<タイ・バンコク(Bangkok,Thailand)>タイを初めて旅したのは、10年以上も前のことだ。まだBTSや地下鉄などもなく、ドンムアン空港から59番の赤・青バスに乗って、大渋滞の中数時間もかかってカオサンに向かった。タイ語はもちろん、ろくに英語も話せないので、車掌さんや周りの乗客たちに、地図を見せジェスチャーで示す。親切にいろいろ教えてくれるのだが、何度か間違ったバス停で下りてしまい、ようやくたどり着いたときは宿の値段交渉など出来る元気はなくなっていたことを覚えている。安宿は一泊70バーツのゲストハウスだった。そんなとき、鉄道はプラットフォームのアルファベットの駅名さえ見ていれば降りる駅を間違えることがないので、旅を終えてドンムアンへ向かうのに国鉄を利用した。その頃から比べると、バンコクの交通事情は大き...フアランポーン駅にて
<タイ・パガン島(PhanganIsland,Thailand)>静かな夜の海。寄せる波に、陸のイルミネーションが美しく映える。煌めきの海
<日本・大阪(Osaka,Japan)>路肩に咲いたヒメジョオン。その小さな花の上に、クモが静かに佇む。梅雨の合間に差した陽気のように、クモの「顔」もまた、穏やかに微笑んでいるように見えた。花の上で
<タイ・ラヨーン(Rayong,Thailand)>タイではトラックやバスに様々なペイントを施していることが多い。車体一面に描かれたバスを見かけた。フロントガラス全体にも絵が描かれていて、おそらくほとんど前が見えない状態で運転されているのではないだろうか?運転席前面のガラスにはひび割れもある。なにかに当たったのだろうか・・・車体アートとしてはとても面白いと思うけれど、僕自身はこのバスにあんまり乗りたくないと感じる。車体アート
<タイ・パティウ(PaThiu,Thailand)>「試しに吸ってみる?」そういって差し出された、地場産の「葉巻」たばこ。刻んだタバコの葉をパンダナスの葉に巻いたものだ。シガーや紙タバコのように洗練されたものではないが、素朴な香りがした。素朴な香りの「葉巻」
<タイ・パガン島(PhanganIsland,Thailand)>コップやボトルに直接口をつけることは、下品だと考えるタイの人々。ソイ(小道)に面した屋台の飲み屋などでも、夕涼みしながらビール瓶にストローを入れて飲んでいる姿をよく見かける。西洋人の客がほとんどのビーチのレストランでも、やはりビールにストローがついてくる。グラスのビールは、一気に泡ごと飲むのがうまいのだけど・・・ビールとストロー
<タイ・パガン島(PhanganIsland,Thailand)>サンゴ礁の内側の浅い海に、クロナマコがゴロゴロと生息している。海底に横たわり動きが緩慢なため、なじみのない人々にとってはほとんど動いていないように見える。そんな生きているのかどうかもわからないようなクロナマコ。触手をひろげて砂泥を食べ、そのなかの栄養分を食べているので、環境的に見れば、海底を浄化しているとも言えるだろう。鶴見良行氏が「ナマコの眼」で書いているように、東南アジア一帯では昔から干ナマコの原料として漁獲され、中国に向けて高値で輸出されてきた歴史がある。けれども今では、その資源は枯渇に近い状態だそうだ。そんなナマコがいる豊かな海が、そこには広がっていた。ナマコのいる海
<タイ・ラチャ島(RayaIsland,Thailand)>昼下がり。ひと仕事終えた水牛がのんびりと過ごしていた。水牛たちの昼下がり
<タイ・パガン島(PhanganIsland,Thailand)>「なに見てんだよ!」とでも言っているのだろうか。顔を真っ赤にして怒っているキノボリトカゲの仲間。遠くから見つけて脅かさないように近づいたのだが、どうやら見つかってしまったようだ。おっ!
<タイ・パガン島(PhanganIsland,Thailand)>力強かった太陽が穏やかになり、赤く染まって水平線に沈もうとしている。夕凪の干潟には波がたたず、まるで湖の岸にいるような錯覚にとらわれる。鏡のように水面に映るヤシの葉と夕焼け。気まぐれに吹く微風が葉っぱを揺らし、ヤシの葉の先端から水紋が生まれた。水面の鏡像が静かに静かにかき消されてゆく。夕凪
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