信濃大門 さん プロフィール

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信濃大門さん: 思考の部屋
ハンドル名信濃大門 さん
ブログタイトル思考の部屋
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/sinanodaimon/
サイト紹介文 信州安曇野市有明山の山麓からの思索通信
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供77回 / 365日(平均1.5回/週) - 参加 2006/01/22 13:34

信濃大門 さんのブログ記事

  • 老いはピエロ
  •  休日になると昼間からカラオケ喫茶に出かける。昼間からお酒を飲むわけでもなく午後1時から午後5時まで1000円歌い放題で好きな歌を歌うのである。集う人は若者ではなく殆どが60歳以上の老人で、各地でこのようなカラオケスナックがあり、時々日曜日に大きなホー... [続きを読む]
  • 利己的遺伝子の意味するところ
  •  言葉による表現、そこには作者の思惟の結果が表されている。ソシュールの記号の恣意性という話に重なることだが、個人の知悉している言葉という記号をあれこれと分節化させ関心のある事柄や自分の思いを切り出す。 言葉の構成、思考の結論は、個々人の癖が作用... [続きを読む]
  • 人は、ことばを覚えて、幸福を失う。
  •  人間は言葉を使って自分の思いや考えを表現する。それぞれの持つ言語体でそれぞれの言語能力により喜びや、悲しみを表現する。同じ言語体の人々ならば言葉の概念を共有し意思の疎通を図ることができます。 社会の仕組みは言葉を使って説明できますし、法律は言... [続きを読む]
  • よい出来事は誰にも解る
  •  自然の破壊力には驚く。河川におかれた重機が大雨に警戒し、高く積み上げた土盛りの上においていたところ、増水した水は土盛りを削り重機を土石流の中に沈めた。 各地の大雨のニュースの中にそんな一場面がありました。その後台風は猛威を振るい北上し続けてい... [続きを読む]
  • 「させられ体験」が生み出す善
  •  つい最近、還暦という年齢の刻みを意識したばかりなのに、あっという間に更なる年齢を刻んできたことに気がつく。 巷には、何かにつけ悲憤慷慨する人々の声が聞こえる。田舎の山はいま松の赤枯れが急激に広がり、里山が赤茶色に染まってきています。 松の赤... [続きを読む]
  • 混沌から秩序成ること
  •  西田幾多郎先生は、 「善とは自己の内面的要求を満足する者をいふので、自己の最大なる要求とは意識の根本的統一力即ち人格の要求であるから、之を満足する事即ち人格の実現といふのが我々に取りて絶対善である。而して此人格の要求とは意識の統一力であると共... [続きを読む]
  • 正しいとは何か。
  •  私の住む安曇野市有明の宮城の陽の昇りは午前39分ころ。 今日は晴れるかそれとも曇りか。「良い天気」を望む人の大半は晴天の一日をイメージし、連日の晴天と真夏日に水田を潤す水を確保するため池の水量を心配するところに住まいする農家の人にとっては「悪... [続きを読む]
  • 自然・天然現象と述語の<私>
  •  森羅万象という言葉があります。目の前に現れている事物・現象のことをさし自然現象とか天然現象も含まれ、人為的な出来事もそこに含まれます。何事かが起こり何事かがある。漠然と盲目的に営む日々に自覚的に意識を向けると森羅万象というグローバルな感覚で世界... [続きを読む]
  • わたしはそう思うということ
  •  心理学の話で「ルビンの壺」という図があります。図と地の話で白黒の図形が、白の部分が壺に見えたり、黒色の部分が相対する人の横顔に見えるものです。 壺に見えているときには、相対する人の顔は認識されず、逆の場合も同じで、同時に壺や人の横顔は認識でき... [続きを読む]
  • 生命への畏敬
  •  ニョキニョキ、パカッと開いたタラの芽、各地で山菜のタラの芽の情報を聞きますが、ここ私の住む安曇野市穂高有明宮城のタラの芽の木にちょうど食べごろのものが現れはじめました。 タラの芽が開いている状態を擬音化(オノマトペ)して表現するのですが、実にこ... [続きを読む]
  • 朝食なる
  •  【ソウル時事】北朝鮮国営の朝鮮中央通信によると、朝鮮人民軍総参謀部報道官は14日、声明を出し、米原子力空母カール・ビンソンの朝鮮半島近海への急派などを「挑発策動」と強く非難し、「超強硬対応」で徹底的に粉砕すると警告した。 声明は「超強硬対応には... [続きを読む]
  • 我と汝・足元の小宇宙
  •  昨年の暮れNHKスペシャルで放送された、絵本作家の甲斐信枝さんの「足元の小宇宙」の再放送希望をする方が多かったとみえ最近再放送されていました。 この番組は大好きな番組の一つで録画も含めかなり見ています。何故にくり返し見ているのかと自己に問うて... [続きを読む]
  • 誰が答えを出していくのか
  •  4月入りました。100分de名著3月宮沢賢治スペシャル4回が終了し4月からは京都学派の哲学者三木清の『人生ノート』4回がはじまります。共産主義者とみなされ獄中止したことは周知のことで言及しませんが、三木清の生きた時代の場所的な視点からすればその時代は個人... [続きを読む]
  • 世界的自覚の時代
  •  先月下旬、松本平出身の唯物論哲学者で評論家の永田廣志氏が戦後(太平洋戦争)間もない頃に地方紙の文化欄に書いた「信州と西田哲学」という小論に接し、難解と言われる西田哲学を別視点から深く考えさせられています。 先に「人それぞれの絶対無、観念論」で永... [続きを読む]
  • 漱石の矛盾
  •  夏目漱石著『草枕』から。旅する主人公が片田舎の床屋に立ち入った場面での江戸は神田の生まれ出身の店主の風貌等から醸し出される滑稽さに春の長閑さを語る場面に「矛盾」という言葉が使われている。旧漢字で変換できない部分もあるが次のように書かれている。... [続きを読む]
  • 人それぞれの絶対無、観念論
  •  一か月ほど前に近隣の村の図書館の会議室で「信州と西田哲学」というタイトルの買いがありました。 会に参加し始めて知ったのですが、最近花伝社から出版された『永田廣志の生涯〜君なお生きて我らの中に〜』の永田廣志研究会の主催するものでした。「唯物論哲... [続きを読む]
  • 人の世
  • 夏目漱石の『草枕』の冒頭の言葉はあまりにも有名だ。 智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角この世は住みにくい。個人的に「もの」こだわり語れば、 この世はそういうものだ。という話になる。漱石はさらに言う。「人で... [続きを読む]