bookman さん プロフィール

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bookmanさん: ミステリー三昧
ハンドル名bookman さん
ブログタイトルミステリー三昧
ブログURLhttp://bookman.blog.so-net.ne.jp/
サイト紹介文お気に入りのミステリー、気になるミステリーを紹介するブログです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供109回 / 365日(平均2.1回/週) - 参加 2007/08/04 11:03

bookman さんのブログ記事

  • レジェンド2 [book]
  • 連城三紀彦/講談社/お薦め度 ★★★★アンソロジー第二弾本シリーズのお目当ては巻末の特別対談、今回は米澤穂信を加えた、綾辻行人、伊坂幸太郎、三人。私に連城三紀彦を紹介してくれたのは、2014年11月21日の読売新聞、伊坂幸太郎が熱烈なファンとして「騙される幸せを体感してください」という一節。紙上でのお薦め連城ミステリーは、[短編集]・「戻り川心中」「夕萩心中」「夜よ鼠たちのために」、[長編]・「私という [続きを読む]
  • 呼び出された男 [book]
  • ヨン=ヘンリ・ホルムベリ/早川書房/お薦め度 ★★★☆スウェーデン・ミステリー傑作集「ミレニアム」のスティーグ・ラーソン、<エーランド島四部作>のヨハン・テオリン、<ヴァランダー刑事・シリーズ>のへニング・マンケル、<マルティン・ベック・シリーズ>のマイ・シューヴァル&ペール・ヴァールー・・・17名の作家の短編集。英語で初めて出版されたアンソロジー、スウェーデンのミステリーが認められたという意味では [続きを読む]
  • シンパサイザー [book]
  • ヴィエト・タン・ウェン/早川書房/お薦め度 ★★★★MWA賞最優秀新人賞、ピュリッツァー賞受賞作1975年、ヴェトナム戦争終結、南ヴェトナム軍の大尉、本書の語り手、は将軍らとともにアメリカに渡る。避難民としてアメリカの支援を受ける・・・大尉はフランス人宣教師がヴェトナム人の少女に産ませた私生児、アメリカで学び、英語はネイティブ、嘗ての教授の働きですぐに職場を得るが、将軍らをはじめとする人たちは難民生活に [続きを読む]
  • 喧嘩 [book]
  • 黒川博行/KADOKAWA/お薦め度 ★★★★疫病神シリーズ第六弾建設コンサルタント?の二宮の今回のサバキは、議員秘書から持ち込まれた。大阪府議会議員補欠選挙で麒林会に票のとりまとめを依頼、その報酬で揉めている、と。麒林会は鳴友会、構成員100名あまりの組、の枝ということで仕事をサバキきれない二宮、しょうがなしに組を破門された桑原にサバキを依頼する・・・例によって桑原と二宮の「疫病神」コンビの丁々発止の掛け [続きを読む]
  • 月明かりの男 [book]
  • ヘレン・マクロイ/東京創元社/お薦め度 ★★★★ベイジル・ウィリング博士シリーズ私用で大学を訪れたフォイル次長警視正は風が運んできた紙片を拾う、そこには「あなたが晴れて第一グループの殺人者に選ばれたことを、ここにお知らせします・・・」で始まる殺人計画が書かれていた。その直後に心理学者が実験で使っていた拳銃の紛失騒ぎが起き、フォイルは決行時間の夜8時に大学を再度訪れる。そこでフォイルが第一発見者となっ [続きを読む]
  • 孤狼の血 [book]
  • 柚月裕子/KADOKAWA/お薦め度 ★★★★☆日本推理作家協会賞受賞作2015年「このミス・・・」国内編3位各章のはじめに、日岡秀一、交番勤務を1年、機動隊を2年務めて広島、呉原東署捜査二課、暴力団係に赴任、の日誌が一行削除、二行削除の状態で示される。章の要約と思っていただければいい。赴任早々、上司の班長大上章吾、ヤクザとの癒着が噂される刑事、から洗礼を受ける。刑事のイロハは先輩の煙草に火をつけること。ま [続きを読む]
  • AX アックス [book]
  • 伊坂幸太郎/KADOKAWA/お薦め度 ★★★★殺し屋シリーズ第三章殺し屋シリーズ最新刊にして初の連作集。今回の殺し屋、兜は恐妻家!?妻の話の相槌は「大変だねえ」、ひとり息子の克己もあきれるほど。なにげない日常に隠れた仕事、仕事より日常の方がだんぜん面白い。なかでも「BEE」、庭に蜂の巣が、はじめはアシナガバチだと思っていたらスズメバチ、業者に任せようと言ってはみたものの、ネット動画で駆除の仕方を見るうち、自分 [続きを読む]
  • 白骨 犯罪心理捜査官セバスチャン [book]
  • M・ヨート&H・ローセンフェルト/東京創元社/お薦め度 ★★★★シリーズ第三弾トレッカーが山中で見つけた人骨、警察が掘り返えしてみると何と六人分の遺骨がみつかり、頭蓋骨には弾痕が・・・早速、トルケル率いる殺人捜査特別班が出動、今回は迷うことなく?セバスチャンにも声をかける。物語の縦糸は白骨事件でいいのだが、このシリーズの特徴は複雑に絡み合う横糸、セバスチャンから消える?自己中・・・ヴァニヤや離婚を言い [続きを読む]
  • 雨の狩人 [book]
  • 大沢在昌/幻冬舎/お薦め度 ★★★★☆狩人シリーズ第四弾地下格闘技の行われているキャパクラで不動産会社社長の高部が銃殺される。鮮やかな手口はプロの仕事。帳場が立ち、ただひとり呼ばれる「組対」の佐江、コンビを組むのは捜一の谷神。捜査は組対の佐江のリードで進む。日本最大の広域暴力団高河連合の影が見え隠れする。暴力団の影を消し、一見カタギ集団と思わせる組織を作り資金を捻出する。高部以外にも連合に近い二人が [続きを読む]
  • マリアビートル [book]
  • 伊坂幸太郎/角川書店/お薦め度 ★★★★☆殺し屋たちの狂想曲第二章グラスホッパー→本書→AXアックス(最新刊)に続く殺し屋たちの狂想曲。幼い息子の仇討ちを果たそうとする酒びたりの元殺し屋「木村」、狙うは幼な面に隠された魔性の心を持つ「王子」、大物の依頼、金の入ったトランクと大物の息子を盛岡まで運ぶ、を受けた腕ききコンビ「蜜柑」と「檸檬」、兎に角運の悪い元殺し屋「七尾」・・・その他多数の「業者」が・・・ [続きを読む]
  • あきない世傳 金と銀4 [book]
  • 高田郁/角川春樹事務所/お薦め度 ★★★★シリーズ第四弾前作の結末で起きた五鈴屋と江州の人たちとの亀裂に、惣次は呉服仲間に隠居願いを出し、五鈴屋を去る。合わせて幸との夫婦離縁の申し出も・・・しかし、大阪には「女名前禁止」の掟があり、幸が六代目徳兵衛を名乗ることはできない。お家さんの富久の秘作?は、幸が商いの傍に居られるように養女にし、売るための工夫をしてもらうということ・・・そのためにも三男の智蔵が [続きを読む]
  • 模倣犯 犯罪心理捜査官セバスチャン {book]
  • M・ヨート&H・ローセンフェルト/東京創元社/お薦め度 ★★★★☆シリーズ第二弾前作の結末でセバスチャンに娘がいることが明らかになる。何と娘は殺人捜査特別班で一緒に捜査にあたったヴァニヤだった。母親から夫もいるし、自分たちの家庭を壊さないでくれと釘を刺される。ヴァニヤのことが頭から離れないセバスチャン、娘の跡をつけてみたりと変質者?に・・・娘に父親だと名乗るとも出来ず、心理療法士のカウンセリングを受け [続きを読む]
  • 犯罪心理捜査官セバスチャン [book]
  • M・ヨート&H・ローセンフェルト/東京創元社/お薦め度 ★★★★シリーズ第一弾主人公のセバスチャンのキャラが際立つ、セックス依存症?無礼極まりないことを言い放つ、セクハラめいた発言、他人の言うことなすことにケチをつける、意地の悪さを発揮する・・・死体で発見された少年の事件にかかわる理由が不純!?葬儀にも参列しなかった疎遠の母親の遺産、遺品の整理に訪れ、そこで見つけた手紙で自分に子供がいることを知る。そ [続きを読む]
  • 沈黙の果て [book]
  • シャルロッテ・リンク/東京創元社/お薦め度 ★★★★心理ゲーム古い屋敷で休暇を過ごす、三組の夫婦と子供が三人、仲良しグループかと思いきやそれぞれ問題を抱えながら時間は過ぎていく。そんなある日、弁護士の妻で屋敷の持ち主と娘、獣医の夫であり大学教授、カリスマ・セラピストが刺殺死体で見つかる。凶器はナイフ。姉妹のひとりは重体(後に死亡)、獣医の娘は不在で難を逃れた。生存者は獣医とその娘、弁護士、セラピスト [続きを読む]
  • 散り椿 [book]
  • 葉室麟/KADOKAWA/お薦め度 ★★★★「流石」としか言いようのない・・・18年前、上役の不正を訴え妻と共に藩を追われた瓜生新兵衛、妻の遺言?により帰藩する。そこで新兵衛が目にしたのは、跡目争いに伴う家老と側用人の対立だった。新兵衛の帰藩が藩内を泡立たせると共に、自身も争いの渦に巻き込まれていくことになる。新兵衛のいない間に起きた二の謎が関与?している。ひとつは義妹の夫の自害、使途不明金の発覚、疑いをか [続きを読む]
  • シャーロック・ホームズ対伊藤博文
  • 松岡圭祐/講談社/お薦め度 ★★★★☆ホームズ物語BSプレミアムで「シャーロック4」が放映されたばかり。「シャーロック3」の特別編「忌まわしき花嫁」の導入部と同じ悪の帝王モリアーティ教授を滝つぼへ突き落すシーンから物語は始まる。シャーロックも滝つぼに一緒に落ち、死亡したことになっている。ほとぼりが冷めるまで兄が用意した案は、密航、向かう先は横浜、伊藤博文の自宅を訪ねよということだった。シャーロックが伊 [続きを読む]
  • 荒神 [book]
  • 宮部みゆき/新潮社/お薦め度 ★★★★BSプレミアムでドラマ化決定!巻末の解説で特殊技術監督の樋口真嗣さんが本書を画像にする思いを熱く語っています。解説としては極めて異例ですが、NHKがこの熱い思いを受け止めてくれることを期待します。小山のような身体を支える、太くて短い脚、脚の恰好だけなら蜥蜴(トカゲ)にそっくり、踵の側に蹴爪は見えないが前の三本の爪は鋭く、爪というより牙だ。身体は蝦蟇(ガマ)、脚は蜥蜴、 [続きを読む]
  • 凍てつく街角 [book]
  • ミケール・カッツ・クレフェルト/早川書房/お薦め度 ★★★★捜査官ラウン・シリーズ第一弾妻の死、強盗殺人、から立ち直れないでいるラウン、酒びたりの毎日、しかも捜査官としての仕事は休職中。そんなラウンに友人であるジョンソン、パブのバーテンダー、が頼みごとを。二年前から行方不明になっているマーシャを探してほしいというのだ。マーシャの母親に断るつもりだったが、依頼を受けてしまうウラン・・・マーシャの恋人の [続きを読む]
  • 晩夏の墜落 [book]
  • ノア・ホーリー/早川書房/お薦め度 ★★★★MWA賞受賞作乗客乗員11名を乗せたプライベートジェットが大西洋上に墜落。売れない画家スコットは4歳の男の子を背負いながら夜の梅を泳ぎ切り、奇跡的な生還を果たす。プライベートジェットに乗っていたのは、<ALCニュース>の代表とその妻、ふたりの子供、護衛。銀行家夫婦。スコット。操縦士、副操縦士、客室乗務員の11名。生存者はふたりだけだった・・・生還したスコットは英 [続きを読む]
  • 凍った夏 [book]
  • ジム・ケリー/東京創元社/お薦め度 ★★★★新聞記者ドライデン・シリーズ第四弾椅子に座ったまま凍死した男が発見される。家の扉はすべて開放されていた。警察は自殺と判断するが、新聞記者ドライデンは疑問をおぼえる。続けて凍死した男の親友も自宅前で死体で発見される。ふたりは孤児院で行われていた虐待の被害者でもあり、30年前に起きた再審の証人として名乗りでていた。30年前の事件にドライデンも間接的にかかわって [続きを読む]
  • 土漠の花 [book]
  • 月村了衛/幻冬舎/お薦め度 ★★★★日本推理作家協会賞受賞作ソマリアでの海賊対処行動に従事するジプチの自衛隊拠点に、墜落したヘリの捜索要請が入る。陸上自衛隊第一空挺団は12名の警衛隊を組織、捜索地点へ向かう。事件は墜落現場で起きる。ひとりの女が助けを求めて来た。わたしはヨマール・カダン小氏族のスルタンの娘アスキラ、石油の利権をめぐりワーズデーンが突然攻め込んで来て虐殺を始めたので逃げて来たのだ、と。 [続きを読む]
  • 神子上典膳 [book]
  • 月村了衛/講談社/お薦め度 ★★★★初の長編小説謀反により城主である父を殺された澪姫は、小姓の小弥太と共に難を逃れるが追手に取り囲まれてしまう。そこにひとりの男が登場する。その名は「神子上典膳」!?三人の行く先は澪姫の許婚の地、そこへ行くには隣接する諸国の領地を経由していくしか他なかった。追手を指揮する切れ者・白木蔵人、典膳と刀を交えることに執念を燃やす黒蓑流の兄弟・右門と左京次。三人の行く手を阻む [続きを読む]
  • フロスト始末 [book]
  • R・D・ウィングフィールド/東京創元社/お薦め度 ★★★★☆ シリーズ第六弾にして完結編相も変わらず次々と起こる厄介な事件、強姦、脅迫、失踪・・・ をまとめて面倒をみさせられるフロスト警部。それに加え、マレット署長は新たに着任してきたスキナー主任警部と計りフロスト警部をよその署へ異動させようと行動を起こす。人事異動申請書にサインをしてしまったフロスト警部の持ち時間はカウントダウンへ。一向に減らない事件、 [続きを読む]
  • 夜のフロスト [book]
  • R・D・ウィングフィールド/東京創元社/お薦め度 ★★★★★  シリーズ第三弾相変わらず絶好調のフロスト警部。不眠不休で次から次へと起こる事件を解決。そのくせ身の回りのことはからっきしだめ。このシリーズの特徴はいくつもの事件が錯綜。それを五月雨式に解決するフロスト警部の活躍と不屈の仕事中毒にして、下品きわまる下ねたジョークで自身を鼓舞するその姿にある!?これほどのヒットシリーズなのに、「クリスマスのフ [続きを読む]
  • 赤刃 [book]
  • 長浦京/講談社/お薦め度 ★★★★小説現代新人賞受賞作「リボルバー・リリー」の原点ここにあり!徳川家光の治世、江戸市中で起こる尋常じゃない辻斬り、二日に一度は死体がころがるようになった。老中・松平伊豆守は辻斬りを殲滅すべく「掃討使」を任命する。辻斬りは元津藩士・赤迫雅峰を筆頭に六名、いずれも剣術の達人、任命された「掃討使」はことごとく斬殺か行方不明、最後の切り札は若き旗本・小瑠間逸次郎!屈強な傭兵を [続きを読む]