TKL さん プロフィール

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TKLさん: TKL☆スバラシネマ
ハンドル名TKL さん
ブログタイトルTKL☆スバラシネマ
ブログURLhttp://yaplog.jp/awoi-sekai/
サイト紹介文今年観た映画の中から“ボーダレス”でえらび抜く“ひとり”映画祭☆
自由文新作映画から古典映画のDVD鑑賞、BS放送鑑賞まで古今東西あらゆるジャンルの映画を観ています。
「自分が好きな映画が、良い映画」だと思います。
映画の評価はあくまで主観的なもので、それ以上でもそれ以下でもないと思います。
年間100本の鑑賞を目標にこれからも映画を観続けます!
年末には、一年の総決算として一人映画祭「スバラシネマAWARDS」を開催しています☆
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供88回 / 365日(平均1.7回/週) - 参加 2007/05/06 12:45

TKL さんのブログ記事

  • 「ハードコア」<7点>
  • 新宿バルト9、0時近くのレイトショー。クライマックスを“走り抜ける”につれ、脳内メモリが激しく消費されていくのを体感。誤解を恐れずに言うと、刺激的な映像世界に対する高揚感に相反するように、特に終盤、“欠伸”が止まらなかった。無論、退屈だったわけではない。脳内メモリが尽きかけ、思考が停止しかけていたのだと思う。きっと世界中の映画人たちが一度は思いついたものの実行には移せなかった“全編FPS視点”でのアク [続きを読む]
  • おヒサシネマ! 「沈黙の戦艦」
  • 先日気まぐれに観た2000年代の“セガール映画”があまりにも酷かったので、スティーヴン・セガールというアクションスターの“存在”を再確認しようと、彼の代名詞ともなった「沈黙シリーズ」の発端である今作を何年かぶりに観た。スティーブン・セガールのアクション映画スターとしての地位を確立したと言える今作の最大の成功要因は、やはり主人公のキャラ設定に尽きると思う。“コック”の主人公の素性が、実は海軍きっての最強 [続きを読む]
  • 「ワイルドカード」<3点>
  • この映画のストーリーラインが描き出したかったことは、うらぶれた人生からの脱却を実は夢見ている裏稼業の男が、不意に現れた“若者”との一夜の交流を通じて、決意と活路を見出していく物語だったのだと推察する。なにせ、脚本は二度のアカデミー賞にも輝くウィリアム・ゴールドマンである。きっと本来イメージしていたストーリーラインは、ラスベガスの欺瞞に満ちた輝きの中で、己の腕っ節のみで生きてきた不器用な男の哀愁と、 [続きを読む]
  • おヒサシネマ! 「アドレナリン」
  • 続編「ハイボルテージ」を観てしまって、ついつい再鑑賞。「馬鹿映画だ」「阿呆映画だ」と連呼しつつも、やっぱり楽しいんだから始末が悪い。そして改めて観返してみると、馬鹿映画であることは間違いないけれど、娯楽映画としての趣向は細やかに凝られているなと再確認した。アドレナリンを出しっ放しにしないと死んでしまうという馬鹿設定を最大限に活かし、ありとあらゆる方法でテンションを上げ続ける主人公のアクションが楽し [続きを読む]
  • 「アドレナリン:ハイ・ボルテージ」<6点>
  • 相変わらず「馬鹿」過ぎるテンションに面食らう。ギリギリ良い意味で。前作の衝撃的なラストカットから間髪をいれず始まるこの続編、正直色んな意味でイカれている。あまりにも劣悪な状況下での心臓移植手術シーンから始まり、すべての設定、展開が、“悪ふざけ”のオンパレード。エログロ展開は完全に前作以上。もしも、前作を踏まえずに今作を観たならば、いきなりの暴走ぶりに対してひそめた眉が戻らないだろう。前作は謎の“中 [続きを読む]
  • 「パッセンジャー」<8点>
  • “Starring  Jennifer Lawrence Chris Pratt”エンドロールのクレジットで、先ず表示されたのは主演俳優二人のクレジットだった。それはハリウッド映画において大して珍しくないことのように思えるかもしれないが、往年の娯楽大作ならいざ知らず、昨今の映画において、「〜の主演映画である」という情報を、エンドロールでわざわざ真っ先に伝えてくる作品は記憶にない。製作陣が意図的にそのクレジットで表したかったことは、詰 [続きを読む]
  • 「プリデスティネーション」<9点>
  • <<ネタバレ注意!!>>「お袋でも分からないな」冒頭、顔面の大怪我により形成手術を受けた“男”が自嘲気味につぶやく。あまりにもさりげなく発せられるこの台詞が孕む意味と闇の深さを知ったとき、全身が粟立った。“タイムトラベル”を描いた映画としてすべての整合性が取れている作品だとは言わない。綻びは当然あるし、独善的で強引なストーリーテリングだと言えばその通りだろう。極めて“いびつ”な映画である。だが、そ [続きを読む]
  • おヒサシネマ! 「ボディガード」
  • 全盛期は間違いなくハリウッドのトップ・オブ・トップに君臨していたケビン・コスナー。彼のスター俳優としての存在感が極まっているのが今作だと思う。ストーリーテリングは王道の更に中心をいくようなベタ中のベタではあるが、ケビン・コスナーのスター性が、この映画を唯一無二の作品に昇華させている。長らく斜陽期を過ごしていたとも言えるケビン・コスナーだが、ここ数年は注目作での渋い存在感が光り始めてきており、この世 [続きを読む]
  • 「X-ミッション」<2点>
  • 1991年のヒット作「ハートブルー」のリメイクというが、正直おこがましい。非常に浅く、薄っぺらいアクション映画だった。今作の無名俳優たちに、「ハートブルー」のキアヌ・リーヴスとパトリック・スウェイジと同等の“華”を求めることは酷だしせんないことだとは思うが、やはり何をおいても主人公キャラクターの二人の魅力があまりにも無さすぎた。主人公はエクストリームスポーツYouTuber上がりの新人FBI捜査官という設定にオ [続きを読む]
  • 「キングコング:髑髏島の巨神」<10点>
  • 「怪獣がいっぱい出てきてたのしい」まるで幼稚園児並みの感想だけれど、実際この映画の素晴らしさを表現するにはこの一言で充分だと思う。なぜならば、この映画の製作陣は、観客にそれ以外の感想を求めていないからだ。むしろ、観客がどう思うかなんて二の次で、怪獣映画や特撮映画大好きでたまらない自分たち自身が、観たくて仕方がない怪獣映画を“オタク魂”全開で作りきったのだと思える。「俺が観たいキングコングはこうだッ [続きを読む]
  • 「薄氷の殺人」<5点>
  • 邦題の印象から勝手に韓国映画だとばかり思って観始めたが、中国映画だった。似たようなプロットの韓国映画もあったように思うが、国が違うとこうも映画の空気感というものは異なってくるものかと痛感した。まあ至極当たり前のことなのだが。そして、残念ながら、個人的にはこの映画に対してとても居心地の悪さを感じてしまい、面白味を感じるまでに至らなかった。退屈、淡白、ありきたり、否定をするための幾つかの形容が頭をめぐ [続きを読む]
  • 「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」<6点>
  • 実に15年ぶりのドラえもん映画の劇場鑑賞であった。15年前に観た作品は「のび太のロボット王国」。既に藤子・F・不二雄先生のオリジナル原作ではなく、ストーリーの陳腐さに大きく落胆したことを覚えている。それ以来、新たなドラえもん映画を観ることはなかった。そして、時は移ろい、時代は変わる。声優陣は一新され、アニメーションの作画も変わり、時折目にするテレビアニメでは、新しいドラえもんが息づいていた。旧アニメ版 [続きを読む]
  • 「アサシン クリード」<2点>
  • 出張中、深夜。新宿某映画館の大スクリーンに流れるエンドロールを見ながら、「ああ、久しぶりにまあまあ酷い映画を観たなあ」と思った。どんなに目を伏せても、耳をふさいでも、ついつい溢れかえっている映画評を見聞きしてしまう昨今だったが、幸か不幸か今作においては殆ど事前情報を入れることなく、“マイケル・ファスベンダー主演”という認識だけ携えて鑑賞に至った。個人的には、このところ極端な酷評に値する映画を劇場で [続きを読む]
  • おヒサシネマ! 「ゴーストバスターズ」
  • 昨年公開されたリブート版のせいか(観ていないけど)、発端となる動機が定かではないけれど、ふいにこの僕自身が3歳の時に公開された娯楽映画を観たくなり、Netflixで観た。こういう“衝動”に対して、動画配信サービスはとても便利だ。そして、何年かぶりに観たこの娯楽映画は、そうやって衝動的に、気楽に観るに「ちょうどいい」作品として、今に息づく作品だと思う。10年前ならただ絶妙に古臭くて退屈な娯楽映画として思ってし [続きを読む]
  • 「ラ・ラ・ランド」<9点>
  • 夢に憧れて、夢を持ち、夢を見て、見て、見続けて、ついに夢を叶えた時、夢は終わる。それは、二人が踊ったマジックアワーのように、限られたものだからこそ、美しく、何にも代え難い。「LA LA LAND」とは、文字通りロサンゼルス、特にハリウッドを指す言葉である。そこには夢に取り憑かれ、夢に浮かれるあの街と、そこに住む“夢追い人”の様を揶揄する意味合いも含まれるらしい。しかし、そんな“周囲”のフツーの価値観などは百 [続きを読む]
  • 「つみきのいえ」<7点>
  • “つみきのいえ”で、老人がひとり生活している。パイプをふかし、魚を釣って、日に日に増える水かさから避けるために、また“いえ”を積み重ねていく。積み重ねていくほどに、住まうスペースは狭小化していくけれど、彼はただ淡々と生活を続ける。この世界で何があったのだろう。この老人はどんな人生を送ってきたのだろう。極めて短い映画世界の中で観客は思いを巡らせる。この優れた短編アニメーションは、限られた世界観の中で [続きを読む]
  • 「海月姫」<6点>
  • とても愛らしい映画だったとは思う。原作漫画は1巻しか読んでいないが、キャストのビジュアル面をはじめとして最大限忠実に漫画の実写化に努めている。ただそれ故に、あとほんの少しだけ映画表現としての巧さが備わっていたならば、この映画は青春映画としてもファッション映画としてももっと快作に仕上がったのではないかと口惜しさが残る。コメディ漫画の世界観をキャスト陣はビジュアル、テンション含めて見事に表現している。 [続きを読む]
  • 「ドクター・ストレンジ」<6点>
  • マーベル・コミックのクロスオーバー作品である“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)”のシリーズ第14作目にして、“フェイズ3”の2作目なんて聞くと、もはやファンですら混乱してしまいそうで、完全に一見さんお断りの雰囲気を醸し出している。ついに「魔術師」まで登場してしまっては、この世界観のリアリティーラインが一気にぶっ飛びそうだが、その「異質」さが、逆に一見さんを“アリ”にしてくれているようにも感 [続きを読む]
  • 「脳内ポイズンベリー」<6点>
  • 似合っているような、似合っていないような、主演女優の赤いニット帽姿がかわいい。これまで無愛想で男勝りな役柄を演じることが多かった主演の真木よう子が、“柄でもなく”ガーリーな主人公を演じている。決して、上手い女優ではないので、イメージを脱却する好演をしていると手放しでは言い難く、“頑張ってる感”が終始漂っている。けれど、その様が、女優としての人間性と演じているキャラクター性をひっくるめて、かわいい。 [続きを読む]
  • 「スノーデン」<9点>
  • 遠隔会議の大画面に大写しにされる上司の顔面の威圧感、向かいのビルディングに巨大に浮かぶ主人公の影、乱視のような投影、不穏さと居心地の悪さを想起させるコンピューターの背景音……作品全編において御年70歳の大巨匠の映画術が冴え渡る。監督オリバー・ストーン。この人もまた老いて尚益々精力的な映画人であることを思い知った。そして、“エドワード・ジョセフ・スノーデン”を描き出すことにおいて、彼以上に相応しい映画 [続きを読む]
  • 「コードネーム U.N.C.L.E.」<7点>
  • 「雰囲気」だけの映画である。でも、その「雰囲気」こそが、この映画において、製作陣が意図し観客が求めるものであり、それが最高なんだから、「それでいいじゃん」と思う。ある種のクラシカルさすら感じる“ザ・映画スター”とでも言うべき風貌と体躯が抜群な主演俳優の二人が先ず良い。様々な社会的風潮や映像技術の進歩等も手伝って、映画スターにおいて必ずしも肉体的な逞しさや美しさが重要視されなくなって久しい。けれど、 [続きを読む]
  • 「白ゆき姫殺人事件」<7点>
  • 僕自身、何かの事件や事故の速報を見聞きした時、真っ先にtwitterでキーワード検索するクセがついてしまっている。どこかの誰かがツイートしたその情報をそのまま鵜呑みにするつもりは毛頭ないのだけれど、情報伝達の速さ一点において言えば、一般大衆の「口コミ」に勝るものは今の時代無く、実際、緊急性の高い事故などの情報は役に立つことも非常に多い。醜聞や偏見を大いに孕んだ無責任な情報を仕入れること自体が、浅はかで、 [続きを読む]
  • 「この世界の片隅に」<10点>
  • 正月に妻の祖父母の家に行った際に、義祖母から大戦時の空襲の話を聞いた。居住していた郊外から、市街地が空襲を受ける様を遠目で見たという。変な言い方だけれど、と前置きをした上で、当時子どもだった義祖母は、爆撃される光景が花火のように「綺麗」に見えたと言った。とても印象的だったその正月の義祖母の話が、この映画のシーンと重なった。主人公のすずは、爆撃を受けるその只中に立ち、その“非現実的な現実”の光景に対 [続きを読む]