hiougi さん プロフィール

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hiougiさん: ひだまりの花々
ハンドル名hiougi さん
ブログタイトルひだまりの花々
ブログURLhttp://hiougi.blog93.fc2.com/
サイト紹介文身の周りの花や鳥たちと自然、そして日頃思うこと感じること考えたこと
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供424回 / 365日(平均8.1回/週) - 参加 2007/03/28 04:24

hiougi さんのブログ記事

  • クンシラン(君子蘭) 〜お伺いしていいですか?〜
  • 携帯が鳴った。唐鍬の楔を買いにホームセンターへ向かって歩いているところだった。遠く九大で学ぶ彼女の名が表示される。昨夏、帰省した折には祖母と訪ねて来てくれ、学びの様子や、学友とのふれあいなどを楽しそうに話してくれた。「やあ久しぶり。もう春休みになったのかな」「はい、それで妹たちがどうしても遊びに行きたいって言うんですが、お伺いしていいですか?」「そうか。ツインズも進路が決まったのかい」「ええ、ノリ [続きを読む]
  • クロッカス(Crocus)  〜水と花と線香の香りと〜
  • 墓地は歩いて30分ほどのところにある。そこまでの道のり、野の花や家々の庭を見ながら歩を進める。特産小梅の白梅の広がりを抜けると、もうそこである。天竜川を見下ろせる眺めの良い地。すでに多くの墓に新しい花が供えられている。一連のことを済ませ、手を合わせる。同じコースを返す。畑地や果樹に、シロハラ、ムクドリ、ツグミ、ヒヨドリなどを見る。チョウも飛ぶ。風もなく、適度な運動にもなった。2日ほど前からクロッカ [続きを読む]
  • キジ(雉・pheasant)  〜お〜い〜
  • 道作りがあった。自治会総出の昔から受け継がれている作業だ。毎年、春のお彼岸に行う協働と相互扶助の「結い」の一つである。鋤簾を持つ。秋から冬にかけて道路に堆積した枯葉や土砂を取り除く。小一時間で終わる。世間話をしながら三々五々家路に就く。畑に出る。そこに一羽の鳥を見つけ、一瞬足が止まる。光沢のある紺色の頸部と緑色の胸。横縞模様の長い尾。全体美麗な羽毛に覆われる。金色の目と赤い肉垂れ。家人に声を掛ける [続きを読む]
  • クリスマスローズ(Christmasrose)  〜静かに溶け込んで〜
  • 自治会の本年度の決算について会計監査をした。諸帳簿等全般において適正に処理されていることを確認し、会計報告書に署名捺印をする。滞りなく済み、ほっとした表情を浮かべる会計さんを労う。薄緑のクリスマスローズが咲いている。花は葉色と似ているので、紛れてあまり目立たない。それぞれの持ち味。そんな姿に共感を覚えたりする。   花咲くといふ静かさの弥生かな  (小杉余子) [続きを読む]
  • フキノトウ(蕗の薹) 〜ほろにがい旬〜
  • 子どもの頃から大相撲が好きだった。テレビ中継の取り組みの合間に昔の力士の映像などが流れると見入る。先日は一世を風靡したいわゆる栃若時代の栃錦と初代若乃花の一戦が白黒で映されていた。激しい攻防の熱戦の末、若乃花が勝利した。勝負のあとのその表情を見て、「土俵の下には銭が埋まっている」という、“土俵の鬼”と言われた彼の言葉を思い出した。次の柏鵬時代では、私はなぜか柏戸の贔屓だった。新しい流れを感じさせる [続きを読む]
  • シブガキ(渋柿) 〜伐る〜
  • 混合油を買いにホームセンターへ出かけた。チェンソーの燃料だ。ついでに園芸売り場も見る。ジャガイモの種芋が売られていた。畝の準備はまだしていない。畑作業も煽られる。月末までにはなんとかして植えられるようにしよう。パンジーをはじめとした色とりどりの花も並ぶそれらの花々に誘惑されそうだった。財布の紐を締める。4L缶を購入した。伐ったのは結構の高さになっていた渋柿だ。三脚などを駆使しても手が届かず、収穫す [続きを読む]
  • ユキワリソウ(雪割草)  〜それぞれにあるモノやコトからの卒業〜
  • 大きな市庁舎を過ぎて左折し、天竜川と並行して走る国道を南に向かう。その時である。家人が助手席から身を前に乗り出して声を上げる。「あれ、あれ、見て。大きい鳥が飛んでいる。あれ何?」フロントから見える上方に大きな翼を広げて一羽の鳥が飛んでいた。「アオサギだよ。ほら、魚を咥えている」「アオサギ?へえ〜」悠然と飛んで視野から消えた。広い河川敷に目を遣ると、他にもいろんな鳥の姿があった。用あって、数十?離れ [続きを読む]
  • クリスマスローズ(Christmasrose)  〜きせつの便り〜
  • 気象予報士が教えていた。鶯の初鳴きが各地で始まっているのだと。すでに銚子、熊谷、前橋など、関東でも観測されたという。もうそうなのか。その美声がこの地に響き渡るのもそう遠くはなさそうだ。耕していたらミミズが出てきた。結構太く長かった。今年初めてのご対面である。突然明るいところに引っ張り出されてびっくりだったろう。小さな命にも春の光。スーパーに買いものに付き合った。「ねえ、ウルイが出ているよ!」と手に [続きを読む]
  • フキノトウ(蕗の薹)  〜思い出す景色がある〜
  • 数日前、懐かしいメロディーがラジオから流れてきた。♪四つ葉のクローバー♪ノートにあった♪あのときあなたが♪つんでくれた歌うのは初めて聞く名の“アプリコット”という女性グループだった。私が覚えているその『四つ葉のクローバー』はガロの歌だ。それはそうと、一緒に口ずさんだ。先日亡くなった“かまやつひろし”さんの作曲である。ミュージックセレクターが彼へのトリビュートとして選曲した中の一つだった。髪の長い頃 [続きを読む]
  • クリスマスローズ(Christmasrose)  〜いただきます〜
  • 「ホウレンソウいる?」義姉から電話があった。「うれしい。いただきます」「じゃあ、これから持って行くから」車で数分のところに一人住まい。手にするレジ袋にはいっぱいの大きな葉のホウレンソウ。あれやこれやのよもやまの話。臘梅や満作に梅桜、叔父さんの紙細工に近くの温泉での同級会、彫刻と展覧会と歌会…。久しぶりに話が弾む。「そういえばこのあいだ、家の土手を雄の雉が歩いていましたよ」「どこか近くに巣があるんじ [続きを読む]
  • コウバイ(紅梅) 〜一つ二つ三つ…〜
  • 紅梅が開きつつあります。ようやくです。まだ数えるほどですが。うれしいですね。春の順番ですから。やはり梅が咲かなくては。桜だって。花のいろ。花のひかり。花のかおり。顔がゆるみます。胸の奥までもおだやかになります。   此比(このころ)や梅(むめ)咲くほどの日の力   (松岡士喬) [続きを読む]
  • シクラメン(Cyclamen coum・原種シクラメンコウム) 〜見つけた〜
  • 落葉の中に一つ小さな花を見つける。丈は2〜3?、花径は1?あるか。ニョキッと出て来たキノコを思わせる。この薄いピンクの花は原種シクラメンのコウム。いつもなら数輪以上は咲く。他に蕾らしきモノは見えない。みんなまだ落葉を布団にして外の様子を伺っているのだろう。この先駆けて目覚めた子にいざなわれてこれから徐々に顔を出してくるはず。花がおよそ揃ったところで葉も陽を浴びに。凍てつく冬を乗り越えて。   シク [続きを読む]
  • クリスマスローズ(Christmasrose)  〜鍬始め〜
  • 畑仕事をした。念のためにマスクをした。花粉情報で「多い」マークが出ていたからだ。この何年かは症状はあまり出ていない。自然治癒というか、治ったらしい(と思っている)。以前は、大変だった。とにかく大変だった。春の土はやわらかい。鍬が軽く入っていく。土を返す。捗る。予定の作業を終える。働きのあとを見ると気持ちいい。四十雀や鶫が近くの木に来ては声を出してくれる。道具を井水で洗う。鍬始めの日、こうして今年も [続きを読む]
  • キジバト(雉鳩)  〜春の煙〜
  • 町内一斉の土手焼きの日だった。朝、至る所から煙が上がっているのが目に入る。私もそれに合わせて、庭から出た草木を焼いた。風知草を焚きつけにし、木蓮の落葉や冬に切り落としてあった栗、花梨などの枝を。役場は広報で、水を用意することと決してその場を離れないようにと伝える。そして風が強くなった際には消火し、土手焼きを中止するようにと。レーキを使って燃材を時々まとめるようにかき寄せた。風はなかったが、ラジオを [続きを読む]
  • タイヤ交換(冬用から夏用へ)  〜車も衣替え〜
  • うんとこしょ、どっこいしょ。『大きなかぶ』ではないが、そんな声を出しそうになる。先週に続いて、3台目のタイヤ交換である。私の車は径が大きく幅広で、重い。でも老体(?)を励ましつつ、なんとか自分でできた。最後の1輪を嵌め終わった時の成就感。このところ、体力について少し自信を失いかけていた。結果、まだできるという嬉しさと、満ち足りた思い。「頑張ったね」と自分を褒める。スタッドレスタイヤを洗い、清々しい [続きを読む]
  • 雛飾  〜春がきて〜
  • それは昨日のことである。突然の雪だった。驚き、少し困惑した。予報は雨で、頭にも描いていなかったことだったから。時期的に無いことではないが、それも大きい牡丹雪だった。まるで綿のように。次々に、次々と。積もるだろうか。しかしやはり春。雪は地面に触れるとすぐに溶けていく。心配なかった。脳裡ではこの季節定番の歌が流れていた。玄関には叔父手作りの小さな紙雛飾。我が家には女の子はいないが。   雛飾りつゝふと [続きを読む]