JackSpirit さん プロフィール

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JackSpiritさん: 花はどこに咲いているか
ハンドル名JackSpirit さん
ブログタイトル花はどこに咲いているか
ブログURLhttp://d.hatena.ne.jp/JackSpirit/
サイト紹介文『花はどこに咲いているか?Jポップで哲学する』の著者・西元和夫のブログ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供16回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2006/01/30 19:38

JackSpirit さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 痛みの恵
  • 痛いのに私は弱い。痛いのはイヤだし、避けたいし、末期ガンになって非道く痛むようなら、痛みを抜く処置だけはして欲しいとも思っている。 で、この年末だいぶ痛みにつきまとわれている。8月にもあったのだが、寝違えのような首の痛さから始まって首から肩、背中にかけて痛みやしびれが広がる。受診すると、椎間板ヘルニアのようである。 今回も同様のパタンなので、またなのだろうと思い、ぢき仕事納めでもあるし、来るのは正 [続きを読む]
  • 坊主が聖書を
  • 葬儀の後、棺に花を入れる時、亡くなった人の奥さんが外国人だったのだが、その一族が歌を歌い出した。私は読経をやめてその光景に見入った。やがて棺を囲んで輪になり、十字を切った。 遺体を焼いた後の還骨勤行の最後、法話の時に、私は聖書の話をした。あとで聞いたが喪主は入場した私の手に聖書を見いだし驚いたとのことだ。イエスの宗教者としての第一声であるマルコ1-15の一節を、浄土真宗に翻訳した。それから永遠の光が [続きを読む]
  • 人はいつ尊くなるのか
  • 「尊い命を大切に」ということがぼくにはよくわからない。命を惜しむということ、命が終われば私が終わり、それは「たったひとつの命だ」ということは、尊いということではない。2016/3/16のブログ《「全日本尊いいのちに感謝教」によって仏教は死んだ》のつづき。 命とは何か、命とは何を指すのか等の問いは、今は封じておいて話をする。 「無駄な命なんてない。」「生きてるだけで百点満点」。それで結構。生きてるだけなら1 [続きを読む]
  • 「吾輩は猫」の居るところ
  • 「吾輩は猫である。名前はまだない。」これほど有名な書き出しをもった小説も稀であろう。 名前がないということは、「猫」一般であって、あの猫その猫であって、この猫という特異性を持たないということである。名前がはりめぐっている人間世界に居場所がないということである。個体性がないということである。 「名前はまだない」、つまり人間世界に定位置を持たないまま、持たないが故に、人間世界を出入りし通過し洞見し語 [続きを読む]
  • 食べるとき歴史がおとづれる
  • 夕食に妻とパスタを食べに行った。ジェノベーゼが私は大好物である。ジェノバペーストをからめたパスタで、バジル好きだった私は初めてそのパスタを食べたときは感動した。いや、ジェノベーゼを食べてバジル好きになったのかもしれない。初めて食べたときのお店のジェノベーゼは、ジャガイモとインゲン、松の実という具で見た目は物足りないような、むしろ奇異な感じさえ受けた。しかし食べたときの驚き、満足感はたいそうなもの [続きを読む]
  • 子どもの言葉;何とはなく抱く思い・でも根本的
  • おぼうさんと ろくろくび (だまし絵・かくし絵・さかさ絵で遊ぼう! おもしろ妖怪、お化け紙芝居) 作者: みやざきひろかず 出版社/メーカー: 教育画劇 発売日: 2015/09/01 メディア: 大型本 この商品を含むブログを見る みやざきひろかず作「おぼうさんとろくろくび」という紙芝居を妻が買って来て読んでくれた。それを聞いた双子の娘が、絵がみやざきさんぽくないと言う。ワニくんやレベルフォーがみやざきさんっぽいの [続きを読む]
  • 広島平和記念資料館
  • 広島平和記念資料館に行った。広島へ行く予定は数ヶ月前からあったが、はからずも、今日本でもっともホットな場所となったと言ってよいだろう。 今回初めて音声ガイドの装置を借りた。展示してある解説以上の説明があり、私のような想像力の乏しい人間には大変よかった。数時間いて、疲れ切った。途中で退出しようかと思うほど、しんどかった。 [続きを読む]
  • 遠くなりにけり
  • 朝、洗面所で娘に「父さんは子どもだけん。でかくてひげがあるだけのこと。うちは大人だけど」などと言われた。そんなことを言う双子の娘が中学にあがった。そうなってから、気づいたことがある。小学校との距離だ。 全く意識はしてないのに、小学校の前を通るようなとき、小学校のあり方、立ち現れ方、存在感が全く違うのだ。 全く無関心那ものとして立ち現れる。存在感が、物質的な建物。そこに心はかけない。逆にそうなって今 [続きを読む]
  • あしたのための声明書
  • ひとはすぐ忘れるから。 震災の影で、言論統制につながる法案を通す人がいるようだから。 報道規制が着実に強まり、清原つかまえて朝夕報道させる裏で物事を行おうとする人がいるようだから。 安保法案が通ったころにネット上で見た言葉を、今、思い出しておく。 あしたのための声明書 わたしたちは、忘れない。 人びとの声に耳をふさぎ、まともに答弁もせず法案を通した首相の厚顔を。 戦争に行きたくないと叫ぶ若者を「利己 [続きを読む]
  • 友達に悩むすべての人へーー重松清「きみの友だち」を読んで!
  •                 友達って? 「みんな」って言うけどみんなって何?誰? そんなふうに考えちゃって悩んでる人、そんな風に自覚はしてないけどそんな事態に見舞われてる人、友達関係に苦しんでる人、いじめられて苦しんでる人、こういったひとたちに手渡したい本です。すべての学校の先生にも読んでほしい。ぼくも、これらの対象者の一人として、読んでよかった。  ぼくは「みんな」を疑っている。「みんな」は [続きを読む]
  • 「全日本尊いいのちに感謝教」によって仏教は死んだ
  • 創唱宗教と自然宗教という概念が今でも通用するのかどうかは、宗教学の研究状況を知らない私には分からないが、その装置を借りて話す。 自然宗教は、人が生きていると「自然に」出てくるもの、親を敬うとか先祖を崇拝するとかいうものを内容とするような宗教的な感情や社会的な儀礼などのことである。ムハンマドを知らなくても、仏陀なんて聞いたことなくても、社会の中で「自然に」身につき執り行われるものである。 今時で言う [続きを読む]
  • あきれた議員舞立昇治
  • ある弁護士の歓迎会で、あいさつに自民党の舞立昇治が立った。そこで、彼は以下のようなことを言った。「私は三権分立のうちの二権、立法と行政に関わらせてもらっている。それで、司法は苦手である。最近自民党は、安保法案などでも意見だとか何とか言われている。そこで、N弁護士にはあんまり四角四面に法律にこだわるのでなく、現実に起こってることを尊重して、現場ではいろんな事が起こるのだから、それに併せて法律を運用 [続きを読む]
  • 天使インフルエンザ
  • インフルエンザにかかったおかげで、大変な時間を恵まれた。 何にもしなくていい時間。時間を気にせず、いつまでを気にせず、何時間だって何度だって寝ていい。ずっと寝てていい。娘のこじんまりした部屋に隔離されているので、人は寄りつかない。なのにご飯は運んでくれる。家事も育児も仕事も一切せず、布団の中にいられる。こんな状態は正月だってあり得ない。こんな休暇は望んだって得られない。インフルエンザの功徳と言う [続きを読む]
  • 言葉がわからない電力会社
  • 「島根原子力発電所 低レベル放射性廃棄物のモルタル充填に用いる流量計問題に関する調査報告について」という、タイトルを見ただけでは何をするか分からない、中国電力主催の会にい行ってきた。このタイトルのわからなさは誤魔化しがあるからです。中電がそういう姿勢だってのがタイトルでわかっちゃうとは、おそまつ。操作ミスと、そのデータ捏造についての謝罪と報告の会、って言わないと何する会か分かんないでしょ。 1回目 [続きを読む]
  • 阿弥陀仏信仰とARBあるいは苦しいときの弥陀だのみ
  • 浄土真宗という宗教は親鸞を教祖と仰ぐ教団である。その宗教は修行をしない。あえて言うなら、法話を聞くことが修行である。そして法話を聞くことが一番大切なことだとする宗教である。なので、あちこちで法話を聞く機会がある。 講師は当然親鸞や阿弥陀仏についての話をするのである。布教使と呼ばれるある種のトレーニングを積んだ人が話をすることが多い。 しかし、聞いてていたたまれなくなって体をよじらせて我慢することも [続きを読む]
  • メリークリスマス
  • わが家にはサンタさんは来ない。寺に住んでるから、仏教徒だから、それらは理由の一つ。キリスト教徒でもないのにクリスマスを祝わなくてもいい、とも思っている。仏教徒ぢゃなかったとしても、そしてサンタの格好がコカコーラ発のスタンダードであることが象徴するように、もはやクリスマスは宗教行事ではないということを肯うとしても、天邪鬼だから誰もがやってるクリスマスはやらないだろう。 ついでに言うと、イエスは神の [続きを読む]
  • 力に依拠しない世界を
  • 「力」とは別の仕方で語ることの必要を感じは初めてからもう10年以上たつが、そういう言葉世界を開くのさえはかばかしくない。たとえば、聞くことが大事だというのを幼稚園でも語り続けているが、そこでつい「聞く力を育みます」などと言ってしまう。いやだなあとどこかで思いながらも、である。だいたい、聞くというのは力なのか。否。むしろ無力である。無力において展開し転がり出す世界である。力に約して語ってしまうと、結 [続きを読む]
  • 平穏無事なんて
  • 佐野洋子の「死ぬ気まんまん」という本のタイトルを見て、二番目の娘いわく。「おもしろいタイトル。死ぬのもいいと思う。もし、死んで地獄とかなかったら、目が閉じて暗いまま、息もなくて、焼かれてそして何もないなら、地獄とかあった方がいい。」平穏無事な日常なんて退屈で耐えられない。悪いことであっても、何か起きてくれる方がまし、という感覚だろうか。 [続きを読む]
  • 名月のもとで思う
  • 名月や池をめぐりて夜もすがら  芭蕉 池をめぐるというのだから、月を見ているのではなく、月がうつっている池を見ている、さらには月の照らす世界を見ているということであろう。夜もすがらというのだから、一晩中月をながめ、眺めあかすということであろう。私も以前は月をながめあかす人であったが、今やかなり「夷狄にひとし」くなってきている。 月見とは直接月を見るのではないということを、成就院「月の庭」から教わっ [続きを読む]
  • 棒倒し民主主義
  • 民主主義という翻訳はよくない。デモクラシーは民主政治であって、「主義」などと曖昧なことを言うから野放図に広がって薄まり、本質を見失うのである。僕は大学の時の先生にこのことを学んだ。しかるべき領域の言葉であり事柄であるという制約を確認しておけば錦の御旗のなることはない。この、効率の悪いシステムは、最高ではないが不可避である。 安保法案が参議院特別委員会で「可決」されたシーンをテレビで見られた方は多 [続きを読む]
  • 14歳の女子
  • 中学2年の娘と父親の関係というのは、一般的に言っても簡単ではない。うちの場合、二言目には「ウザ」「キモ」と言うのが常態であるが、二言目ではなく一言目であるとか、そもそも一言もないとか、それによって関係は相当違いがある。何を言われても即答の反論で、それが的を射てるのを見るにつけて、頭がいい子だと思う(学校の勉強はよくできるとはいえない)。その即答性に口の悪さが結びつくと、長所が短所になる。家族に対 [続きを読む]
  • 磁器アーチストの言葉
  • 「投げても届かない球は投げない。」ある女性が言った。ぼくは問うた、「投げ続けてたら届くようになるのでは?」。「それはない! 届くようになるまで待つ。」 へえ、と感心しました。あの、赤毛のアンのようなおさげと服装、網上げのブーツ、当時の「オリーブ少女」のニュアンスを加味したいでたちで、キャンパスをなぜか照れくさそうに前かがみで走り去っていく、そんな印象の少女が、こんなことを言うようになるなんて。 ベ [続きを読む]
  • 子どもの言葉―どこでもドアの行く先
  • 「どこでもドア」があったらいいなあ、と双子の娘たち。交通費かからないし、USJとか行くとき入場料払わなくてもいい。ドイツにも行ける。等々くだらないおしゃべりをしてるただ中で真剣なおたずねがこちらに向く。父さん、どこでもドアで地獄やお浄土も行けるだ?(行けるの?の境港弁) [続きを読む]
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