禅文化研究所 さん プロフィール

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禅文化研究所さん: ブログ禅
ハンドル名禅文化研究所 さん
ブログタイトルブログ禅
ブログURLhttp://blog.rinnou.net/zenken/
サイト紹介文禅の周辺のこと、京都のこと、花のこと、美術館のことなどなど。平日は毎日更新!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供164回 / 365日(平均3.1回/週) - 参加 2007/07/20 12:28

禅文化研究所 さんのブログ記事

  • 再版『語録のことば』を再びおすすめ
  • 以前、この場で熱く語ってから、3年近くの月日が流れました。絶版状態となっていた『語録のことば』(小川隆著)が再版となりましたのでお知らせいたします。以下、「禅文化研究所」の職員がブログに記してよい内容か迷いはありますが、書くことで、またどなたかと禅の新たな縁が繋がるかもしれないと考え、思い切って投稿いたします。正直、禅の本って難しいですよね(!)。せっかく興味が出たのに、手に取った途端あきら [続きを読む]
  • 逸話(12)白隠門下 その6−快岩古徹と大休慧昉
  • 「東の白隠、西の古月」と並び称された古月のもとで共に修行し、後に縁あって白隠のもとで大悟した二人の禅僧の逸話をご紹介します。甲斐(山梨県)の快岩古徹和尚は、古月禅師に参じて仏法の一大事を悟った。その時、後に岡山の井山宝福寺の住持となる大休慧昉と同参であった。二人は語りあった。「我ら二人、既に仏法の大事を成しとげた。ここにおっても得るものはない。また、たとえ天下を一めぐりしても、我ら二人に勝る者は、 [続きを読む]
  • 今週の花 2017/5
  • 京都では5月なのに真夏日!  つい最近まで冬だったのに、あっという間に春が終わり、もう初夏。旧暦で言うと5月はまさに夏なのですが、新暦でも5月は夏と言ってもおかしくないですね。さて、研究所の今週の花をご紹介します。毎週月曜の朝に花を持ってくるのですが、小学校時代の「お花係」を思い出したりして、自ら「お花係の日」と定めております。母が持たせてくれた花は、なんだか紫陽花が多かったように思います。皆さん [続きを読む]
  • デジタルアーカイブス調査「円福寺」
  • 前回初めて経験した悉皆調査の数日後、円福寺(京都府八幡市)での調査にも同行させていただきました。自分なりの所感を記します。作業場の「伏虎窟御殿」は、円福寺14世・見性宗般老師に帰依された、有栖川宮威仁親王からの下賜という瀟洒な建物です。今回調査の対象となる寺宝は写真の約30点。さて、まずはこの数についてどのような印象を持たれますか?多い、それとも少ない?結論は、少なくないと思います。「撮影」「調 [続きを読む]
  • 一休シンポジウム「一休と禅のこころ」
  • 先般は、【白隠シンポジウム京都会場】が満員の聴衆の中、無事円成いたしました。さて、今度は、花園大学の国際禅学研究所主催で、一休シンポジウム「一休と禅のこころ」が下記の通り開催されます。これは、2015年に東京の日仏会館で行なわれた「一休とは何か−この妖怪に再び取り組む」の第2弾としてのものとのことです。参加には申し込みが必要とのことですので、下記をご確認の上、かならずお申し込みをなさって下さい。■ 日  [続きを読む]
  • 夏を乗り越えよう
  • 5月も半ばに入り、そろそろ、うだるような真夏がやって来ます。そこで、素晴らしい納涼の漢詩を1首ご紹介します。先のブログにも取り上げた、仙台藩4代藩主、伊達綱村公の詩です。「夏日遊若林即興」     夏日、若林に遊ぶ、即興月上破橋前、     月は上る、破橋の前、螢疎野水邊。     螢は疎(まば)らなり、野水の辺(ほと)り。清涼隨我買、     清涼、我が買うに随うも、不貲半文錢。      [続きを読む]
  • 藤の寺(正法寺)
  • 滋賀県日野町鎌掛にある正法寺(臨済宗妙心寺派)は、知る人ぞ知る藤の寺として有名です。訪れたのはゴールデンウイーク最終日の夕方。まさに閉門近き頃でした。檀家らしき方々が保存維持費用として200円を徴収されていましたが、おそらく、私が最後の訪問者であっただろうと思います。夕陽がまだ高かったので、ゆっくりと藤を楽しむことができましたが、じつはまだ5分咲きぐらいでしょうか。それでも立派な藤棚にみごとな [続きを読む]
  • 妙心寺にて白隠禅師250年慶讃法要!
  • 昨日、5月11日、臨済宗妙心寺派の大本山である妙心寺にて、白隠禅師250年慶讃法要が勤められました。 これは臨黄合議所の遠諱法要とは別に、大本山妙心寺が勤修されたものです。ブログタイトルになぜ「!」を敢えて打ったか。じつはこれが歴史的なできごとだからです。かの白隠禅師の遠諱法要が、未だかつて本山である妙心寺で行なわれたことがなかったからなのです。 なぜか。それは、白隠禅師は妙心寺において開堂されたこ [続きを読む]
  • デジタルアーカイブス寺宝調査 徳源寺(名古屋)
  • 4月22日(土)・23日(日)、デジタルアーカイブス事業の寺宝調査で名古屋・徳源寺様に伺いました。庫裏前の桐の大樹が満開です。建物だけで1000坪あるそうですが、市街地に建つせいか、さらに大きな規模に感じられました。大相撲名古屋場所開催時は、九重部屋の宿所になることでも有名です。この「修古館」に宿泊されるようですね。今回は、創建開山である蘇山玄喬禅師150年遠諱に向けての調査。禅師の書画約60点を集中的に [続きを読む]
  • 甘茶(あまちゃ)
  • 自坊では旧暦で今日、花祭りを行ないます。花祭りに誕生仏に「甘茶」をそそぐのは、釈尊がお生まれになった時、天上の神々が甘露をそそがれたことに由来するそうです。でも今回は、小難しい典拠などはやめておきましょう。実はいまどき、「甘茶」は、薬局で買います。袋に書かれていることを読めば、れっきとした漢方薬です。値段もかなり高額です。高額は仕方ないとしても、困るのは、「甘茶」を買うのを、ついうっかり忘れ [続きを読む]
  • 南極老人星はカノープス?
  • わたしが現在読んでいる書物は、仙台藩4代藩主、伊達綱村公の『如幻三昧集』という語録です。その中に、元禄2年(1689)、江戸で作られた「老人星見(あら)わる」という題の七言絶句があります。 「老人星」は、詳しくは「南極老人星」と言い、この星が現われれば天下が治まると言われていますが、元禄2年にこの星が出現したのか、別の史料で調べなければいけません。本当に日本語録の訓注はやっかいな仕事です。と [続きを読む]
  • 還暦
  • 小生、めでたく、還暦を迎えました。60歳です。還暦とは、干支(えと)を一周することです。「生まれは、酉(とり)です」と簡単に言って来ましたが、干支は、十干と十二支との組み合わせですので、「酉」だけでは、本当は、不十分なのです。還暦を迎えて初めて気つきました。私が生きて来た60年の間には、5回の酉年があります。そこでさっそく私が生まれた昭和32年を調べてみました。干支は、丁酉(てい・ゆう/ひの [続きを読む]
  • 季刊『禅文化』244号発刊のお知らせ
  • 4月25日に、季刊『禅文化』244号を発刊いたしました。今回の特集は「袈裟と法衣」です。禅門において、袈裟はとても大切なものですね。しかしなぜ、袈裟が大事なのでしょうか?じっくり掘り下げて考えてみようと特集を組みました。識者のお力をお借りして、さまざまな角度から「袈裟と法衣」について整理を試みています。宗教から離れた場面でも、日本仏教界に伝わる「伝法衣」から得られる情報は大変多いのだそう。袈裟に [続きを読む]
  • 研究所の花 2017/4-2
  • 4月半ばになり、少し、自坊の庭の花も咲き代わってきました。チューリップなんかも色々咲いてきていますね。普通のチューリップは研究所にある花器には合わないのですが、この八重のチューリップなら、玄関の埀撥の掛け花入れにどうでしょう。ちょっと大きいですかね。もう一点、玄関の花台の上には、白山吹と濃紫のクリスマスローズ。応接間の床の間代わりのところには、緑の葉が吹き出した沙羅(ナツツバキ)の枝と八重のクリス [続きを読む]
  • 日本三大なんとか
  • 現在読んでいる江戸中期の語録に、宮城県の松島を歌って、「扶桑第一の境」という言葉が出て来ました。「日本一の景色」という意味です。 松島と言えば、京都の天橋立、広島の安芸の宮島とならんで、「日本三景」の一つに数えられ、それはそれは美しいところです。さていったい、いつ頃から、この三つの景色を「日本三景」と呼ぶようになったのでしょうか。興味まかせに調べてみると、その歴史は古いもので、林春斎、あの林 [続きを読む]
  • 高野山の山王院(1)
  • 寺院にはその土地や伽藍を守護する神が祀られることが多い。これらは地主神・鎮守などと呼ばれるが、高野山金剛峰寺の地主神は壇上伽藍の西側の奥に祀られている。祭神は高野山の開創に関わったとされる丹生明神、高野明神そのほかの神々で、説明板には「御社」とある。その前にはかなり大きな拝殿があるが、「山王院」という名称だという。真言宗史・神祇史に詳しい方には周知のことだろうが、先日高野山を参拝した折、「山 [続きを読む]
  • いろは歌
  • 先日、奈良にあります喜光寺で、「いろは歌」に意味があるというお話を伺いました。このお寺は薬師寺の別格本山になるのだそうです。小学生の頃に通っていた習字教室の先生に、通い始めてすぐ教えてもらい「いろはにほへとー、ちりぬるをわかー」と大きな声で言いながら、手や服を真っ黒にして、平仮名を書いていたのを思い出しました。しかし、それっきり、いろは歌とは縁がなく、思い出と共に心の片隅に追いやらて過ごして [続きを読む]
  • 三日の桜
  • 世の中は 三日見ぬ間に 桜かな世の中は 三日見ぬ間の 桜かなことわざにもなっている、有名な歌で、江戸時代の俳人、大島蓼太の歌と伝わっています。どちらが正しいのかは、もちろん分かりません。普通の辞書は、どちらの歌も、世の中は、三日も見ないうちに散ってしまう桜の花のようなものだ。世の中の移り変わりが激しいことにたとえる歌と解説しています。ところが、「三日見ぬ間に 桜かな」と「三日見ぬ間の 桜かな [続きを読む]
  • 特別展「雪村−奇想の誕生」
  • 東京芸術大学大学美術館において特別展「雪村−奇想の誕生」が開催されています。 戦国時代の画僧、雪村周継(せっそんしゅうけい)の主要作品約100件と関連作品約30件で構成される大回顧展で、弊所所蔵の「蕪図」(下の写真参照)も出品されています。 雪村の生涯は未だ謎に包まれていますが、その作風は、伊藤若冲、歌川国芳など「奇想の画家」と呼ばれる絵師たちの先駆けと位置づけられ、今まさに注目すべき画家といえま [続きを読む]
  • 4月だというのに手帳がない
  • 新年度が始まりましたが、今年はここに至るまで手帳を買いそびれたままです。気に入ったものを探しつつ、間に合わせのつもりで某百貨店のノベルティを使っていましたが、「もうこれでいいか」という気になってきました。「これでいいか」というと語弊がありそうですが、使用に何の支障もない。いや、むしろたっぷりの余白は、書き散らかし型の自分にとってありがたいくらい。どのページもパタンと180度開きますし、硬めの表 [続きを読む]
  • 唯我独尊
  • 誕生釈迦仏立像(奈良時代・7世紀) 東京国立博物館 研究情報アーカイブズより「唯我独尊(ゆいがどくそん)」。生まれたての釈尊が言われた言葉だそうです。よく知られている言葉ですが、おおもとは、『毘奈耶雑事』巻二十に、「足、七花を蹈(ふ)んで、行くこと七歩し已(お)わって、四方を遍観し、手指上下して、是(かく)の如きの語を作(な)す、『此れ即ち是れ我が最後の生身。天上天下、唯我独尊』」とあるそう [続きを読む]
  • 謎の兵馬俑
  • 通勤してきて研究所に着く直前、花園大学西門ヨコのフェンス内には、少し暖かくなってくると野草が咲いたり、梅雨頃には紫陽花が咲いたりするので、春になって暖かくなってきたので何か咲いていないかなと目を配るようになった春先のこと、ある日、そこに兵馬俑(へいばよう)が立っていたのです。一瞬何が立っているんだろうと目を疑いましたが、紛い無く兵馬俑1体なのです。誰が置いたのかなぁと思っていましたが、つい先日、こ [続きを読む]
  • 研究所の花 2017/4
  • おはようございます。今週の研究所の花。先般のブログで庭に生えているヒメリュウキンカをご紹介しましたが、玄関に生けてみました。応接室には、クリスマスローズを中心に。そして、無文老師のご遺影にも。最近、改めて無文老師のご法話を読む機会があり、いいお話は、時節がすぎても朽ちないなぁと思う次第です。さて、新年度も始まりました。気持ちも新たに、気を引き締めて参りましょう。 [続きを読む]
  • 降誕会と花折始
  • お彼岸も終わり、もうすぐ4月です。4月と言えば8日、降誕会(ごうたんえ)、お釈迦さまのお誕生日です。花御堂(はなみどう)を作り、小さな指で天と地を指す赤子のお釈迦さまをお迎えして盆の中に立て、甘茶をそそぐ、なんともほほえましい法要です。降誕会の花祭りについては、別のスタッフが書くかもしれませんから、わたしは、皆さんがあまり聞き慣れない「花折始(はなおりはじめ)」について少し紹介します。この行事も4 [続きを読む]
  • 第5回白隠塾フォーラム「白隠と地獄」に行ってきました
  • 箱根や富士山麓のサファリパークでは雪が積もったという、季節外れに寒かった去る日曜日、静岡県の沼津市駅前のプラザ・ヴェルデで開催された、第5回白隠塾フォーラム「白隠と地獄」に行って参りました。今回の講演は塾長である芳澤勝弘先生と、禅文化研究所前所長の西村惠信先生によるものです。白隠塾の会員塾生や一般来場者を含め、200名以上の熱心な方々が来場されていました。まずは芳澤先生。プロジェクターで白隠禅師 [続きを読む]