荻野誠人 さん プロフィール

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荻野誠人さん: 思索の木蔭
ハンドル名荻野誠人 さん
ブログタイトル思索の木蔭
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/kokoro_no_fukei/
サイト紹介文心のあり方や生き方をテーマとしたエッセイなどを載せていきます。同好の方と交流できればうれしいです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供60回 / 365日(平均1.2回/週) - 参加 2007/05/16 07:48

荻野誠人 さんのブログ記事

  • 志賀高原 琵琶池
  •  夏が大の苦手な私は長年の念願かなって、先日避暑に出かけることができました。滞在先に選んだのが、北信濃の湯田中(ゆだなか)という温泉街でした。JR長野駅からだいたい北東の方角、20?余りの所にあります。 滞在中は張り切ってあちこちに出かけ、多くの思い出ができましたが、ここではその中で印象深かった志賀高原のことを書いてみたいと思います。かなりの長文です。 志賀高原といえばとても有名ですが、どこにあ [続きを読む]
  • 頼りになるのは・・・
  •    しばらく家を留守にするので、郵便と新聞を止める手続きをして、チラシはお隣さんに取り除いてもらうようにお願いしました。普段は挨拶程度の付き合いなんですが、思い切って。チラシを捨てるために玄関にとても大きなゴミ箱を置きました。 ところが、帰ってビックリ。ゴミ箱に新聞がぎゅうぎゅう詰めになっているではありませんか。 さっそく販売所に抗議の電話をかけました。新聞を止めるのは防犯の意味もありますからね [続きを読む]
  • 愛想がなくても
  •  ある大病院内にコンビニがあり、その隣に食事の出来る場所が設けられています。 そこに車椅子の60代くらいの女性がやって来ました。テーブルに向かって食事をしようとして、手元を見て、何だか落ち着かない様子を見せました。 すると、斜め向かいの席で食事をしていた50代くらいの女性がすっと立ち上がり、コンビニの方へ行って、お手ふきを持ってきて、車椅子の女性にさりげなく渡したのです。 車椅子の女性はお礼を言い [続きを読む]
  • 3年後の返信
  •  数日前、友人から近況報告のメールが届きました。 それがなんと、3年半前に送ったメールへの返信! その返信にはかつての私のメールも付いていましたが、中身はさっぱり覚えていませんでした。 別に用事があったわけでもないので、今ごろ返信が来ても何の問題もありませんけど。 よく覚えていてくれたな、返信する気持ちになってくれたな、とありがたく、嬉しく思いました。なにもすばやく返信するばかりが能じゃなくて、こ [続きを読む]
  • 横断歩道にて
  •  ある静かな公園近くの横断歩道。 車道を向いて石畳の歩道に立つ小学3、4年生くらいの男子。 手を挙げて、「これから渡ります」という意思表示。 すると1台の青い軽トラックが横断歩道の手前で止まりました。 その子は軽く頭を下げると、横断歩道を渡ったのですが、渡り終えると、走り出した軽トラックに向かって深々とお辞儀したのです。運転手は気付かなかったでしょうけど。 ちょっと驚きましたし、いい感じでした。 [続きを読む]
  • 言うべきか、言わざるべきか
  •  最近迷うようになったことがあります。 それは、傷つけられたら、それを相手に率直に伝えるべきか否か、ということです。 今までは黙っていることが多かったです。「ボクは傷ついたんだぞ」などと言うことが、だだっ子や甘ったれみたいで何となくかっこ悪く感じるのです。被害者意識過剰と思われることもいやでした。それに、そもそも上司のような人が相手なら、文句など言えるはずもありませんし。  しかし、段々年をとり、 [続きを読む]
  • HSPの気持ちは分かるけど
  •  またHSP(Highly Sensitive Person)に関連して。 HSPは、そうでない人に比べて、感受性や感情の点で優れているという記事がネット上に見られます。つまり、気配りが出来たり、愛情が豊かだったり、ということです。HSPの長所を褒めるのは、長年生きづらさを感じて生きてきた「仲間」へのいたわりや励ましでもあると受け止めています。私も悪い気はしません。 ですが、気になる兆候がかすかに見えます。HSPの人の [続きを読む]
  • いいことは最後まで
  •   いいことをしようと思ったら、最後まで気を配らないと、「悪いこと」になってしまう場合があります。 たとえ話です。 ある大人が顔見知りの病気の子供を励ますつもりで、「治ったら、一緒に喫茶店でパフェでも食べましょうね」と約束して、連絡先のメールアドレスを教えました。子供は喜びました。 ところが数ヶ月後、その大人は迷惑メールのせいでアドレスを変更したのですが、子供にそれを伝えませんでした。子供との約束 [続きを読む]
  • 私はHSP
  •   拙文「短所と勝負しない」を読んだ友人から、あなたはHSPじゃないか、という連絡を受けました。HSP(Highly Sensitive Person)というのは、感受性が非常に鋭敏なタイプのことだそうです。先天的なもので、病気ではありません。1990年代にアメリカの心理学者エレイン・アーロン博士の提唱した概念とのこと。 調べてみますと、例えば、強い光や大きな音が苦手、すぐびっくりする、疲れやすい [続きを読む]
  • いい上司
  •  この春やって来た上司はとても話しかけやすい人で、仕事がぐっとやりやすくなりました。気づいたことをどんどん報告できるので、状況が以前より素早く改善されていき、気分がいいくらいです。 まだ若い男性で、こちらに気を遣ってくれているのがよく分かり、言葉遣いも丁寧で、もの柔らかです。向こうからも、雑談を含めて笑顔でよく話しかけてくれます。 熱心に仕事に取り組んでいるのは言うまでもありません。もっとも、飛び [続きを読む]
  • あの人のおかげで・・・
  •   事情で大昔のことを思い出す作業をしています。よく覚えているつもりのことでも、改めて見直すと、これまで気づかなかった面が見えてくるものです。 失敗すると、人は変わることができます。私の性格が大きく変わったのも、20歳前後の数々の失敗がきっかけだったということは以前述べました。 ですが、失敗したということは、私のせいで迷惑を被った人たちがいたということでもあります。私はいわばその人たちを犠牲にして [続きを読む]
  • 言ってくれる人
  •  「荻野さん、今日は元気ないですね」 と昨日仕事仲間に言われてしまいました。実は、2か月に1度くらいそうなるのですが、頭痛など全身の不調を感じていました。それを見抜かれたことがショックでした。もちろん批判されたのではないのですけど。 「なんか、笑顔が少なくて、厳しい顔だったので」 この人が特別鋭いというのならまだいいのですが、平均的な感性の持ち主なら、私は今まで10年も20年も、不調の時は誰にでも [続きを読む]
  • 短所と勝負しない
  •   私はずいぶんと自分の性格の短所を修正してきたつもりですが、そのままになっている短所も少なくありません。  その一つに、追い詰められると取り乱すという情けない短所があります。突然予定が変更されたり、締め切りの時刻が迫ってきたり、一度に多くのことをしなければならなくなったりすると、うろたえ、不安に陥り、頭が混乱して、物事を進められなくなってしまうのです。いわゆるパニックです。そんなわけで、いざとい [続きを読む]
  • 頭が冷えるアンケート
  •   徳川家康は三方ヶ原の戦いで武田信玄に完敗したとき、自分のみじめな姿を絵師に描かせ、折に触れてそれを見て戒めにしたと言われています。・・・ さて、先日机の引き出しを整理していますと、大昔の塾のバイト時代の、生徒による教師評価のアンケートが2枚ひょっこり出てきました。懐かしく思って目を通しますと、その結果は惨憺たるものでした。例えば「説明がわかりやすいか」という質問に対して、チーム4人の教師の中で [続きを読む]
  • つらかった母の日の作文
  •  今年も母の日が近づいてきました。中学時代、母親への感謝の作文が課題に出されたことがあります。小学校でもたぶん書いたでしょう。今でも多くの学校で行われているのではないでしょうか。この作文が私には重荷でした。(父の日の作文も同じです)。  母はよい人だったと思います。もう亡くなりましたが、天国や極楽があれば、そこへ行っているはずです。しかし、世話焼きの母と、何でも一人でやりたがる私。世間体を重んじ平 [続きを読む]
  • 自由な発想
  •  某掲示板で見たこんな発言。 職場でひどいいじめをしてくる先輩に対して、 「(天罰なんか受けるより) むしろ幸せになってほしい。幸せじゃないから、こんなしょうもないことするんでしょうから」。 すごい! こんな発想、見たことない! 何と自由なことか。 きつい女性が婚約したら、優しい人になったという話を読んだこともありますし、十分ありえることです。 たぶんご本人、自分の発言のすばらしさに気づいていませ [続きを読む]
  • 生徒の前で陰口を言うな
  •   昔々、大昔、塾のバイト時代。 人が何人か集まれば、馬の合わない人も出てきます。先生の間でもそれは同じでした。 でも、他の先生に対する批判というか、悪口というか、それを教室で生徒に言うのはダメでしょう。 生徒は、批判を信じて、言われた側の先生を嫌ったり馬鹿にしたりするかもしれません。あるいは、言った側の先生にあきれたりがっかりしたりするかもしれません。いずれにせよ、言った先生が一時的にすっきりす [続きを読む]
  • 『ヒトラーに抵抗した人々』
  •  『ヒトラーに抵抗した人々』/對馬達雄/中公新書/2015 ヒトラー独裁下のドイツで命の危険も顧みず、ユダヤ人の保護や政権の打倒を目指した人々の記録です。副題が「反ナチ市民の勇気とは何か」です。 登場するのは、無名の学生・労働者から高級将校・聖職者まで様々な人々です。この人たちは、ほとんどの国民がヒトラーを熱狂的に支持する中で、自分の頭で考え、弱者や祖国への愛情から勇気ある行動に出たのです。ナチ党 [続きを読む]
  • みごとに働けば人は集まる
  •  知り合いの若者2人が、今医師と看護師を目指しています。偶然、その動機が同じなのです。怪我をしたり、入院したりしたとき、とてもお世話になったことだそうです。  そういう動機はよく聞きます。医師や看護師に限らず、色々な職業を目指す動機として、その職業に就いている人の活躍を見たことが挙げられるのが珍しくないのです。 今年は売り手市場だそうで、採用側は大変なんでしょう。でも、若い人を業界や企業に引きつけ [続きを読む]
  • 大人も傷つくんだ
  •  「だから先生は人気ないんだよ!」  そう廊下で女子中学生にはっきり言われた白髪まじりの男の先生。事情は全く分かりませんでしたが、その時の、作り笑いを浮かべようとして、泣き顔にも見えるようになってしまったその先生の顔が忘れられません。いたたまれなくなりました。  それは大昔の塾のバイト時代のことでした。  間違いなくその先生は傷ついたと思います。私も同じことをあんな風に言われたら傷つくでしょう。教師 [続きを読む]
  • 笑顔と温かい言葉
  •  先ほど最近話題の宅配便業界を取り上げたテレビ番組を見ました。 その過酷な実態はお気の毒としか言いようがありません。休む暇もなく一日中配達に追われ、重い荷物を持って届け先に行くと不在で収入にならず、ガソリン代自腹で再配達。私も、とても重い荷物を高齢者や小柄な女性が運ぶのを見て痛々しく感じることもありました。私だったら完全に腰痛になります。待遇改善の動きが出てくるのも当然でしょう。 私のような部外者 [続きを読む]
  • 気の進まないことでも
  •  私は目が覚めると枕元のラジオのスイッチを入れて、NHKを聴くことが多いです。ラジオの放送内容はすごく濃密で、テレビなど全然かなわないと思わせるときがけっこうありますね。 さて先日は、人材育成にあたっている人からこんな意見を聴きました。 一般には自分の好きなことをやるのがよしとされていますが、興味のなかったことや苦手なことにも全力で取り組めば、新たな能力が伸びてきて、人間の幅が広がるのだそうです。 [続きを読む]
  • 上司というものは・・・
  •  上司というものは、ある意味、気の毒なものかもしれません。胸襟を開いた人間関係がなかなか築けないのですから。上司の人柄や能力に問題があっても、部下はまず指摘しません。自分の評価を握られているからです。下手なことを言って、機嫌をそこねたら、生活に響いてしまいます。 ですので、上司は自分を向上させる機会が乏しいのです。上に行けば行くほどそうなります。中には部下が何も言ってこないのを、自分に問題がないか [続きを読む]
  • 気が合う、合わない
  •  私が相手のさえない顔色を見て、「具合でも悪いんですか」と尋ねると、相手がAさんだったら、「優しい人だな、ありがとう」と思うかもしれません。でも、Bさんだったら、「お節介だな、ほっといてくれないかな」と思うかもしれません。 AさんとBさんの思いを比べますと、Aさんの方が人気はあるでしょうけど、思いに優劣や善悪があるわけではないと思います。どちらの思いを抱いても、他人にとやかく言われることはないでし [続きを読む]
  • 助けを求めているのだから
  •  某女性専用掲示板に、知人の女性に嫉妬して、不幸を願うような自分が怖くていやだから助けてほしいという書き込みが・・・。匿名ではあっても、自分の醜い点を詳細に描くのは勇気が要るでしょう。 半数以上の回答者は、質問者のためになることを温かみのある物言いで書いていました。  しかし、一方では、質問者の問題点を非難したり嘲笑したりするだけの書き込みも・・・。確かに批判の余地は多くあるでしょう。しかし、自分 [続きを読む]