koyak さん プロフィール

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koyakさん: そこにラノベがあるから
ハンドル名koyak さん
ブログタイトルそこにラノベがあるから
ブログURLhttp://koyak.blog17.fc2.com/
サイト紹介文主にライトノベルの感想をたらたらと 書き連ねています。 たまにCD、ゲームについても。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供71回 / 365日(平均1.4回/週) - 参加 2007/08/18 22:07

koyak さんのブログ記事

  • [小説]粛清の嵐 小説フランス革命15
  • 作者:佐藤賢一レーベル:集英社文庫 吹き荒れ始めたギロチン旋風。マラ暗殺を機に、パリ民衆の力を背景とするエベール派がどんどん勢いを増していきます。 嫌疑者法という、『疑わしきは罰せよ』を地でいく法律までできて、どんどん手がつけられない政情に。マリー・アントワネット、ブリソやロラン夫人らジロンド派メンバーも処刑され、かつて共闘した革命の志士たちが一人また一人といなくなっていきます。「結婚を祝ってくれ [続きを読む]
  • [小説]ジャコバン派の独裁 小説フランス革命14
  • 作者:佐藤賢一レーベル:集英社文庫 蜂起、蜂起、蜂起。一向に変わらない生活苦、内乱&戦争が続く不安定な情勢。民衆の怒りに半ば流される形で更なる政変が。 ジロンド派が議会で多数派を占めていようが問答無用で叩き潰す。民衆の勢いと議会政治への理想に挟まれ、迷い続けるロベスピエールと、彼を担ごうとするサン・ジュストらロベスピエール・ファンクラブの面々。血生臭さは加速していきます。 [続きを読む]
  • [小説]共和政の樹立 小説フランス革命12
  • 作者:佐藤賢一レーベル:集英社文庫 『八月の蜂起』後の『九月虐殺』から始まる今巻。血を求めているのは民衆なのか時代なのか。 数巻前まではその発想をしている人すら極少数であったはずの共和政があれよあれよという間に樹立され、一人の王の人生が、革命の影の主役である断頭台の露と消えます。 ヴァレンヌ事件のあたりからちょくちょくルイ16世視点で語られ、そこはかとなく感情移入していたこともあり、結果はわかって [続きを読む]
  • [小説]八月の蜂起 小説フランス革命11
  • 作者:佐藤賢一レーベル:集英社文庫 事態は一気に血生臭い方向へ。"いつもの"暴動・抗議集会に見えた民衆の行動は、王宮を守備する傭兵の発砲を引き金に、もう誰にも止めることはできない大きな奔流を生み出すことに。 ダントン、デムーランら蜂起の首謀者や、迷走するジロンド派、再びひょっこり頭角を表したロベスピエールらはこの状況をどうコントロールするつもりなのでしょうか。 [続きを読む]
  • [小説]ジロンド派の興亡 小説フランス革命10
  • 作者:佐藤賢一レーベル:集英社文庫 議員改選を機に台頭した、ジャコバン派から事実上分かれてできたジロンド派と呼ばれる面々。ロラン夫人を中心に、彼らの動きがメインとなる巻です。 ついにオーストリアなどとの戦争が始まってしまいますが、フランス軍は連戦連敗。その責任を巡って、意外としたたかなルイ16世、ジロンド、フイヤン派、ダントン、そして反戦を掲げ続けたロベスピエールたち、各勢力の駆け引きが。戦争は政 [続きを読む]
  • [小説]戦争の足音 小説フランス革命9
  • 作者:佐藤賢一レーベル:集英社文庫 昨日の友は、今日の敵。 少し前までは共に特権身分と戦ってきたはずの第三身分の中からフイヤン派が分かれ、そして今度は議員改選と濃厚になっていく戦争の気配をきっかけにまた別の派閥が。そんな中、ぶれずに信じる道を歩き続けるロベスピエール。主人公然としていますが、後に彼がやることを考えると。。。 ロベスピエール以上に理想家肌なサン・ジュストの登場や、ラストのバルナーブが [続きを読む]
  • [小説]このセカイで私だけが歌っている
  • 作者:土橋真二郎イラスト:白身魚レーベル:電撃文庫 閉鎖領域でのデスゲームを発表し続けてきた作者の新作。今度はどんな閉鎖空間ゲームが……と思いきや、仮想ではなく本当にゾンビが溢れている世界でのサバイバルものでした。 ロードムービーのように、主人公たちが様々な街で様々な人やゾンビと出会い、戦い、別れていく展開には、ある種のシュールさとドライさを感じさせられましたが、不思議とひきつけられるものがありま [続きを読む]
  • [小説]フイヤン派の野望 小説フランス革命8
  • 作者:佐藤賢一レーベル:集英社文庫 フランス革命を描くシリーズ第8巻。 国外逃亡を図った王の処遇に関する対立をきっかけに、政局は大きく動き出します。 王の威信は地に堕ち、ジャコバン派から主流派が分離してできたフイヤン・クラブの面々が進める、強引過ぎる工作。結果としてそれは、無関係の人々をも巻き込む虐殺を引き起こすことに繋がります。革命後の主導権争いを巡って、まだまだ争いが続きそうです。 [続きを読む]
  • [小説]やがて恋するヴィヴィ・レイン2
  • 作者:犬村小六イラスト:岩崎美奈子レーベル:ガガガ文庫 架空の世界を舞台に繰り広げられる、成り上がり(?)戦記物語第二巻。主人公がこれから飛躍していくきっかけとなりそうなイベント目白押しです。 前巻で救国の働きを働きをやってのけたにも関わらず、権力関係のごたごたから首都を追い出されてしまった主人公のルカとアステルは『ヴィヴィ・レイン』を求めて次なる舞台へ。そこで彼らは反乱の首謀者として祭り上げられ [続きを読む]
  • [小説]シスマの危機 小説フランス革命6
  • 作者:佐藤賢一レーベル:集英社文庫 タイトル通り、フランス革命をえがくシリーズ第六巻。 聖職者の立場を再定義する法律を巡って荒れに荒れ、教会分裂騒ぎまで起こる混沌とした政治状況に。無宗教の自分にはピンとこないところもありますが、身内が亡くなったときに葬式をあげられなくなるのは確かに困る、というのはわかります。 次第に革命の精神がぐだぐだになっていこうとする中、一人どっしり地に足をつけて自らの信じる [続きを読む]
  • [小説]エロマンガ先生8 和泉マサムネの休日
  • 作者:伏見つかさイラスト:かんざきひろレーベル:電撃文庫 義理の兄妹にしてラノベ作家と新進気鋭のイラストレーターコンビ。だけど妹の方は筋金入りの引きこもり、なコメディシリーズ第8巻。 過去回。ということになるのでしょうか。どう過ごせばいいのか分からなくなるくらいに久し振りの正宗の休み、という体裁ですが。お互いが今の自分に結び付く大きなきっかけと支えになっている、とかどんだけ運命の糸で結ば [続きを読む]
  • [小説]螺旋のエンペロイダー Spin.4
  • 作者:上遠野浩平イラスト:厳本英利レーベル:電撃文庫 超常的な力をもつ奴らが、何かに怯え、何かに抗い、そこに世界の敵やら未来やら人類の進化やらが加わって良い意味で訳が分からない感じになっているシリーズのスピンオフ最終巻です。 世界の命運に関わる出来事が、微笑ましい兄妹ゲンカという他愛もないものに収束し、解決するという展開、実に好みです。どちらもシリーズ中、最強格の力を手にしているので周囲 [続きを読む]
  • [小説]今日が最後の人類だとしても
  • 作者:庵田定夏イラスト:細居美恵子レーベル:ファミ通文庫 さすがにファンタジー世界ではプロレスネタは出せませんでしたか……。 俺YOEEE系(?)異世界もの。厳密には数百年後の未来がこうなっている、という世界観ですが。 何の取柄もない主人公が、落ちこぼれ生徒たちと悪戦苦闘しつつ大切な何かを見つけていく。いいハナシ要素満載ですし実際てんこ盛りなのですが、中盤までの主人公の言動が(後半に間違いに気づいて挽 [続きを読む]
  • [小説]議会の迷走―小説フランス革命〈5〉
  • 作者:佐藤賢一レーベル:集英社文庫 バスティーユ監獄の一件から早一年。 議論百出、頑迷な保守勢力やローマ教皇の横槍などでなかなか改革が進まないように見える中、ミラボーやタレーラン、ラ・ファイエットらがそれぞれの思惑で手をうっていきます。 これからの混沌とした情勢の伏線ともいえる火種も垣間見え、まさに"溜め"の巻となっております。 [続きを読む]
  • [歴史]大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇
  •  "情報社会"というけれど、本当の"情報"って何だろう?  そんなことを、第二次世界大戦当時の"情報"事情を通して考えさせられる一冊。指導層の情報軽視がいかに現場の悲劇を招くか、そしてそれが現在に至っても何も変わっていない、ということが生々しく語られます。 自分のような戦後数十年経ってから生まれた、文字の上でしか戦時を知らない世代から見れば自己弁護にも見える内容も散見されますが、それも含めて正直な当事者 [続きを読む]
  • [小説]近すぎる彼らの、十七歳の遠い関係2
  • 作者:久遠侑イラスト:和狸キナレーベル:ファミ通文庫 突如同居することになった同い年の女の子と幼馴染との間で揺れる恋愛物語。 互いの関係にきっちり決着がつき、ヒロイン二人とも魅力的ではあり、描写は丁寧で読みやすく、変にハーレム展開とかにせず二巻で完結して長さも程よく、素敵な作品です。 ……ですが、何なのでしょう、この『普通』感。ひょんなことから同い年の女の子と同居、という設定についてはラノ [続きを読む]
  • [小説]この恋と、その未来。―三年目 そして―
  • 作者:森橋ビンゴイラスト:Nardackレーベル:ファミ通文庫 性同一性障害をもつヒロインとの関係に葛藤する主人公、というライトノベルとは思えない設定と展開が特徴的な恋愛作品。最終巻です。  まずは祝・完結!! 最後の最後までラノベらしからぬ(誉め言葉)展開に、思わず色々な意味で拍手してしまいました。 主人公とメインヒロインは結局結ばれることなく終わります。しかし悲恋になることなく、周囲の人間 [続きを読む]
  • [小説]安達としまむら7
  • 作者:入間人間イラスト:のんレーベル:電撃文庫 作者様らしい捻くれ&不安定感がところどころに垣間見える百合作品。いつの間にやら7巻目です。 前巻ラストで晴れてお付き合いをすることになった安達としまむら。改めてお互いの距離感を探り探りしつつ、相手のために、自分を変えていこうとするその様子は、ただのキャッキャウフフではなく、生々しい『ガチで付き合ってる』オーラに溢れていました。 異様に厳しい [続きを読む]
  • [小説]アンチスキル・ゲーミフィケーション
  • 作者:土橋真二郎イラスト:天川さっこレーベル:MF文庫J 異世界転生+デスゲーム(?)。 特に異能やチートステータスをもつこともなく異世界に転生してしまった主人公が、知恵を駆使して死と隣り合わせの世界で生きていくお話。 問題解決にゲーム(ゲーム理論とかの方)要素を用いて、割と容赦なく人が死ぬところはやはり安定の作者様ですが、そこにMF文庫っぽさ(?)が色々混じってしまったのか、味が濁ってしま [続きを読む]
  • [小説]魔法少女育成計画 QUEENS
  • 作者:遠藤浅蜊イラスト:マルイノレーベル:このライトノベルがすごい!文庫 様々な状況下で、魔法少女たちによる凄惨な生存競争が繰り広げられるデスゲームなシリーズ久々の本編新刊。 表紙を飾ろうが既刊からの生き残りだろうが強キャラだろうが、死ぬときはアッサリ死ぬ。このシリーズに『安全圏』は存在しない、ということを再確認させられました。 今回のラスボスはどんな相手とでも思いのままに仲良くなれる、 [続きを読む]
  • [小説]青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない
  • 作者:鴨志田一イラスト:溝口ケージレーベル:電撃文庫 『思春期症候群』と呼ばれる怪現象の数々に振り回されつつ、主人公・咲太とその友人・家族たちが、一歩一歩、成長していく物語。  いやあ、実にいい最終巻だった……って、続くんですかい!? 自分が犠牲になるはずが、彼をかばった麻衣が代わりに犠牲に。主人公・咲太は悲嘆に暮れながらも、現れた"別の未来の"翔子の協力を得て、涙をのんで本当に幸せにしたい [続きを読む]
  • [エッセイ]人間の大地
  • 著者:サン・テグジュペリレーベル:光文社古典新訳文庫 第一次世界大戦後、飛行機が民間事業にも使われるようになり始めた、航空産業の黎明期に、空に挑んだ著者とその僚友たちの物語。 大地を離れ、それが故に一層大地のもつ力に翻弄され、死と紙一重の状況に置かれ続けると、独特の価値観、人生観が芽生えてくるようです。これもある種の人間賛歌でしょうか。 郵便事業と戦争、という違いはありますが、ロアルト・ [続きを読む]
  • [歴史]文明崩壊 下:滅亡と存続の命運を分けるもの
  • 著者:ジャレド・ダイアモンドレーベル:草思社文庫 上巻は主に古代〜中世の"失敗例"。下巻は過去社会の"成功例"、及びそれを踏まえて現代の世界が抱える問題と解決の鍵となる要素について、ルワンダ、ドミニカとハイチ、中国、オーストラリアにスポットをあてて考察しています。 警鐘を鳴らす一方で、問題解決に向けた世界の動きなどの明るい材料も提示してくれていますが、この上下巻二冊だけ読むと、やっぱり人類は [続きを読む]
  • 文明崩壊 上:滅亡と存続の命運を分けるもの
  • 著者:ジャレド・ダイアモンドレーベル:草思社文庫『銃・病原菌・鉄』に続く分厚い分厚い文明考察シリーズ。 イースター島、グリーンランド&アイスランド、マヤなどなど。滅びた文明、生き延びた文明、現在危機に瀕している場所について、何故滅びたのか?何が存続する鍵だったのか? 文明と自然の興亡に通じる要因を考察しています。 遠い昔に滅びた、今は荒涼たるモアイだけが遺されたイースター島で、最後の一本 [続きを読む]