たこやき さん プロフィール

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たこやきさん: 新・たこの感想文
ハンドル名たこやき さん
ブログタイトル新・たこの感想文
ブログURLhttp://takotakotakoyaki.blog52.fc2.com/
サイト紹介文ミステリを中心とした書評と、アニメ・競馬予想のブログ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供390回 / 365日(平均7.5回/週) - 参加 2005/05/21 03:32

たこやき さんのブログ記事

  • (書評)彼女と俺とみんなの放送2
  • 著者:高峰自由自分に憧れ、ネット生放送に情熱を注ぐ千遥。相変わらず危なっかしい放送を続ける彼女のフォローに翻弄される俺、播磨巧翔。そんなある日、千遥のもとに、同じように生放送をする生主から、「会ってほしい」という連絡が入る。その連絡をしてきたのは、拓翔が生主だったころ、自分の妹分として自分を慕ってくれていた少女で……へー……ニコ生やっていると女の子が沢山知り合えるのかー。UstreamでのWEBラ [続きを読む]
  • (書評)蜜蜂と遠雷
  • 著者:恩田陸3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。ここを制した者は、世界最高峰のコンクールで優勝する、というジンクスが付きつつあるため、世界的な注目を集めつつある。そのようなコンクールへと集った面々は……第156回直木賞受賞作、2017年本屋大賞受賞作、と、注目される文学賞をW受賞した本作。個人的に著者の作品というのは、不可思議な世界観、その中での奇妙な出来事……と、どんどん魅力的な世界 [続きを読む]
  • (書評)ストロベリーライフ
  • 著者:荻原浩独立は果たしたものの、仕事が途切れがちになったグラフィックデザイナーの恵介。そんなとき、実家から掛かってきたのは2年前、喧嘩別れしたままの父が倒れた、との一報。久しぶりの実家で見たのは、収穫を間もなくに控えた父の作っているイチゴ。父の見舞いと共に、その出荷待ちのイチゴの世話をすることになる恵介だったが……著者の直木賞受賞後第1作になる長編作品。まず最初に、文体とかが著者のデビュー間もな [続きを読む]
  • (書評)夏をなくした少年たち
  • 著者:生馬直樹大人びた少年・啓。言葉の悪い雪丸。いつも妹と一緒にいる国実。そして、僕、拓海。小学校6年の夏、僕らは大冒険に行くはずだった。しかし、その冒険は想像を絶するような後悔として残った。それから20年余り、ある人物の他殺体が発見されたことを皮切りに、その事件が再び動き出して……第3回新潮ミステリー大賞受賞作。新潮ミステリー大賞、前回の受賞作『レプリカたちの夜』(一條次郎著)があまりにもぶっ飛 [続きを読む]
  • (書評)キラプリおじさんと幼女先輩
  • 著者:岩沢藍女児向けのアーケードゲーム「キラプリ」。周囲から白い目で見られつつも、そのゲームに情熱を注ぐ高校生・黒崎翔吾はある日、努力の末に勝ち取った地元ゲームセンターのトップランカーの座を、小学生の千鶴に奪い取られてしまう……第23回電撃小説大賞銀賞受賞作。これで、電撃文庫で出た今年の電撃小説大賞受賞作はすべて読了。バトルものとか、SFものとかあったけど、一時期、多くあったラブコメ系の作品がこれ [続きを読む]
  • (書評)臨床真実士ユイカの論理 ABX殺人事件
  • 著者:古野まほろ言葉の真偽、虚実を判別する能力を持つ本田唯花。彼女のもとに届く挑戦状。ABXと名乗る差出人の予告通り、Aという頭文字を持つ少年が殺害された。さらに、その一週間後、Bという頭文字を持つ人物が殺害されて……ということで、シリーズ第2作。著者のシリーズは何作か読んでいるのだけど、いつも思うのが、1作目は文章のクセなどにかなり戸惑うものの、2作目からこちらが慣れたのか、文章がこなれるのか、 [続きを読む]
  • (書評)おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱
  • 著者:オキシタケヒコ「ひさしや、ミミズク」 山中の屋敷、その座敷牢に住まう半身不随の少女・ツナ。そんな彼女のため、週に1度、「怖い話」を聞かせるのが僕の日課。そのために、怖い話の蒐集を続けている。そんな街に一人の男が訪れて……読み終わってみると、なんか凄かった(笑)山中の屋敷に囚われている少女に、毎週、「怖い話」を聞かせることを一つの日課としている僕こと瑞樹。ただし、その少女、ツナと会っていること [続きを読む]
  • (書評)ストレンジ・シチュエーション 行動心理学捜査官・楯岡絵麻
  • 著者:佐藤青南本駒込署のトイレで巡査が自殺した。そのころ、強盗殺人の捜査をしていた楯岡絵麻は、被害者遺族の血痕のついたTシャツをその巡査の自宅で発見する。彼の単独犯と思われた時、その巡査の共犯者を名乗る男が出頭してきて……(『信じる者は足をすくわれる』)など、4編を収録した連作短編集。一応、いつも通りに物語を貫く謎は存在しているのだけど……冒頭に書いた1編目は、いつも通り、この作品の世界観を印象付 [続きを読む]
  • (書評)魔導GPX ウィザード・フォーミュラ
  • 著者:竹井10日世界中の魔導士を運転手とした高速マシンによるレースの祭典ウィザード・フォーミュラ・グランプリ。それは、ドライバーとナビゲーターが密着し、Hな気分になればなるほどスピードが増すという特性を持ったもの。魔王を討伐したものの、その力を恐れられ、僻地の領主となった元英雄アーティスは、そのドライバーになって……著者の作品を読むのは、『10歳の保健体育』の2巻以来なので6年半ぶり。そちらは、エ [続きを読む]
  • (書評)マカロンはマカロン
  • 著者:近藤史恵下町の小さなフレンチレストラン「パ・マル」。変わり者ではあるが、抜群の腕を持つ三舟シェフは、同時に、客のもちこんだ謎も鮮やかに解き明かして……というシリーズ第3作の連作短編集。全8編を収録。このシリーズも久しぶり。前作を読んだのが2011年の3月だから、実に6年ぶり。でも、「こんな設定だったっけ?」みたいなことがないのは流石、というべきなのかも知れない。確か、こんな感じだったな、とい [続きを読む]
  • (書評)木足の猿
  • 著者:戸南浩平明治9年、維新間もない横浜の街。そこでは、外国人が立て続けに何者かに殺害され、生首が晒される、という事件が起きていた。江戸時代末期、殺された友の仇を討つため、脱藩して諸国を回っていた片足の男・奥井は、玄蔵という男から、その事件に仇討の相手が関わっていることを知らされる。そして、事件に関わることになるのだが……第20回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。かなり手堅い、という印象。物語は [続きを読む]
  • (書評)ネットメディア覇権戦争 偽ニュースはなぜ生まれたか
  • 著者:藤代裕之2016年、アメリカ大統領選で当初の下馬評を覆しトランプ氏が当選を決めた。様々な現象が当選に寄与したことは間違いないが、その中に、ヒラリー氏についての偽ニュースというものもあった。まさしく偽ニュースで世界が動いた瞬間と言えるだろう。一方、日本でもDeNAのまとめサイトで、根拠のない医学情報などが報じられてるとして大きな問題になった。このような偽ニュースがなぜ広まってしまったのか? W [続きを読む]
  • (書評)無法の弁護人3 もう一人の悪魔
  • 著者:師走トオル知り合いの娘がストーカーに悩まされている。伯父・酒井の紹介で、榊原という女性の相談を受けた本多。しかし、その相談から数日後、その伯父が、榊原のストーカーを殺してしまったとして逮捕される。事態を打開するため、阿武隈と共に伯父に接見する本多だったが……本来は、ここで一区切り、という予定だったというシリーズ第3作。まぁ、このあとも続編が決したらしいのだけど。ネタバレにはなってしまうけど内 [続きを読む]
  • (書評)虹を待つ彼女
  • 著者:逸木裕2020年、人工知能と会話、恋愛ができる人気アプリ開発をする研究者の工藤は、死者を人工知能化するプロジェクトに参加する。その試作品のモデルとして選ばれたのは、6年前、自らの開発したゲームと、ドローンを連携させ、渋谷の町中で自殺したゲームクリエイター・水科晴。晴について調べる中、だんだんと彼女に惹かれていく工藤だったが、そんな折り、「調査を辞めねば殺す」という脅迫が届き……第36回横溝正 [続きを読む]
  • (書評)イックーさん
  • 著者:華早漏曇今は昔、夢漏町幕府の頃、さる山寺にイックーさんという、たいそうイキやすい小坊主がおったそうな。そんな小坊主、イックーさんの活躍(?)を描いた短編集。全25編+αのエピソードを収録。なんて言えばいいのだろう……コレ……(汗)タイトルからわかるように、元ネタとしては『一休さん』。『屏風から虎』とか、『この橋渡るべからず』とか、そういうネタを下ネタへと変換している。ただ、『寿限無』などの落 [続きを読む]
  • (書評)美術鑑定士・安斎洋人 「鳥獣戯画」空白の絵巻
  • 著者:中山啓作者不明ながら、抜群の認知度、人気を誇る『鳥獣戯画』。その失われた部分とみられる十枚の断簡が京都の寺で発見された。日本中がその真贋に注目する中、その鑑定に向かった日本美術の重鎮・渋谷は不可解な事故死を遂げる。しかし、様々な鑑定人により、それは本物と鑑定され、その所有を巡ってオークションが開始されることになる……。そのような中、一応の鑑定にも加わった学芸員・安斎洋人は違和感を覚え……こう [続きを読む]
  • (書評)無貌の神
  • 著者:恒川光太郎6編の物語を収録した短編集。結構、色々なパターンの作品が収録しているのだけれども、個人的な印象としては、「時代の変遷」と、そこに住まう怪異という話が多くあるように感じる。例えば、江戸時代から明治への時代の中での物語を綴った『青天狗の乱』。長らく、幕府の流刑地であった伊豆の島々。その伊豆の島で、天狗の面をつけたものによる凶悪事件が頻発した……。面の魔力とか、そういう話はあるものの、時 [続きを読む]
  • (書評)危険なビーナス
  • 著者:東野圭吾「行方不明なんです、明人くん」 獣医である伯朗のもとに現れた女性・楓は、疎遠である弟の妻を名乗り、そして、弟が行方不明になっていることを告げる。彼女に頼まれ、資産家である弟の家族である矢神家へと近づく伯朗だったが、だんだんと楓に惹かれていって……うーん……なんか、色々な要素が含まれているけれども、それらが交じり合うことなく、バラバラに物語が進んでしまった、という感じがする。売れない画 [続きを読む]
  • (書評)今日から俺はロリのヒモ!3
  • 著者:暁雪「駆け落ちしてください!」 俺をヒモにしてくれた張本人である二条藤花の突如の告白。いくら何でも、小学生と駆け落ちなんて……とは思うものの・・・…うちのブログにおける検索ワードの1位が「ロリのヒモ」になっている我がブログ。数か月、積むことも珍しくない中、普通に購入直後に感想をUPするから、なんだろうな……。なんか、悪循環な気がする。いや、別に悪循環でもないか。一応、ネタバレしてしまうと、冒頭 [続きを読む]
  • (書評)白い衝動
  • 著者:呉勝浩小中高一貫校でスクールカウンセラーとして働く奥貫千早。彼女のもとへ相談に訪れた少年・野津秋成は言う。「ぼくは、人を殺してみたい。できるなら、殺すべき人間を殺したい」 奇しくも町で噂されるのは、かつて、3人の女性を強姦した上に執拗に暴行をした男・入壱要が出所し、近所に住んでいるらしい、というもので……あくまでも個人的な印象論なのだけど、著者の作品の魅力は何か? というと、私は「魅力的な謎 [続きを読む]
  • (書評)ヴァラエティ
  • 著者:奥田英朗単行本などに未収録であった作品、対談などを集めた短編集(?)あとがきによれば、「まとまらなかった作品」を集めたもの、とのこと。もうちょっというと、ボツ原稿とも言えるのかも知れない。1編目『おれは社長だ!』、2編目『毎度おおきに』は、脱サラし、広告代理店を立ち上げた男性を主人公とする話。現在の会社に不満があり、思い切っての独立。会社内で、仲の良い同僚を誘い……となるが、の1編目。そして [続きを読む]
  • (書評)F 霊能捜査官・橘川七海
  • 著者:塔山郁事件中に負った怪我による昏睡を経たことにより、霊の姿や声を認識することができる能力に目覚めた橘川七海。その能力を買われ、難航する未解決事件を捜査する「重要事案対策班」の班長となった彼女は、その能力を用いて事件捜査に当たり……という形での連作短編集。全4編を収録。霊を見ることができる存在が、その能力を用いて犯罪捜査を行う。こういうと何だけど、こういう作品自体は数多くある。小説ではないけど [続きを読む]
  • (書評)オリンポスの郵便ポスト
  • 著者:藻野多摩夫人類が火星への入植をはじめて200年余り。しかし、度重なる災害と反乱により、都市が寸断され、入植の希望も消え去っていた。そのような火星で長距離郵便配達員として働くエリスは、機械の身体を持つレイバーのクロを「オリンポスの郵便ポスト」へと届けてほしいという依頼を受ける。火星で最も天国に近い場所にあるという、そこを目指し、二人の長い旅が始まる。第23回電撃小説大賞選考委員奨励賞受賞作。あ [続きを読む]