yokan さん プロフィール

  •  
yokanさん: 店主のきまぐれ日記
ハンドル名yokan さん
ブログタイトル店主のきまぐれ日記
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/barduo/
サイト紹介文焼酎bar-duoは今年4年目まだわかばマーク
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供252回 / 365日(平均4.8回/週) - 参加 2007/05/06 18:31

yokan さんのブログ記事

  • 街。
  • 私にとって渋谷は青春時代をすごした愛すべき街なのだけど、帰るたびに進化の速度をきわめてゆき、なにか釈然としないものを感じていつも悲しい気持ちになる。  今回いちばんショックだったのは、渋谷駅前の東急プラザビルが壊されるための準備がすすんでいた... [続きを読む]
  • 座る席で幸せが左右される。
  •   ひとりの場合、座る位置が大切なのが居酒屋だ。 だからお客さんが入ってくると、私はカウンターを見回しすでにいるお客さんを見渡しながら、いちばん有効な席をさがしはじめる。そして案内する。必死に考えたわりに読みははずれることもあるし、大当たりのこと... [続きを読む]
  • 律儀な「乾杯」。
  •  営業時間中、例によってKロードのマスターが来る。最近はKロードの将来をまかせられる弟子たち二人体制も整ってきたので、仕事中に知り合いの店をまわるのも増えてきた。 「DUOがお盆休みに入るまでもう来られないからふたりとも飲んで」と言う。DUOのお休... [続きを読む]
  • 臨時休業の理由。
  •     お客さんおすすめの日本酒バーへ行こうと思いたつ。探し歩いて見つけた店は、大須商店街から少しはずれたところにあった。背を少し屈めて入る小さな戸口の、頃良いのバーの趣きだ。気持ちははやりすぐさま近づいていくと戸口になにやら書いた紙が。「本日は... [続きを読む]
  • ただそれだけのことだけど。
  • エイプリルフールに決まってメールをくれるひとが来る。いつもの嘘かまことかスレスレの作りばなしは、身構えてるつもりでもついだまされてしまう。あっやられた!!来年こそは絶対にだまされまいぞと思っていても、一年もたつときれいさっぱり忘れていて、また... [続きを読む]
  • いい男といい女
  • 「親戚のおばさんね、年とってこの頃では少し頭がぼんやりしてきているんだけどこの前ね・・」。カウンターで話が始まる。「亡くなったおじさんとの結婚式の写真をみせたの。そしたらおばさんたら、まぁこのひといい男ねぇって、おじさんのこと指差すの。隣にいる... [続きを読む]
  • 文章を書く理由。
  •   「今週のブログでいちばんよかったのは・・」。週の終わりに来て、今週のブログベストワンを告げるお客さん、その感性はなかなか手ごわい。たかが店主の気まぐれブログだし、読むひとの好みなので気にすることでもないのだけど、私は彼の感性を尊敬しているので... [続きを読む]
  • 長い長い黙祷のあと。
  • おなじ俳句の会でお世話になったひとが白血病で亡くなる。私とのつきあいはほんの短いものだったけど、いつも優しくて茶目っけたっぷりで親しみを感じていた。ぜったいにまた一緒にお酒を飲めると信じていた。 「黙祷を捧げましょう」と、会の代表が声を抑えなが... [続きを読む]
  • 理系人間と文系人間
  • 私の価値基準は、それに惹きつけられるかどうか。ヘタであってもろくでなしでも意味などなくても圧倒的にひきよせられるものが私には大切。完璧すぎるよりもすきだらけがいいと思うのも、自分の感性によるものだから理屈はない。今はそんな生き方をしている。... [続きを読む]
  • 「静かにせんか!!」
  • 飲食店は公共の場なので、泥酔者や騒がしい子どもたちには遠慮してもらいたい。イタリア料理店に予約の電話を入れた時「お酒をのまないひとと子供連れは申し訳ありませんが」と言われたことがある。ある立ち飲み日本酒バーの入り口に「酔っ払いはご遠慮ください... [続きを読む]
  • わが道はつくるもの。
  •  40代のぴーまんさんはひとめで好きかどうか見きわめる。いまだに飲み友だという、尊敬する音大時代の教授がむかしこう言ったとか。「ピアノの鍵盤を一音叩いただけでもそのひとの才能がわかるの。それと同じように人は見た目100%よ。あとはそれを見抜く力ね... [続きを読む]
  • 居酒屋の耳。
  •   たくさんのお客さんの声は波のように押し寄せてきては返す。いつまでも耳にとどまる話も、そのままゆきすぎて消えてゆく話もある。ほうほう、ふんふん、あらあら・・。時々カウンターのむこうのお客さんの話に入りたくなって言葉をはさむと、「あっびっくりした... [続きを読む]
  • キイチさん来る。
  •   もうあれから何年たったのだろう?沼津に異動になり、今やグループ会社の取締役社長に赴任したキイチさんが久しぶりに出張帰りに寄ってくれる。名古屋にいた時にはカウンターで「苦笑失笑」の種をばらまいていたひとだ。オリンピックおたくで、サッカー好きで、... [続きを読む]
  • 従弟。
  •  従弟への気持ちとは、ほかの人間関係で味わう気持ちとはちがう、独特なものだとしみじみ思う。子供のころから必要以上に仲良くしていたわけでなくても、真綿のようなふわふわした存在感がある。思い出のなかに「従弟」と交わした言葉や光景は、淡いけど残ってる... [続きを読む]
  • 東京の話でもまた。
  • 「最近のブログはなんか寂しそうだったし・・」。久しぶりに来た常連さん、東京から戻ってきて4年ぶりに顔を見せたけど当時のお客さんたちが結婚やら出産やら転勤やらでいなくなり、このところ足が遠のいていた。 「だから店がガラ空きなのかなぁと心配してきたけど... [続きを読む]
  • 居酒屋の「言葉」。
  • カウンターにはいろいろなひとが来てさまざまな世界の話をする。たいがいはあたりさわりのない世間話なのだけれど、それでも時に、ある「ことば」が琴線にふれて感極まり涙ぐむことがある。反対に、その「ことば」が棘のように心を刺すこともある。 カウンタ... [続きを読む]
  • 飲食業のさびしさ。
  • 告げられる前に告げる。すなわち、さよならを予感したら言われる前にさよならと言う。悲しさや寂しさを最小限にとどめるための自分なりの生き方だ。  カウンターにいる私はいつもお客さんを見送る。当然だけど先にさようならと言われ、私は「ハイまたどうぞ」... [続きを読む]
  • 寄り道。
  •  大スクリーン映画の醍醐味は確かにすばらしいけど個人的にはエプロン姿でもゆける小劇場ものが好き。 そんなわけで、歩いてセンチュリーシネマ上映の「ボンジュール、アン」を見にゆく。話はカンヌからパリまでの監督である夫の仕事仲間とのロードムービー。50... [続きを読む]
  • 一期一会。
  •    たいてい月曜にくるひとと、たいてい土曜に来るひとが双方にひょんな事情が起こり、きのうDUOで遭遇。カウンターに隣り合わせになるものの、年齢差とビジュアル的雰囲気の相違から会話の糸口がつかめない。  「こちらはクラシックに精通してて最近また... [続きを読む]
  • 気づかせてくれるひとたち。
  •   やっぱり人生は息絶えるまで自分をたずねる旅だと、いまだに青くさいことを日々考えている。年を重ねても重ねても止まることなく、自分の中の想像もしなかった新しい気持ちに出会えるのだから。  まったく関心のなかった俳句も、ひょんなことからいっぱしに... [続きを読む]
  • 特別な夜もある。
  •   きのうの名古屋の夜は雷と豪雨に見舞われ、飲食店にとってはさんざんな夜となった。店を出たものの、あまりの手ごわい雨に舞い戻ってくるお客さんや、一杯だけねと、全身びしょぬれで雨宿りして帰るお客さんもいた。なんだか特別な夜のにおい。 少しずつお客さ... [続きを読む]
  • だから酒場は。
  •    煙草はやめられても、お酒はなかなかやめられないよう。腎臓結石で石を取り除く手術の後、すこし反省し健康こそ人生とばかり、自ら一か月の禁酒を課した飲兵衛さん。「もしかしたらこのまま酒とは縁切れになれるかも」と言い放っていたけど、今やすっかりもと... [続きを読む]