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  • 完通

    最後の難関だった箇所の開通作業がやっと終わりました。開通するだけでやっとだったので、これからどのようにして美しく仕上げていくのか皆目見当がつきませんが、とにかくあきらめかけていた場所が開いただけでも今はホッとしています。しかし、開通したおかげでご都合主義で彫ってきたいろんなとこが...

  • 抜彫

    最後の難関の抜き作業に取り掛かり、まずは背中にかかる衣の部分の抜き作業が何とか終了。 抜く部分が小さいので刃を入れる場所が少なく、ついつい強引に作業してしまいドキッとする。削りすぎてしまうと取り返しがつかなくなるので慎重に慎重に作業を進め、なんとか貫通させることができた。しかし...

  • 馥郁

    夏頃の表情と並べてみました。つらいひと夏を超えた観音様は、少しほっそりとして大人びた表情に変わりつつあるのがわかります。まだまだテレビをつけながらとかの作業のせいか、邪念というか煩悩がそのまま出ているので、反省です。達観したお顔は、無の境地からしか生まれないのですよ、きっと。人...

  • 慈愛

    脇の下の貫通がまだできないまま、気分転換に表面処理を少しずつやり始める。微々な作業なのでブログにアップできるほどの写真も撮れなく更新もできずにいます。実は、ここから先の顔のつくりがむつかしく、当然仏像(まだ仏像とは呼べませんが)と対峙する時間だけが長くなってます。刀をいれることが...

  • 微細

    彫刻刀でできた面を丁寧に丁寧に滑らかにしていく作業を進めているのに、バランスが気になり削り込む。無駄な作業のくり返しのようですが、基礎を学んでいないものとしてはとにかく刃を入れるということを繰り返さないと何も始まらないのです。良くぞここまで、きたな~と思う気持ちで眺めていると、...

  • 衣感

    全体のバランスはほぼ整ってきたので、細かい質感を表現していきます。布の持つ柔らかさと軽やかさ、そして布としての重量感・・・・学生時代にデッサンしていた時も思いましたが、布の質感はホント難しいです。布が風に揺れるさまを想像しながら彫り進めていく作業は難しいですが、楽しいものです。

  • 髪結

    作業をしていると、この夏の暑さはエアコンを効かせた部屋でも汗をにじませ、なかなか細かい彫刻への意欲を見事にへし折ってくれます。こんなことではいけないとはわかっているのですが・・・・。(苦笑)髪をブロックごとに整理してきたことでなんとなく頭部のバランスがとれてきたことと、お顔を少し...

  • 再開

    忙しさにかまけて作業がとまってしまっていて、久しぶりに彫刻刀を持つとドキドキしてきました。久しぶりに手の中で感じた観音様のぬくもりは心を落ち着かせてくれたものの、脇腹と衣の間を抜く作業に入っていってもなかなか無の心にはなれず、ますます難しい作業になってしまいました。

  • 衣感

    衣の彫り込みをすることで身体はシェープアップされていく。ただし、薄布の柔らかさと重さがきちんと表現されないと木の質感のままになってしまう。ドレープの流れがすべてを決定するのでデリケートな作業が続いていく。非常にミニマムな作業なのでかなりの時間が費やされていく。いつの間にか体中が...

  • 頭部

    ますます細部の彫り込みが入ってきます。よりデリケートな作業になり、木目を間違えると部分が剥離してしまいとんでもないことになるので、慎重にというか恐る恐る野作業になってきました。難関な道のりがより一層険しくなってきている心境です。

  • 成長

    まだ少し顔が大きいかなという感じもありますが、頭のボリュームもかなりすっきりとしてきたし、腕もだんだんと女性らしくなりつつ(まだまだ逞しいですが)というとこまできました。たまにはこういう比較で並べてみると進捗状況が良くわかります。自分で彫っていると少しずつシェイプアップしていくの...

  • これから衣装の襞などに気を使いながら彫り進んでいくことになります。衣は柔らかさや軽さを表現する上でも、うねり方など一連の動きの連続性を表現しないといけなくなるので、またまた上級者の道へ進まざるを得なくなりました。このあたりになってくるとバランス良く彫れていたと思っていた箇所につじ...

  • 気持

    全体がようやく見えてきました。まだまだ一回り肉厚な感じですが、衣のディテールなどが加わっていくとスラリとしてくると思います。一彫り、一彫り気持ちをこめて作業をしているのでとても愛おしく見えてきます。(笑)最後には凛とした崇高な観音様になってほしいので、こんな気持ちで彫っているとい...

  • 貫通

    何本もの彫刻刀を使い分けてじっくりじっくりと抜いていく。これが正しい作業方法なのかどうかはわからないけれど、今自分で考えられる方法からいくとこれしかない気がします。ホントに地味な作業でイライラもするけれど、これも精神の修行になると思い続けていくと閉ざされていた扉が開くように光が...

  • 再開

    まだまだ不恰好ですが先生方に励まされたこともあり、気分も新たに作業復活です。観音様に重くのしかかった鎧を脱がせてあげて、衣に風を当ててあげる作業開始です。

  • 新刀

    先へ進む速度が急に落ちたこともあり、気分転換もかねて作業途中の瑠璃観音像を持って再び光雲堂さんを訪れる。たまたまいらしていた先生に励まされ、彫り方を少し指南してもらうことで再びモチベーションを上げることができました。(喜)そして、新たに3本の彫刻刀を購入。気持ちが上がってきたのが...

  • 力感

    悩みながらも作業は続きます。心がけているのは見た目の形だけでなく、体重がどういうバランスで足にかかっているのか、指先はどういう意図があってその方向に向いているのか・・・。レベルの高い話なんでしょうけど、少なくとも観音様の重さが伝わるようにと思いながら削り続けています。大げさな話で...

  • 抜彫

    抜彫がたいへんです。技術どころか知識がないので、様々な彫刻刀をつかい(とはいってもあまり持ってませんが)、穴を開けるように切り込んでいく。この作業がまた大変です。錐で穴を開け、糸鋸で切ろうとしてもうまくイメージ通りにできないので、小刀などを使いながら地味に少しづつ削りだしていきま...

  • 難攻2

    相変わらずなかなか進まないでいる様子。

  • 難攻

    なんとなく姿かたちが現れてきたというか雰囲気は出てきたのですが、ここからがホントに難しい作業になってきます。宋琳さんの作品を見ていても、どのような彫刻刀を使えばあのようにきれいに細かい作業が成しえるのか・・・・いや~ぁ、像とにらめっこしている時間だけがどんどん増えていっている感じ...

  • 遅々

    これからの作業は全体の削りこみになっていくので、写真ではわかりにくい段階へ。前回は腕をつないだので逆にはずせば胸元なども削りやすかったのですが、今回は一体なので作業の難しさを実感。これはなかなか大変。とにかく抜き削りもあるし、これは本気でむつかしい。さてさて・・・

  • 満遍

    頭部の丸みと腰周りを削りだしていくことにより、立ち様がハッキリとしてくる。いまの観音様の安定感を崩さぬよう、自分の不安が大きくならないよう大胆に削り込むことはせず、全体に満遍なく削り込んでいく。容量的に悪い気はしますが、なにぶん彫刻としての作業バランスがつかめていないので無茶をし...

  • 塊2

    背骨の位置を削りだしていくことで、なんとなく姿勢めいたものが明確になってきて立つという動きが見えてきているような気がします。ここから先は、どの足でどのように立つかで腰の傾きや肩の傾き、首の向きなどが全て決まってくるのでより難しい作業になっていくと思われます。足にしっかり体重が乗る...

  • 切り出しと削りだしで木材から生命の塊が姿を現しはじめる。写真では伝わらないだろうし、たぶん作者自身にしかわからない感覚なのかもしれない。ペンで画き込む表情にも感情が生まれてきているような気になる。先日購入した大きな平曲彫刻刀が大活躍、面白いように削りだして行ってくれる。部屋の中に...

  • 切り出し

    この日のために鋸の替刃も買い揃え、いよいよ切り出しを始めました。木目に沿った時は荒刃、横切りの時は細刃これを使い分けることで今までとは雲泥の違いで作業が進んでいきます。それでも大変な作業には変わりなく、途中ホームセンターに行って電鋸を見に行く。じっと見つめながら、いやこの切り出し...

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