nishinayuu さん プロフィール

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nishinayuuさん: 晴読雨読ときどき韓国語
ハンドル名nishinayuu さん
ブログタイトル晴読雨読ときどき韓国語
ブログURLhttp://nishina.exblog.jp
サイト紹介文読書と韓国語学習の備忘録。読書ノートと、韓国語による翻訳・ESSAY・古典文学の再話など。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供91回 / 365日(平均1.7回/週) - 参加 2006/11/30 17:29

nishinayuu さんのブログ記事

  • 映画鑑賞ノート26 (2017.3.31作成)
  • 2017年1月〜3月に見た映画とドラマの記録1(〜2)行目:鑑賞した月/日 タイトル(原題)制作年・制作国 監督(2or3)行目以下:キャスト、一言メモ☆画像は刑事ジョーに出てくるヴォージュ広場。1/2 宿命の大統領(Survivor)米の連続ドラマ   キーファー・サザーランド、マギー・Q、カル・ペン   これからどうなるかというところで途切れてしまった(!?)1/15 サイダーハウス・ルール(The Cider House Rules)1999米  [続きを読む]
  • 『The Buried Giant』(Kazuo Ishiguro, Vintage)
  • 『忘れられた巨人』(カズオ・イシグロ)物語の舞台はイングランドの辺鄙な地方。イングランドの他の地域には城や修道院などもあったが、このあたりはまだ「Iron Age」にあってogre(オーグル=人食い鬼、怪物)もいる。主人公はアクセルとベアトリスというブリトン人の老夫婦で、網目状に繋がった住居群の外れに住んでいる。外部からの危険はより大きく、夜みんなで集まる大広間の火の恩恵にあずかることはより少ない場所である。二 [続きを読む]
  • 『마상에서』(박완서)
  • 『馬上にて』(朴婉緒)韓国語講座テキスト。短編集『黄色い家』に収録されている作品。韓国では旧暦で正月を祝う。正月休みを利用して故郷に帰省する人も多い。最近は海外に出かける人も増えたという話を他人事のように聞いていた著者だったが、ある年、旧暦の正月にネパール旅行をすることになった。旅行団は70代から10代までの老若男女によって構成されていたが、トレッキングのコースは20代の若者向けになっていて、日程表を見 [続きを読む]
  • 『宿題』(足立喜美子、現代俳句協会)
  • 読書会「かんあおい」2017年3月の課題図書。著者は地元で句会の指導もしている現役の俳人。読書会のメンバーの一人でもあるので、3月の読書会では本書を取り上げ、著者の解説つきで俳句を鑑賞した。まず、著者の自選十句を紹介する。*栗?くや丹波に生まれ離れても*雲の峰かの世この世の鬼の貌*われからの声か土偶のこゑか暑し*紫式部へ手鞠ころげてゆきさうな*狐火や母の死風化するばかり*花野まで来て宿題があるといふ*空蝉をの [続きを読む]
  • 『植物たちの私生活』(李承雨、訳=金順姫、藤原書店)
  • 『식물들의 사생활』(이승우、1999)/『Private life of plants』(lee Seung-U)語り手のキヒョンが車で移動しながら街の女を物色する場面から物語は始まる。母が兄のウヒョンを背負って娼婦のところに連れて行くのを見かねて、語り手が自分でやることにしたのだった。というのも語り手には、兄が足を失い、生きがいであった写真を失い、恋人のスンミまで失う、というすべての不幸の原因を作ったのは自分だという思いがあったか [続きを読む]
  • 『The Seven Cream Jugs』(H. H. Munro)
  • [The Complete Works of SAKI ]Part1 ‘The Toys of Peace’の1編。ピーター・ピジンコウト夫妻が親戚のウィルフリッド・ピジンコウトについて、先だって准男爵の地位と莫大な財産を得たけれど、この家に来ることはないだろう、とうわさしている。というのも夫妻はこのウィルフリッドは将来の見込みはないと思ってとうの昔に見放してしまったからだ。一族には、名誉ある事績をあげた先祖に因んだウィルフリッドという名の者が多く [続きを読む]
  • 韓国の詩 「子規詞」
  • 月白夜蜀魄啾    月白き夜は ソチョクセの声 いよよ寂しく含愁情倚楼頭    愁いを胸に 楼頭に 凭れをり爾啼悲我聞苦    汝が啼く声の 哀れさに 我は苦しむ無爾声無我愁    汝が声の なかりせば 我の愁いも なかりしを寄語世上苦労人   世の中の 苦労多(さわ)なる人たちに 言ひおかむ慎莫登春三月子規楼 春三月は 子規楼に 決して登ることなかれ端宗(1441〜1457)は世宗の孫、文宗の息子。父の [続きを読む]
  • 『The Occasional Garden』(H.H.Munro)
  • [The Complete Works of SAKI ]Part1 ‘The Toys of Peace’の1編。タイトルは「臨時のガーデン」というような意味。エリノア・ラプスリーが「とにかく一時間ほどは黙って私の話を聞いて」と言って話し始める。その内容は――エリノアの庭は大型の草食動物を飼えるほどの広さはないので、何か植えないと格好がつかないのだが、近所の猫たちの会議場になっているので何を植えてもだめになってしまう。しかも集会に集まるのはどうやら菜 [続きを読む]
  • 韓国の詩 「雨の音」 パク・ゴノ
  • 朗誦集『타다가 남은것들』の中の一編「雨の音」に日本語訳をつけてみました。原詩は訳詩の下にあります。雨の音雨の音を 聞いている。夜中にふと 目が覚めて雨の音が 聞こえるとぱっと開く ドアがある。とりとめなく 生きてきたわたしのこの 人生をくしけずって 整える雨の音。現実でも夢でもないふわふわした 状態で雨の音を 聞いている。雨の音を 聞くことがなぜかとても うれしくて。目を閉じると大きくなる 地の果 [続きを読む]
  • 『The Lady in the Van』(Alan Bennett)
  • 『ヴァンのレディ』(アラン・ベネット、2015)著者は1934年生まれのイギリスの劇作家、小説家、シナリオライター。エリザベス女王が移動図書館の熱心な利用者になるという楽しい小説『The Uncommon Reader』(『やんごとなき読者』というタイトルの邦訳あり)で知られる。本書は著者自身が語り手となって展開するドキュメンタリー作品で、エキセントリックなホームレス女性との関わりが事細かく記されている。著者は女子修道院の [続きを読む]
  • 『내가 본 가장 아름다운 결혼식』(박완서)
  • 『私が見たいちばんすてきな結婚式』(朴婉緒)韓国語講座テキスト。短編集『黄色い家』に収録されている作品で、女学校の同窓生の息子が挙げた結婚式の様子を描いたエッセイである。その結婚式は新郎自身が企画・演出したもので、著者をして「私が見たいちばんすてきな結婚式」と言わせている。はじめに著者は、同窓生の間で「息子を上手に育てた」と評判になった人がいる、と話を始める。彼女には息子が二人いるのだが、二人とも [続きを読む]
  • 映画鑑賞ノート25 (2017.1.5作成)
  • 2016年10月〜12月に見た映画とドラマの記録1(〜2)行目:鑑賞した月/日 タイトル(原題)制作年・制作国 監督 (2or3)行目以下:キャスト、一言メモ☆画像は「赤い靴」10/3 ある愛へと続く旅(Venuto al Mondo)2012 伊・西   セルジオ・カステリット   ペネロペ・クルス、エミール・ハーシュ、A・ハスコビッチ   男たちの人間性が心に残る深くて美しい作品。10/6 Burn Burn Burn 英 チャーニャ・バトン   ロー [続きを読む]
  • 『幸せに生きる方法』(朴婉緒)
  • 韓国語講座のテキスト。短編集『黄色い家』収録作品のひとつ。老境に至った著者が、自分が幸せに生きてこられたのはなぜかをしみじみと語る短編。幼いときに父を失ったが祖父母と母、叔父叔母に伯父まで加えた大家族の中で大事にされてわがままいっぱいに育った著者は、母親の教えのおかげで徐々にわがままも治まり、人を愛せば自分も愛されることを学んでいったという。名前に関するエピソードが興味深い。著者の生まれた当時は日 [続きを読む]
  • 『いつ死んだのか』(シリル・ヘアー、訳=矢田智佳子、論創社)
  • 『Untimely Death』(Cyril Hare、1958)著者はこの作品を書いた1958年に57歳で他界したという。すなわち本作品は著者の遺作ということになる。舞台はイングランド・サマーセット州のエクスムーア。北にブリストル海峡を望む景勝地で、主人公ペディグルーの故郷という設定。このエクスムーアにペティグルーはまだ若い妻エリナーと休暇のためにやってくる。エリナーが言い出したこの旅行に、旅先のなじめないベッドを思い浮かべて渋 [続きを読む]