春巻 さん プロフィール

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春巻さん: 春巻雑記帳
ハンドル名春巻 さん
ブログタイトル春巻雑記帳
ブログURLhttp://springroll.exblog.jp/
サイト紹介文映画・本を中心に好き勝手に感想をつづる電子雑記帳。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供58回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2007/04/01 01:39

春巻 さんのブログ記事

  • All Things Cease to Appear
  • 単純なミステリーかと思いきや、予想とはだいぶ違った趣の小説でした。表紙は2種類あります。『All Things Cease to Appear』Elizabeth Brundage著、Knopfニューヨーク州の田舎の、元農場の一軒家に越してきた家族。ある冬の日の午後、夫のジョージが帰宅すると、妻のキャサリンが斧で惨殺されていた。幸いなことに3歳になる娘は別の部屋にいて無事だった。犯人はいったい誰なのか。農場にかつて住んでいた家族の話から始まって、 [続きを読む]
  • ワイルド・シティ
  • 『ワイルド・シティ(迷城)』監督:リンゴ・ラム/林嶺東かつて警官をしていたマン(ルイス・クー/古天樂)は、今はバーを経営しているんだけれども、ある晩、店で酔いつぶれてしまった女性(トン・リーヤー/佟麗婭)をほんの一晩泊めてあげるつもりで義母のマンションに連れていったことから事件に巻き込まれてしまう。この女性は何かヤバいことに関わっている人物のようで、翌日になって何者かが女性を連れ去ろうとし、彼女の車 [続きを読む]
  • トリプルX:再起動
  • ハタと気づいたら、観てから1週間以上も経っていましたが、頭カラッポ状態で鑑賞できて(ホメてます)、とにかくバカっぽくて(ホメてます)、やたらと気分が高揚する映画です。サイコー!『トリプルX:再起動(xXx: The Return of Xander Cage)』監督:D・J・カルーソーいちおう『トリプルX』(1作目)と『トリプルX ネクスト・レベル』(続編)に続く第3作目なのですが、前の2作を観てなくても全然平気。私は前2作、うろ覚 [続きを読む]
  • ドクター・ストレンジ
  • 最近の私はアメコミの実写版にまるで興味がなくなっているので、さして乗り気じゃない状態で観ました。が、思ったより楽しめたし、酔う人がいると聞いていた映像にも酔いませんでした(ココ重要)。『ドクター・ストレンジ(Doctor Strange)』監督:スコット・デリクソン天才外科医のドクター・ストレンジが交通事故にあい、思うように動かなくなった手を治す方法を求めてネパールへ行き、謎の導師エンシェント・ワンのもとで修業 [続きを読む]
  • タンジェリン
  • トランスジェンダーの売春婦役にトランスジェンダーが起用され、全編iPhone5sで撮影したというのも話題になっていた映画。なんかね、後からすごくじわじわくる作品。『タンジェリン(tangerine)』監督:ショーン・ベイカーロサンゼルスのウエストハリウッド。クリスマス・イブ。シンディとアレクサンドラというトランスジェンダーの娼婦がドーナツを食べているところから話は始まる。出所したばかりのシンディは、彼氏のチェスタ [続きを読む]
  • A Gentleman in Moscow
  • 今回も、表紙がいいな、と思ってあらすじに目もくれず読んだ本。モスクワにやってきた英国貴族の話かな?と勝手な想像をしていたんですけど、まったく違った。あるロシア貴族の30年という月日を描いた、美しい余韻が残る1冊。『A Gentleman in Moscow』Amor Towles著、Viking反体制的な詩を書いたとして有罪になったアレクサンドル・ロストフ伯爵は、1922年、モスクワ中心部に位置する高級ホテル、メトロポールに軟禁される。彼が [続きを読む]
  • All the Birds in the Sky
  • 表紙がとても気になって読むことにした本。ちょっとシュールで変わった話で、万人受けはしなさそうだけど、私は好き。『All the Birds in the Sky』Charlie Jane Anders著、Tor Booksパトリシアは、6才のとき、傷ついた小鳥を助けようとして動物と話せることに気づき、自分にはどうやら魔女の素質があるらしいと知る。ローレンスは、サイエンス・ギークの天才少年で、家に閉じこもってコンピュータの前で過ごしてばかりいるので、 [続きを読む]
  • ザ・コンサルタント
  • この映画、大好き!! 先週末に観たんですけどね、折に触れて日々あれこれ思い出して反芻している。みんなも観て!!!日本のポスターがものすっごくB級感を漂わせてるので、えー面白いのーって気持ちになるのはわかるんですけども。あらすじは、コピーの通り「職業、会計コンサルタント。本業、腕利きの殺し屋」の話です。これ以上は詳しいことは言いたくないので、何も知らないまま、観に行ってほしい。最初よくわからなくても、 [続きを読む]
  • 沈黙 ―サイレンス―
  • 遠藤周作の『沈黙』をスコセッシが映画化すると耳にしてから長らく楽しみにしてたけど、待った甲斐があったとはこのこと。『ディパーテッド』よりも断然こちらのほうが素晴らしいと思ったけど、カトリックの信仰というテーマ的にアカデミー賞は難しいかなという気もするので、ノミネート数少ないのはなんか納得。2時間40分ですが、長さは感じませんでした。上映時間と拷問描写にひるまず、できれば観たほうがいいですよー。現代の [続きを読む]
  • small great things
  • ジョディ・ピコーの新作は「差別」がテーマです。ページターナーで、一気に読んでしまった。日本において自分はマジョリティに属しているという人(私も含まれます)は特に読むといいですね。『small great things』Jodi Picot著、Ballantine Booksシングルマザーでベテラン看護師のルースは、病院の産科病棟で働く唯一の黒人女性で、同僚からの信頼も厚い。しかしある日、ルースが新生児の世話をしていると、赤ん坊の父親から「す [続きを読む]
  • ホワイト・バレット
  • 年明け早々、ジョニー・トーも公開されてめでたいことです。『ホワイト・バレット(三人行)』監督:ジョニー・トー/杜琪峰強盗団のメンバーである男性(ウォレス・チョン/鍾漢良)が、頭に銃弾を受けた状態で救急病院に搬送されてくる。女医のトン(ヴィッキー・チャオ/趙薇)は至急手術を行おうとするが、男はなぜかそれを拒否。いっぽうで男を監視する警部(ルイス・クー/古天樂)は、逃走中の仲間の情報を聞き出そうとするのだ [続きを読む]
  • ドラゴン×マッハ!(SPL2 殺破狼II)
  • 鑑賞直後は、いろいろなアクションもりだくさんで豪華フルコース!という気分でしたが、今あらためて振り返ってみると、あちこちにスパイスのように細かい見どころがあって、ひとつひとつ思い出して堪能しちゃうし、それぞれのキャラクター設定が大変よかったですね。じわじわくる。『ドラゴン×マッハ!(SPL 2 殺破狼II)』監督:ソイ・チェン/鄭保瑞右の水墨画のようなポスターが気に入ってるので、並べてみました。およそ10年 [続きを読む]
  • ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
  • 昨年観た映画の感想も忘れないうちに。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One: A Star Wars Story)』監督:ギャレス・エドワーズ公開直後にキャッハー!という気持ちで観に行ったものの、期待値をあまりに高めすぎてしまったせいか、思ったほど気分があがらなかったのですが、ギャレスが盛り込みすぎたせいでは?という気も(特に前半)。それからグランド・モフ・ターキンの出番は多すぎではなかろうか。出て [続きを読む]
  • こころに剣士を
  • 新年の初映画館は、エストニアの話。2015年にエストニア旅行を思い出しつつ。『こころに剣士を(The Fencer)』監督:クラウス・ハロ1950年初頭、エストニア。田舎町ハープサルの小学校に、体育教師として元フェンシング選手のエンデル・ネリスがやってくる。校長から運動クラブを開くよう指示され、フェンシングを教えることにしたエンデルだが、もともと子どもが苦手だったこともあり、はじめはなかなか上手くいかない。しかし、 [続きを読む]
  • あけましておめでとうございます
  • あけましておめでとうございますいつもこちらにお越しくださる皆さま、ありがとう! 今年は備忘録っぽい感じでゆるゆるっと去年よりは更新できたらいいかな〜。さて、酉年なので新年はバードウォッチングならぬ飛行機ウォッチングに行きました。品川の城南島海浜公園。お隣にある羽田に向けて、次から次へとどんどん飛行機飛んできて、見てるの楽しい。あと時々、コンテナターミナルからのコンテナ船が出港するので、コンテナ好き [続きを読む]
  • 2016年これを読まずして年は越せないで賞 受賞作!
  • 今年の「これを読まずして年は越せないで賞」も無事決定いたしました!冬休みや新年の読書の参考にしてくださいねー。I. 児童書/YA部門:『Raven King』Maggie Stiefvater*Raven Cycleシリーズ4部作全体として評価YAのファンタジーは似たりよったりの作品が多いなか、独特な物語と世界観を味わうことができる、非常に読み応えがあるシリーズなので、大人の読者にももちろんおすすめ。エリート男子校に通う4人の少年+ヒロイン [続きを読む]
  • The Sun is also a Star
  • 1作目の小説『EVERYTHING, EVERYTHING』がベストセラーになって、来年公開予定で映画化が決定している Nicola Yoonですが、2作目もこれまた評判がよくて、これまた映画化するみたい。社会的にもタイムリーに移民問題を扱っているのですが、ちょっと切ないラブストーリー。『The Sun is also a Star』Nicola Yoon著、Corgi ChildrensNatasha:ジャマイカ生まれのナターシャ。家族でアメリカに移住してきて、もう10年もニューヨー [続きを読む]
  • The Nix
  • 評判が良くて気になってた本ですが、すごく面白かった! これは必ず邦訳出るはず。『The Nix』Nathan Hill著、Picador作家…といっても全然本書けてない Samuel(サム)は田舎の大学で教師をしている冴えない男で、オンラインゲームにはまっている。ある日、サムが子供の頃に家族を捨てて失踪していた母親の Faye が事件を起こし、インターネットやニュースメディアの注目の的となる。高校時代の初恋の人と結婚したごく普通の田舎 [続きを読む]
  • 2016年これを読まずして年は越せないで賞 候補作
  • 遅ればせながら、今年もやります「これを読まずして年は越せないで賞」の候補作リストが出ました!詳しくは渡辺さんのサイトをご覧ください!今年もまたもや感想を書けてない本がいっぱいあるのですが、ツイッター公開審査までに全部は無理そうだけど数冊くらいは書けるかな。公開審査は12月29日19:00〜を予定しています。ハッシュタグは #これ読ま、横やり大歓迎です。では、今年もお楽しみに! [続きを読む]
  • 五日物語―3つの王国と3人の女―
  • 大変に私の好みの映像を観ました。眼福。ポスター画像をやや大きく載せちゃおう。『五日物語―3つの王国と3人の女―(Tale of Tales)』監督:マッテオ・ガローネ映画のもとになっているのは、17世紀初めにジャンバティスタ・バジーレがナポリ方言で執筆した民話集『ペンタメローネ』です。『ペンタメローネ』は、笑わないお姫様と眠り王子という大枠となる物語がありまして、その中で、ある人の魔法をとくために10人の女が1日に [続きを読む]
  • この世界の片隅に
  • こうの史代のマンガ『この世界の片隅に』のアニメ化。原作、私は大好きなのですが、映画も波の兎や空襲のシーンはじめアニメーションならではの表現があって、とてもよかった。それから街並みや家の中の様子がとてもリアル。ディテールに気を配っているので、画面にたくさんの情報が詰まっていました。もう1度観たい。『この世界の片隅に』監督:片渕須直広島市に暮らす、絵が得意でちょっとおっとりとした少女すずは、1944年(昭 [続きを読む]
  • White Trash
  • 先月はこんな本も読んだのだった。タイトルがズバリ「ホワイト・トラッシュ」(直訳すると白人のクズという意味)という歴史書。『White Trash: The 400-Year Untold History of Class in America』Nancy Isenberg著、Viking英国がジェームズタウンに最初の植民地を作った時代から現代にいたるまで、社会的階級の観点からみたアメリカの詳細な歴史。著者はルイジアナ州立大学のアメリカ史の教授。ネイティブアメリカンや黒人の歴史 [続きを読む]
  • Hillbilly Elegy
  • ちょうどこの本を読んでた時期は、アメリカ大統領選があのような結果になるとは想像してなかった頃で、そもそも本書を読もうと思ったのも「著者の祖父母がアパラチア出身」という理由でした。何度か書いていますが、私はアパラチアを舞台にした小説に興味があるので、アパラチアという言葉に目を引かれるのである。本書は小説ではなくて、メモワールです。『Hillbilly Elegy: A Memoir of a Family and Culture in Crisis』J. D. V [続きを読む]
  • Becoming Nicole:トランスジェンダーの子どもの話
  • 先日、ジェンダー・フルイッドの子どもに関する小説を紹介しました。今回は、トランスジェンダーの子どもに関するノンフィクションです。『Becoming Nicole: The Transformation of an American Family』Amy Ellis Nutt著、Random Houseメインズ夫妻は、ジョナスとワイアットという一卵性双生児の男子を養子にした。双子が歩き始めるくらいの年齢になったとき、ふたりの性格がまったく違うことが明らかになってくる。ジョナスが好 [続きを読む]