8月7・8日 （前）

午前11時14分兵庫県神戸市のとある駅冬護｢森本さん、ありがとうございます。」森本｢じゃぁ、7時にここで」森本さんと別れた。ここまで車で送ってもらった。今日は2ヶ月ぶりに咲と会える。俺は、女子高に向かった。急な用事で咲は学校にいるとメール

6月3日 あの頃の想い・・・・・

受験に合格してからもうすぐ3ヶ月が経ちます。クラスの半分以上年上です。でも気の合う人がいるので、何とか馴染んでいます。この間、仲の良い森本さんが旅行に行かないかと誘ってきた。何でも身内が旅館をやっていて、半額で泊めてくれるそうだ。女子4

9・14・16日 卒業式・試験＆面接

9日14時12分俺は高校に入学願書を提出しにいった。敷地が広くてちょっと迷いやすい。通信制の職員室に行く途中｢あの・・・通信制の職員室どこかわかりますか？」と聞かれた。冬護｢これから行くので案内しますよ」と言い案内した。職員室で入学願

2月14日 バレンタイン・進路

7時54分学校に着くといつもと少し違う感じがした。皆そわそわしている。男子はチョコを貰えるかどうか期待しているようだ。とりあえず席に座って寝ようとした。裕也｢よぉ、冬護。お前何個貰った？」クラスメイトの裕也。こいつと居ると楽しくてしかた

21・23・24日 隠された真実の記憶と不安（後）

すいません。最近色々忙しくて遅くなりました。では、続きをどうぞ8時12分俺はしばらく外を散歩する事にした。そして公園のベンチに座った。俺の体は震えていた。寒いからではない。｢怖い」から震えている。どうしようもなく｢怖い」あれから

21・23・24日 隠された真実の記憶と不安（前）

21日明日から冬休みだ。皆クリスマスの事で盛り上がっている。涼子｢ねぇ、冬護くんも行くでしょ？」冬護｢どこに？」杏子｢どこにって23日のクリスマスパーティの事よ」冬護｢俺、パス」杏子｢何で？」冬護｢めんどい」杏子｢あんたねぇ」本当はめんどく

22・23日 Io vogli c，esserlo prossimo a me

22日あれから葉月の事を少し意識してしまいあんまり話さなくなってしまった。それと最近記憶が少しずつ蘇ってきている。昼休み涼子｢・・・でね、すごく感動して涙が止まんなかったよ～」今話しているのは、クラスメイトで委員長の坂上涼子。彼女

11月10日 幼馴染みから・・・

俺はまだ通院をしている。時々なんだけど急に心臓が苦しくなる時があるからだ。薬を飲んで少し休むと治まる。もしこれ以上悪化した場合また手術をしなければいけない。午前10時49分検査が終わり家に帰る途中偶然、葉月に逢った。葉

11月1日 続いてほしい

退院してからちょうど一週間が経った。この新しい家、新しい家族にはまだ少し慣れていない。父親と母親は仕事が忙しい。だけど仕事を途中で切り上げて7時には必ず帰ってきてくれる。いつも夕飯のときは明るくにぎやかでとても楽しい。一つ上の姉とは

25日 誰？・・・・・

今日、退院する事になった。久しぶりの外に出ると太陽の日差しがまぶしい。隣に居た誰かその人はもう消えてしまった。父親が車で迎えに来た。その車で家に荷物を取りに行った。その途中で父親｢なぁ冬護。お姉ちゃんから聞いたけど優奈ってどんな子なん

20日

今日、医師がもうすぐ退院できるっていってました。それで姉が｢よかったら、一緒に住まない？」と言ってきた。俺は、冬護｢・・・・・ごめん、もう少し考えさせて」と言った。でも考える事なんて何も無いのに。どうしてそんな事を言ったんだろう。

16・17日 報告

報告十月一日午前10時34分手術開始同日午後12時13分手術終了手術成功後遺症あり植物状態手術から十五日後十六日午後9時32分容体急変同日午後9時34分心肺停止心臓マッサージ開始心肺回復容体安定同時に意識回復

22・23日 あたしじゃ駄目？

遅くなりました。ちょっと所々ハショッて書きます。22日・・・とある公園で俺の姉と言う人と待ち合わせをしている。そしてその人が来た。何を話したらいいか分からない。その人が色々と教えてくれた。俺は親戚に預けられた事。親戚中をたらいまわしされ最後に捨

15日 決断と迷い 本当の家族

15日午前8時病院の前で待ち合わせした。デートと言ってもあまり遠くには行けない。それに2時には戻らなければいけない。光｢おまたせ」と笑顔で言ったしばらく歩くと光｢ねぇ大丈夫なの？」だいき｢え!?何が？」光｢体のこと。私病気のこと何も聞い

14日 俺の決断

今日、詳しい話を担当医の先生にされました。俺、このままだと｢死ぬ｣と言われました。病名は何か難しくて憶えてないけどとにかくこのままでは｢死ぬ｣と言う事は確かです。手術はとても難しくて成功する確率は