bookman さん プロフィール

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bookmanさん: ミステリー三昧
ハンドル名bookman さん
ブログタイトルミステリー三昧
ブログURLhttp://bookman.blog.so-net.ne.jp/
サイト紹介文お気に入りのミステリー、気になるミステリーを紹介するブログです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供99回 / 365日(平均1.9回/週) - 参加 2007/08/04 11:03

bookman さんのブログ記事

  • 山月庵茶会記 [book]
  • 葉室麟/講談社/お薦め度 ★★★★黒島藩シリーズ16年ぶりに故郷、黒島藩に茶人として帰って来た柏木勒負、嘗て藩内を二分した派閥の領袖であったが、政争に敗れ失脚すると致仕し国を出た。その帰国は藩内の関心をよんだ。勒負の帰国の目的は派閥抗争の最中、自害した妻の死の真実を知るためだった!?小さな庵に藩士たちを招きお茶を点てたり、あるときは、嘗ての政敵宅の茶会に招かれたりすることで、次第に当時の模様が明らか [続きを読む]
  • 刺青の殺人者 [book]
  • アンドレアス・グルーバー/東京創元社/お薦め度 ★★★★☆シリーズ第二弾物語は猟奇的殺人事件から始まる。全身の骨を折られ、血を抜かれた死体。殺人者は医師だと名乗る。同様の死体が貯水池から見つかる。娘の遺体確認に来た母、ミカエラは心に決める。娘の死の理由と姉と一緒に家出した妹を探しだすことを・・・事件を担当する上級警部ヴァルター、ミカエラが捜査に首を突っ込むことを容認?しながら調べを進める。いつしか「 [続きを読む]
  • 完璧な家 [book]
  • B・A・パリス/ハーパーBOOKS/お薦め度 ★★★★サイコサスペンス夫はハンサムな辣腕弁護士、やさしく愛されていることは誰もがみとめる、郊外の豪邸・・・グレースと夫とのロマンチックな出会い・・・どれをとっても理想の夫婦!?物語は過去と現在を行き来しながら進む。グレースにはダウン症の妹ミリーがいる。夫はミリーが卒業したら一緒に住むことを条件に結婚を申し込んでくれた。理想の結婚?は新婚旅行のタイで一転する。信 [続きを読む]
  • 彼女が家に帰るまで [book]
  • ローリー・ロイ/集英社/お薦め度 ★★★★MWA賞ノミネート作1950年代後半のデトロイト、栄光のアメリカに景気後退の影が忍び寄る。黒人売春婦が殺された事件に異常に興味を示すマリーナ、長女を亡くし、いまだそのショックから抜け出せないジュリア、出産間近のグレース。身近なところで事件は起きる。22歳のおとな子供のエリザベスが忽然と姿を消す。街をあげて捜査に乗り出す住人。事件をきっかけに三人の妻たちの関係とそ [続きを読む]
  • 楽園の世捨て人 [book]
  • トーマス・リュダール/早川書房/お薦め度 ★★★★「ガラスの鍵」賞受賞作海岸、車の後部座席、段ボール箱・・・餓死した生後13ヶ月の男の子が見つかる。前期高齢者のタクシー・ドライバー兼ピアノ調律師のエアハート、警察の捜査に業を煮やし、娼婦に金で証言をさせようとしていることを突き止め、出廷日まで娼婦を監禁?する。怠惰に歳を重ねた世捨て人、エアハートが何故かしら事件の真相を追う。監禁したはずの娼婦が屋根か [続きを読む]
  • 紳士と猟犬 [book]
  • M・J・カーター/早川書房/お薦め度 ★★★★MWA賞ノミネートの歴史ミステリーイギリス東インド会社:当初は香辛料貿易を主に行っていたが、次第にインドに行政組織を構築、軍隊を保持して反乱鎮圧や他国との戦争を行う、インドの植民地統治機構へと変貌していく。イギリス東インド会社に所属する純粋で無知な?少尉、エイヴリーと現地に溶け込んでいる変わり者?の探偵、ブレイクが行方不明の小説家マウントスチュアートを探すお話 [続きを読む]
  • 伊賀の残光 [book]
  • 青山文平/新潮社/お薦め度 ★★★★「流水浮木ー最後の太刀ー」改題「伊賀の残光」の方がはるかにいい表題!主人公、山岡晋平は鉄砲百人組の老武士、門番のお役目はひと月に四、五回ほど、その他はサツキの栽培によって生計を補っている。門番のお役目ではあるが時代の変遷とともに、その役割は形ばかりのものとなっていた。山岡も伊賀衆ではあるが伊賀を知らない世代であった。事件は同心の友が殺されることから始まる。下手人は [続きを読む]
  • 約定 [book]
  • 青山文平/新潮社/お薦め度 ★★★★六編収録の短編集六編のなかに昨年、「このミス・・・」で国内編4位となった「半席」の一編が収録されている。表題の「約定」、果たし合いの約定を指す。21年前、父親、望月三郎が武士の一分が立たないということで腹をめした。その息子、清心郎も果たし合いの装束で父と同じように腹をめす。望月三郎の死は名族、望月氏の末裔であることを疑われたことで武士の気骨を示すためのものだった。 [続きを読む]
  • かけおちる [book]
  • 青山文平/文藝春秋/お薦め度 ★★★★☆「欠け落ちる」その一、二十二年前、かけおちた妻を追った阿部重秀、今は藩の執政、いわゆる「妻仇討ち」。その二、当時、四歳の娘が母親と同じになってかけおちた。娘故、連れ戻される。その三、娘に婿殿を迎える。その婿殿は江戸詰め。娘が再び阿部重秀の知恵袋、森田啓吾とかけおちる。その四、阿部重秀と「妻仇討ち」にあったはずの妻がかけおちる。妻と娘の女心の真実はいかに?重秀の [続きを読む]
  • ネバー・ゴー・バック [book]
  • リー・チャイルド/講談社/お薦め度 ★★★★トム・クルーズ主演過って所属した部隊のターナー少佐に面会行くリーチャー、いきなりあらぬ嫌疑をかけられる。傷害致死容疑とリーチャーの子供を産んだ母親からの支援要請・・・しかも強引に軍属に戻される。肝心のターナーも嫌疑をかけられ拘束されていた。営倉につながれたリーチャーはターナーを引き連れ脱走、軍に追われることになる。ここからいつものジャック・リーチャー・シリ [続きを読む]
  • 地中の記憶 [book]
  • ローリー・ロイ/早川書房/お薦め度 ★★★★MWA賞受賞作1936年、サラとジュナ、姉妹を中心とする話と、1952年、アニーを中心とする話が交互に語られる。1952年、アニーのハーフバースデー、16歳の6か月前の日、成女の日と言われ、真夜中に井戸を覗き込むと未来の伴侶が見えるという言い伝えがある。アニーに無理やりついてきた妹のキャロライン、ふたりが帰りに見たものはペイン家の老母の死体だった。1936年サ [続きを読む]
  • ミスター・メルセデス [book]
  • スティーヴン・キング/文藝春秋/お薦め度 ★★★★☆MWA賞受賞作職を求め市民センターに集まる多くの人々、その列にメルセデスが突っ込む。いく人も撥ね、轢き、走り去る。死者8人、負傷者多数・・・メルセデスは盗難車、犯人は「メルセデス・キラー」と言われ未だ捕まっていない。退職刑事・ホッジスのもとに一通の手紙が届く、差出人は「メルセデス・キラー」。退職後、生きる目的を失ったホッジスを嘲笑うかのような内容に元刑 [続きを読む]
  • ルート66 [book]
  • キャロル・オコンネンル/東京創元社/お薦め度 ★★★★☆ キャシー・マロリー・シリーズ第九弾物語はいきなり、マロリーの部屋から女の死体。部屋の主はどこにもいない。マロリーが殺したのか!?マロリーは自分が生まれる前に書かれた実父の手紙をなぞる旅に出ていた。それは「ルート66」をなぞる旅でもあった。マロリーの旅はなんの旅かというのは徐々に明らかになるが、その前に「ルート66」上で起きた連続殺人事件に出く [続きを読む]
  • 半席 [book]
  • 青山文平/新潮社/お薦め度 ★★★★☆2016年「このミス・・・」国内編第4位当人のみならず、その子も旗本と認められる永々御目見以上の家になるには、少なくとも二つの御役目に就く必要がある。これを果たせなければ、その家は一代御目見の半席となる。片岡直人は無役の小普請組から這い上がり徒目付に抜擢されたが、もうひとつの御役目、勘定方の役を得なければ旗本になれない。まだ見ぬ子のためにも半席から抜け出るのが直 [続きを読む]
  • 紙片は告発する [book]
  • D・M・ディヴァイン/東京創元社/お薦め度 ★★★★Who done it ?ルースは町政庁舎のタイピスト、町議会議員の娘であるにもかかわらず、周囲から軽んじられている。そんな彼女が町書記官の部屋で奇妙なメモを見つけ、それを警察に知らせると周りに吹聴する。その夜、ルースは何者かに殺される・・・今回の探偵役は副書記官のジェニファー、メモの見つかった部屋の主と不倫関係。関係者に事情を聞いて回るジェニファーのもとに一通の [続きを読む]
  • 悪魔の星 [book]
  • ジョー・ネスボ/集英社/お薦め度 ★★★★刑事ハリー・ホーレ・シリーズ前作「ネメシス」につづく完結編。同僚エッレンの殉職事件をひとり追うハリー、証拠がつかめず捜査中止を命じられ、酒に溺れ免職処分が下される。恋人のラケルとの間もギクシャク・・・そんな中、事件が起きる。ひとり暮らしの女性の射殺死体、人差し指が切断され、更に瞼から星型の赤いダイヤモンドが見つかる。俺の事件じゃないとシカトするハリー、同様の [続きを読む]
  • ビブリア古書堂の事件手帖7 [book]
  • 三上延/メディアワークス/お薦め度 ★★★★シリーズ完結編前作の刊行が2014年12月、だいぶ時間が経ってしまいました。前作のおさらいからスタート、太宰治自家用の「晩年」事件に大きな代償を払ってケリをつける栞子。そこで登場した道具商から明治時代に印刷された邦訳本「人肉質入裁判」、「ヴェニスの商人」、を渡される。ここから栞子とシェークスピアの物語が始まる。栞子の母、智恵子、の父親、傲慢な古書店主だった [続きを読む]
  • ゴールデン12 [book]
  • 夏樹静子/文藝春秋/お薦め度 ★★★★12編収録の短篇集本当に久々に手にした作家。昭和46年〜平成5年の短編作品。短編の名手でもある夏樹静子、巻末の鼎談に「推理小説」と「ミステリー」の二文字が混在、そんな時代の作品.「弁護士 朝吹里矢子」、「検事 霞夕子」はTVでもお馴染みのシリーズ。エラリー・クイーンと親交があり、クイーンのオマージュ作とも言える「Wの悲劇」(薬師丸ひろ子主演)も夏樹静子の作品。昨年3月 [続きを読む]
  • 涙香迷宮 [book]
  • 竹本建治/講談社/お薦め度 ★★★★2016年「このミス・・・」国内編第一位いきなり殺人事件現場に連れて行かれる史上最年少の名人本因坊、牧場智久、そこには碁盤に突っ伏している男が・・・話は変わって江戸川乱歩も敬愛した黒岩涙香、明治の小説家、翻訳家、ジャーナリスト・・・、談義が延々と・・・それに加えて登場するのが「いろは歌」、すべての仮名を重複させずに使って作られた誦文、と「連珠」、五目並べとして成立 [続きを読む]
  • 水鏡推理Ⅵ [book]
  • 松岡圭祐/講談社/お薦め度 ★★★★シリーズ第六弾前作で文科省研究公正推進室へ異動になった水鏡瑞希を文化庁の一般職の菊池裕美が訪ねる。同僚の秋山恵子は過労死だったことを暴いてほしい、と。今回の瑞希の仕事は総合職の須藤と組んで、過労死の危険度を数値化した「過労死バイオマーカー」の評価、ふたりに与えられた期間は三日。バイオマーカーの危険値を示し過労死したと思われる対象者は三名、秋山恵子も含まれているはず [続きを読む]
  • あきない世傳 金と銀3 [book]
  • 高田郁/角川春樹事務所/お薦め度 ★★★★シリーズ第三弾兄亡きあと五代目を継ぐ条件は四代目の女房、幸、ごと引継ぐこと・・・ここまでが前作。惣次、五代目、の申し入れを受ける幸、初夜、惣次から「五年以内に江戸へ出店してみせる。まずは五鈴屋を内側から変える。そのためにも、あんたの力を貸してほしい」、と。商い戦国時代をどう乗り切るのかが本書惣次がまず手掛けたのは売掛の回収方法の変更、従業員の販売目標設定、そ [続きを読む]
  • 失踪者 [book]
  • シャルロッテ・リンク/東京創元社/お薦め度 ★★★★ドイツの宮部みゆき、東野圭吾!?イングランド片田舎で半身不随の兄の面倒を見ながら暮らすエレイン、幼なじみのロザンナの結婚式に招待され、ジブラルタルに向かうが、濃霧でヒースロー空港がで足止めをくらう。お金の持ち合わせも少なく、どうしたらいいかパニくるエレイン。トイレの入り口で鉢合わせした弁護士マークの好意で自宅に泊めてもらうことに・・・翌朝、マークに [続きを読む]
  • 汚染訴訟 [book]
  • ジョン・グリシャム/新潮社/お薦め度 ★★★★ グリシャム流「わたし探しの旅」!?リーマン・ショックの余波は世界最大の法律事務所をも襲う。エリート女性弁護士サマンサもその例外ではなく事務所から一年間の一時的解雇を言い渡される。無給の臨時インターンをやれば保険は今まで通りだと・・・サマンサの選んだインターン先はアパラチア山脈の片田舎にある「山地法律扶助協会」、低所得者層に向け無料の法律サービスを行って [続きを読む]
  • 虎狼 [book]
  • モー・ヘイダー/早川房書/お薦め度 ★★★★ キャフェリー警部シリーズ第七弾片田舎の別荘に着いたばかりのフェラーズ一家、妻のマチルダは早速庭仕事へ。そこで見つけたのは木につるされた腸?、15年前に起きた殺人事件を髣髴させる光景だった。その事件から娘、ルシアは未だ立ち直れていない。なぜなら被害者はルシアの元恋人だった・・・警察に通報しようとするが、携帯は圏外、固定電話は通じない。そんな状況下、都合良く [続きを読む]
  • カウンター・ポイント [book]
  • サラ・パレツキー/早川書房/お薦め度 ★★★★V・I・ウォーショースキー・シリーズ第十七弾今回の依頼人はV・Iが十代の頃一時期つきあった相手、フランク。25年前、妹を殴り殺した罪で服役、出所したばかりの母親が、自分は娘を殺してはいない、誰かにはめられたと言い続けているので力になってほしい、と。フランクの母親とは何かにつけうまくいっていない過去があるので断りたかった依頼だったが、しょうがなしに引き受けるV・ [続きを読む]