――この話どこかで見たような? 子供の頃の懐かしさから一転して、不思議の世界に引きずり込まれて行く、目眩(めまい)に似た体験。「トワイライト・ゾーン」にようこそ。
――豪華キャスト、バーチャルワールドの深まる謎、テンポよく進むストーリー。のはずが裏目に出て、登場人物が多すぎ、バーチャルの意味不明、詰め込み過ぎで感情移入できないまま終わるモヤモヤ感。オッチョは少し出過ぎ、ここはカンナが主役だよ。(ネタバレ警告
――「伊集院雅子の生涯」彼女の人生そのものがドラマである。仲間由紀恵が良い。ふと見せる表情が怖いくらい夏目雅子。
――二時間ヒューマン・ドキュメンタリーならば文句なし。でもたとえパロディーでも良いから松本幸四郎に柳沢教授風に演じて欲しかったなぁ~
――時代を経ても色褪せない黒澤オリジナル版の凄さを改めて感じる。忠実で丁寧に作り上げたリメイク版は善戦したが、犯人や警部たちの人物像にもっと現代的解釈があってもよかった気がする。
――時をころがるお転婆少女・真琴の七転び八起きのやり直し人生。私は原作やNHK版や大林監督版よりも結構楽しめたけど。
――音痴でストーカー、ちょっぴり三枚目の田中麗奈の「おじさん改造講座」に、笑っている場合ではないと思わず背筋を伸ばしてしまった。
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