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- 2011/10/02 12:53熊野古道 中辺路 飯盛山
- この先に展望台がある、との看板にはちょっとまわり道をしてでも登ってみたくなります。熊野古道は尾根筋に沿ってずっと延びているところもありますが、木々に囲まれた中を歩き続けることになるために山登りとは違い眺めの良い場所というのがそれほど多くはありません。ただただ同じような風景が続くことも多くあります。しかしこの山中で相対的に標高が高い場所もあるので、そこにもし周りを眺められる場所があれば景色は良いはず [続きを読む]
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- 2011/10/02 11:58熊野古道 中辺路 剣ノ山経塚
- 不寝王子から20分ほど歩くと、剣ノ山(つるぎのやま)経塚跡に着きます。現地の案内板によると、「この経塚跡は、教典を経筒に入れ、それを壺に納めて地中に埋めたところである」とあります。その壺というのはいま熊野古道館に展示されている常滑焼の壺だそうですが、いったい、何のためににそのようなことをしたのか、と言えば当時の仏教の末法思想が背景にあって、こういった経塚はその頃貴族達によって盛んにつくられたようです [続きを読む]
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- 2011/09/24 22:01熊野古道 中辺路 不寝王子跡
- 不寝王子(ねず おうじ)社跡は、滝尻王子から斜面の石段を登り続けてようやく勾配のゆるやかになった尾根道の入口あたりにあります。急な斜面を登ってきて、ようやくひと息つけるという場所ですので、ここに王子社があったというのも不思議に納得できます。中世には記録が見えず、江戸時代・元禄年間に書かれた「紀南郷導記」にその名が見られますが、この頃すでに社はなく跡地となっていたようです。この不寝王子社跡に着く少し手 [続きを読む]
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- 2011/09/21 23:11熊野古道 中辺路 滝尻王子社跡
- この滝尻王子社は、熊野古道(熊野参詣道 紀伊路・中辺路)を辿ってきた参詣者が、本格的に熊野山中へ入る、玄関口とされる場所であったそうです。すぐそばを流れるに富田川は当時、「岩田川」と呼ばれ、熊野に入る人々が垢離(こり)をしたところと言われています。垢離というのは海や川の水を浴びて穢れを清めるという儀式のようなものです。ちょうど滝尻王子社に向かって左に富田川、右に岩舟川(いしぶりがわ)と、二つ [続きを読む]
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- 2011/07/10 18:39加治木町 吉原の田の神さあ
- 加治木町の蔵王岳を背景に、田の神さぁが立っておられたので写真を撮らせて頂きました。立像であるせいか、テニスのラケットが野球のバットを思わせるような構えで、大きなメシゲを抱えておられます。少し膝をかがめて右足を前に踏み出そうとしているようにも見える動きのある姿は、やはり田の神舞いの様子を映したものだからでしょうか。田の神さあとしては大きいほうだと思いますが、仁王像とはまた違った印象があります。石材は [続きを読む]
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- 2011/07/09 17:48清流の飛天 落合磨崖仏
- ただ川の中に苔むした大きな落石があるだけに見えますから、そこに絵が描かれていることに気づくことはほとんどないかもしれません。しかし川岸から、石の表面に小さな不動明王像のような姿があるのが眺められます。このときはほかに、何か文章のようなものが刻まれているのも見えましたので、川の中を歩いてこの石のそばまで行ってみました。水深は意外と浅く10センチ程度で、長靴があれば十分でした。近寄ってみてまず目に入った [続きを読む]
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- 2011/06/19 07:59生石神社
- 生石高原、といえばハイキングコースとして行楽客で賑わうところだそうで、今頃の季節には山頂近くにある駐車場も混雑することが多いと聞きますが、このすぐ近くの「生石神社」という神社まで足を延ばす人はそう多くないようです。兵庫県にある石の宝殿で有名な生石神社と同じ字を書きますが、こちらは「おうしじんじゃ」ではなく「しょうせきじんじゃ」と読み、現地の案内板によると永祚元年のある日一夜にして突如出現した巨石の [続きを読む]
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- 2011/05/17 23:48伝説の3つの神社へ
- 名草戸畔(なぐさとべ)に関わるといわれる神社に行ってきました。「むかし戦があったときに、名草戸畔という者がその身体を3つに分けられたので、人々はそれをそれぞれ3つの神社に埋めた。」という伝説にある3つの神社とは、和歌山県海南市にある宇賀部神社、杉尾神社、千種神社の3社であると伝えられています。このことが『名草戸畔 古代紀国の女王伝説』(なかひら まい 著)にて紹介されていましたので、現地まで行ってみ [続きを読む]
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- 2011/05/16 20:34「名草戸畔(なぐさとべ) 古代紀国の女王伝説」(なかひら まい 著)
- 「むかし、神様がその身体を3つに分けられたので、人々は3つの神社でそれぞれにこの身体を大切に祀った。」この言い伝えは、私も子供の頃から聞いていました。ただ、その神様が「なぐさとべ(名草戸畔)」という名前であることは、たしかどこかで聞いた記憶もありますが、正直なところ今までは、その名草戸畔は伝説上の存在か、日本書紀の登場人物にすぎないものと感じていました。ところが、この『名草戸畔 古代紀国の女王伝説 [続きを読む]
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- 2010/04/16 23:59雨錫寺の阿弥陀堂
- 和歌山県 有田郡有田川町 杉野原「御田舞、」というとどうも田の神さあのイメージが強くて、そういえばあの雨錫寺の、御田舞というのもそろそろだろうかと思っていたら、雨錫寺の御田舞は2月の行事で、しかも隔年で執り行われるとのことでした。この季節、田植えの準備もそろそろ始まるかと思うと、・・・やはり「田の神さあ戻し」が気になりますね。 [続きを読む]
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- 2010/04/12 00:33花灯路 〜八坂の塔まで
- 円山公園を出たところではホットワインが人気のようでした。ホットワインはワインに蜂蜜やシナモン等のスパイスを入れて楽しむものらしいですが、寒さの残る3月の夜に身体を暖めるにはちょうどいいですね。石塀小路の燈籠。多くの観光客が小路を行き交う中、一瞬人通りが途切れました。大雲院祇園閣八坂の塔、法観寺五重塔歩くのは確かにゆっくりでしたが、この日はやはり人出も多く青蓮院門跡前から八坂の塔のところまで来るのに2 [続きを読む]
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- 2010/04/11 19:50花灯路の夜桜〜京都東山
- 先月末に京都市内で「花灯路」という催しがあり、3月23日夜はちょうど平安神宮あたりから京阪三条まで歩くことになったので、青蓮院門跡から、清水寺、法観寺の八坂の塔をみて京阪四条まで足を延ばしてみることにしました。知恩院境内の桜です。道沿いの寺院では伽藍のライトアップもあり、境内に入るには特別拝観料が必要になりますが、沿道の賑わいを眺めながら歩いてみるだけでも楽しめした。 [続きを読む]
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- 2010/03/20 22:53知恩院三門
- 東山の蹴上まで行くのに、京阪四条から八坂神社まで歩いて、さらにそこから丸山公園を抜けて平安神宮、南禅寺あたりまで歩いてみようと思っていたのですが、その途中にある知恩院の三門内部が特別公開中との案内を見かけましたので、ちょっと寄ってみることにしました。徳川秀忠が元和7年(1621年)に寄進、建立したこの知恩院の三門ですが、寺院の門といえば通常「山門」の字を書くのが一般的ながら、「三門」となっています。知 [続きを読む]
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- 2009/06/05 19:10岩橋千塚古墳群前山A67号墳で特別公開があるようです
- 新聞報道で知ったのですが、和歌山市の「紀伊風土記の丘」内にある岩橋千塚古墳群、前山A67号墳にて、石室の特別公開があるようです。日時:2009年6月7日(日曜日)9:00〜15:30場所:紀伊風土記の丘 資料館から約500m、徒歩15分ほどのところ 申し込みは不要。無料。 当日現地にて随時自由見学、学芸員による説明があるそうです。 普段は扉が閉じられていて石室内に入ることはできないのですが [続きを読む]
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- 2009/06/04 18:47天吹 〜薩摩に伝わる笛の音2
- ちょうど新型インフルエンザが世界中に拡大している中でしたので、出発の空港からマスク持参で出かけました。今回仕事で韓国まで行くことになって「天吹を思い出した、」というのはそのとおりなのですが、実は、天吹と韓国は今のところ、まったく関わりがないのです。ただ、以前に「韓国には、天吹に似た笛がある、…」という話を聞いたことがあったので、「それではその笛を確かめてこよう。」と考えて、今回の仕事の合間に、ちょ [続きを読む]
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- 2009/05/14 19:03天吹 〜薩摩に伝わる笛の音
- 鹿児島に、「天吹」(てんぷく)という笛が伝えられています。ちょうど尺八を小さくしたような、26〜30センチほどの長さの縦笛で、表に4孔、裏に1孔あって、尺八よりも高い音が鳴ります。島津忠良の時代には既に薩摩に存在していたということが文献にみえるそうですが、それ以後武士の間で楽曲が口伝されて広まっていたものの、楽器演奏は勉学の妨げになるという理由から、明治30年に禁止時代以降ほとんど演奏されることがなくな [続きを読む]
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- 2009/05/05 22:42欠けた道標
- 海南市内にある道標です。江戸時代後期頃のものかと思われますが、造立年の銘はありません。この場所は時々通りかかるのですが、実は3月の終わりごろにここを通りかかったところ、一部が欠けてしまっているのを発見しました。少なくとも今年の1月頃まではこんな欠けはなかったはずですが、道が狭い上に交通量の多いこのあたりのことですから、車が接触するといった様なことでもあったのでしょうか。原因は分かりません。ついこの [続きを読む]
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- 2009/01/02 23:43初詣でにちょっとよりみちを・・・
- 和歌山市 紀三井寺初詣のついでに、というか文化財見学のついでに初詣でをしてきたようなものです。しかし紀三井寺の境内へは、「いったい何年ぶりか」というほど来る機会がありませんでした。「いつも楼門の前までは、」と、なかなか気軽に立ち寄れないでいるのは、とてつもなく急で長い階段を登らなければ本堂にたどり着けないという、実はそういった立地のせいで…。護国院楼門 永正6年(1509年)建立。通路上部に牡丹と菊の彫 [続きを読む]
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- 2009/01/01 00:00明けましておめでとうございます。
- あけましておめでとうございます。2009年、ブログを書き始めて2度目の正月となりました。「よりみちでちょっと訪れるように、気軽に文化財を見てまわる」ことをテーマに今年も書いていきたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。Kalash写真は中国・雲南省 香格里拉(シャングリラ)の牧草地です。干支の牛は…居ませんが…ここは昔からの交易道の通るところで、いまは廃れているところも多くなってしまいましたが、 [続きを読む]
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