藤十郎 さん プロフィール

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藤十郎さん: 文楽と聴覚障害に生きる
ハンドル名藤十郎 さん
ブログタイトル文楽と聴覚障害に生きる
ブログURLhttp://tohjurou.blog55.fc2.com/
サイト紹介文文楽を愛しながら、病気で聴覚障害になりました。そんな視点からこの芸能と障害について書いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供365回 / 365日(平均7.0回/週) - 参加 2006/04/09 08:27

藤十郎 さんのブログ記事

  • 九月は東京で
  • 東京にはずいぶん長く行っていません。交通費が出せないのでどうにもなりません。以前は仕事場から出たお金で「出張」という名目で行ったのですが。毎年9月には文楽を観て、上野の国立西洋美術館や東京国立博物館などをはしごして、両国あたりを歩いていました。両国は江戸東京博物館、吉良邸跡、回向院、相撲部屋(笑)など何度も歩きました。深川のほうまで足を伸ばしたら芭蕉庵跡にもお邪魔しました。また行ってみたいものです [続きを読む]
  • はなのつる
  • 朝顔を見ていて、よくもあれだけうまく蔓を伸ばすものだと思います。何かあれば絡み付いて上へ上へと伸びていく。人間も同じようなものかもしれません。私は窓にネットを用意しておらず、朝顔には苦労をかけています。なにしろはじめて朝顔を育てたものですからまるで要領がわからず、ネットもどうしようか迷っているうちに蔓が伸びてきたのです。今は実にお粗末ですが、    麻ひもに絡まってもらっています。それなりに元気に [続きを読む]
  • 葦の片葉(1)
  • 難波の葦は伊勢の浜荻。ものの名はところによって違います。というと何やら落語のマクラのような言い方ですが、この「葦」という植物に関心を持ってきました。とはいえ、子どものころから植物についてはまったく無知で、桜と梅くらいしか区別できなかったくらいですから、葦と言われてもよくわかりません。「あし」は「悪(あ)し」に通じるのでわざと逆の意味の    「よし」と読みかえることもあります。「芦田」と書いて「よ [続きを読む]
  • 風呂桶を
  • 昨日の朝は大変でした。5時半頃、外に出るとポツポツ雨が降っていました。「あれ、今日は雨?」と思った程度でなんとも思わず出かける準備。次に外に出た時はかなり強い雨でした。朝顔に水遣りしなくていいな、とのんきなことを思っていました。ところが家を出てまもなく    土砂降りに。どうやら雷も鳴っているらしく、灰墨色の空が時折り明るくなります。家を出てしばらくした交差点ではもうワイパーをフルに動かさないとど [続きを読む]
  • 夏休み中盤
  • 小学校では夏休みも終盤になりますが、大学はまだ休みに入って2週間くらい。私は「補講」が9日で終わりましたからその意味ではまだ1週間しか経っていません。授業が始まるのはいつか知りませんが(笑)、9月下旬とすると、あと1か月くらいです。9月初めからにすればいいと思うのですが、ダメなんですかね。1年全体のスケジュールが10日から2週間早められたら何かと楽になり、教育効果も上がると思うのですが。それはともか [続きを読む]
  • メールしてる?
  • けっしていいことだとは思っていないのですが、あまり他人様と交流がありません。友人といえる人は本当に少ないです。もともと人付き合いがうまいほうではありませんが、最近はさらにそれがひどくなっています。仕事場で話すのはほぼ学生のみ。仕事関係の人は挨拶程度とか、ごく事務的なこととか、そんなものです。結局文字でのやり取りがわずかな交流ということになります。文字のやり取りですとほぼ互角の関係で話せますから、私 [続きを読む]
  • 北条政子の憎しみ
  • ずっと「うはなり打ち」の勉強をしています。浮気などしようものならいかにも怖そうな奥さん、言い換えると嫉妬深い女性というと、仁徳天皇の妻である磐姫(いわのひめ)がいます。平安時代の貴族の妻は一夫多妻を認めざるを得ない時代に生きていましたが、それでも嫉妬はします。『源氏物語』の紫の上も光源氏が四十歳になって新たな妻を迎えたとき、激しく怒鳴るようなことはしませんがひっそりと涙を流すような嫉妬をするのです [続きを読む]
  • 悩める学生
  • プライベートなことになりますので詳しくは書きませんが、ある学生さんからかなり深刻な悩みを打ち明けられました。よく言ってくれたと思います。私もいろいろ経験してきましたので、いくらかはこういう人に話せなくはないと思っています。メールや手紙のようなもので話してくれるのですが、最初にそれを書いてくれた時はかなり精神的に落ち込んでいたように見受けられました。その後も泣きそうな顔をして話して(書いて)くれたこ [続きを読む]
  • あさがおのかんさつ(7)
  • 『枕草子』「草の花は」の段には「草の花は、なでしこ、唐のはさらなり、大和のもいとめでたし。女郎花、桔梗、朝顔、かるかや、菊、つぼすみれ」とあります。唐撫子や大和撫子を代表格としたあと、女郎花以下の花を挙げています。また、『枕草子』では夕顔に関して「花の形も朝顔に似て」として、朝顔と夕顔をともに鑑賞した当時の人々の様子が伝わります。夕顔はウリ科で実が大きくて、清少納言は、その点だけは    「いと、 [続きを読む]
  • ふらつき
  • ずっと体調が悪くて、3分も続けて歩くのは無理、という日々でした。しかし、7月に病気をしてその治療に使った抗菌剤がピタリで、歩けるようになりました。8月5日の文楽劇場およびだしまきの夕べでは、三か月半ぶりに長い距離を歩きました。この日は朝から仕事場に行き、土曜日で誰も来ないのを幸いと共同部屋をベースキャンプにして図書館に行き来しました。この図書館、四階まで階段を昇るのです。この三か月は業務用エレベー [続きを読む]
  • お盆休み
  • 今日から16日まではお盆休みです。仕事場も閉まっているようですので、家で暑さと戦いながらできるだけ勉強します。私の家ではお盆になるとオガラを焚いてご先祖様をお迎えして、またお見送りするというしきたりがあります。今でも母親はそれを守り続けています。とてもいいことだと思います。人の一生は短いもので、実際は先祖からずっと    繋がって線状になっているような気がしています。私はその線の一部に過ぎないので [続きを読む]
  • ひの字
  • 七夕の日に願い事を書くのは短冊ですが、今でも梶の葉に書く習慣のあるところがあります。京都の冷泉家では盥に梶の葉を浮かべて「天の川を渡る舟の楫(かじ)」と見立ててそこに映った星を見るという風雅なこともなさるようです。あの梶の葉というのはなんとも独特の形をしていて、それゆえに    紋に用いられることが少なくないようです。ネットでちょこっと調べただけですが、「外割抱き鬼梶の葉」「抱き梶の葉」「細輪に梶 [続きを読む]
  • 夏休みの宿題
  • この夏も宿題がいろいろあります。自分を律するためにあえて書いておきます。これだけはしないとダメだよ、と。ひとつは源氏物語の原稿で、これはすでに書き終えて送りました。原稿としては、もうひとつ、論文というほどではないのですか、    覚え書としてまとめておきたいものを書きます。まだ何もできていませんので、締切までの一か月、頑張ります。そして、もうひとつ、何とかして    創作浄瑠璃を書きたいのです。そ [続きを読む]
  • 2017年文楽夏休み公演千秋楽
  • 暑い大阪の文楽夏休み公演が本日千秋楽を迎えます。例によって子ども向けの「親子劇場」、通常公演並みの昼の公演、コンパクトなサマーレイトショーの組み合わせ。「夏祭」はサマーレイトショーに入れると住吉、三婦内、泥場だけになってしまうので物足りないという声もありますが、2時間ほどで終わる番組を作るのはなかなか大変だろうと思います。昼の部に入れたら「道具屋」なども上演できますが。このあとは内子座などを経て9 [続きを読む]
  • 土曜日の図書館
  • 先日、久しぶりに土曜日に仕事場に行きました。授業はありませんのでめったに人はいません。行ったからといって手当がつくわけではない(笑)のですが、どうしても図書館がすぐそばにある状態で仕事がしたかったので行きました。土曜日の図書館はだいたいひとりだけ    司書の方がいらして、なにやら仕事をしていらっしゃいます。私は別の共同部屋に荷物を置いてそこのパソコンを開いて何としてもこの日に目鼻をつけておかねば [続きを読む]
  • 第37回だしまきの夕べ
  • 昨夜は大阪市中央区千日前1丁目の福家さんで37回目となる「だしまきの夕べ」がおこなわれました。私は七月の病気もあって、行けるかどうか不安でしたが、思いのほか体調がよくなりましたので、もしチケットが残っていたら行こうかなという気になりました。で、早速文楽劇場のチケット状況を見るとあまりいい席はありません。やはりだめか、と思っていたのです。ところがその翌日にもう一度見てみると、またまた5列目の真ん中が戻 [続きを読む]
  • 哲学者からのアンサー
  • 昨日の朝日新聞「折々のことば」に掲載された呂太夫さんのことばは  泣く時はほんまに泣いてしもたらあかんねんな、  ちょっとボケ気味に、とぼけるように言うほうが  悲しみは表現できるもんやというものでした。鷲田清一さんがどういう過程を経てこの文章をお知りになったのかは存じません。編集者さんのお勧めがあったのか、どこかで鷲田さんが読んでくださったのか。鷲田さんと呂太夫さんは接点はおありだそうですので、 [続きを読む]
  • 折々のことば
  • 朝日新聞朝刊の1面に哲学者の鷲田清一さんが連載されている「折々のことば」。私もわりあいにまめに愛読しています。鷲田さんのおっしゃることは私の考えに合うことが多く、しばしば    わが意を得たりという気持ちになります。大岡信さんの「折々のうた」もそうでしたが、こういう短い文章を書くのはとても難しいものです。4000字書けといわれるほうがどれくらい気が楽かわかりません。かなり先までの予定原稿ができてい [続きを読む]
  • 梅干
  • 庭に梅の古木があります。私が物心ついた時はもうありましたから相当古いです(笑)。この木は実をつけてくれますから、花と実と両方楽しめます。この2年は梅酒と梅シロップを作りましたが、いつか    梅干も作りたいな、と思っていました。今は造り方などすぐに調べられますからありがたいです。紀州の梅園の方がいくつもホームページを開いていらして、そこに丁寧に方法が書かれています。何事にも不器用な私でも、何とかで [続きを読む]
  • 前期の仕事納め
  • 7月に休んだ分の補講を8月、7、8、9日にするようにいわれ、7日が台風で中止になったため、今日に振り替えとなり、やっと今日、すべてが終わります。補講には来てくれた学生さんもあり、彼女たちとは楽しく(彼女たちは楽しくなかったでしょうが)話せました。明日はもう一度仕事に行って、これで前期もやっと    仕事納めです。来週は水曜までお盆休みですが、その期間は家でできるように資料を持ち帰り、お盆明けはもう [続きを読む]
  • 2017年幼稚園における文楽人形劇(5)
  • お弁当を食べながらの反省会でした。一人ひとり思ったことをお話しになります。ひとつのことを成し遂げたという満足感は持っていただけたようでした。どういうことをおっしゃったのか、こまかいことはわかりませんので、後日幼稚園から送っていただいたみなさんの感想文をいくらか掲載しておきます。こういう場合、めったに悪いことは書かれませんので、そこは私もうぬぼれないように読みたいと思っています。★子どもたちのリアク [続きを読む]
  • 2017年幼稚園における文楽人形劇(4)
  • おはなさんは苦しみ悶えています。モグリンとごんべえさんはおろおろするばかり。その時です!「これじゃありませんか!?」という声がしました。なんとステッキを持って登場したのは    園長先生でした。園長先生のおかげでステッキが見つかり、モグリンは魔法を使うことができました。しかし、モグリンだけの力ではうまくいかず、ここで園児たちに「みんなも大きな声で言ってください」とお願いするのです。魔法の呪文は   [続きを読む]
  • 2017年幼稚園における文楽人形劇(3)
  • カッパのお話は「カッパはどこにいるのか」「おさらの秘密」「変身の方法」などで、それらをクイズ形式で問いかけて頭に残しておいてもらいます。変身は    シダの葉っぱを頭に乗せるという形を採用しましたので、シダを知らない園児のために(多分ほとんど知らない)、写真を見せたりして記憶に置いてもらいました。さて、前半の解説はこんな感じでしたが、司会を担当してくださった方がテンポよくしてくださいましたので順調 [続きを読む]
  • 補講の謎
  • 病気で休講しました。人間ですから、たまにはこういうこともあります。しかし「休んだら必ず補う、それが教育というものである」という立派な建前があって、休んだら必ず補講しなければなりません。私が学生のころは、まず補講する先生はいませんでした。それどころか、休講だらけの先生がいて、掲示される休講もあれば「来週休むから」というひとことだけで公的にはナイショの休講もありました。半期の授業は10〜13回。実にアバウ [続きを読む]
  • 第37回だしまきの夕べ(予告)
  • 来週の土曜日、つまり8月5日は恒例のだしまきの夕べがあります。前回から会場が変わりましたが、今回もまた同じ福家さんでおこなわれます。『夏祭浪花鑑』の余韻を持ちながら、どうぞ暑い夜をこちらでお過ごしください。私は七月後半の病気の余韻(笑)で、またまた行けるかどうかわかりません。もうしばらく様子を見ます。集合は例によって第三部終演後ブナ句劇場1階ロビーということで。↑応援よろしく! [続きを読む]