chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • 「奇ッ怪 其の参」観劇してきました

    兵庫県立芸術文化センターにて、「奇ッ怪 其の参」を観劇してきました。日常に見え隠れする「奇ッ怪」を描くシリーズの第三弾のモチーフは、「遠野物語」。柳田国男氏の書いた民話を集めた話…というぼんやりしたアウトラインだけしか知らない私でしたので、わかるかなという心配が少なからずあったのですが、全くの杞憂でした。たぶん、普段からイキウメの芝居を見ている人ならすんなり馴染むし、同じ世界線上にある物語のように...

  • ディスグレイスト-恥辱-を観劇してきました。

    先日、兵庫県立芸術文化センターにて、「ディスグレイスト-恥辱-」を観劇してきました。小日向文世さん、安田顕さん、秋山奈津子さん、小島聖さん、平埜生成さんというキャストにつられて脊髄反射のようにチケットを取った舞台でしたが、内容はシリアスに同じアメリカに暮らしながらも民族間、個人間に潜む意識の違いについての物語ということで、ちゃんと理解してみられるかと心配が先に立っておりました。が、実際はそんな心配は...

  • 角田光代「三面記事小説」

    三面記事小説 (文春文庫)著者 : 角田光代文藝春秋発売日 : 2010-09-03ブクログでレビューを見る»本当にあった事件から着想を得て描かれた小説が収められた短編集です。ほんのわずかな顛末しか読み手には知らされていないので、調べてみない限り実際がどうだったかはわかりませんが、その着想の広げ方は凄いと感じるものばかりでした。この結果が、そのような過程を経たものだとは、という意外性をたのしみ、そして時折残酷で悲劇的...

  • 原田ひ香「人生オークション」

    人生オークション (講談社文庫)著者 : 原田ひ香講談社発売日 : 2014-02-14ブクログでレビューを見る»ユニークな設定の多い作者さんのこれまたちょっと変わったお話でした。物語は、傷害事件を起こした叔母の身辺整理を手伝いに行く羽目になった「私」の目線で語られます。彼女は、大学を卒業したものの就職できなかった引け目もあって、そんな明らかに厄介そうな用事を断れなかったのだった。そんなわけでしぶしぶながらも彼女は叔...

  • 北村薫「太宰治の辞書」

    太宰治の辞書著者 : 北村薫新潮社発売日 : 2015-03-31ブクログでレビューを見る»年齢を重ねた「私」は編集者となり、そして、一児の母ともなっていた。変わらぬ本への愛をはぐくみつづける日々を送りつつ、、むかしの本の謎を「私」は追ってゆくことになる。長い付き合いをつづける友達、そして円紫さんと他愛もなくもかけがえのないやりとりをつづけながら・・・…まさかのシリーズ新刊というのが本当の気持ちで、読んでいくうちに...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、kogawaさんをフォローしませんか?

ハンドル名
kogawaさん
ブログタイトル
みたりよんだりまったり。
フォロー
みたりよんだりまったり。

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用