koyak さん プロフィール

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koyakさん: そこにラノベがあるから
ハンドル名koyak さん
ブログタイトルそこにラノベがあるから
ブログURLhttp://koyak.blog17.fc2.com/
サイト紹介文主にライトノベルの感想をたらたらと 書き連ねています。 たまにCD、ゲームについても。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供69回 / 365日(平均1.3回/週) - 参加 2007/08/18 22:07

koyak さんのブログ記事

  • [小説]新史太閤記 (下巻)
  • 作者:司馬遼太郎レーベル:新潮文庫 天下人・豊臣秀吉の一代記。物語としてはその絶頂期の一歩手前、九州征伐直前の家康との和睦で完結します。天下統一後の秀吉の迷走ぶりを考えると、確かにこの辺りで終わっておくのが秀吉という男の生き様を表現するのに丁度いいのかもしれません。それでいながら秀吉政権の危うさはしっかり垣間見えています。 先の先を読んで周到に手を打ち、戦場に彼が到着する時点で既に実質的な勝敗は決 [続きを読む]
  • [小説]新史太閤記 (上巻)
  • 作者:司馬遼太郎レーベル:新潮文庫 居場所もなく、食うや食わずの生活を続けていた最底辺の少年時代から、己の才覚と運を頼りに天下人へと成り上がった秀吉の一代記。上巻は中国攻め開始のあたりまで。 与えられた城や領地を自分や一族の所有物ではなく、ボス(信長)を儲けさせるための『資本』と見なす彼の思考回路が面白い。現代に生まれていたとしても伝説的ビジネスマン、経営者として名を残しそうです。 やや展開が足早 [続きを読む]
  • [小説]読者と主人公と二人のこれから
  • 作者:岬鷺宮イラスト:Hitenレーベル:電撃文庫 一冊の小説を通じて出会い、お互いにそれを利用して一歩一歩近づいていく少年と少女の恋愛物語。 どちらも内心では一生懸命色々計算しているところも、そのことに自分で気づいて自己嫌悪したり早とちりしたりすることも含めて、真にピュアっピュアなお話でした。ヒロインの方が微妙にしたたかなのもまた良し! ごちそうさまでした。 [続きを読む]
  • [小説]トリア・ルーセントが人間になるまで
  • 作者:三田千恵イラスト:ペイント娘 『薬』としてのみ生きることを余儀なくされた少女が、一人の王子との出会いと旅を通して再び『人』として生きることを取り戻すお話。 心情描写が、メタ表現があるわけでもないのに、登場人物のというよりは作者様のもののような印象(事細かに説明し過ぎな気が)を受けてしまったり、主人公が女をとっかえひっかえできるくらいモテル上に庶子とはいえ王族で特にがさつ設定もないのにイラスト [続きを読む]
  • [漫画]おはようとかおやすみとか(全五巻)
  • 作者:まちたレーベル:ゼノンコミックス  6月に最終巻となる第五巻が発売されたので感想を。 親たちの身勝手な事情から同居することになった主人公の和平と三人の異母妹たち。 距離感をつかみかねていたり、間違ったりすれ違ったりしつつ、一つ一つ家族としての絆を強めていく心温まる作品です。和平の同僚や長女の穂高の友人など、脇を固める人物も好人物ばかりで、母親に捨てられた子供たち、という重いバックボーンに [続きを読む]
  • [小説]革命の終焉 小説フランス革命18
  • 作者:佐藤賢一レーベル:集英社文庫 さよならロベスピエール。さよならフランス革命。ダントンらの処刑後、精神に変調をきたしたかの如く迷走するロベスピエール。その姿は周囲に更なる疑心と保身、反発を呼び起こし、革命の終焉を告げる政変へと繋がっていきます。 最後の最後に全てに達観し凄みを感じさせる潔さを見せるサン・ジュスト。それとは対照的に人間的な弱さを露呈するロベスピエール。「革命」の世界的代名詞ともい [続きを読む]
  • [小説]ダントン派の処刑 小説フランス革命17
  • 作者:佐藤賢一レーベル:集英社文庫 タイトルだけでもう辛くなってくる17巻目。革命の最初期から通して共に戦い続けてきたはずのロベスピエールとダントン&デムーランの関係に、最期のときが訪れます。「殺られる前に殺れ」を政治の世界に持ち込むと本当に手が付けられなくなってしまうようです。 悟りを開いたかの如く、ロベスピエールやパリの人々を心配するダントン、ある種の英雄でありながら最期まで書生臭さが抜けない [続きを読む]
  • [小説]徳の政治 小説フランス革命16
  • 作者:佐藤賢一レーベル:集英社文庫 さ〜て、今巻の犠牲者は? な勢いで右に左に揺れ続ける政情。少し前まではタブー、もしくは最終手段だったはずの『処刑』が実にお手軽に恣意的に実行に移されていきます。その刃はついに、庶民からの人気を背景に数々の重要人物を断頭台に送ってきたエベール自身に向けられることに。そして次は……となったところで次巻へ。誰も彼もが引っ込みつかなくなってきております。 [続きを読む]
  • [小説]粛清の嵐 小説フランス革命15
  • 作者:佐藤賢一レーベル:集英社文庫 吹き荒れ始めたギロチン旋風。マラ暗殺を機に、パリ民衆の力を背景とするエベール派がどんどん勢いを増していきます。 嫌疑者法という、『疑わしきは罰せよ』を地でいく法律までできて、どんどん手がつけられない政情に。マリー・アントワネット、ブリソやロラン夫人らジロンド派メンバーも処刑され、かつて共闘した革命の志士たちが一人また一人といなくなっていきます。「結婚を祝ってくれ [続きを読む]
  • [小説]ジャコバン派の独裁 小説フランス革命14
  • 作者:佐藤賢一レーベル:集英社文庫 蜂起、蜂起、蜂起。一向に変わらない生活苦、内乱&戦争が続く不安定な情勢。民衆の怒りに半ば流される形で更なる政変が。 ジロンド派が議会で多数派を占めていようが問答無用で叩き潰す。民衆の勢いと議会政治への理想に挟まれ、迷い続けるロベスピエールと、彼を担ごうとするサン・ジュストらロベスピエール・ファンクラブの面々。血生臭さは加速していきます。 [続きを読む]
  • [小説]共和政の樹立 小説フランス革命12
  • 作者:佐藤賢一レーベル:集英社文庫 『八月の蜂起』後の『九月虐殺』から始まる今巻。血を求めているのは民衆なのか時代なのか。 数巻前まではその発想をしている人すら極少数であったはずの共和政があれよあれよという間に樹立され、一人の王の人生が、革命の影の主役である断頭台の露と消えます。 ヴァレンヌ事件のあたりからちょくちょくルイ16世視点で語られ、そこはかとなく感情移入していたこともあり、結果はわかって [続きを読む]
  • [小説]八月の蜂起 小説フランス革命11
  • 作者:佐藤賢一レーベル:集英社文庫 事態は一気に血生臭い方向へ。"いつもの"暴動・抗議集会に見えた民衆の行動は、王宮を守備する傭兵の発砲を引き金に、もう誰にも止めることはできない大きな奔流を生み出すことに。 ダントン、デムーランら蜂起の首謀者や、迷走するジロンド派、再びひょっこり頭角を表したロベスピエールらはこの状況をどうコントロールするつもりなのでしょうか。 [続きを読む]
  • [小説]ジロンド派の興亡 小説フランス革命10
  • 作者:佐藤賢一レーベル:集英社文庫 議員改選を機に台頭した、ジャコバン派から事実上分かれてできたジロンド派と呼ばれる面々。ロラン夫人を中心に、彼らの動きがメインとなる巻です。 ついにオーストリアなどとの戦争が始まってしまいますが、フランス軍は連戦連敗。その責任を巡って、意外としたたかなルイ16世、ジロンド、フイヤン派、ダントン、そして反戦を掲げ続けたロベスピエールたち、各勢力の駆け引きが。戦争は政 [続きを読む]
  • [小説]戦争の足音 小説フランス革命9
  • 作者:佐藤賢一レーベル:集英社文庫 昨日の友は、今日の敵。 少し前までは共に特権身分と戦ってきたはずの第三身分の中からフイヤン派が分かれ、そして今度は議員改選と濃厚になっていく戦争の気配をきっかけにまた別の派閥が。そんな中、ぶれずに信じる道を歩き続けるロベスピエール。主人公然としていますが、後に彼がやることを考えると。。。 ロベスピエール以上に理想家肌なサン・ジュストの登場や、ラストのバルナーブが [続きを読む]
  • [小説]このセカイで私だけが歌っている
  • 作者:土橋真二郎イラスト:白身魚レーベル:電撃文庫 閉鎖領域でのデスゲームを発表し続けてきた作者の新作。今度はどんな閉鎖空間ゲームが……と思いきや、仮想ではなく本当にゾンビが溢れている世界でのサバイバルものでした。 ロードムービーのように、主人公たちが様々な街で様々な人やゾンビと出会い、戦い、別れていく展開には、ある種のシュールさとドライさを感じさせられましたが、不思議とひきつけられるものがありま [続きを読む]
  • [小説]フイヤン派の野望 小説フランス革命8
  • 作者:佐藤賢一レーベル:集英社文庫 フランス革命を描くシリーズ第8巻。 国外逃亡を図った王の処遇に関する対立をきっかけに、政局は大きく動き出します。 王の威信は地に堕ち、ジャコバン派から主流派が分離してできたフイヤン・クラブの面々が進める、強引過ぎる工作。結果としてそれは、無関係の人々をも巻き込む虐殺を引き起こすことに繋がります。革命後の主導権争いを巡って、まだまだ争いが続きそうです。 [続きを読む]
  • [小説]やがて恋するヴィヴィ・レイン2
  • 作者:犬村小六イラスト:岩崎美奈子レーベル:ガガガ文庫 架空の世界を舞台に繰り広げられる、成り上がり(?)戦記物語第二巻。主人公がこれから飛躍していくきっかけとなりそうなイベント目白押しです。 前巻で救国の働きを働きをやってのけたにも関わらず、権力関係のごたごたから首都を追い出されてしまった主人公のルカとアステルは『ヴィヴィ・レイン』を求めて次なる舞台へ。そこで彼らは反乱の首謀者として祭り上げられ [続きを読む]
  • [小説]シスマの危機 小説フランス革命6
  • 作者:佐藤賢一レーベル:集英社文庫 タイトル通り、フランス革命をえがくシリーズ第六巻。 聖職者の立場を再定義する法律を巡って荒れに荒れ、教会分裂騒ぎまで起こる混沌とした政治状況に。無宗教の自分にはピンとこないところもありますが、身内が亡くなったときに葬式をあげられなくなるのは確かに困る、というのはわかります。 次第に革命の精神がぐだぐだになっていこうとする中、一人どっしり地に足をつけて自らの信じる [続きを読む]
  • [小説]エロマンガ先生8 和泉マサムネの休日
  • 作者:伏見つかさイラスト:かんざきひろレーベル:電撃文庫 義理の兄妹にしてラノベ作家と新進気鋭のイラストレーターコンビ。だけど妹の方は筋金入りの引きこもり、なコメディシリーズ第8巻。 過去回。ということになるのでしょうか。どう過ごせばいいのか分からなくなるくらいに久し振りの正宗の休み、という体裁ですが。お互いが今の自分に結び付く大きなきっかけと支えになっている、とかどんだけ運命の糸で結ば [続きを読む]
  • [小説]螺旋のエンペロイダー Spin.4
  • 作者:上遠野浩平イラスト:厳本英利レーベル:電撃文庫 超常的な力をもつ奴らが、何かに怯え、何かに抗い、そこに世界の敵やら未来やら人類の進化やらが加わって良い意味で訳が分からない感じになっているシリーズのスピンオフ最終巻です。 世界の命運に関わる出来事が、微笑ましい兄妹ゲンカという他愛もないものに収束し、解決するという展開、実に好みです。どちらもシリーズ中、最強格の力を手にしているので周囲 [続きを読む]
  • [小説]今日が最後の人類だとしても
  • 作者:庵田定夏イラスト:細居美恵子レーベル:ファミ通文庫 さすがにファンタジー世界ではプロレスネタは出せませんでしたか……。 俺YOEEE系(?)異世界もの。厳密には数百年後の未来がこうなっている、という世界観ですが。 何の取柄もない主人公が、落ちこぼれ生徒たちと悪戦苦闘しつつ大切な何かを見つけていく。いいハナシ要素満載ですし実際てんこ盛りなのですが、中盤までの主人公の言動が(後半に間違いに気づいて挽 [続きを読む]
  • [小説]議会の迷走―小説フランス革命〈5〉
  • 作者:佐藤賢一レーベル:集英社文庫 バスティーユ監獄の一件から早一年。 議論百出、頑迷な保守勢力やローマ教皇の横槍などでなかなか改革が進まないように見える中、ミラボーやタレーラン、ラ・ファイエットらがそれぞれの思惑で手をうっていきます。 これからの混沌とした情勢の伏線ともいえる火種も垣間見え、まさに"溜め"の巻となっております。 [続きを読む]