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  • アフロ冷えてます

    どんぐりアフロが書いてる小説とか置いてます。感想をいただけると、更新速度がアップしマス。奇跡の外科医に (2014/07/06更新) new!(第2部連載中)クアトリア(放置中……)作者の戯言 (2014/06/22更新) new!最新情報はこちら

  • 「奇跡の外科医に」 ―目次―

    若い医師がいた。静かに、そして大きく、移ろいゆく医療に身を委ねる。森羅万象に対する、ほんの小さな一人。しかし荒ぶる時代は 「 彼 」 を選んだ。------------------------------------------------------------表と裏の医療をテーマにした、現代小説です。※第1部で区切

  • CASE35 「クロス・オブ・ハート」(3)

    "いやぁ、これは圧巻ですね" 病床で滑らかにそう口にしたのは、30代後半の鮮やかな金の髪が光る男――デヴィット・マーヴィン、の名を持つ者であった。世間からの一般的なイメージ、先進的かつ攻撃的なスタイルからは程遠い、穏やかな印象が逆に心に残る人物である。 ……

  • CASE35 「クロス・オブ・ハート」(2)

    「そりゃねぇぜ、シンちゃんよぉー」 開口一番、美嶋は柄に合わない拗ねた表情で迫ってくる。 「mirum」の華飾されたソファーで一服していた奥笹は、長期の出国から久しぶりに戻った彼を、横目で確認すると、「連絡のとれなかったお前が悪いよ、コウゾウ」「くっ……!」

  • 筋トレと更新とアルファポリスの因果関係

    どうも、どんぐりです。最近、齢のせいかお肉がたくさんついてきまして。もともと太りやすい体質ですが、仕事のせいにして喰っちゃ寝をしていると大変なことになりますね。ということで、筋トレをはじめて一ヶ月。少し減量に成功した私は、地道に筋トレを続ける決心をしてい

  • CASE35 「クロス・オブ・ハート」(1)

    「じゃ、これは開院祝い、ってことで」 そう言うと男は、桐の箱に入った一升瓶を取り出すと、慣れた仕草でコップに移した。そしてカウンター越しに丁寧とも無骨とも言いがたい動作で、それを差し出す。「ありがとうございます」 カウンター越しの男は一言礼を示すと、ゆっ

  • CASE34 「咫の森」(6)

    「ありがとうございます、ありがとうございます」 佐原の祖母は、身の回りの整理をする間も、飽きることなく感謝の言葉を繰り返す。 その様子を気にすることもなく、孫である佐原は「帰り支度」を黙々と進めていた。  手術から二週間ほどの時を経て、彼女の退院の日とな

  • アンケートとか

    どうも、どんぐりです。頻度は低いですが、ようやく更新を続けられるようになりました。遅筆けれどね…… このサイトも なんだかんだで7年くらい(実質半年?)続いていますが、またアンケートなどやって、今後の進め方を考えようかな、と思ってます。そのときはどうぞご協

  • CASE34 「咫の森」(5)

    「では、始めます」 言い慣れたフレーズと共に、奥笹は患部を切開する。対面する助手も、それに合わせて奥笹の先手を取るかのようにサポートを始めた。 一瞬、奥笹の眼線が助手に向くが、すぐに患部へと移行する。幾度となく繰り返す手術ではあるが、今日は今までとは違う

  • CASE34 「咫の森」(4)

    「随分とシャレた病院だな、センセイ」 車椅子を押しながら二十歳そこそこと思われる青年は、奥笹と目を合わせず、そう呟いた。 その彼の祖母と思われる、八十を裕に超える外見の女性は、車椅子上で俯き気味に微笑んでいる。「今日はこんな天気の中、ようこそお出でくださ

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