hiougi さん プロフィール

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hiougiさん: ひだまりの花々
ハンドル名hiougi さん
ブログタイトルひだまりの花々
ブログURLhttp://hiougi.blog93.fc2.com/
サイト紹介文身の周りの花や鳥たちと自然、そして日頃思うこと感じること考えたこと
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供439回 / 365日(平均8.4回/週) - 参加 2007/03/28 04:24

hiougi さんのブログ記事

  • クジャクサボテン(孔雀仙人掌)  〜嫁いでいった〜
  • 来客があった。先日私たちがお訪ねしたお宅のご夫妻。ドライブで南アルプス山麓にある村を巡り、その帰りだという。土地のお土産だと、粒あん入りの饅頭をいただいた。畑と庭を回って歩きつつ野菜や花談義。中に入っていただき、料理や漬け物談義。ご主人と私は同じ年で、共通の話題が尽きない。玄関では二鉢の孔雀仙人掌がちょうど見頃。初めて見るという奥様は「すてきね」と。「仙人掌お仲間なんですか?」とご主人。手で花を撫 [続きを読む]
  • クリ(丹沢・栗の花) 〜その形その香り〜
  • 栗の木を花が覆う。咲いていることが遠くからでもすぐ分かるほどの独特の強い香りがする。垂れる象牙色の長い花穂は雄花。猫の尾のようなこの穂はじきに全て地面に落ちて広がる。この先数日はそれを掃き集め片付けることが続く。雄花はその付け根に一つだけあって、棘のような花先を上に向ける。小さいながら、すでに丸みを持っているのが実の形を思わせる。見ようとして探さないとなかなかみつけられないほど目立たない。これは“ [続きを読む]
  • カシワバアジサイ(柏葉紫陽花) 〜ああ、夏至…〜
  • 少しずつ紫陽花も咲き出す。色や形や大きさなどにそれぞれ個性があって魅せられる。カシワバアジサイの咲き方は独特だ。何段にもなって、円錐状に下から上に立ち上がって咲いていく。咲き進むと花茎はその重みで撓む。葉にも深い切れ込みの特徴があり、それが柏の葉に似ていることに名が由来する。花より葉の形が注目されているという、そこらも面白い。  夏至の日の手足明るく目覚めけり (岡本眸) [続きを読む]
  • ミニバラ(白薔薇) 〜ちひさきものは〜
  • 庭を掃いていた。蛇がいた。細くて10?くらいだった。種類は判別できないが、子どものようだ。しばらくして日向水木の株元を抜けていった。“なにもなにも、ちひさきものはみなうつくし”と古人は言ったが。小さくてもやはり苦手は苦手。いくら歳を重ねても彼らだけはどうもダメだ。ごめん。八重の白いミニ薔薇も咲く。華やかさも飾り気もないが、これはうつくし。  夕風や白薔薇の花皆動く  (正岡子規) [続きを読む]
  • ヒマワリ(向日葵) 〜地区総出で川に〜
  • 全町一斉の河川清掃があった。毎年、6月第3日曜日に行われる地区総出の作業だ。“結(ゆい)”と言うか、ずっと受け継がれてきた行事である。梅雨時を迎え、川の流れをスムーズにするために行う。小河川であっても、ここらは勾配があるため氾濫の心配もある。主には川原で繁茂する葦などを刈り払うことだが、倒木やゴミなどの片付けも行う。ずっと雨がないので、今年は水量が少なく河床も剥き出しとなっている所が多い。早朝6時 [続きを読む]
  • ヤエドクダミ(八重十薬) 〜人の季節感〜
  • 人は何かによってそれぞれの季節を感じる。誰のだったかは忘れたが、「私はドクダミが咲いたときに梅雨の訪れを感じる」と書かれてあった文があった。なかなかドクダミの花姿に梅雨を重ねる人はそうはいるまい。たとえば雨傘を差してじっとその白い花を眺めている姿が絵に浮かんだりする。八重のドクダミも美しい。雨粒のかかった花も見たいところだが、今年の梅雨はどこで道草食っているのだろう。   どくだみの香にたつ土 [続きを読む]
  • ヤマアジサイ(山紫陽花) 〜野の趣のままに〜
  • 「本当に梅雨入りしたのでしょうか」ラジオでも話題になっていました。皮肉にもその発表があった翌日からまったく雨がないのですから。そんな乾く中にある山紫陽花です。葉も花も小ぶりで地味な、いかにも野の趣があります。4枚の青い装飾花に囲まれて、中央の真花も少しずつ咲き出しました。その小さい5弁の花には10本の雄蕊と1本の雌蕊が見えます。なんともかわいらしい形です。天気図からは当分雨は期待できません。雨に濡 [続きを読む]
  • ドクダミ(十薬)〜その匂い、その花、好きです〜
  • ドクダミは好きでないという人が多いかのも知れません。その強い匂いからなのでしょう。でも私は好きです。他にない独特の匂いも魅力的にさえ思えます。そしてなにより、その白い花に素朴な清らかさを感じるのです。人の好みはそれぞれです。実はその白いのは苞で、ほんとの花はその中に立って伸びる細かな黄色いものだそうですが。    十薬の匂ひにおのれひき据ゑる  (橋本多佳子) [続きを読む]
  • サルナシ(猿梨・こくわ) 〜「注意して下さい」と〜
  • スピーカを通して役場から広報が流れた。  役場産業観光課から熊の出没情報についてお知らせします。 本日、旧〇〇小学校付近で熊が出没したとの情報がありました。 危害を与える恐れがありますので十分に注意してください。 熊を見かけましたら役場産業観光課までお知らせ下さい。そこの廃校のある地は天竜川を挟んで対岸にある。町内では過去に2度ほど、もっと近いところで出たこともあった。山の生きものたちと人がうまい [続きを読む]
  • ヒペリカム(Hypericum) 〜梅雨晴間の花たち〜
  • 梅雨入りが発表されたのは少し前だが、そのあとは雨がない。この先の週間天気予報にも傘マークがなく、しばらくはむしろ日傘の出番のようだ。草木も夏らしい強い陽射しに照らされている。人なら日焼けしそうだが、それらはむしろ喜んでいるようにも見えたりする。向日葵はだいぶ伸びて、すでに蕾を大きくし始めたものもある。梔子も多くが開花の準備にとりかかっている。ヒペリカムには艶やかな黄色い花と赤い実。   木の匂ひ水 [続きを読む]
  • バイカウツギ(梅花空木) 〜時間を測る単位〜
  • 昨日の新聞のコラムが心に残る。詩人の長田弘さんの詩「グレン・グールドの9分32秒」を紹介しつつ、時間について述べていた。 時間とは「一人のわたしの時間をどれだけ充実させられるかということでしか測ることができないもの」と詩人は説いた。 だから、時間を計る単位はを時分秒ではなく、「充実」なのだと。〈『幼年の色、人生の色』〉そして結ぶ。 時分秒ではなく、「充実」という単位ではかる時間を持ちたい。此の頃の [続きを読む]
  • テラオカアザミ(寺岡薊) 〜こころの花ぞのに〜
  •  ♪いとしき花よ 汝(な)はあざみ  ♪こころの花よ 汝(な)はあざみ昔、そんな歌詞の叙情歌があった。歌われるこころや綴られる言葉に奧床しい感性を感じた。そして歌は次のようにしみじみと閉じる。 ♪さだめの径(みち)は はてなくも ♪香れよせめて わが胸にだいぶ前から庭の片隅で、寺岡薊が咲いている。    第一花王冠のごと薊咲く  (能村登四郎) [続きを読む]
  • アカイハナ(何の花?) 〜野に咲く花の名前は知らない〜
  • この赤いの、なんて花?知らない。自分で植えたんじゃないの? 覚えがない。鳥が種を運んできたのかしら。どうなんだろう。3年ほど前からここで咲くようになった。多年草なのね。だと思う。セキチクの仲間じゃない?そうかもしれん。調べたの?いや。♪野に咲く花の名前は知らな〜い♪   樹も草もしづかにて梅雨はじまりぬ  (日野草城) [続きを読む]
  • ヒメシャラ(姫沙羅)〜美しい字音〜 
  • 姫沙羅が咲いている。   四行詩  坂村眞民   心きよくたもたんと   花のすがたの前に立つ   無心に咲ける花なれば   一途に咲ける花なれば   あしたをひらくはななれば   われのこころもひらくなれ   にほひこぼれるあさなれば   われのおもひもにほふなれ                          (『自選 坂村眞民詩集』より)咲いてはポトリポトリと落ちる。 [続きを読む]
  • ハクチョウゲ(白丁花) 〜社会活動への情熱〜
  • 二人の来客があった。お母様とは面識があったが、娘さんは初対面である。娘さんが行う社会福祉事業への協力依頼だった。地元へ戻って三年目、臨時職員として役場勤めをしながら、別に個人で生活支援の活動に取り組まれているとのことだった。そしてこの4月に、NPO法人を立ち上げ、“子ども食堂”と並行して不登校生徒などへの学習支援も始められたという。加えて、新規に高齢者と子どもとの交流施設の建設計画も進めていると。す [続きを読む]
  • ヤエシャクヤク(八重芍薬) 〜何を作る〜
  • 畑の草取りはただひたすら、地道に手を腕を動かす。体力も要るが、終えたあとのきれいになった様は嬉しい。作業の時に時折思い出す言葉がある。「下農は草を作り、中農は作物を作り、上農は土を作る」 昔聞いた東井義雄先生の言葉。玉葱を抜いた。赤と白の八重芍薬が咲いている。白はたしか“氷点”という名だったが、赤は思い出せない。   芍薬を嗅げば女体となりゐたり   (山口誓子) [続きを読む]