酔雲 さん プロフィール

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酔雲さん: 酔雲のほろ酔い気分で歴史夜話
ハンドル名酔雲 さん
ブログタイトル酔雲のほろ酔い気分で歴史夜話
ブログURLhttp://suwiun-an.seesaa.net/
サイト紹介文歴史について、気の向くままに書いてみます。
自由文「酔雲庵」(http://www.geocities.jp/suiun_an/
「沖縄の酔雲庵」(http://suwiun.hp.infoseek.co.jp/)も御覧下さい。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供53回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2006/03/21 21:38

酔雲 さんのブログ記事

  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 81.勝連グスクに雪が降る
  • 奪い取った越来グスクを叔父の美里之子に任せて、サハチ(尚巴志)は勝連グスクに向かいます。勝連グスクは深い霧に被われていました。サハチは兵を展開して、三つの門を塞ぎました。馬天ヌルがやって来て、手ごわいマジムン(悪霊)がいるとサハチに言います。サハチが馬天ヌルと話をしていると、サタルーとヤキチが現れます。朝早くから噂を流していた二人は、ウニタキが勝連グスク内にいると言います。ウニタキは山伏のイブキと [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 80.快進撃
  • 中グスクの城下には信じられない噂が流れていました。中山王が戦死して、中グスク按司も戦死して、できたばかりの首里グスクは奪われ、浦添グスクは焼け落ちて、今、大軍が中グスクに向かっているという噂です。中山王を殺して、首里グスクを奪い取ったのが誰なのか、一体、どこの大軍が攻めて来るのか、噂からはわかりませんでした。中グスクの留守を守っていた久場大親は、真相を確かめるために家臣の伊集之子を浦添に送ります。 [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 79.包囲陣崩壊
  • 中部の按司たちの兵が、島尻大里グスクの包囲陣から引き上げて行った事を知った、八重瀬按司のタブチは鬼のような顔をして怒鳴っていました。豊見グスク按司の兵が攻めて来ると、小禄按司、瀬長按司、兼グスク按司が陣を引き払って撤収して行きました。やがて、タブチのもとに中山王の若按司か率いていた中部の按司たちの兵が全滅したとの知らせが入ります。タブチは悪態をついて、包囲陣を解除して、引き上げます。島尻大里グスク [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 78.南風原決戦
  • サハチ(尚巴志)が首里グスクを奪い取り、浦添グスクを焼き討ちにした翌日、豊見グスクを包囲していたサハチの弟のマサンルーは東方(あがりかた)の按司たちにサハチのした事を説明して、豊見グスクから撤収します。島尻大里大里グスクを包囲していた中山王武寧の若按司のカニムイは島尻大里グスクの包囲網を解いて、中部の按司たちを率いて首里グスクを攻めるために向かいます。その頃、サハチは首里グスクの物見櫓から景色を眺 [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 77.浦添グスク炎上
  • サハチ(尚巴志)が首里グスクを奪い取った日の夕方、浦添の遊女屋『喜羅摩』では、早々と戦勝祝いの宴が賑やかに開かれていました。招待したのは侍女の頭を務めるナーサで、招待されたのは中山王の重臣たちでした。重臣といっても武将ではなく、政務を司つかさどっている文官たちです。夜も更けて、重臣たちがだらしなく遊女と戯れている時、若いサムレーが血相を変えてやって来ました。「大変です。グスクが燃えております」と若 [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 76.首里のマジムン
  • 1406年2月9日、島添大里グスクで、馬天ヌル、佐敷ヌル、フカマヌルによって、出陣の儀式が行なわれました。儀式が終わるとサハチ(尚巴志)の弟、マサンルーが100人の兵を率いて、糸数グスクに向かいました。サハチと父、大将に任命された重臣たちは運玉森に移動しました。運玉森には慶良間の島から来た1000人の兵が待機していました。サハチと父は「マジムン屋敷」で鎧を身に付けて、1000人の兵の前に立ちました。皆、「三つ巴」 [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 75.首里グスク完成
  • 首里グスクの完成の儀式が行なわれる2月10日の翌日、山南王のシタルーを攻めるとの出撃要請が、八重瀬按司のタブチからサハチ(尚巴志)のもとに来ました。サハチは大グスク按司と一緒に玉グスクに行って、東方(あがりかた)の按司たちと相談します。玉グスク按司のもとには中山王の武寧から使者が来て、中山王もタブチを支援するので、東方の按司たちもタブチを支持するようにと言って来たそうです。東方の按司たちは戦の準備を [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 74.タブチの野望とシタルーの誤算
  • 久し振りに馬天ヌルと娘のササと一緒に、年末年始を過ごしたヒューガは五日になると慶良間の島から兵の移動を開始します。サハチ(尚巴志)の父は慶良間の島には帰らず、孫たちと過ごしていました。正月の半ば、八重瀬グスクで婚礼があり、南部の按司たちは皆、集まりました。八重瀬按司のタブチの娘が中山王の武寧の四男に嫁いで行きました。山南王のシタルーも来ていました。糸数按司は何を考えているのかわかせない男でした。武 [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 73.ナーサの望み
  • ウニタキが望月党を倒してから、浦添グスクの侍女のナーサは「よろずや」にちょくちょく遊びに来るようになりました。ナーサは侍女を引退して、何か商売を始めようと思っているようです。長年、女たちを使っていたので、遊女屋ならできそうだと思うが、遊女屋に行った事がないので、どんな事をしているのかわからないと言います。ウニタキはヒューガの配下がやっている遊女屋「喜羅摩」に、ナーサを連れて行きます。ナーサは遊女た [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 72.伊波按司
  • 勝連の噂が飛び交っていた7月の下旬、大きな台風がやって来ました。島添大里も佐敷も平田もそれ程の被害はなくて助かります。ウニタキが調べた所によると、建築中の首里グスクの石垣がかなり崩れたようです。石垣の崩壊は中山王の武寧を激怒させ、崩れた石垣を担当していた石屋と人足たちは牢獄に入れられます。今年中に完成させて、来年の正月は首里グスクで祝おうと計画していた武寧は、怒りが治まらず、手抜き工事に関係してい [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 71.勝連無残
  • 永楽三年(1405年)の正月の末、シンゴとクルシの船が馬天浜に来て、サムとクルーがヤマトゥ旅から帰って来ました。3月の半ばには島尻大里で盛大な婚礼があり、南部の按司たちが勢揃いしました。サハチ(尚巴志)は島尻大里グスクに初めて入りましたが、グスク内には立派な建物がいくつも建っていて驚きます。婚礼の翌日、サハチはウニタキに呼ばれ、中グスク按司が何者かに殺された事を知ります。ウニタキは望月党の仕業に違いな [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 70.久米村
  • 11月に冊封使は帰って行きました。サハチ(尚巴志)は「まるずや」でウニタキと会います。ウニタキは、中山王の武寧と山南王のシタルーの間にすきま風が吹き始めたようだと言います。シタルーは明国の言葉がしゃべれるので、冊封使と仲よくしていたのが、武寧には気に入らなかったようです。首里のグスクが完成するまではシタルーが必要ですが、グスクが完成したら、武寧はシタルーを必要とはしなくなるだろうとウニタキは言います [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 69.ウニョンの母
  • ウニタキは浦添の「よろずや」にいるムトゥから信じられない話を聞きます。浦添グスクの侍女たちを仕切っているナーサが、ウニタキの妻だったウニョンの本当の母親だったというのです。ナーサは三十三年前、中山王の武寧に嫁いだ花嫁の侍女として八重瀬から浦添に行きます。ナーサの美貌は、当時十六歳だった武寧の心を捕らえ、武寧は花嫁よりも侍女のナーサに夢中になってしまいます。ナーサは妊娠してしまい、武寧は困って、花嫁 [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 68.冊封使
  • 1404年の4月、明国から初めて冊封使が来ました。中山王の武寧と山南王のシタルーは、冊封使を大歓迎して迎えましたが、サハチ(尚巴志)には関係のない事でした。その頃、サハチはシンゴの船に乗ってヤマトゥに行く弟のクルーと義兄のサムを見送りました。そのあと、八重瀬按司のタブチの娘が糸数按司の長男に嫁いだ婚礼に出席します。タブチの長男は先代の糸数按司の娘を嫁に迎えていましたが、糸数按司が代わったので、新たに同 [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 67.望月ヌル
  • 正月の下旬に、去年の夏にヤマトゥ旅に行ったサハチ(尚巴志)の弟のマタルーと従弟のマガーチが帰って来ました。サハチは二人から、対馬にいるサハチの娘のユキが、サイムンタルー(早田左衛門次郎)の息子の六郎次郎に嫁いだと聞いて驚きます。花嫁姿のユキはまぶしいほどの美しさだったと聞いて、サハチは今すぐにでも対馬に行きたいという衝動に駆られます。2月になって、サハチはウニタキに呼ばれて、島添大里城下の「まるず [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 66.奥間のサタルー
  • 奥間で生まれたサハチ(尚巴志)の息子のサタルーが婚礼を挙げる事になり、サハチはヤキチと一緒に奥間に行きます。奥間に着いた途端、サハチは襲撃を受けます。サハチを襲ったのは初めて会うサタルーでした。その晩、歓迎の宴が開かれ、サハチは奥間ヌルと出会います。「あなたが来るのをずっと待っていた」と奥間ヌルはサハチに言います。サハチは奥間ヌルに誘われるまま、奥間ヌルの屋敷に泊まります。サタルーの婚礼も無事に終 [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 65.上間按司
  • 久高島からの帰り、サハチ(尚巴志)たちは糸数の浪人者の襲撃を受けますが、サハチたちは簡単に倒します。ウニタキに呼ばれて「まるずや」に行くと、ウニタキは昼寝をしています。愛用の三弦(サンシェン)を娘のミヨンに取られてしまったと言います。明国では皇帝が代わったので、大勢の使者たちが琉球に来るようだとウニタキはサハチに知らせます。中山王の武寧は使者たちの宿泊施設の「天使館」を修築しているようです。来年には [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 64.シタルーの娘
  • 1403年、山南王のシタルーの娘、ウミトゥクがサハチ(尚巴志)の弟、クルーに嫁いできます。二人は島添大里グスクで婚礼の儀式をして、佐敷グスクの東曲輪内の屋敷に入りました。ウミトゥクはシタルーの三女で大グスクで生まれました。生まれた翌年、シタルーは豊見グスクに移り、ウミトゥクは豊見グスクのお姫様として育ちます。5歳の時、父は明国に留学して、8歳の時に帰って来ました。翌年、父は国場川で「ハーリー」を始め、祖 [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 63.サミガー大主の死
  • ウニタキが久し振りにサハチ(尚巴志)のもとに現れました。ウニタキはフカマヌルに骨抜きにされて久高島にいたと言います。フカマヌルに出会った瞬間、一目惚れをしてしまい、何をやっても手に着かず、フカマヌルと一緒にいたと言います。こんな事を続けていたらよくないと思ったフカマヌルはフボーのウタキに籠もってしまいます。ウニタキは男子禁制のフボーのウタキに入ろうとして、雷に打たれて気絶したそうです。その時、ウニ [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 62.マレビト神
  • 久高島から帰ったサハチ(尚巴志)は浮島(那覇)に行ってシンゴと会って、船が手に入らないかと相談します。島添大里按司になって領内も広くなり、家臣たちも増えて、ますます交易を盛んにしなければなりませんが、サハチは船を持っていませんでした。シンゴは「一文字屋」から船を借りる事ができると言います。来年に来る時、その船を一緒に連れて来てくれとサハチはシンゴに頼みます。島添大里グスクに帰ると馬天ヌルとササ、そ [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 61.同盟
  • サハチ(尚巴志)は東方の按司たちと相談して、山南王のシタルーと同盟を結ぶ事に決めます。佐敷グスクに行って、妹のマチルーに話すとマチルーは驚いて、部屋から飛び出してしまいます。サハチがあとを追うと、佐敷ヌルの屋敷に入って行きました。佐敷ヌルの屋敷には、今、馬天ヌルが娘のササと暮らしていました。マチルーは馬天ヌルに説得させて、山南王の長男、タルムイに嫁ぐ覚悟を決めます。サハチはウニタキに会うため、城下 [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 60.お祭り騒ぎ
  • 島添大里グスクを手に入れてから一月後、サハチ(尚巴志)は盛大なお祭りを行ないます。祖父のサミガー大主は孫のサハチが島添大里按司になるなんて、まるで夢のようだと喜びます。シンゴとクルシも船乗りたちとやって来て、お祭りを楽しみ、大グスク按司になった若按司と大グスクヌルもお礼にやって来ます。玉グスクの若按司夫婦と知念の若按司夫婦もやって来て、久し振りに兄弟が揃って、夜遅くまで騒ぎました。島添大里グスクの [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 59.島添大里按司
  • 島添大里(しましいうふざとぅ)グスクを手に入れたサハチ(尚巴志)は島添大里按司になりました。「5年後には浦添グスクを落とすぞ」と言って、父は慶良間の島に帰って行きました。佐敷グスクには平田グスクにいた弟のマサンルーが入り、弟のヤグルーが平田グスクに入りました。サハチが島添大里グスクを落としたという噂を聞いて、知念按司が血相を変えてやって来ます。知念按司はグスクの中を見て、凄いのうと感心し、わしらを [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 58.奇襲攻撃
  • 東方(あがりかた)の按司たちが引き上げたあと、グスクから外に出て来た島添大里按司のヤフスは疲れ切った顔付きで、ほっと溜め息をつきます。兵糧もなくなり、あともう少しで落城という所まで来ていました。ヤフスがグスク内に戻ると、東曲輪に避難していた者たちが城下に帰って行きました。一の曲輪の屋敷で、ヤフスはささやかな祝いの宴を開き、城下の者から贈られた酒を飲み、家臣たちにも配ります。疲れ切っていた門番たちも安 [続きを読む]
  • 尚巴志伝 あらすじと解説 第一部 57.シタルーの非情
  • 大グスクを攻め落としたサハチ(尚巴志)は半月振りに島添大里グスクに戻って来ます。ファイチが考えて作った高い櫓がいくつもありました。誰かが大グスクに偵察に来て、真似をしたようです。島添大里グスクを包囲してから一月が経って、お互いに攻撃する事もなく、ただ見張っているだけでした。兵たちは皆、疲れ切っていて、サハチが復帰した事によって、交替で兵を休ませる事になりました。サハチは櫓に登って、島添大里グスクの [続きを読む]