっか

  • 綿紡ぎをしたくて綿花を育てる*その1

    今年の2月、綿の種を買いました。 私は綿花というものは、ドライフラワーやリースのような乾いた状態ので見かける程度だったのですが、糸紡ぎを調べるていると、綿をご自身で栽培をされ紡いでいるというお話を、時折目にするようになりました。 プランターでも育てられるそうで、園芸屋さんでは苗が出ている時期もあるそう。 私も綿や麻といった植物繊維も紡げるようになりたいのですが、初心者の紡ぎは、羊毛で行う方が楽に出来るそうです。 綿花は育てつつ、その間に羊毛で沢山練習する。 そのうち庭で育てた綿花が収穫できたらなら、それを紡いで楽しもう。 そんな夢をみた長期計画です。 多肉植物はぼちぼち育てられてはい

  • ブレンディングボードでローラッグ

    完成した自作ブレンディングボードは、蝶ネジで締め止める土台足をつけてみましたが、引っ張りでかかる力に耐えてしっかり立っていられるでしょうか。 使い心地を試してみたいと思います。 ブレンディングボードとは、その名の通り羊毛を混ぜる為の道具です。 整えるために何度も梳くわけではなく、緩く混ぜる為に使います。 色違いの同素材を混ぜてもいいし、異素材をふわっと合わせるのも素敵です。 これを使い混ぜたものを丸め、棒状のローラッグにして紡ぎに使います。 この作業はハンドカーダーでも可能ですが、こちらの方が面が大きい分出来上がり量も多いです。 平らに大きく見ながら配置していけるというのが、とても

  • DIYブレンディングボード*後編

    数ヶ月前にブレンディングボードを自作していることをご紹介しました。 角度をつけ斜めに作業できる土台足の計画でしたが、部品の到着が遅いので本体の板部分だけを先に完成させていた内容でした。 待ち侘びていた蝶ネジはとっくに届いていたのですが、すっかり作業タイミングを逃したままでいました。 やっと、いつまでも放置してても…という気になり、土台足の作業再開です。 前回記事はこちらからどうぞ。 こちらが待っていた蝶ネジ。 ボードの裏に埋め込んだ鬼目金具に合うサイズM4の長さ3.5cmです。 こんな感じに切り抜いて、裏からネジを締めたいです。 ボードで羊毛を引っ張ると

  • Wool Combsがきた!

    先月、羊毛洗いのオンライン講座を受講して、我が家に合った国産羊毛の洗い方を教えていただきました。 オンラインという初環境で受ける講座なので初めは不安ありでしたが、実際にはお教室で行うのと変わらない?むしろそれ以上かな?と思うほど楽しい講座でした。 その講座で使用した300gの羊毛なのですが、初めてちゃんと洗えた羊毛ですので染めずナチュラルな色のまま紡ごうと思ってます。 そうなると、次の作業は解毛です。 洗っただけでは藁くずなどゴミが沢山毛に混じっている状態なので、これを毛を解きながら取って

  • メリノTOPと手作りDiz

    紡ぎやフェルト作品などで使う羊毛は、いろいろな毛の状態で販売されています。 初心者なので初めは何がどれやらわかりませんでしたが、ようやく理解ができてきました。 ・刈り取ったままの状態のもの→汚毛(グリースウール) ・洗った状態だが毛は整えておらずゴミも多少あり→スカード ・毛が同方向へ整えられゴミがほぼ無い→スライバー ・もっと整っていてゴミが全く無い→TOP こんな違いかと思います。 (スライバーとTOPと同じ扱いになっていることもありました) 練習で家に残っていた羊毛フェルトの毛を紡いでいますが、それは手芸店のパッケージに入った毛で綺麗に整ったものだったので、TOPであったと

  • 2021/07/30販売分

    新作手染め糸の販売お知らせです。 現在展示となっており、2021/7/30 pm8時からの販売です。 DK 暑い陽気の真っ只中ではありますが、ストックしていたDKを染めました。 定番ものの種類が増えてきてしまい、こういった違う種の糸を使うタイミングを見つけられずにいました。 いつもの素材糸は到着待ちでしたので、今こそが染めるチャンス!と用意しました。 DKは2種類持っていまして、防縮ウールタイプのものとメリノ100%のものです。 国産糸なのですがもう販売終了しておりますので、ストック分限りとなります。それぞれ2カセずつで4色染めました。 違った染めですが、いくつかは

  • 手紡ぎ毛糸*かぎ針編みの膝掛け

    初めて手紡ぎで作った毛糸なので、何か大事に使える品に仕上げたい。 そんな気持ちから、膝掛けをかぎ針編みで初めました。 作った糸のこと、編む模様など諸々のことは以前の記事でご紹介しております。 手紡ぎの糸が少ないのですが完成サイズは大きくしたいので、自分で染めた色糸は使用可能というルールを作り模様の途中で使っています。 紡いだ糸は青から緑落ち着いた色合いの中に、時折ポップな赤や黄色が見えるという静かな色遊び的な感じだったのですが、色糸が編み入ってた事でガラッと賑やかなに変わりました。 レト

  • DIY* Yarn Control Guide

    糸紡ぎ機での紡ぎを2度目の終えました。 完成の度合いや技術力はさておき、これで紡ぎ機や手の動かし方など基本的な一連の流れは経験できたかと思います。 その中で一番改善したいと思ったところは、糸の太さです。 このくらいで…と紡ぎ始めても、何故か進めるにつれ糸が細く細くなっていきます。 太めに!と意識していても持続するのが難しく、少しするとまた細く戻っているような感じです。 好きなのは中細なので、結果的には好みのものになるのですが、細糸ばかりしか出来ないというのも困ります。 どうしたら太さの揃う糸になるのかなー?と思いつつ、海外の紡ぎ道具サイトを見ていたら気になるものが目に入りました。

  • オンラインで原毛洗いを受講

    羊毛紡ぎにおける初心者の壁の一つで、原毛洗いがあると思います。 原毛とは刈り取った状態の毛のことをいいます。 洗い済みのもの、綺麗に整えてある状態のものも販売されてるんですが、洗うところから自分ですることが出来れば、工場に頼ることなく自分の手だけで作った糸となります。 羊を育てる、刈る、の部分は牧羊地などを持たないと無理な話なので、現在の自分には到底叶えられませんが、洗うところからだったらされている方も多いし、何とか頑張れるかもしれません。 ただ、その洗い方がとても繊細な作業です。 温度や動かし方を間違うとフェルト化してしまい、思うような柔らかな毛糸には紡げません。 私が最初にスピ

  • 手紡ぎ毛糸*ダンディ

    糸紡ぎ機の練習、2つ目の糸作りを始めました。 持っている羊毛フェルト用ウールは、先日の1作目で赤やピンクなどの明るめの色をほぼ使ってしまったので、ダークな色合いしか残っていません。 ナチュラルなグレーと茶、染色メリノと思われる紫、紺、緑、といった感じですので、渋めなダンディカラーな糸を作ってみようと思います。 紫、紺、緑で単糸を一つ、ナチュラルグレーと茶で単糸を一つ、それを合わせ双糸で完成とします。 袋に素材記載がない状態で購入しているのですが、カラーの糸はスーッとした伸びなので多分メリノだと思います。 ナチュラルのものはちょっと不明です。 ブレンディングボードの幅を3等

  • 手紡ぎ毛糸*2号完成

    糸紡ぎ機を使っての、初めての毛糸が出来たんです。 手紡ぎ機が来てから、まだほんの半月だと言うのに。 スピンドル手紡ぎをした時は紡ぐだけでもかなりかかったんですが、足踏みとはいえ機械の力って凄いですね。 スピンドル手紡ぎでの毛糸が第1号、今回作ったものが2号となります。 前回、自作のブレンディングボードでローワッグを作ったのをご紹介しましたが、実はその前にもハンドカーダーで同じようなローワッグを作っており、それを先に練習で紡いでいました。 外してしまうのも勿体無いので、その上からボードで作っ

  • DIYブレンディングボード*前編

    スピンドル紡ぎをしている時に、次の紡ぎの為に欲しい!と思っていたものがあります。 それがブレンディングボードです。 紡ぐ前に、羊毛などの繊維を好みに混ぜる為に使うものです。 前回のスピンドル紡ぎの時は、原毛を解す為の道具であるハンドカーダーを使いローワッグという細い筒巻き状の束を作りました。 このローワッグから紡ぐと、繊維同士が絡まりふわと空気を含んだ柔らかく弾力のある糸になります。 毛の長さの揃っていない状態のものが絡む紡毛糸です。 このローワッグを作るのに、ハンドカーダーよりブレンディングボードの方が量も沢山出来まし、広い平面で色混ぜる事ができるのは色のイメージがし易そうです

  • 2021/06/24販売分

    新作手染め糸の販売お知らせです。 現在展示となっており、2021/6/24 pm8時からの販売です。 雨の降る毛糸  5、6月の季節限定糸として、前回から販売を始めた「雨の降る毛糸」です。 降る毛糸は、段染めベースにアクセント色が段階的に増える糸です。 中央反転染めの靴下向けな毛糸です。 今回は100gが1点、50gが2点でのお色はこんな感じになりました。 前回の試作品なので色が違いますが、編み地は下記のようになります。 雨しずくの色は同じです。 雨の色を考えながら染めるのは、結構楽しかったです。 自分で決めた限定ルールですが、来年までお預けなのは

  • 憧れの糸紡ぎ機

    糸紡ぎに興味を持ってから、いつか糸紡ぎ機で紡いでみたいと憧れていました。 素敵ですよね。 カラカラと回転する糸車と、手からスルスルと伸び紡がれていく糸との静かな時間。 童話の世界に出てくる昔の道具、特別な技術を習った方が使う道具、というような認識でいました。 なので、こんなにもスピニングが人気があり、プロアマに関わらず糸紡ぎ機を愛用している方が多いとは思わなかったです。 編み物はずっと好きでいましたが、糸のその手前の状態の楽しさに気付かずに過ごしてしまったのは、勿体なかったなぁと思います。 羊毛フェルトも結構遊んだのに、その流れの中にスピニングがあったとは! 灯台下暗しですよ。 遠

  • 大事な糸はずっと大事にできる作品にしたい

    少々間が空きましたが、スピンドル紡ぎで作っていた毛糸の続きをしたいと思います。 今回は撚り止めから編むまでの話を書きます。 前回の様子は以下からどうぞ。 スピンドルで撚りを掛けていった糸は一本で単糸です。 これをもう1つ作り2本の単糸を撚り合わせ双糸にします。 単糸だけでは撚りが弱く戻りやすいです。 なので、2本を逆方向の撚りで合わせることでよりしっかりした糸になるそうです。 私も最初は単糸2本を作り…と目指していたのですが、編み作品として何か残したかったので、出来るだけ長い糸が完成出来るように単糸1本は購入したシルクウールを使うことにしました。 市販品ですが染めは

  • 染めて編む*スパイラルソックス

    靴下編みを始めた頃、絶対編むわコレ‼︎と思って購入した書籍があります。 「ベルンド・ケスラーのスパイラルソックス」 難関のカカトなしで、サイズも気にせずグルグル編むだけなんて、なんて素敵な靴下‼︎ ソックヤーンに馴染みの少ない頃だったので、美しい段染めの色柄にうっとりしつつページをめくっていました。 でも不思議なんですよ。 それほど簡単で編みたいと購入したのに、本棚に並べた途端スーッと気力が薄れてしまいました。 その頃3足目の靴下に取り掛かっていた頃でもあり、なんとなく目数や針サイズも好みが分かってきて、トゥアップの靴下でマチありはカカトも編みやすいんだな、などといったことに出会っ

  • おまかせ発送に変更します

    決心しました。 送料の選択をやめたいと思います。 現在まで、発送方法はお客様にご選択していただく形をとってきました。 1点ご購入の時はクリックポストを選んで下さい。 2点〜4点までは宅急便コンパクトで。 5点以上は宅急便です。 方法により梱包出来る数量が違うので、このようなご案内をしています。 しかし、実際にご購入いただく時は、新作の一斉販売がほとんどです。 有難いことではあるのですが、早い者勝ちのようなお買い物状態となる時間帯が出来てしまいます。 焦って送料を選ぶことを忘れてしまう。 当然です、そうなりますよね。 どこにあったか分からなかった。 そうなんですよ、小さいので初めて

  • 2021/6/2販売分

    新作手染め糸の販売お知らせです。 現在展示となっており、2021/6/2 pm8時からの販売です。 雨の降る毛糸 雨の季節です。 降る毛糸シリーズも雨を降らせたいと思います。 梅雨のジメジメっとした様子ではなく、しっとりと穏やかに眺められるような、しとしととした雨がいいです。 降る毛糸とは編み進めると、段階的にアクセントが増えていく毛糸です。 アクセントが増えていく編み地は、色が降るように見えるのでこのシリーズ名にしています。 また、中央反転染めにしているので両糸端から同じように色が変化します。 概ね同じような色変わりで、靴下などを編むことが楽しめる手染め糸です。

  • 染めて編む*Rumpelstiltskin

    桜も散り終わり、そろそろ夏の編み物をしたくなりました。 繊細で美しいレース模様が似合う足ではないのですが、何か綺麗なレースの靴下を編みたいなとRavelryを彷徨っていました。 ウールのソックヤーンで編むし、夏用なのでレースの穴模様が多い方がいいなと探しました。 思っていたより多くのパターンがヒットし、あれもいい!これもいい!と数日悩んでしまうほどでした。 その中で結果的に決めたのはverybusymonkeyさんのRumpelstiltskinです。 Rumpelstiltskin pattern by verybusymonkey Join Verybusy

  • 伝えたい事が伝わるように

    先日、BASEへショップ移転後で初となる新作販売を行いました。 minneから続けてご購入下さったリピーター様。 新しく染め糸を気に入ってご購入くださった新規のお客様。 たくさんのお客様がご注文下さりました。 有難うございます。 バランスの取れた販売をしたくて、移転を決意しました。 全てが一からの出直しになるのだから、売上が出なくても仕方がない。 そう覚悟していたものですから、こんなに沢山のご注文とはとても驚きでした。 この1ヶ月くらい、精一杯、やれるだけ費やしたんです。 正直逃げ出したいくらいでしたが、逃げなくて本当に良かったです。 100倍くらいの喜びをもらいました! 有難うご

  • 染めて編む*kujira Reversible

    染め糸のことばかりですが、編み物も少しずつしています。 本当に少しずつなのでノロノロですが、何も編んでいるものが無いのはちょっと辛くなるくらい編み物好きです。 2月くらいからずっと羊毛紡ぎに夢中になっていたのですが、それを進めている間も少々辛い感じでした。 今まさに自分の手から糸が出来上がっていく様子を見てるのに、編み物したいなー、何でもいいから編みたいなー、などと思っていました。 紡ぐ量も多かったし、染め糸も仕事もしながらなのでなかなか編み物と再会できる目処が立たなかったので、もういっそ編みながら紡ごうと靴下を編むことに決めました。 私は同時進行で編み掛ける、作るものを増やすとい

  • 2021/4/5販売分

    新作手染め糸の販売お知らせです。 今回より販売サイトがminneからBASEに変わります。 2021/4/5(月)PM8時以降に販売へと変更します。 Gradation×ちびつぶ グラデーションベースに小さな色つぶのアクセントが可愛い糸です。 糸端1/3、中央側2/3で色が分かれています。 100gはグラデーションの幅が長く、50gはギュッと縮まったグラデーションです。 これから暑くなるので、靴下もショート丈が多いかも? グラデーションを全部使いたい時は50gを選んで下さい。 カカトや履き口で10gほど別糸を合わせてもらうとハイソックが60g程度なので良いかと思います。

  • BASE店がNEW OPENしました

    昨日の4月1日、やっと新しいネットショップをOPENできました。 とりあえずな状態ではありますが、年度切り替えの良い日に間に合えてホッとしています。 note内のストア表示もBASEのものへ変更完了です。 年の初めに計画してから3ヶ月掛かっています。 改善の為の移転なので、かなり慎重になりました。 minneで沢山のお客様とご縁をいただいてきているのに、それをリセットしてしまうのですから正直怖くてたまりません。 新しい場に行っても、またご利用していただけるだろうか? 移転しますと伝えてからずっと不安な毎日を過ごしています。 それでも、私に出来るのは 良いと思えるものを作ること。

  • クリックポストにチェンジ!

    4月の販売から商品を値上げします。 経費削減もしたくて販売サイトも4月には移ります。 しかし、ただ値上げとなるだけでなく、お客様にとって少しでもお得になる事はは何かないだろうか?と探していたら、発送方法の新たな可能性を見つけました。 現在の発送方法 ご購入点数に合わせて、現在の選択肢を3種です。 レターパックライト ・全国370円 ・1点ご購入の場合に利用できる発送法 ・補償はないものの、追跡可能のポストお届け ・厚みの制限があるので、カセは結ばずに平らで梱包しています。 宅急便コンパクト ・minne販売では専用箱代込みで650円 ・中細でカセ結びのまま4点まで ・時間指定

  • 新しいお家はBASEにします

    2021年4月から販売をminne→BASEへ移動します。 年明けからどこのサービスを利用した移動が最適なのか、それはもう目を皿のようにして比べまくりました。 まだ構築中の為、新サイトへのご案内は出来ないのですが、どんな基準で選んだのかなどを書いてみたいと思います。 移動の理由 前回記事でも理由を書きましたが、一番大きいのはminneの販売手数料などが負担に感じるようになってきた事です。 ぽつぽつと販売している時には、それほど気にしないでいられたのですが、一定の販売ができるようになってくると、割高に感じるようになってきました。 材料費も上がる状況なので、どうにか経費は抑えたいと他

  • 引っ越しを決めました

    長くお世話になったのですが、引っ越しを決意しました。 ここ(note)は始めたばかりなんで、ここでもなく。 自宅は変えるわけにもいかないので、そこでもなく。 販売サイトの移転の話です。 今回はその理由なんかを書いていこうと思います。 現在、ハンドメイド販売サイト大手のminneを間借りして、染め糸の販売をしています。 染め糸を売ることに決めてすぐ申し込んだので、2017年の12月からのお付き合いです。 今2021年3月ですから3年3ヶ月、本当に長く販売させていただいてます。 私は自営業を手伝いながらの制作なので、ガッツリ染め糸だけというのは無理なのですが、宣伝やセールなどをしていな

  • 2021/2/27販売分

    新作手染め糸の販売お知らせです。 minneにて現在展示中、2021/2/27(土)PM8時以降に販売へと変更します。 【NEW】花の降る毛糸 新しいタイプの染め糸を作りました。 ご好評いただいている商品で、「星の降る毛糸」という糸を染めています。段染めの夜の色にアクセントの黄色が映え、まるで星が降るような編み地になるという糸です。 ここからヒントを得て、冬季限定の「雪の降る毛糸」という段階グラデーションのベースに白いアクセントが映えるものも染めました。今回は2月末の出品となるので雪はどうかと思い、代わりに春を感じるようなアクセントの増えるものを考えてみました。 春と言えば咲

  • 色を混ぜる

    羊毛からの毛糸づくりを楽しんでいます。 染色をした羊毛を紡ぎ始めるところまで記録を残します。 前回に続き、スピンドルを使っての手紡ぎを試しています。 羊毛は各色に染めて、ハンドカーダーで混ぜるべく用意をしました。 ハンドカーダーに、染めた羊毛を少しずつ配色してのせています。 黄色が目立つもの、赤がアクセントになるもの、それぞれ思うままに並べ厚くならないよう重ねました。 混ざり切らないよう、カーダーで梳いてローラッグを作ります。 カーダーで梳いた羊毛を、木の棒で取り細い棒状に丸めるのがローラッグ。 最初は極太の編み棒2本を揃えて持ち使って取ってたのですが、随分と細い巻き取りに

  • 紡ぐ練習

    自分で作る毛糸に憧れて、手紡ぎを調べつつ実践しています。 以前試したものの、よく理解出来ないまま放置してしまったので、これが再挑戦となります。 その時購入した羊毛を今度こそ毛糸にして編んでみたいので、今度はきちんと確かめながら作業を進めていこうと思います。 前回はその放置羊毛を染めてみたことを書きました。 フェルト化もせず、綺麗に色ものったので後は紡ぐだけなんですが、いきなり目当てのもので試すのも怖いので、手持ちの羊毛で毛糸になるまでの紡ぎを練習してみたいと思います。 手持ちの羊毛

  • 羊毛を染める

    糸を紡ぐ為のスピンドルを、収納棚から出してきました。 これは糸を手紡ぎする為の道具です。 毛糸染めを始めた頃、毛糸から自分で作れるならと購入し練習してみたのですが、どうも上手く出来なくてそのまま棚へ入れてしまっていた物です。 毛糸を作る材料は羊毛です。 動物やマスコットなどを専用針で造形する、あの羊毛を材料に糸に紡ぐことが出来ます。 染まっている羊毛も沢山売られていますが、自分で染めることも可能です。 羊の品種で毛も違うし、ヤギやアルパカなど他の毛や素材も合わせ市販にないよようなオリジナルな糸も作ることが出来ます。 糸作家さんの作り出すアートヤーンという芸術的な糸は、美しい色と

  • ビビのとんがり帽子を編む

    我が家には、可愛い可愛い毛むくじゃらな子供達がおります。 1匹はワイルドと天使の表情を使い分ける猫で、アメショのレオン。 もう1匹は犬というより鹿か猫ではないのかと思う、ミニピンのビビです。 (ミニピンを飼われている方なら、絶対頷いてくれるはず) そんなビビ子さんに、帽子を編んだのでその話を残したいと思います。 今冬は前倒しに寒さが始まったせいか、私の住むここ鹿児島では1月は極度な寒さも少なく、例年同様な穏やかな気温で過ごしました。 爽やかに晴れる日は少ないものの、雨もあまり降らず散歩も欠かさず出掛けています。 毎日の散歩には、近くの河口ぐちの土手道を歩きます。 桜島を眺めな

  • 染めて編む*SPECTOR

    染めたソックヤーンでトップダウンウェアを編んでます。 中細の糸なので冬の防寒には薄いですが、春秋には軽くて着心地の良いウェアになります。 防縮加工なので洗濯もし易く、扱いやすいことも良い点です。 普通は同じ染めにしたものを3〜4カセ使って編むのですが、今回私はグラデーションに染めて編んでみました。 パターンはRabelryからJoji LocatelliさんのSpectorを編みます。 しっかり模様編みが楽しそうだし、動きやすそうなウェアパターンです。 Spector pattern by Joji Locatelli www.ravelry.com

  • ここに書きたい

    作品の紹介をする場所を求めて、先日から新たにこのnoteを使い始めました。 以前から初めてみたいと思っていましたが、使う目的に合うのだろうかという不安があり躊躇っていました。 今日はそんな私がどうしてnoteを始める気になったのかを、綴ってみようと思います。 私は毛糸の手染め販売をしています。 市販の工場品は色の揃ったものばかりですが、手染めの糸は特徴ある色で一つしかない編み地が生まれます。 その美しさにハマり、自分で染め始めて販売を行うようになりました。 染めたものを多くの方へ見てもらいたい。 手染め糸で編む面白さも伝えたい。 そんな気持ちで多くの方へご紹介できる場所を探していま

  • グラデーション×ちびつぶ

    編み物がもっともっと楽しくなったらいいなと、色や染め方を工夫して制作しています。 そうして染めていたら、いろいろなシリーズが生まれました。 それぞれの良さを一つずつご紹介をしていこうと思います。 グラデーション×ちびつぶとは グラデーションの編み地にアクセントの小さな色つぶが現れる糸を染めています。 グラデーションは1/3の色と2/3の色の2色で構成しています。 靴下を爪先から編んだ場合、くるぶしまで使う量が1/3程だからです。 バランスよく編める量だと思うので、私の靴下向けのグラデーション染めではこの割合を利用しています。 ちびつぶはこの2/3側のグラデーションに入れています。

  • 段染め/Self Stripe Yarn

    編み物がもっともっと楽しくなったらいいなと、色や染め方を工夫して制作しています。 そうして染めていたら、いろいろなシリーズが生まれました。 それぞれの良さを一つずつご紹介をしていこうと思います。 段染め/Self Stripe Yarnとは 段染めはカセ状にした糸を部分的にいろいろな色で染めていく事で、編むと一定の色が繰り返し現れます。 輪の1周が1柄分ということです。 編み幅により柄の繰り返しがズレていくので、階段状の模様になったり、色が飛んで現れたりと、作品によりそれぞれの面白い編み地が生まれます。 ツクルコトの段染めはランダムな状態で染まっているので、柄の繰り返しがき

  • 星の降る毛糸

    編み物がもっともっと楽しくなったらいいなと、色や染め方を工夫して制作しています。 そうして染めていたら、いろいろなシリーズが生まれました。 それぞれの良さを一つずつご紹介をしていこうと思います。 星の降る毛糸とは この糸も夜空に星が増えるシリーズの染めです。 私のメイン作品とも言える「星の昇る毛糸」がグラデーションベースなのに対して、この「降る」は段染めをベースにしています。 段染めは編み地には濃淡やアクセントが出るけれど、一定の柄の繰り返しになるもので、グラデーションとは違う単一な色合いのものとなります。 「昇る」と同様にこちらの「降る」も編み進めると1目2目となるような星の

  • 星の昇る毛糸

    編み物がもっともっと楽しくなったらいいなと、色や染め方を工夫して制作しています。 そうして染めていたら、いろいろなシリーズが生まれました。 それぞれの良さを一つずつご紹介をしていこうと思います。 星の昇る毛糸とは 夕方から夜空へ変わるグラデーションをイメージして染めている糸です。 糸量の1/3が夕空、2/3が夜空の割合で染めています。 夜空側には編み進めると星のように見える、1目か2目分の黄色を入れてあります。 そして星は糸中央に向けて段々と数が増えていく様にランダムに染めています。 なので夜空に星が広がる様な「星の昇る毛糸」というわけです。 商品のタイプ 【靴下向け】

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