道迷い遭難を防ぐためには「常に前を見て歩け!」「登山道を識別しろ!」と、しつこく言い続けていますが、一般登山者にはあまりウケてないようですね。やはり読図ができないと道に迷うという方が、いかにも山っぽくていいのでしょう。というわけで、なんで読図よりも「常に前を見て歩け!」「登山道を識別しろ!」の方が大切なのか、もちっと深掘りしていきましょう。●登山道が無い山を読図しながら登る時のことを考える登山道が無い山を読図しながら登る場合、ルートファインディングが必要になります。登りやすいライン、あるいは安全に通過できるラインを自分の目で探しながら登るのです。スマホの地図アプリで自分の位置が正確に分かっていたとしても、登るラインは自力で見つけなければなりません。ということは、どういうことか。常に前を見続けていないと話に...読図よりも前方を見ることや登山道の識別が大切な理由