flyingdragon0208 さん プロフィール

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flyingdragon0208さん: 新しいギリシア・ローマの物語
ハンドル名flyingdragon0208 さん
ブログタイトル新しいギリシア・ローマの物語
ブログURLhttp://blogs.yahoo.co.jp/flying0208dragon
サイト紹介文11月21日より世界帝国の章。ローマと東方のアンティオコス大王の勢力が、地中海世界の覇権を賭けて激突
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供237回 / 365日(平均4.5回/週) - 参加 2007/07/28 11:24

flyingdragon0208 さんのブログ記事

  • ハンニバルからの忠告(さらに続き)−世界帝国の章34
  • ※↑現代のテルモピュライです。左手(西)がカリドロモン山(現カリドロモ山)。陸地が右手(東)に大きくせり出していますが、古代は海がすぐそばまで迫っていました。GNUフリー文書利用許諾書 (GNU Free Documentation License) 1.2に基づいて掲載しています。http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効) ハン [続きを読む]
  • ハンニバルからの忠告(続き)−世界帝国の章34
  • http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効) ハンニバルからの忠告(続き)「して、陛下のお尋ねの儀にございまするが…」「それよ。ハンニバル殿はなんと申していたか」 大王はずいと身を乗り出した。「はい…」 マニアケスは左右をちらと見た。 そこにいるのは王族アンティパトロスと重臣テオドトスの二人だ [続きを読む]
  • ハンニバルからの忠告−世界帝国の章34
  • http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効) ハンニバルからの忠告 こちらテルモピュライ、アンティオコス大王の本陣。「そうか…。ようやくアジアから大兵が到着するか」 大王は大きく息を吐き、愁眉を晴らした。 アジアから戻って来た甥のアンティパトロスが報告していた。「間もなくカルキスに到着するであ [続きを読む]
  • カトー殿、御出馬(続き)−世界帝国の章33
  • http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効) カトー殿、御出馬(続き)「ですが…」 カトー、持ち前の粘り越しで意見を続けた。「遮断されている地点までは道が通じている訳です。途中、道を切り拓けば、あるいは迂回するなどすれば、間道を伝うことが出来ましょう」 その上で、アイトリア兵の捕虜を道案内に、 [続きを読む]
  • カトー殿、御出馬−世界帝国の章33
  • http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効) カトー殿、御出馬 紀元前191年春。 テルモピュライでは、ローマ軍とアンティオコス大王軍の睨み合いが続いていた。「どうしたものか…」 当初、自信満々であった執政官グラブリオも、次第に焦りを覚えていた。 押しまくればすぐにも突破出来ると楽観していたが [続きを読む]
  • カトー殿の温故知新(続き)−世界帝国の章32
  • http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効) カトー殿の温故知新(続き)「なかなか堅固だのう…」 小高い丘から敵陣を眺めていたのは副官カトー。そばには、知恵者の執事にして奴隷のキロンを従者として連れて来ていた。 カトーは、陣所に荷物を置くと、すぐに陣を飛び出し、敵情偵察宜しく敵陣の有り様を細か [続きを読む]
  • カトー殿の温故知新−世界帝国の章32
  • http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効)−これまでのあらすじ− 東方を制覇したアンティオコス大王は、ギリシア世界の制圧を目指して西進。 マケドニアを破りギリシア世界を解放したばかりのローマと対立。ついに開戦。 アンティオコス大王率いる大軍勢がデメトリアスに上陸(192年秋)。南下してエウボイ [続きを読む]
  • 熱門へ(続き)−世界帝国の章31
  • http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効) 熱門へ(続き)「テルモピュライを固め、ローマ軍をあしらい長期戦に持ち込む。戦備が整い次第、決戦に打って出る」 こうして、デメトリアスに守備隊として一隊を残すと、アンティオコス大王とその本隊は、南へと潮が引くように返し始めた。そして、ラミアを通過し、 [続きを読む]
  • 熱門へ−世界帝国の章31
  • http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効) 熱門へ アンティオコス大王は、一軍を率いてカルキスを出るとデメトリアスへ移動した。 当初の彼の作戦は、テッサリア大平原でローマ軍を迎え撃つことにあったからだ。 だから、ここから北上し、ラリサとフェライの間の平原での会戦を目論んでいた。 だが…。「や [続きを読む]
  • 次を期す(続き)−世界帝国の章30
  • http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効) 次を期す(続き) ハンニバルの頬にほのかな笑みが昇った。「ふふ。マゴーネも喜んでいよう。そなたに褒められてな」「滅相もない。わたくし如き」「卑下するでない。弟はの…」 ハンニバルは弟のほのかな思いを知っていた。結局それは告げられず、弟はカルタゴへの [続きを読む]
  • 次を期す−世界帝国の章30
  • http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効) 次を期す ここフェニキアの主都テュロス。 冬も温暖なこの地域は、早春を迎え、うららかな気候に包まれていた。 ハンニバルは、ここしばらく、ずっとここにいた。 大王率いる本軍から離れて半年。ここで艦隊結集に尽力していたのだ。「今こそフェニキアびと結集の [続きを読む]
  • 齟齬(続き)−世界帝国の章29
  • http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効) 齟齬(続き)「ポリュクセニダスとハンニバルに命じよ」 二人は艦隊司令官。 ハンニバルも、フェニキア地方での艦隊組織に成功しつつあった。「海に出没する有象無象を一掃せよ、と」「それは…海戦に及べ、ということで?」 テオドトスは、命令の含意を確認した。 [続きを読む]
  • 齟齬−世界帝国の章29
  • http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効) 齟齬 紀元前191年春。ここカルキス。 アンティオコス大王は、新妻エウボイアとの生活を愉しみながら、アジアからの援軍到着を待っていた。 ところが反対に、彼の手許の兵力は、年を明けてからどんどん手薄になっていた。 それは、マケドニア王フィリッポス五世 [続きを読む]
  • 王位の代わりに(続き)−世界帝国の章28
  • http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効) 王位の代わりに(続き) と、その時。「大変です!」 兵が駆け込んで来た。「マケドニア王フィリッポス率いる大軍が攻め込んできました!」「なにいっ!」 王以下、人々は仰天した。「兵力は!」「一万五千!」「げっ」 王はのけぞった。 アタマニアは小国。そん [続きを読む]
  • 王位の代わりに−世界帝国の章28
  • ※諸勢力の概要は3月1日の地図をごらんください。http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効) 王位の代わりに ここアタマニア王国。 アイトリアの北、エピロスの北東、アケロオス川上流に位置する。ギリシア中部の山間にある小王国。美しい渓谷、穏やかな自然に囲まれた、風光明媚な土地である。 都市と呼べる [続きを読む]
  • フィリッポスの誇り(続き)−世界帝国の章27
  • http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効) フィリッポスの誇り(続き)「はい。先頃、ようやく戻って参りました。喜んで認めるとの返事とのこと」 その実、ローマもきっと大いに迷ったろう。アンティオコスも油断ならぬが、フィリッポスも油断ならぬ策士。いや、その君子面とは裏腹、凶暴ですらある。「そうか [続きを読む]
  • フィリッポスの誇り−世界帝国の章27
  • http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効)−これまでのあらすじ− 東方を制覇したアンティオコス大王は、ギリシア世界の制圧を目指して西進。 マケドニアを破りギリシア世界を解放したばかりのローマと対立。ついに開戦。 アンティオコス大王率いる大軍勢がデメトリアスに上陸(192年秋)。 アイトリア同盟 [続きを読む]
  • 結婚式(さらにさらに続き)−世界帝国の章26
  • http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効) 結婚式(さらにさらに続き)「エウボイアよ」 大王は、ずしとした語気となった。「余は、この地に大業の仕上げのためにやって参った」 アジアを制覇した彼は、父祖セレウコス一世の果たせぬ大望、ギリシア世界に覇権を打ち立てること、これを最終目標に邁進して来た [続きを読む]
  • 結婚式(さらに続き)−世界帝国の章26
  • http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効) 結婚式(さらに続き) 紀元前192年の暮れ。 アンティオコス大王と新妻エウボイアを乗せた四頭立ての馬車は、街の中心のアクロポリスの神殿に向かった。ここで大勢の神官に囲まれ、犠牲の式典を催した。 最高神ゼウス、その妻で結婚の神ヘーラー、狩猟の神アルテ [続きを読む]
  • 結婚式(続き)−世界帝国の章26
  • ※↑アンティオコス大王です。なかなか良い男です。http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効) 結婚式(続き)「陛下、いかがいたしましょう」 ゼウクシスが訊いた。「やむを得ぬ」 大王は、全土の声望を獲得して決戦に臨むという未練を、ここに断ち切った。「我ら単独で戦うことの出来るよう充分準備しておか [続きを読む]
  • 結婚式−世界帝国の章26
  • http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効) 結婚式  紀元前192年も暮れようとする冬。 カルキスのアンティオコス大王の本営である迎賓館。「そうか…アカイア連邦は、我らとの提携に難色を示しておるか」「はい。ローマにイストモスの布告に大恩を蒙ったの一点張りで」 大王に報告していたのは、甥のアン [続きを読む]
  • カトー殿、御倹約御出陣(さらに続き)−世界帝国の章25
  • http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効) カトー殿、御倹約御出陣(さらに続き) カトーが野良着の汚れたチュニカから真っ白なトーガに着替えて居間に出ると、「カトー殿、我が軍がラリサを押さえたそうな」 フラックスはすぐさま口を開いた。 こちらは名門ヴァレリウス家の出身。所作振る舞いに、パトリキ [続きを読む]
  • カトー殿、御倹約御出陣(続き)−世界帝国の章25
  • http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効) カトー殿、御倹約御出陣(続き) とはいえ、このカトー殿は、吝嗇=けち、と言われてもやむを得ない面はあった。 農地の購入に余念無く、さらには、毛織物業者などに用地を貸与したり、貿易業者に投資したり、奴隷売買にも手を出した。 果てには自分の奴隷にも金を [続きを読む]
  • カトー殿、御倹約御出陣−世界帝国の章25
  • http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効) カトー殿、御倹約御出陣 ここローマ郊外の屋敷(ドムス)。 屋敷の周囲を広大な畑が取り巻いていた。 大勢の奴隷たちが農作業に勤しんでいた。 地中海性気候において冬は大切な農作業の季節。剣は横に置くべき時である。 奴隷たちに混じり、人品卑しからぬ壮年の [続きを読む]
  • 新旧の英雄(さらに続き)−世界帝国の章24
  • http://novel.blogmura.com/novel_historical/ にほんブログ村↑ランキングに参加しています。お越しの際には応援の1 をお願いいたします(1日1回有効) 新旧の英雄(さらに続き)「…して、そなたの見立てはどうなのだ。そなたの眼鏡が一番良く見えている筈であろうからな」 スキピオはそんな風に言った。 彼を招いたのは、対アンティオコス戦の推移を占うため。確かに、ギリシア世界の政情に詳しいフラミニヌス以外に [続きを読む]