office_kmoto さん プロフィール

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office_kmotoさん: 私の引き出し
ハンドル名office_kmoto さん
ブログタイトル私の引き出し
ブログURLhttp://kmoto.exblog.jp/
サイト紹介文残夢整理
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供145回 / 365日(平均2.8回/週) - 参加 2007/02/01 11:29

office_kmoto さんのブログ記事

  • 川本 三郎 著 『青いお皿の特別料理』
  •  あれっ? この人物さっきの主人公じゃないか。そうか、高校の同じクラブだったのか。さらにいつも行く美容院の担当者だったり、花屋の店員だったりする。さらに彼氏の新しい就職先、前の話の主人公のところだったり、彼女の再就職先がこの人のところだったり、17篇の短編の登場人物が何らかの形でつながっている。これは面白い。それでそれらの短編の登場人物がどこの話の誰につながっているのか、簡単な相関関... [続きを読む]
  • 平成29年9月日録(上旬)
  • 9月1日 金曜日 曇り時々雨。 ということで孫と半日遊ぶ。途中図書館に行って、予約していた常盤新平さんの本を5冊と他に1冊借りてくる。明日から常盤新平さんの本三昧の予定。 昼間近所のCafeへ娘と孫、そして我々夫婦で行ってみる。 図書館にあった「まいぷれ江戸川区」の瑞江・篠崎MAPをもらって来て、そこにしゃれたCafeがあり、孫たちが好きそうなソフトクリームがあるというので行っ... [続きを読む]
  • 30年ほど前の本のこと
  •  この頃昔出版された本を読むことがほとんどだ。そうした本を読んでいるとき、何でこれまでこの本を読んでこなかったのだろう、と思うことがある。気がつくと夢中で読んでいる。妙に感動しているのだ。 一方で仮に若い頃この本を読んでも今みたいに感動できただろうか、と思う。おそらく今みたいに行間から醸し出される雰囲気を感じ取ることはできなかったかもしれない。今だからわかるというのがある。歳もとってきたし... [続きを読む]
  • 川本 三郎 著 /武田 花 写真 『私の東京町歩き』『東京万華鏡』
  •  川本三郎さんの「東京もの」はほとんど全部読んだものと勝手に思っていたら、まだ図書館の棚にこの2冊があった。当然これは読まねば、と借りてくる。 そう言えば川本さんの「東京もの」を読んでいたのは、去年の秋口だったか、それ以来だが、あまり時間は経っていないけれど、なんだか懐かしい。 また読んで、へぇ〜、そうなんだと感心する。 大久保界隈がガイジンの町になったことが書かれている。 こう... [続きを読む]
  • コーフェンノン/フレディエ 著 /並木 佐和子/吉田 春美 訳 『貞操帯の文化史』
  •  歴史には“異様なもの”を残すことがある。当時はそれらはまじめに使われていたものだが、今残ったものを見ると、なんでこんなものを、と思う。たとえば、先のヴェネツィアの医師たちの格好などもそうである。 おそらくそんな“異様なもの”は他にもあるだろうな、と思い、ネットで探してみると貞操帯というのが見つかる。確かにこれもその一つだ。それで貞操帯を扱った本があることを知り、図書館にも蔵書しているこ... [続きを読む]
  • 角井 亮一 著 『アマゾンと物流大戦争』
  •  ちょっと前に佐川急便の配達員が配達する荷物を路上に投げているのを動画に撮られて話題になった。詳しいことは知らないが、配達したのに受取人がいなかったため、頭にきて荷物に八つ当たりしたのだろうか。あるいは再配達して、またいなかったためかもしれない。 お客の荷物に八つ当たりして、荷物の中身を破損させる恐れもあるから、その行為は許せないものではあるけれど、しかし気持ちはよくわかる。 昔、本屋... [続きを読む]
  • 閉館の時間
  •  夜8時頃図書館に本を返しに行く。こんな時間に図書館に行くことはなかったから、朝や昼とは違う光景を見ることができた。 朝に行けば、新聞雑誌コーナーは年寄りに占領されているし、昼間も多くの人が雑誌や新聞を読んでいる。しかし今はがらがら。席も多く空いている。今日発売のスポーツ新聞が書見台にあるのだが、昼間など見ることが出来ない。それが各紙自由に見ることが出来る。もちろん普通紙も同じ。雑誌も読み... [続きを読む]
  • 小玉 武 著 『開高健―生きた、書いた、ぶつかった!』
  •  たまたまネットでこの著者とこの本のことを調べていたら、結構辛口のコメントが載っている。曰く昔の職場で開高健や山口瞳が上司にいたものだから、それを餌にして本を書いているとか、一番最初の著作がうまく行ったものだから、同じ路線で「二匹目の泥鰌的なアイテム」だとかいったものであった。 確かに『「係長」山口瞳の処世術』は陳腐といえば陳腐だったかもしれないが、この本に関しては、ネットの辛口のコメン... [続きを読む]
  • 平成29年8月日録(下旬)
  • 8月16日 水曜日 雨。それに8月だというのに肌寒い。最高気温は10月上旬並みの22.8度だったという。何でも今月になって連続して16日雨が降っているらしい。ということは8月はずっと雨が降っていることになる。これは40年ぶりの記録だそうだ。 船橋の東武百貨店で甥っ子の出産祝いの買いに行く。二歳児が着るぐらいの服をGAPで妻が見繕う。 船橋には西武百貨店もあるので、ちょっと見てみようと... [続きを読む]
  • 内田 洋子 著 『ボローニャの吐息』
  •  ヨーロッパの日常生活風景を描いた本を読むのが好きだ。今回はイタリア。ミラノ、ヴェネツィアの知られざる日常風景は興味深い。 著者はイタリアのミラノに在住していて、イタリア各地を歩く。そこで暮らさなければわからないことが書かれていて、読んでいて、そうなんだ、と知らされる。イタリアの人の好み、風景から思うことなど書かれる。 イタリアの男性化粧品メーカーが、調査している。 <髭。あると... [続きを読む]
  • 酒井 順子 著 『地下旅!』
  •  今は歩いて10分ほどで最寄りの地下鉄の駅に行ける。昔は地下鉄を乗るにも、JR(当時は国鉄だった)に乗るにしても、まず駅までバスを乗らなければならなかった。家がちょうど地下鉄とJRの中間地点にある。その中間地点に新たな地下鉄が通って、便利になり、今はどこに行くにしてもこの地下鉄を使う。 で、地下鉄派かJR派かと聞かれれば、私は地下鉄派である。高校の通学から地下鉄を使うようになり(この頃は... [続きを読む]
  • 村上 春樹 著『象の消滅―村上春樹短篇選集 1980‐1991』
  •  中断していたこの本を読み終える。 ここに収録されている短編はほとんどオリジナルで読んでいる。 物語は自分では普通の生活を送っていると思っているのだが、相手はそう思っていない、という主人公たちの話が多い。“ちょっと変わっている”と思われているのだ。けれど私は彼らが変わっているとは思えないところがあって、そういう生活をしている彼らに妙な共感を覚えてしまう。きっと私は彼らと似ているところが... [続きを読む]
  • 北尾 トロ 著 『恋の法廷式』
  •  傍聴人を数多く集める裁判ベスト3は、大事件(大きく報道されている事件)、有名人が被告人、下半身もの(売春防止法違反、強制わいせつなど)が相場。 ということらしい。それでトロさんが傍聴する裁判は、このようにあとがきに書いてある。 懲役2年か3年。ぼくが傍聴する刑事裁判の平均的な量刑は、おそらくそんなところだろう。罪状は詐欺や窃盗、強盗、大麻取締法違反、覚せい剤関係、ストーカー、恐喝... [続きを読む]
  • 平成29年8月日録(上旬)
  • 8月1日 火曜日 曇りのち雨。 椎名誠さんの『本の雑誌血風録』を読む。8月2日 水曜日 曇り。 さつきの消毒をする。 椎名誠さんの『新宿熱風どかどか団』を読む。8月3日 木曜日 曇り。 整形へ首の牽引リハビリ。 夕方築地場外市場に火事がある。一昨年から今年の初めまで何度も築地のがんセンターへ行っていたので、帰りや昼などこの場外市場も何度か歩いた。だ... [続きを読む]
  • 日比 恆明 著 『玉の井―色街の社会と暮らし』
  •  前回前田豊さんの『玉の井という街があった』を読んだ。この本はいわゆる旧玉の井のことが中心に書かれていた。旧玉の井とは昭和20年3月10日の東京大空襲までのことである。 しかし終戦後焼け残った長屋を改造して場所をずらして玉の井は復活している。 この本は玉の井の歴史を実地調査した本で、その調査は微に入り細を穿つ。そのため上下二段の400ページ以上の分厚い本になっている。元々は著者の路地裏... [続きを読む]
  • 小玉 武 著 『「係長」山口瞳の処世術』
  •  この本は出版されてすぐ読んでいるのだが、これほど訳のわからない本だったという記憶がない。 どうもこの本はスタンスがはっきりしない。山口瞳という作家の評論なのか、それとも山口瞳から学んだ仕事の取り組み方を書いたものなのか、いずれにしてもすべて中途半端なのである。 それにしてもたぶんこの本を読む人は、山口瞳という作家のことをさらに知りたくて手にする人がほとんどなんじゃないか、と思うからビ... [続きを読む]
  • 神吉 拓郎 著 『東京気侭地図』
  •  この本に描かれているのは昭和五十五年の東京だそうだ。なるほど読んでいるとそうんな光景だったな、と思う。 上野の駅の構内は、少々複雑になっていて、便利という観点からは、かなりかけ離れているようである。あっちを直し、こっちに手を入れているうちに、そうなったかもしれないが、ホームに高低があったり、妙な別れ道があったりする。地下街は、一種の迷路になっているし、馴れた人なら、なんでもないのだろ... [続きを読む]
  • 本多 孝好 著 『dele ディーリー』
  •  真柴祐太郎はそのサイトを見た。サイトのトップページに、 『あなたの死後、不要となるデータを削除いたします』 『遺された家族に無用な心配をかけないように……』 『管理者がいなくなったデータの流出リスクに備えて……』 と。 祐太郎が勤めた会社が『Dele.LIFE』。そこの所長が坂上圭司。圭司が操っている銀色のノートパソコンを圭司は“モグラ”と呼ぶ。 「死後、誰にも見られた... [続きを読む]
  • 平成29年7月日録(下旬)
  • 7月16日 日曜日 晴れ。 孫たちが来る。孫は来年小学生になる。早いものだ。自分たちが歳をとるのも当たり前だ。それで今日、ランドセルを買いに行った。小学生になるのは来年だが、ランドセル商戦は始まっている。お盆に帰省する孫のためにジジババに買わせるためだ。2018年新モデルは早いもの勝ちなので、今日買うことにしたのだ。 孫が気に入った赤いランドセルを家に配送してもらうことにしたのだが... [続きを読む]
  • 永井 龍男著『わが女房教育』
  •  この本は「わが女房教育」と復習「わが女房教育」、そして課外読本の3部に別れる。「わが女房教育」は何でも昔永井さんが書いた文章の復刻らしい。 娘二人が、次ぎ次に嫁いで行ったのは、もう七年前のことである。 その下に子はないので、以来妻と二人暮らしになった。いまでも時折り、淋しくはないか、淋しいだろうと訊かれるのは、われわれが老けて傍目にそう見えるのだろうが、本人たちはそれほどのことはい... [続きを読む]
  • 南木 佳士 著 『神かくし』
  •  また南木さんの本を読み返してみた。この本は「神かくし」「濃霧」「火映」「廃屋」「底石を探す」の5篇の短編からなる。 「神かくし」がいい。 朝久しぶりに気分良く目覚めた。玄関に出ると、患者である老姉妹が歩いてくる。かつて自分たちの持山だった山に入り、キノコうどんを作ろうとこれから向かうところであった。 気分が良かったこともあって、老姉妹に息を切らしながらついていく。老姉妹の姉はかつて... [続きを読む]
  • 前田 豊 著 『玉の井という街があった』
  •  ウィキペディアでよると次のようにある。 玉の井(たまのい)は、戦前から1958年(昭和33年)の売春防止法施行まで、旧東京市向島区寺島町(現在の東京都墨田区東向島五丁目、東向島六丁目、墨田三丁目)に存在した私娼街である。永井荷風の小説『濹東綺譚』、滝田ゆうの漫画『寺島町奇譚』の舞台として知られる。 先日孫が行っている保育園の生活発表会が、曳舟駅近くの小学校の体育館を借りて行われ、見... [続きを読む]
  • 吉行 淳之介/山口 瞳 著 『老イテマスマス耄碌』
  •  対談集を読むのは久しぶりだ。まして対談の名手と言われる山口さんと吉行さんである。この二人の対談が面白くないわけがない。 読んでいて、山口さんの「男性自身」の裏話みたいなことがわかって面白かった。 吉行 「男性自身」を読むと、なんだかんだ言っているけど、言ってるわりにはずいぶん食うし、よく動いているね。 これは吉行さんの言うとおりだ。山口 あなたは全然いかないね。階段がつらい... [続きを読む]