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2006/01/14

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  • 予想外の結果

    私の前のご家族が診察室から出てきてしばらくすると私の名前が呼ばれました。 今までの流れからすると肺がんであることは確実で、 問題は、 どのような種類の肺がんか? 転移はあるのかあればどこの臓器にどの程度か? 進行の度合いはどのくらいか? 手術は可能か?不可能なら治療法は放射線か?抗がん剤か? たぶん前回の診察の時の話の雰囲気からすると、まずは、入院して手術。 頭の中をそんなことどもが駆け巡…

  • 希望と絶望の入り混じる時間

    造影CTの翌々日が担当医師の診断の日でした。 実は、この専門病院で医師と直接会うのは、これが2回目でした。 初診の時、私のCT画像を見て結構厳しい顔で今後の予定を説明し、その後、提携クリニックでの検査、この病院での検査と診断のためのネタ集めで大体3週間くらい。これでやっと正確な病状が把握でき治療が始まる。あいまいで不安定な状況とも今日でおさらば。ここに入院すれば、今年の東京湾の花火は病室から見ら…

  • 造影CT検査

    ペットCTから5日ほどで、造影CT検査を受けました。 造影CT検査とは、静脈の中に「造影剤」を投与してより正確な情報を得る検査です。 と言っても、私自身、通常のCTと造影CTとのきちんとした違いは判りませんので、これも信頼できるところへリンクを張るようにしましょう。 検査自体は、通常のCTと大きな違いはないのですが、撮影の前に文字通りの造影剤を静脈に注射します。この造影剤は、腎臓を通じておしっこの中に…

  • PET/CT:ペット/シーティーと読みます。

    脳のMRI検査から1日おいて翌々日にPET/CT検査を受けました。 PET/CT:ペット/シーティーと読みます。 専門病院初診の時医師からこの検査を指示されましたが、私には初めて聞く検査名でした。医師も「ご存じですか?」と確認したことを記憶していますので、私や女房の顔にいかにも知らないという表情が現れたのかもしれません。 この検査が一般の人たちにどのくらい知名度があるのか知りませんが、周囲にこの検査を受けた…

  • 早く帰ってビールを飲もう

    専門病院の医師から指示を受けた最初の検査は、脳のMRI撮影でした。 私にとっては初めてのMRIです。 そういえば、最初の病院でのCTも初めての体験でした。 胸部のレントゲン撮影や胃のバリウム検査や内視鏡検査は経験していましたし、その程度の検査は「普通」の検査です。しかし、CTとかMRIなどは、「普通」と言えるレベルではなく、より「詳細」で、別の言い方をすれば体の状態が「やばい」ゆえに「詳細」に検査して、…

  • 専門病院初診から検査まで

    専門病院の医師はできるだけ早く検査ができるよう手配してくれたのでしょうが、それでも初診から検査までは12日間ありました。 この間、不安に苛まれ落ち込んでいたかというとそうでもなく、手術の後では酒も飲めないかもしれないと思い、銀座のライオンや赤羽の丸健水産など休日はひたすら飲み歩いていました。また、入院、手術でお金がかかると思い健康保険組合に「限度額適用認定」を申請しました。仕事はふつうに続けてい…

  • がん専門病院の診断と指示

    専門病院の担当医師は呼吸器外科の若い医師でした。 若くても結構切れ者といった感じの医師で、最初の病院の検査結果のデータでは不十分な点やその範囲で言える所見をかなりクールにはっきりと説明します。がんとはっきりとは診断しないのですが、方向としては、手術です。実施時期は、約1か月後。 手術のための詳しいデータをとるため、ペットCTと脳のMRI測定の指示。これは、この病院でもできるが現在満員のため提携ク…

  • がんの専門病院初診

    がんの専門病院初診は、梅雨があけるかあけないかの時期で小雨の降る寒いくらいな日でした。 病院は、国際展示場近くにありますので、展示会に来るときに看板はよく目にしていました。評判も聞いていましたので、信頼感は抜群ですが、逆に言うとここにお世話になるときは、結構シリアスな病状になってからだろうなとも思っていました。 今まで近くを通ることはありましたが、中に入るのは初めてです。 私は、最近はあまり…

  • 仕事はやめないで

    少なくとも、気管支鏡検査で入院となったころには、会社には、自分が肺癌かもしれないということは伝えていました。 後になって結果が分かってから、周囲から 「お前ががんとは思っていなかったよ」 などと言われますが、 本人の私は、正直、自分はがんだと思い込んでいました。 がんと仕事の関係が昨今盛んに話題になります。 がんと診断され、治療に専念するなどの理由で仕事を辞める。 といったことがいわれます…

  • がんの専門病院予約

    気管支鏡検査の結果は、退院から数日後、担当医の上司から告げられました。 私としては、手術に支障があるので禁煙を継続してくれなどと言われていたので、はっきりと「肺癌」と宣告されることを覚悟していたのですが、結果は「不明」 がんだとすると転移の可能性はあるかとのこちらからの問に 「私は、呼吸器内科医であり、呼吸器外科でないのでわからない」 との返答 わからないのなら、しばらく様子を見るというオ…

  • 禁煙継続

    気管支鏡検査は担当医の若いドクターが実施しました。 検査の結果は、退院の日告げられず、数日後の来院の時きちんと説明がある流れでした。 私としては、直接肺の中を見たのだから、結果はすぐわかるものと予想していたので、医者の腕に不信感持ったり、わかっているならはっきり言ってよ、とでもいうようなもやもや感を持ったりで、入院した割にはっきり感は最低でした。 退院の日、担当医が回診に来て言ったことの一つ…

  • どす黒い血の塊

    前回の診察から1日おいて入院、検査。 この検査は、肺にカメラを入れるので、相当苦しいイメージがありますが、個人的には想像していたほどではありませんでした。もちろん肺に異物入れるのですから、むせるような感じはあるのですが、麻酔投入でそのむせるような感じも結構抑えられていました。 私は検査中の映像を見たかったのですが、胃カメラと違ってそれは無理とのことでした。 検査の時間は、胃カメラと同じくら…

  • 気管支鏡検査

    気管支鏡検査とは、簡単に言えば、胃カメラのようなカメラを胃ではなく肺に入れて中を直接見ることです。 肺の中の組織を削って取ったりすることもあり、検査後経過観察が必要らしく1泊入院での検査となります。 この日は、先日のCTの結果に驚いた女房も病院に同行していて気管支鏡検査の説明の際にも私と同席して聞きました。ただし、CTであれだけはっきりと影が写っているにも関わらず、各種検査の結果がはっきりでないた…

  • 扁平上皮細胞:+

    また、1週間たち、担当医の当番の日に病院に行きました。 3日間の喀痰検査を聞くと、はっきりがんと言える結果は出ていない。 検査結果の一部を引用すると: 検査の内容などとして ・一般細胞診 ・左下葉結節影 ・・・とあり 所見として: 【細胞所見】 扁平上皮細胞:+ 腺上皮細胞:+ ・・・ などとなっていて、 所見として ・・・標本上に悪性所見を認めません。 とあります。 今なら冷静にこうした検査…

  • がんとお金

    今週(2016年6月4日号)の東洋経済、特集は「がん治療費の相場」、サブタイトルは「がんとお金」 そ…

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