逢坂莉子 さん プロフィール

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逢坂莉子さん: Precious Things
ハンドル名逢坂莉子 さん
ブログタイトルPrecious Things
ブログURLhttp://preciousthings.blog18.fc2.com/
サイト紹介文らぶあまえっちなオリジナル恋愛小説。エロ度高めにつきときどき18禁。
自由文男女CP限定。ハッピーエンド推奨。長編・短編・掌編・駄文(詩)あり。教師×女子高生、俺様御曹司×家出少女、アイドル×女子高生、風俗嬢×男子高校生、女教師×男子高校生、やくざ×女子高生、幼馴染などなどなど。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供389回 / 365日(平均7.5回/週) - 参加 2006/11/02 14:20

逢坂莉子 さんのブログ記事

  • 例外のかたまりのくせに =2=
  • 「待てないよ、わかってるだろ?」 吐息の合間に蒼が言う。 ブラウスの裾から入り込んだ手が、素肌を這う。 胸を覆うレースの手触りを確かめるように動いていた指先が、カップの縁にかかる。 あ、と思ったときには、大きな手のひらで膨らみを包み込まれていた。「や、…だめだよ、蒼……」 小さく上げた抗議の声には耳も貸さず、蒼はあたしの胸の先端を強くつまんで捻った。 痺れるような痛みと、そこからじわじわと身体中に [続きを読む]
  • 例外のかたまりのくせに =1=
  • 「…………」 大きな窓から外を眺めて、溜息をつく。 陽光のせいか、スモッグのせいか、はるか下方にある世界は白く霞んで見える。 気分がそわそわして落ち着かない。 胸の中に、ちょうちょをたくさん飼っているみたいだ。 じっと座っていることができなくて、室内をうろうろと歩き回る。 あたしは、ドアを見つめて、もう1度小さく息を吐く。 約束の時間まで、あと少し。 蒼は、最近すごく忙しくて、かれこれもう1ヶ月も [続きを読む]
  • 8 Titles
  • サイト時代、2周年記念企画の一環として公開していたお題です。Precious Things を8つのお題にしてみました。当ブログの登場カップルたちで、それぞれのお話を書いていきます。傾向甘め、エロはあったりなかったりで。(注)本編についての多少のネタバレを含みます。 プ   不器用でやさしい人だからきっと レ   例外のかたまりのくせに(蒼×藍) 1 2  シ   白いシャツを皺くちゃにしたら ヤ   やられっぱな [続きを読む]
  • 読みかけの本 =3=
  • 「柚月? ……柚月、大丈夫?」 束の間、意識が飛んでいたらしいあたしは、先生に名前を呼ばれて気がついた。「ん、なんとか……」 先生は、良かったと安心したように笑いながら、脇の下に手を入れてあたしを立たせる。「ホントにところ構わずなんだから、この変態エロ教師は」 捲くり上がったスカートのしわを伸ばしながら、非難めいた口調で言っても、先生は涼しい顔をしている。「変態でもエロでも結構じゃない、僕をそうさ [続きを読む]
  • 読みかけの本 =2=
  • 「ん、……せん、せ、…誰か、来たら……」「大丈夫、ドアはちゃんと閉めた」 だから、そういう問題じゃなくて、ここは教室で、今は授業時間中だっていう……。 なのに、先生のキスはすごく甘くて、これが官能の序曲であることを如実に感じさせる。「ね、だめだよ、こんなところで……」 抱きしめようとする腕から逃げようと身体を捩った拍子に、スカートの裾から手のひらが入り込んできた。「わかってるよ、柚月のだめは、もっ [続きを読む]
  • 読みかけの本 =1=
  •  あたしは、体育の授業を自主的に休講して、教室で本を読んでいた。 面倒なことに、授業に参加しない生徒は、その時間に図書室で本を借りて読み、感想文を提出するのが課題だ。 何を読もうか迷った末に、「風立ちぬ」なんかを借りてきたのはいいけど、半分も読まないうちに飽きてしまった。 感想文なんて、あらすじとあとがきをちょっとアレンジして書けばいい。 現国の授業で提出するものじゃないし、教科担当の真壁先生だっ [続きを読む]
  • 渡しそびれた手紙 =7=
  •  俺と弥生は、男女の関係に進めない期間が長く続いた。 理由は簡単、俺が、背中に刺青がある、と言い出せず躊躇っていたからだ。 俺がやくざであるということは承知で、付き合うことを望んだ弥生だったが、もともとごく普通の家庭に育った、堅気の女の子だ。 そんな彼女に、さあこれが刺青ですよ、と軽々しく見せることはできなかった。 俺自身は絵柄も美しく気に入っているが、禍々しく良くないものというイメージはどうして [続きを読む]
  • 渡しそびれた手紙 =6=
  • 「あー、美味しかった、お腹いっぱい」 弥生は言い、日向の猫みたいに目を細めて、腹のあたりをさすった。「満足した?」「はい、もちろんです! お料理もケーキも最高だったし、お部屋もすてきだったし」「飯はともかく、部屋はまだ堪能してないだろ」 俺の言葉に、弥生はきょとんとし、ぱちぱちと目を瞬いた。「来てすぐに全部見て回りましたよ、あたし、天蓋付きのベッドとかはじめて見た」「実際に寝てみたいとは思わなかっ [続きを読む]
  • 渡しそびれた手紙 =5=
  •  当日、俺は弥生を伴ってウィルトンホテルを訪れた。 フロントで、アニバーサリープランを予約した者だと告げると、すぐにバトラー付きのスイートに案内された。 最上階だけに眺めも良く、設えられた大きな窓からは、東京の街が一望できる。 弥生ははじめての豪華なスイートにはしゃいで、あちこちのドアを開けては驚いたり感嘆したりして声を上げていたが、間もなく食事の用意ができたと執事に呼ばれると、遊びを中断された子 [続きを読む]
  • 渡しそびれた手紙 =4=
  •  誰も見ていないのをいいことに、俺はまっさらな便箋を前にして盛大な溜息を吐く。 話を聞いたときには、まったくその気にならなかった。 それでも、デジタル全盛の時代に、手紙というアナログなツールにかえって感激したと言っていた、若いホステスの言葉がなぜか耳に残ってしまい、試しに俺もと思ったのだが。 いざペンを取り書こうとすると、これがなかなか難しく、頭出しから躓いている。 弥生のほしがっているものを佐和 [続きを読む]
  • 渡しそびれた手紙 =3=
  • 「思い出深い手紙だったわけだ、どんなことが書いてあったの」 リエちゃんはうーんと唸りながら苦笑いし、「リエと出会えて幸せだとか、あと、サン・テグジュペリの引用、…なんだっけ、愛とは見つめ合うことでなく、同じ方向を見つめること、みたいなやつ……だったかなあ」 と、自信なさげに答えた。「なんだよ、感激したとか言って、覚えてないのかよ」「だって、元彼からの手紙なんて別れたら捨てちゃいますもん。でも、当時 [続きを読む]
  • 渡しそびれた手紙 =2=
  • 「女ってのはどうして記念日ってもんに拘るんだ、ふたりして洒落たレストランで美味いもん食って、乾杯してこれからもよろしく、じゃだめなのかよ」「別に、だめってこともねえんだろうけど……」 せっかく相手も楽しみにしていることだし、それなりに凝ったこともしてやりたいと思ってしまうのは、惚れた弱みか。「女の子へのプレゼントといったら、花に洋服、バッグ、アクセサリーあたりが相場だろ」 なんなら俺の店で見繕って [続きを読む]
  • 渡しそびれた手紙 =1=
  •  久しぶりに、幸太郎と修司に会って、飲んでいる。 それぞれに忙しい身だから、会いたいな、じゃあ集まるか、とはなかなかならない。 それでも、どうにか時間をやりくりして、こうして顔を合わせることができた。 目新しい話題や、どうしても話したいことがあるわけでもないが、3人揃えば話は弾む。 いい歳をした大の男が3人、いつまで学生気分でつるんでいるんだと言われても、それが腐れ縁というものだろう。 この店はホ [続きを読む]
  • たとえば君が知らないあんなこと =4=
  • 「もうすぐ、僕の指が根元まで入ってしまうよ? 本当に淫らな子だね、君は」「い、ゃ……そんな言い方しないで……」「嫌じゃないでしょう、身体はこんなに歓んでるのに」 言いながらゆっくりと抜き挿しされる指。 文字通り、お腹の中を掻き回されているようで、気持ちイイとはとても言えない。 でも……、痛いかとか苦しいかと言われれば、そうでもない。「柚月の中に、僕が入っているのがよくわかる。なんだか、すごくえっち [続きを読む]
  • たとえば君が知らないあんなこと =3=
  • 「はぁ、あ……」 あたしは嘆息する。 ホントは、うしろからされるのってちょっと苦手。 彼の表情が見えないから。 次に何をされるのか予想がつかないから。「柚月」 あたしの名前を呼ぶ彼の声。 彼の指は、いまだにあたしの内部を探っている。「ひゃ?」 思いがけない場所に、熱い息遣いを感じてあたしは驚く。 押し当てられる、指よりも柔らかくて湿ったもの。「やっ、やだっ、そんなのやだ!」「どうして?」「ど、どう [続きを読む]
  • たとえば君が知らないあんなこと =2=
  •  彼も、すでに服を脱いでいる。 細身だけど程よく筋肉のついた上半身、引き締まった腰、小さめのお尻も、見慣れてるはずなのに、素敵すぎて目にする度にドキドキしてしまう。 手を引かれ、抱き寄せられ、身体に巻いたバスタオルも取り払われる。 彼は、全裸になったあたしの背後に回り、耳のうしろに軽く口づけた。 思わずくすぐったくて捩ろうとした身体を、両側から押さえつけられる。「じっとしてて、動いちゃだめ」 そんな [続きを読む]
  • たとえば君が知らないあんなこと =1=
  •  夕方、インターホンが鳴って、あたしは急いで玄関に向かう。 覗き穴から外を見ると、ドアの前に立っていた人は、あたしがそうすることをわかっていたみたいに、それを覗き返してにっこりと笑った。 あたしは、ドアを大きく開けてお帰りなさいと言う。 彼が、ただいまと言って両腕を軽く広げてくれるから、抱きついて息を吸い込む。 彼のにおい、好き。 あたしがそうしている間、優しく髪を撫でてくれる手も。「お土産」 そ [続きを読む]
  • おイタが過ぎたな =6=
  •  威勢良く屹立したソレを彼女の泉にあてがい、ほんの先っぽだけを挿入した。「コレか? 佐和子が欲しいのはコレか?」「あ、ん、すごい、欲し、…お願い、早く……」「早く? 早く、何だ? 挿れて欲しいか? 突っ込んで掻き回して欲しいか?」 言いながら、気持ちが急く。 焦る、胸が焼かれる、走り出したいくらいに切ない。 彼女に挿れたいのは、突っ込んで掻き回して抉って突き上げて、彼女を滅茶苦茶にしてしまいたいの [続きを読む]
  • おイタが過ぎたな =5=
  • 「あ、んっ、…んぁん……!」 大きく足を広げられ、佐和子のソコは俺の指を咥え込んでいる。「もうとろとろだな、焦らされるのも好きなんだろ?」「ち、ちが…う、……」 縛ったまま全身をくまなく愛撫しながら、わざと肝心な部分には触れなかった。 焦らしに焦らされたせいか、愛撫の手がやっとソコにたどり着いたとき、彼女の花びらは蛍光灯の明かりにてらてらと光るくらいに濡れていた。「違わねえだろ、こんなになってて」 [続きを読む]
  • おイタが過ぎたな =4=
  •  けれども、彼女は何も言わなかった。 代わりに、その場に立ったまま、着ているものを脱ぎ始めた。 最後の1枚までを取り去ると、佐和子はまた真っ直ぐに俺を見た。 思わずたじろいでしまうくらい、強い何かを宿した視線だった。 そして、彼女は言った。「幸太郎の、好きにすればいい」「……え?」 一瞬、何を言われているのか理解できなかった俺が聞き返すと、一糸纏わぬ姿になった佐和子は、自分の両手首を揃えて差し出し [続きを読む]
  • おイタが過ぎたな =3=
  •  部屋まで案内してくれた乗務員が、ドアを静かに閉めて退出してしまうと、俺はつかんでいた佐和子の腕を離した。 その反動で、佐和子は絨毯を敷いた床にぺたりと尻餅をつく。 俺は、彼女の前に身を屈め、その顔を覗き込むようにして、聞いた。「楽しかったか?」 倒れた拍子に腰でも打ったのか、痛そうに眉を顰めていた佐和子は、思ってもみないことを尋ねられたという様子で、ぱちぱちと目を瞬いた。「え?」「今夜のパーティ [続きを読む]
  • おイタが過ぎたな =2=
  •  俺が近づくと、気配に気づいたのか、佐和子がこちらを向いた。 今しがたの余韻を残して、その目が少し笑っている。 それは本当に微かなものだったが、俺の怒りを増幅させる役には立った。 そこにいるのが俺だとわかって、佐和子は一瞬、ぱっと顔を輝かせたものの、俺の表情に微妙なものを読み取ったのだろう、たちまち悪戯を見つかった子犬のようにしょげた。「…………」 俺は、何も言わずに彼女の腕をつかんだ。 佐和子は [続きを読む]
  • おイタが過ぎたな =1=
  • 「…………」 俺は、目の前の男の口から延々と流れ続ける退屈な時事放談に、思わず出かかった欠伸を噛み殺した。 どうせどこかの雑誌やテレビからの聞きかじりでしかないくせに、さも自分の知識のように吹聴したがる、その根性が気に入らない。「まったくけしからん話だ、君もそうは思わんかね」 上の空だったところに話を振られ、俺は慌てて「ごもっともです」と相槌を打った。 気に入らなかろうが、癪に障ろうが、相手が「MI [続きを読む]
  • 弥生ちゃんのヒメゴト =74=
  • 「へえ……そんなことがあったんだ」 アケミさんのスタジオであったことを報告すると、佐和子は興味深げに頷いた。 圭介さんが、御崎さんは男同士の話でも逐一佐和子に打ち明けてしまうし、佐和子はそれをあたしに話すから、結局は筒抜けだって言っていたことがある。 だけど、あたしもこうして何かあれば佐和子には言わずにいられないし、佐和子も御崎さんに話しちゃうだろうし、そのほとんどは御崎さんを通じて圭介さんにも伝 [続きを読む]
  • 弥生ちゃんのヒメゴト =73=
  •  ラブホは、安っぽい感じがして使う気になれない、と圭介さんは言う。「それに、セキュリティも杜撰だろ。フロントに人がいない、利用客の風体もチェックしないとか、話にならない」 村上興産という大企業の重役としても、また、関東総和会の幹部としても、利用するホテルの格や保安設備などには気を使うらしい。 だから、圭介さんは、こんな風に、急に思い立ってどこかへ、というときでも、ある程度の格式があるホテルを選ぶ。 [続きを読む]