緑家 さん プロフィール

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緑家さん: 新・緑家のリースリング日記
ハンドル名緑家 さん
ブログタイトル新・緑家のリースリング日記
ブログURLhttp://ameblo.jp/jpgruenhaus
サイト紹介文ドイツのリースリングを中心に、日々飲んだワインの(非常に偏った)感想を綴っていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供155回 / 365日(平均3.0回/週) - 参加 2007/07/15 22:35

緑家 さんのブログ記事

  • ヘルデンのセカンドワイン
  • さて、今夜はリーザーの2015年産シュペートレーゼ・トロッケンでも開けてみるか...と、ボトルを手に取り何気なくキャップシールのネック部分に目をやると、ん?「VDPグーツヴァイン」と記してある。あーなるほど、いくら一級品のシュペートレーゼでもVDPの辛口カテゴリーに当てはめると行き場が無いって事? サブタイトルには「ヘルデン」とあるので、葡萄はニーダーベルク・ヘルデン畑からのものだろうけれどこのヘ [続きを読む]
  • 古式ゆかしく
  • 醸造家マルティン・ミュレンが趣味でワイン造りを始めたのは1986年、醸造所をスタートしたのは1991年だという。以来、近代的な設備を持たず伝統的な手法によるワイン造りを実践しているが特に破砕した葡萄を圧搾する工程にこだわり、古い籠式の圧搾機(Korbkelter)を使っているのだとか。ポンプを使わずバケツを用いて手作業で圧搾機に入れ、それを100年前のようにゆっくりと時間をかけて絞る。 現在では1時間半〜3時間で済 [続きを読む]
  • ちょいと樽過剰
  • 今夜は鰹のタタキにちょっと高級なシュペートブルグンダーを。たまにはグローセス・ゲヴェクス(GG)でも消費しておかないと、ワイン庫の肥やしになっちまう。(なってるけど) バーデンはDr.ヘーガー醸造所のGG2010年産アッハカラー・シュロスベルク・シュペートブルグンダー・3つ星トロッケン。この畑は所々黄土に覆われた風化火山岩から成る黒ずんだ土壌で、海洋生物の骨をたくさん含んでいるという。イーリンガー・ヴィン [続きを読む]
  • ミネラリッシュなジルヴァーナー
  • 久しぶりに入荷したというフランケンのロート醸造所のジルヴァーナーを。2015年産ヴィーゼンブロン・ジルヴァーナー・オルツヴァイン・トロッケン。使われている葡萄は、ヴィーゼンブローナー・ガイスベルク畑で栽培されたもの。土壌はコイパー(赤色泥灰土)。 因みにコイパーとは、中生代の三畳紀(トリアス)の後期(2億600万〜2億3000万年前)厳しい乾燥を示す岩塩と石膏の層をともなう大陸の堆積物の層である。この層が [続きを読む]
  • リースリングらしからぬ
  • 今夜はまぁどうって事のない定点観測を。7ヶ月ぶり、ホルスト・ザウアー醸造所の2015年産エッシェルンドルファー・ルンプ・リースリング・トロッケン。 スクリューキャップ。緑色がかった明るいレモンイエロー。グラス底に付く細かい気泡は比較的たくさん。フルーティーな香りは洋梨が主体で、スワーリングするとちょっとバナナっぽく変化する。少し燻製感も。口当たりは驚くほど柔らかく、それほどナイスバディじゃな [続きを読む]
  • クヴァルツを探して
  • 昨晩は嫁さんと近所の割烹料理屋さんへ。約1年ぶりの再訪だったが、一品一品に丁寧な仕事が成されているのが感じられおまけに月替りで揃えられる各地の日本酒をあれこれ愉しむ事も出来て、おじさんとおばさんはすっかりご機嫌。ここでリースリングが飲めたら最高なのになぁ〜、などと例によって善からぬ虫が騒ぎ出すのはご愛嬌。 で、今日は昼から溜まりに溜まったワイン用段ボール箱の解体作業にひと汗流した後実にショボい [続きを読む]
  • フォルスター造り手違い(後編)
  • バッサーマン・ヨルダン醸造所もフォン・ブール醸造所も、ともに早くから有機農法を取り入れ2006年あたりから本格的にビオディナミ農法に取り組んでいる生産者なのだが、なんでこんなにも違うのだろう?特に今回ブールのビオっぽさが印象的で、確かこのフォルスターは前年の2014年産も飲んでいるはずだが単独で飲んでいると全然気にならなかったものが、並べて飲んでみて初めてそれと認識されたという事だろうか。ブールは2013年か [続きを読む]
  • フォルスター造り手違い(前編)
  • 偶然にも異なる造り手のオルツヴァイン、フォルスター・トロッケンが手元にあったので、ブラインドで飲んでみた。プファルツの名門、Dr. フォン・バッサーマン・ヨルダン醸造所とライヒスラット・フォン・ブール醸造所。ほぼ同じ環境で育った葡萄でも造り手が異なると、ワインの出来上がりにどれ程の違いがあるものなのか。もちろんともに2015年産。孤独な宅飲みでは意外とこういう飲み比べはやってないんだよね。 どっ [続きを読む]
  • グラーハの清涼感
  • 3月も終わろうかという今頃になって、まだ裾モノのリースリングを開けている。モーゼルのヴィリー・シェーファー醸造所、2015年産グラーヒャー・リースリング・トロッケン。ここは本来甘口専門の造り手で、以前から辛口リースリングは少量リリースしてはいたものの別に好き好んで造っている訳ではないという風だった。(少なくとも訪問した2005年はそう言っていた) それが時代の流れなのか、今ではグローセス・ゲヴェクス(G [続きを読む]
  • 疲れた身体に染みわたる赤
  • 今日は家族でちょっと遠出の予定だったが、あいにくの空模様のため延期。代わりに、昼食を摂ってから気合いを入れてワイン庫内を片付け、続いて庫外在庫の搬入作業に精を出す。毎年本格的に気温の上がり始める前のこの時期の懸案と言うか、恒例行事なのだが今年はワインの入った箱を持ち上げるのもままならないほど自身の筋力低下が著しくその辺でヒマそうにしていた息子に手伝って貰って何とか事なきを得た。なんとも情けない話で [続きを読む]
  • イン・デァ・ゼンガライ
  • 今夜は初めて飲む生産者、A.J.アダム醸造所の2015年産リースリング・ファインヘルプ「イン・デァ・ゼンガライ」。近年売り出し中の、ワインジャーナリズムの覚えもめでたい若手の有望株なのだが「辛口を新鮮な時期に」という個人的志向のため、仕入れルートの関係で今日まで入手する機会に恵まれず。辛口ではないけれど、今回ヴァインベルクさんで若い半辛口を見かけたので、気が向いて買ってみた次第。 ちょっとだけ予備知識 [続きを読む]
  • そろそろおねむの季節
  • 精神的なゆとりの無い生活を送っているせいか近頃はまず味見した後は、専ら食事を流し込むのが役目の廉価なワインばかり飲んでいる。まぁ食事に合わせる日常ワインなんて所詮そんな物なんだろうけど本当は目の覚めるようなGGとか、思わず御託を並べたくなるような古酒なんかを開けたいところなのだが。 今夜もお手軽なところで、お馴染みマキシミン・グリュンハウスの2015年産ヘレンベルク・トロッケンを。既に昨年9月と11月 [続きを読む]
  • 今宵ミネラルとともに
  • 春分の日も過ぎ、いつの間にかすっかり日が長くなっている。いやいや、日が長くなるのはこれからが本番なのだが、日没前に帰宅出来るとちょっと得をしたような気になる。で、外が薄暗くなり始めるのを横目にいつもより幾分ゆったりとした気分で飲み始める事になるのだがこれが実によく回る。だからという訳でもないが、最近は食卓の椅子に座ったまま撃沈するのが定番化している。 今夜もまた嫁さんに文句を言われつつも、椅子 [続きを読む]
  • 早くも食事酒の趣
  • 今夜は鰹のカルパッチョとシーチキンのトマトソースパスタ、という事で軽めのジルヴァーナーを選択。もちろんフランケン産。ルドルフ・マイ醸造所の2015年産レッツシュタット・ジルヴァーナー・トロッケン。まぁ赤身白身を問わず「魚」に対する相性という点に於いては基本的にリースリングよりもジルヴァーナーの方に一日の長があるんだよね、実際。 淡白な白身魚を除けば、魚にリースリングをキッチリ合わせるにはある程度熟 [続きを読む]
  • 今頃開けてるフォム・シーファー
  • 仕入れの関係で開けるのが随分遅くなってしまった。モーゼルはアンスガー・クリュッセラート醸造所の2015年産リースリング・トロッケン「フォム・シーファー」。トリッテンハイマー・アルテルヒェン(Trittenheimer Altaerchen)とミュルハイマー・ゾンネンライ(Muelheimer Sonnenlay)という2つの異なる畑からの収穫で造られたベーシックな辛口リースリングである。 スクリューキャップ。僅かに緑色がかったレモンイ [続きを読む]
  • 久しぶりに淡路島へ
  • 約2年ぶりに渡る明石海峡大橋。快晴とまではいかないが、そこそこ天候に恵まれての久しぶりの家族旅行。 10日ほど前に慌しく決めた事もあってさすがに週末は叶わず、日曜宿泊の月曜帰りで辛うじて目的の宿をゲット。それでも日曜日の観光スポットはどこも人でいっぱい。(当たり前)予め目をつけていた地元の人気食堂で、昼間から「食」を満喫しようという目論見がはずれたのは無論のこと何処へ行っても車や人の列に嫌 [続きを読む]
  • 引っ掛かるところが無く単調
  • まぁ半世紀以上も生きてりゃ色々ある訳で今まで我が身に降りかかった事が無かった方が不思議なぐらい、巷にはありふれた事態に見舞われこれもまたある種の人生修業なのかと思わず天を仰ぎたくなる心境の半日であった。 半ばヤケ酒気味に今夜開けるのはアールのジャン・シュトッデン醸造所、2012年産シュペートブルグンダー「JS」。代替わりしてからエティケットも随分スッキリ、と言うかすっかり味気無くなってしまったなぁ. [続きを読む]
  • 久々に目の覚めるような
  • 今夜はドクター・ビュルクリン・ヴォルフ醸造所の2015年産ヴァッヘンハイマー・リースリングを。去年の6月に2015年産のグーツヴァインを開けて以来だから、随分とブランクを作ってしまったものだ。本当はコンスタントに飲みたい造り手なのだが、調達ルートの問題、飲む側の酒量低下や健康の問題、あと、あまりにもいろいろ手を広げ過ぎた結果、消費ペースがそれに追い付かないという問題、等々。 それはさて置き、早くも新し [続きを読む]
  • クナウス第3の赤?
  • 先日の京都でのメーカーズディナーでは何故かこれがラインナップから外れていたので改めて自宅でじっくりと向き合ってみることにする。ヴュルテムベルクはクナウス醸造所の2014年産シュペートブルグンダー・トロッケン「S」。ここでの詳しい栽培比率は知らないが、レンベルガー、トロリンガーに次ぐ第3の赤ワイン品種ってところだろうか。 因みにヴュルテムベルクで栽培されている赤ワイン品種の上位3傑はトロリンガー、シュ [続きを読む]
  • 俄然ミネラリッシュに変貌
  • 約3ヵ月ぶりにルドルフ・マイ醸造所のリースリングを。VDPオルツヴァイン(村名格)の2015年産レッツシュタット・リースリング・トロッケン。今夜は近所の生餃子持ち帰り専門店で買って来た餃子を焼いての晩酌、所謂「餃子ワイン」ってことで。 スクリューキャップ。微かに緑がかったレモンイエロー。閉じ始めているのか大人しめの果実香とほんのり鉱物の香り。スワーリングするとペトロール香が若干開く。 口当た [続きを読む]
  • 久しぶりのウンゲホイヤー
  • 三十年戦争の時代、1620年にまでその起源を遡るハインリッヒ・シュピンドラー醸造所は以来13世代に亘って、プファルツはワイン街道のフォルスト村に於いてワイン造りに携わって来た。ハンス・シュピンドラー氏は現在、フロイントシュトゥック、イェズイーテンガルテン、キルヘンシュトゥック、ペヒシュタイン、ウンゲホイヤーなどフォルストのトップクラスの畑をはじめ近隣のルッパーツベルクやダイデスハイムなどにも合わせて16ha [続きを読む]
  • 早くも飲み頃感
  • 今夜は頂き物の鴨のスモークがメインなので、ちょっとしっかりめの赤を。北バーデンはゼーガー醸造所の2012年産ハイデルベルガー・ヘレンベルク・(ブラウアー)シュペートブルグンダー・トロッケン「S」。 外観は若干透明感に欠ける、少し黒みがかったルビー。香りはコーヒーやなめし革、ブラックチェリー、香木などを想起させるもの。どっしりと充実した果実味は旨味充分。酸は果実味の後ろに控えているがそこそこボ [続きを読む]
  • 例年よりマッタリ
  • 早いもので2月も今日でおしまい。悲喜交々、いや、良い事なんて殆ど無かったなぁ...出るはタメ息ばかり也。「齢五十にして天命を知る」。まぁ半ば諦観の境地で泰然自若を装うが如くの日々である。 そんな暮らしに於ける一抹の清涼剤が晩酌の友。リースリングばかり開けてないで今夜はジルヴァーナーでもいってみよう。ホルスト・ザウアー醸造所の2015年産エッシェルンドルファー・ルンプ・ジルヴァーナー「S」トロッケン。 [続きを読む]
  • 小難しい事は上の方でやってくれ
  • 今日は2時間ほどかけて剪定やら枝の誘引やら、庭のリースリングの手入れをしてくたびれた...なんて書いたら何だか大層に聞こえるが、「リースリングの木」と言ってもたったの2本だけのこと。本職の人には鼻で笑われるだろうが、素人が慣れない事を我流で「ああでもないこうでもない」とやるもんだからそりゃ時間もかかろうし疲れもしよう。それにしても今年は虫食いのせいで切り落とさざるを得ない枝が多くなかなか思い通りの樹 [続きを読む]
  • たまには甘口でも
  • 今夜はお好み焼きに合わせて甘口のヘレンベルクを。2015年産マキシミン・グリュンホイザー・ヘレンベルク・リースリング・カビネット。粉モンには半辛口より寧ろもうちょっと残糖のある、甘口の軽いリースリングが良く合うのである。もちろん酸は必須。 スクリューキャップ。緑がかった明るいレモンイエロー。香りは総じて鉱物的だが、嗅ぎ慣れた焦げ臭いシーファー香ではなく、少し小石を擦り合わせたような鉱物香でゴ [続きを読む]