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2007/04/17

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  • 『花神』6

    自分の仕事を見つける その後、蔵六は上野の山にこもった彰義隊を壊滅し、 北越から奥羽に広がった戦乱も、 江戸から指令を発して、ことごとく片づけた。 戊辰戦争がわずか一年で片づいたのは、 蔵六という総司令官がいたからともいえる。 そのやり方がふるっている。 「私がすべてやります」 「これ以外に方法はありません」と、 薩長の幹部の列座する前で悪びれもせずに断言し、 数学の…

  • 『花神』 5

    神業のような処理能力 -------------------------------------------------- 今日というか昨日ですが 面白い話をいろいろ聞きました。 ベートーベンの耳が聞こえなくなったのは 25歳からだそうです。 よって、われわれが知っている彼の名曲は ほとんどすべて、耳が聞こえなくなってから つくられたものなのです。 ベートーベンは一時、自殺も考えましたが 自らを鼓舞し、手帳にこう書きまし…

  • 『花神』4

    才能はその時、その場に突然、現れる 蔵六には誰にも負けない知識があり、 かつ軍事総司令官に適した体質をもっていた。 医者が臓器の病んだ部分をばっさりと切り取るような 冷然とした感覚を持ち合わせていた。 軍事にはそういう才能が必要らしい。 たとえば、幕軍が大島に、海から攻めてくるとわかったとき 「大島は捨てます」と、あっさり言った。 全体を見て、局部の疾患は捨てるという…

  • 『花神』3

    知性を生かす感情というエネルギー ------------------------------------------------------------ ニュースを見ていると連日 いじめ自殺やら殺人やら 嫌な事件ばかり報道されています。 結局、最も刺激的な事件を 採り上げているからなんでしょうね。 もう少し、流すニュースを考えられないでしょうか。 たくさんある中から何を選ぶか。 選択の問題です。 これはものすごく重要なことだと思い…

  • 『花神』 2

    技術者の個性 ------------------------------------------------------------- オーストラリアに何年か赴任した人の体験記を読んでいたら おもしろいことが書いてありました。 現地にすっかりなれて、日本に帰ると 何もかもが小さく、せせこましく まるで小人の国に来たように感じた、というのです。 巨人国から帰ったガリバーが 故郷のあまりの小ささに困惑し、 出会う人みんなを、踏み付けやし…

  • 『花神』1

    舞台は回る この本は、物事には順番があるということを教えてくれる。 事が成されるとき、登場する人間にも順序があり、 それぞれの能力・キャラクターと 出番の組み合わせがぴったりと合ったとき、いい仕事がなされる。 もっと言えば、自然の摂理に逆らわず、 物事を合理的に進めていけば、 ジグソーパズルの欠けた部分にぴったりのピースがはまるように、 求める人間が、求められる場所に現…

  • 『国盗り物語り』 3

    自費出版はこちら http://pocket.jp/userGuide/publishing.jsp?ug=pu ------------------------------------------------------------ 部下を機能として使う合理主義者 信長の行為に残酷な面があるのは否定できないが、 冷酷なだけの人間ではない。 何が良いか悪いか、許せるか許せないかという、 信長自身の価値観の問題である。 良いものは良い、悪いものは悪いと、 …

  • 『国盗り物語り』 2

    あなたの本を出版します! http://pocket.jp/userGuide/publishing.jsp?ug=pu ------------------------------------------------- 日本人離れした執念深さ 美濃攻めに対する信長の態度は、次のようであった。 「性格からいえば信長は、その軍を行(や)ること電光石火で、 なにごとにつけ激しい男だ。 桶狭間の急襲がそれを証拠だてている。 しかしその面だけではない…

  • 『国盗り物語り』 1

    ---------------------------------------------------------- 小説、評論、詩、俳句、エッセイ、イラスト、 写真投稿しませんか。無料で掲載します! http://pocket.jp あなたの本を出版します! http://pocket.jp/userGuide/publishing.jsp?ug=pu ---------------------------------------------------------- 信長の天才性 信長、秀吉、家康のだれが一番えらい、 とい…

  • 『ロシアについて』

    ---------------------------------------------------------- 印税60%! あなたのブログ、メルマガを電子書籍1冊にまとめませんか。 トレンドライフ ポケット事業部 http://pocket.jp あなたの本を出版します! http://pocket.jp/userGuide/publishing.jsp?ug=pu ---------------------------------------------------------- こんばんは! ロシアは本当に近くて遠い国ですね。 地球儀を見るとわ…

  • 『この国のかたち』3

    あなたの本を出版します! http://pocket.jp/userGuide/publishing.jsp?ug=pu まじめでクレイジーな日本人 こんばんは! 週刊ダイヤモンドが「悲惨世代」なる記事を掲載し 世代論がにわかに話題になっているようです。 ちなみに「悲惨世代」とは現在25〜35歳と定義されている。 親はリストラ、子はフリターのパターンだとか。 それでネットで検索してみると、 以下の…

  • 『この国のかたち』2

    あなたの本を出版します! 原稿の相談は以下で。 http://pocket.jp/userGuide/publishing.jsp?ug=pu 多様性のおもしろさと怖さ 一八六七年の明治維新から一九〇五年、 一九四五年、一九八九年と、 ほぼ四十年周期で時代の風向きは 大きく変わっている、と前回書いた。 ならばそれぞれの時代をざっくりとでも 類型化しなければいけない。 こんな感じではないか、と思…

  • 『この国のかたち』1

    あなたの本を出版します! 原稿の相談は以下で。 http://pocket.jp/userGuide/publishing.jsp?ug=pu 40年周期で変わる時代の風向き こんばんは。 ブックオフで見つけた 竹内まりあのCDを聞いている私です。 歌手はやっぱり 声がいい人がいいですね。 聴いていて気持ちいいです。 ☆☆☆ そこに、巨大な青みどろの不定型なモノが横たわっている。 …

  • 『梟の城』

    印税60%! ブログ、メルマガを電子書籍1冊にまとめませんか。 http://pocket.jp ---------------------------------------------------------- あなたの本を出版します! 原稿の相談は以下で。 http://pocket.jp/userGuide/publishing.jsp?ug=pu ---------------------------------------------------------- 一級のエンターテインメント小説 こんにちは。 いまは週末の金曜日ですが 都心はいつもより静…

  • 『最後の将軍』 2

    ============================= 出版をお考えの方 マンツーマンで対応いたします。 http://pocket.jp/userGuide/publishing.jsp?ug=pu ============================= 趣味人に徹した徳川慶喜の後半生 --------------------------------------------------------- こんにちは。 「ふじみ野市大井プール」での事故が盛んに報道されていますが 本当に…

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