春巻 さん プロフィール

  •  
春巻さん: 春巻雑記帳
ハンドル名春巻 さん
ブログタイトル春巻雑記帳
ブログURLhttp://springroll.exblog.jp/
サイト紹介文映画・本を中心に好き勝手に感想をつづる電子雑記帳。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供65回 / 365日(平均1.2回/週) - 参加 2007/04/01 01:39

春巻 さんのブログ記事

  • The Twelve Lives of Samuel Hawley
  • アクション&バイオレンス+クライム・サスペンス+謎の死にまつわるミステリー+父と娘のロードトリップ+ティーンの少年少女のロマンス+少女の成長物語……という、もりだくさんの1冊です。「タランティーノのようなひねりの効いたプロット」という紹介文もどこかで読んだ気がする。それも一理あるかも。ページターナーで面白かった。『The Twelve Lives of Samuel Hawley』Hannah Tinti著、Dial Pressいい意味で予想を裏切る [続きを読む]
  • Days without End
  • 2016年コスタ賞大賞受賞作で、今年のブッカー賞ロングリスト入り。今年はけっこうブッカー賞リストの本を読んでいる……ような気がする。この本、なかなかよかったです。『Days without End』Sebastian Barry著、Viking19世紀半ば大飢饉に襲われたアイルランドから、カナダ経由でアメリカへ渡った17歳の Thomas McNultyが主人公。ゴールドラッシュからインディアン戦争、そして南北戦争のアメリカを生きたトーマスの半生を描いた話 [続きを読む]
  • News of the World
  • ちょうどテキサスが舞台の本の感想書こうとしていたら、ハリケーン・ハービーのせいでテキサスが大変なことに。今日、ヒューストン近郊の友人が「ようやく太陽が出た!」と喜んでいるので、このまま天気のよい日が続きますように。テキサスが舞台の本は、これです。『News of the World』Paulette Jiles著、William Morrow南北戦争後のテキサス。退役軍人の老人Captain Kiddは、テキサス北部の町をまわって人々にニュースを読み聞 [続きを読む]
  • They Were Like Family to Me
  • 第二次世界大戦中のドイツ占領下のポーランドが舞台の、ホロコーストをテーマにしたマジックリアリズムな連作短編集。これがすごく、すごくよかった。じつは去年から気になってたのになんとなく読むのを躊躇してたけど、早く読めばよかった。『They Were Like Family to Me』Helen Maryles Shankman著、Scribner最初は『In the Land of Armadillos』というタイトル(右の表紙)で出版された本。全部で8つの話を収録。ユダヤ人の絵 [続きを読む]
  • 普通の人びと―ホロコーストと第101警察予備大隊
  • 『コール・オブ・ヒーローズ』の感想でふれた本で、今のところ絶版みたいだけど、読み継がれるべき1冊。文庫化するか電子版を出すかしてほしい。「普通のドイツ人が、いかにして史上稀な大量殺戮者に変身したのか」を膨大な史料に丹念にあたって浮き彫りにした本。ちなみにここでの「普通の人びと」は男性ですが、「普通の女性」のケースについては『ヒトラーの娘たち――ホロコーストに加担したドイツ女性』(ウェンディ・ロワー [続きを読む]
  • Himself
  • なんだかどう評価していいのかよくわからなかった本だけど、時間が経ってから、いくつかの場面や登場人物たちのことを懐かしく思い出すので、思ったよりも良い本だったのかも。『Himself』Jess Kidd著、Canongate Books表紙はUK版とUS版の2種類。私はUK版が好き。アイルランド。1950年、赤ん坊を連れた少女が森で殺される。そして1976年、Mohonyという26歳の青年がMulderrigの小さな村にやってきた。彼は赤ん坊の頃に自分を捨てた [続きを読む]
  • Man V. Nature:シュールでダークで居心地が悪くなる短編集
  • シュールでダークで居心地が悪くなる話が12編詰まった短編集。夏のビーチでの読書にはあんまり向かない。夜に読むのはおすすめ。『Man V. Nature』Diane Cook著、Harper表題作は、魚釣りに行ったはずがなぜかゴムボートで漂流するはめになった三人の男性の話。幼い頃から仲良しの三人組と思いきや実際は……という事実が漂流中に徐々に明らかになっていって、なんともいたたまれない心持ちに。配偶者を亡くした者は新しいパート [続きを読む]
  • 入院して手術して退院しました!
  • Twitterでは言いましたが、いつかそのうちやるやると長らく先延ばしにした手術をついにやった!ので、1週間くらい入院してまして、先週退院しました。やたらカラフルな流動食。手術前に流動食で心底よかった、という事案ものちに発生する。術後翌日は全身麻酔の影響が強く出て「拷問か……」って感じだったけど、2日目からは劇的に調子がよくなった。最近の医学、すごい(今回は腹腔鏡手術でした)。まだ家で安静にしてないとい [続きを読む]
  • 大航海時代の日本人奴隷
  • 最近読んだなかでとても面白くて、おすすめの本がこちら。『大航海時代の日本人奴隷』ルシオ・デ・ソウザ、岡 美穂子著、中央公論新社 わくわくするので、出版社の紹介文をまず読んでみて。戦国時代の日本には奴隷とされた人々が多数存在し、ポルトガル人が海外に連れ出していた。メキシコに渡った3人の日本人奴隷を語る異端審問記録。もう一つの大航海時代史が立ち現れる。16世紀から17世紀にかけて、奴隷として海外に連れ出され [続きを読む]
  • 新宿区立新宿歴史博物館
  • あまりに暑くてすっかりご無沙汰していました。この気候でオリンピック大丈夫なのかな。東京都民としては大丈夫じゃないと思うんですけど。さて。まだ涼しかった6月、新宿歴史博物館について近いうちに書く!といって放置していたわけですが、忘れてませんよ! さあ、この夏休み、みなさんも近くを通りかかったらぜひお立ち寄りください!新宿区立新宿歴史博物館(サイト)東京都新宿区三栄町22 TEL:03-3359-2131開館時間:9:3 [続きを読む]
  • コール・オブ・ヒーローズ 武勇伝(危城)
  • 田舎の町に流れ者がやってきて、正義と悪の戦いに加勢して、そしてまたどこぞへ去っていくという西部劇のような話で、アクション含め本当によかった。悪が超怖くて泣きそうだったし、まっすぐな正義の人たちの戦いっぷりも泣ける……!『コール・オブ・ヒーローズ 武勇伝(危城)』監督:ベニー・チャン/陳木勝1914年、内戦下の中国。流れ者のマー(エディ・ポン/彭于晏)は、自警団が守りを固めている小さな村にたどり着く。平和 [続きを読む]
  • メッセージ
  • テッド・チャンの短編『あなたの人生の物語』の映画化。最初に映画化すると聞いたときは、無理じゃないかなー、安っぽい映画になりそうだなー、と心配したけど、まあまあよくできていた(ずいぶんと上から目線な書き方である。すまぬ)。しかしささくれのように心にひっかかる部分もあって、日が経つにつれてもやもやが大きくなった感じもある。以下、内容に触れてます。『メッセージ(Arrival)』監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴある [続きを読む]
  • 修羅の剣士(三少爺的劍)
  • ショウ・ブラザースの『三少爺的劍』(トンシン主演)のリメイク。オリジナルは未見…と思いきや、いややっぱり観たことあるよな……と記憶の細い細い糸をたぐりながら劇場に向かいました。が、オリジナルのことは鎖に繋がれている姜大衛しか思い出せない!『修羅の剣士(三少爺的劍)』監督:イー・トンシン/爾冬陞 製作:ツイ・ハーク/徐克原作は古龍です。飲み助でやさぐれた男ふたりがメインキャラなところがとても古龍っぽい [続きを読む]
  • スプリット
  • 好き嫌いがわかれそうな映画ではありますが、そしてちょっとどうなのかと考えるところもあるものの、私は最後ナンダッテー!と椅子から立ち上がりそうになりました。うっすらとネタバレしています。『スプリット(Split)』監督: M・ナイト・シャマラン見知らぬ男に拉致され、監禁された3人の女子高校生。男は23の人格がある多重人格者だった。これしか知らない状態で観たので、ジェームズ・マカヴォイの多重人格演技にうひゃー [続きを読む]
  • イップ・マン 継承
  • ギリギリ駆け込みで観に行ったドニー・イェンの葉問シリーズ3作目。しみじみと家族愛の映画でござった。あとね、インテリアと小道具がとてもよい。『イップ・マン 継承(葉問3)』監督:ウィルソン・イップ/葉偉信1959年、香港。イップ・マンは妻や息子と穏やかな日々を過ごしていたが、悪徳不動産業者が息子の通う小学校の土地を強引に買収しようとしていることを知る。町のために立ち上がるイップ・マンだが、そんなある日、妻 [続きを読む]
  • ねじの日
  • 6月1日は「ねじの日」です。何、ねじの日って、と思う方はねじとばねの専門紙、金属産業新聞のページをご覧ください。ねじの日なので、秘蔵のマイナスねじ写真を披露します!こちらは、旧岩崎邸で見かけたねじ。いったいこれ何なのかちょっとよくわからないんですけど、私がグっときたポイントは、ねじの溝の傾きがちゃんと左右揃ってるところです。たまにそろってないと、あーバラバラだなー気にならない人が締めたんだな、と思 [続きを読む]
  • メットガラ ドレスをまとった美術館
  • 毎年5月の第1月曜にニューヨークのメトロポリタン美術館で行われるファッションの祭典「メットガラ」。その開催までの8カ月を追うドキュメンタリー。『メットガラ ドレスをまとった美術館(The First Monday in May)』監督、撮影、編集:アンドリュー・ロッシMETの服飾部門が特別展オープニングにあわせて開く資金集めパーティ「メットガラ」を仕切るのはMETの理事でもあるVOGUE編集長アナ・ウィンター。本作が密着するのは、 [続きを読む]
  • T2 トレインスポッティング
  • まさか20年後に、同じキャストで続編が作られるとは思ってもみなかったよね。『T2 トレインスポッティング(T2 Trainspotting)』監督:ダニー・ボイル1作目が公開された時には、サントラは何度も聞いたし、ポスターのグラフィックもかっこよくて大好きだったんだけれども、じつは映画自体にはそれほど思い入れがなくて、ヘロイン中毒ってつくづく嫌だ……とどんよりした記憶しかなく、そもそも私はアーヴィン・ウェルシュの書く [続きを読む]
  • ゲーム・オブ・スローンズ シーズン4〜6
  • 感想を書いてなかったら「もう観てないの?」と知人に言われたんですけど、観てますよ! スターチャンネルをお休みしているので、Huluの配信待ち。配信されたら1話ずつゆっくり観ようと思うのに、2、3日で一気に見てしまう。シーズンを追うごとに面白くなっていますが、とりあえずシーズン6すごかった。思えばシーズン4から6にかけて、さまざまな人が死に、見るも忍びない悲惨な出来事が何度も起こり、権力が激しく移り変わ [続きを読む]
  • ベトナムのHATVALAさんのお茶
  • ゴールデンウィークが終わって、ジロが始まり、夏に向かって着々と進んでますが、みなさん、お元気ですか。今日はベトナムのお茶の紹介。ホーチミンに出張に行った家人が、HATVALAというお茶屋さん(コーヒーも扱っているらしい)でお茶を買ってきました。ここは質のよいお茶を直接お茶農家から買い付けているというお店。お茶のパッケージも可愛い。左は紅茶、右は白茶。箱の側面に淹れ方(葉やお湯の量、抽出時間など)が丁寧に [続きを読む]
  • ムーンライト
  • 月明かりの下で仄かに青い宝石のように輝くような映画。あとから思い返すたびにじんわりとするので、たぶん、ここに出てきた人たちは心の中でいつまでも生き続けて、またいつかきっと「あの人たちはどうしてるかな」と懐かしむんじゃないか。『ムーンライト(Moonlight)』監督:バリー・ジェンキンス映画は主人公シャロンの少年時代、高校時代、そして青年時代の3つのパートに分かれている。マイアミの貧困地域。体が小さくて「 [続きを読む]
  • The Tsar of Love and Techno
  • 私にとって2014年のベスト本が『A Constellation of Vital Phenomena』だったのですが、同じ著者の2冊目も天才的にすばらしくて唸った。もっと早く読めばよかった。Anthony Marra(アンソニー・マラ)は新作が出たら絶対読む作家リストに入れました。『The Tsar of Love and Techno』Anthony Marra著、Hogarth Press短編集だけれども、すべてのストーリーが巧妙にリンクしていて、最初の話から順を追って読んでいくと、壮大なひと [続きを読む]
  • わたしは、ダニエル・ブレイク
  • 公的な福祉制度がカフカの世界のような状況になっているのは、日本に限らず世界のあちこちも同じで、これは英国の話。『わたしは、ダニエル・ブレイク(I, Daniel Blake)』監督:ケン・ローチイギリスのニューカッスル。59歳の大工のダニエル・ブレイクは、心臓発作が原因で医者から仕事をしないようにと言われて、国の援助を受けようとするんだけれども、この申請が複雑怪奇なことになっていて(わかる。日本も似ている)、なか [続きを読む]
  • タレンタイム〜優しい歌
  • 多民族国家であるマレーシアの4人の高校生とその家族を中心に、民族や宗教の違いから生じる誤解や偏見を抱えつつ、異なる文化の人々が共生する多民族国家マレーシアの日常を細やかに描き出した作品。『タレンタイム〜優しい歌(Talentime)』監督:ヤスミン・アフマド音楽コンクール「タレンタイム」が開催されることになった、マレーシアのとある学校。成績優秀でギターの上手な転入生ハフィズ、二胡を演奏する優等生のカーホウ [続きを読む]