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進め!漫遊 Diary http://tonpe-nikki.seesaa.net/

新しいブログ文学を目指し、日々更新しています。ブログ派と呼ばれる新触感エッセイ。

*注意 真剣に読んでもらったら困るブログです! あなたの貴重なお時間の、ちょっとした お暇つぶしに最適の記事を掲載して参ります。 真剣に読みたい記事はほとんどありません! ここから得られる情報よりも、もっとよい情報や記事は 他から得られる方が絶対いいと断言できます! それでも読みたいという方にだけお薦めするブログサイトです。

とんぺ
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大阪府
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大阪府
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2007/09/10

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  • 自分が自分のブログを毎日開くための方法<br />

    自分のブログを毎日開きたくなるようにするにはどうしたらいいのだろう。他人じゃなくて自分がである。 自分が自分のブログに興味を持てなくならないようにするにはどうしたら良いか。楽しくブログ生活を送るためには。 ブログをやっていて、どうしても気になってくるのが(ほとんどの方はそうでしょう。)アクセス。せっかく一生懸命書いた記事を誰も読んでくれない。あっても微々たるアクセス。 「何でだろう。面白いはずなのに、役に立つのに。誰も訪ねて来ないのに書いたってつまらない。面白くない。ゲームしている方がましだ。」 そうして、次第に自分さえ自分のブログに訪れなくなる。書く気力もなくなる。そ..

  • トオル15歳

    トオルはある日学校の帰り道、ものすごく珍しいが、バナナの皮で滑って頭をしたたか撃ったのだった。そんなことは吉本新喜劇でもタブーとされているギャグのひとつであったが、トオルはそれをやってしまった。しかしこの時トオルは眠っていた人間の超人的な能力を備えてしまったのだ。 トオルには特殊能力が三つ備わった。 一つ。透視力。 二つ。テレポーテーション。 三つ。念動力。 おお!何て素晴らしい能力をトオルは身につけてしまったのか! この三つが揃ったトオルは望むなら世界を手に入れることさえ可能であった。全てを手に入れる、世界の王者にさえなれることは確実であった。わたしならきっとそう..

  • 気軽に触れ合っても悪いことではないように思う~谷川俊太郎作品~

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 空の青さをみつめていると 私に帰るところがあるような気がする だが雲を通ってきた明るさは もはや空へは帰ってゆかない 陽は絶えず豪華に捨てている 夜になっても私達は拾うのに忙しい 人はすべていやしい生れなので 樹のように豊かに休むことがない 窓があふれたものを切りとつている 私は宇宙以外の部屋を欲しない そのため私は人と不和になる 在ることは空間や時間を傷つけることだ そして痛みがむしろ私を責める 私が去ると私の健康が戻ってくるだろう ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 詩人、谷川俊太郎の「..

  • 徳島(その八)

    「起きな。捕りにいくんで。」うとうとしていた私は揺り起こされた。「もうぎょうさん出とうやろ。」寝ぼけながら私はおばさんの顔を見ていた。(何を捕りに行くんだろう。) 「行くんで?行かんので?はよ。」 ああ、そうだ。朝、カブト虫の話をしていたら、おばさんが夜捕りに連れていってくれるって約束していたことを思い出した。 「行く行く。」 「前に車持ってくるから表出といて。」そう言っておばさんは裏の納屋の方へ出て行った。私は従姉のあっちゃんと表に出た。 軽トラックに乗って大麻山の方へと向かう。田舎の夜道は真っ黒で車のライトの照らす周辺以外は何か得体の知れない恐怖がいっぱい潜んでいるよ..

  • 徳島(その七)

    座敷に戻り、本屋で購入した四国の情報雑誌を取り出して、今日の行程を考えた。昨日の夜、鳴門の渦潮と祖谷の秘境とどちらがいいと聞いたら、渦潮の方がいいというので、鳴門の渦潮を観光することだけ決めていた。今日泊まる宿もまだ決めていない。徳島の駅に着いたらそこで観光案内所に聞いてみようと考えていた。 「取り敢えず、船が着いたら徳島の駅まで行って、駅前の観光案内所で宿を決めてから、鳴門の渦潮を見に行こ。徳島駅から鳴門駅まで40分。そこからバスで20分で着くって雑誌に書いてるし。観潮船に乗る?」 雑誌を手渡すと、しばらくして、「渦の道って、橋の上から渦潮見れんの?」「見れるみたい。」「あ、それ..

  • ほんのちょっとした殺意から~

    さっきからPCの前をハエが行ったり来たりしている。 「死にたいのか?」私はむやみに殺生はしないんだけれど、蚊、ハエ、ゴキブリに関しては情け容赦がない。たたき殺したくなる衝動、又はアースジェットでプシュ〜っと毒殺したくなってしまうのだ。 ふと。思ったのだが、(ふと思わなくてもいいことだが)私はこれまで一体何匹の蚊、ハエ、ゴキブリを殺生してきたんだろう。簡単に計算してみるのだが、まあ、5歳頃から殺し出したとして、6〜9月の夏期限定期間の一ヶ月平均を単純に5匹位とするなら、1年で20匹の蚊、ハエ、ゴキブリを殺して来たことになる。 20匹×36年でこれまでに私が殺して来た蚊、ハエ、ゴキブ..

  • わたしのブック・オフ通い。映画通なの?

    ここ数日、猛烈にDVD鑑賞しちゃってます。と言っても、エロエロじゃあないですよ。エロエロも大変好きではありますが、洋画です。洋画にはまっているのです。ここ数日に鑑賞したDVDは下記の通りです。 「キャプティビティ」「AVP2」「理由」「ナンバー23」「ゾンビ3D」「ミュンヘン」「ヒルズ・ハブ・アイズ」「ソウ4」「28週後」「アルジャーノンに花束を」「チャンス」「ホステル」「エボリューション」「ラストサマー2」「フォーガットン」「大奥」 毎日鑑賞状態です。休みの日、仕事帰りにブック・オフに出向き、観た事ない映画を物色してます。たまに観た事ある映画や、もう一度観たい映画などが被ることあ..

  • 徳島(その六)

    船室を出て、階段を上るとデッキがあった。船は定刻に紀伊水道を渡り始めた。右手に和歌山県最西端の島である友ヶ島を望むことが出来た。陽は雲の上にあり、遠近の中に幾つもの船が浮かんでいた。 私は甲板から船が織りなす白波を見ていた。白波の跡は次々と置き去りにされて、さっきまでその位置にいた私の通り過ぎた時間の辺りで、微かになって行くのだった。 突然、「虹が架かってる。」と彼女の声がして、振り向くと船首から飛沫をあげて落ちる海の雫に、うっすらと小さな虹が見えた。船と海の作り出す光景にはまだ寓話のようなものが残っている。 私達の他にデッキには子供連れの家族、若いカップル、夏休みには定番の..

  • アンリレイテッド・パースン

    page1 金曜日の朝はベッドで他の男が目覚める。布団から起き上がる彼はぼくではない。ぼくではない誰かだ。彼はやさしくぼくを脱ぎとるとキッチンに向かう。 彼の指はすでにやさしい。地上の柔らかい全てのものに対して愛情で満ちているし、またやさしくなるために、何を指先に伝達しなければならないのかもよく知っている。 ベッドの上で、ぼくは脱ぎ散らかされた寝間着のようになっている。彼を見ている。彼はなんて素直だろう。彼はぼくではないし、またぼくは彼ではない。お互いに他の誰かだ。 彼は女を抱くための準備をしている。女を抱くための準備。それは蛇口を開放する。薬缶の蓋を開放する。ガス栓を..

  • 夏のはじまりに夏をふりかえってみる詩<br />

    初夏はどこかで むっくりと起き上がり 汽車の行方を見つめている ぼくらは慌てて絵の具やノートを取り出して 夏のことを記録する 先生に褒められたいと思った夏のはじまり あそこの遠くの もっと遠くまでを記憶したいと思った 鮮やかに落下するホークボールを投げたかった 空が尻餅をついて三振するような 夏の記憶を残したかった ぼくらはいつも泣いていた 青春っていってしまえば ちょっと恥ずかしいんだけれど 確かに青春はあったような気がする 夏は巡った そんなことは当たり前だ そうさ 当たり前 夏のはじまりに ぼくらは何を考えていたか 今更深く..

  • 徳島(その五)

    売店には土産物の他に弁当が売られていた。八百円から千円の値段がついていた。コンビニで買う弁当の倍ほどの価格で、二、三十食分は置いてあったろうか。出航が11:20であったため、すぐに数人が弁当を買っていった。船で食う弁当も格別に美味いものの一つである。 話が変わるが、そもそも弁当とはいつ頃から始まったのだろうかと気になって辞書を引いてみた。大した資料もないので詳しいところはよく分からないが、百科事典には次のように記載されている。 「外出のさい、携帯する食事のこと。食事は、古くは二回であったが、のちに昼食が加わり、それを弁当ですます場合も多くなったので、昼食の別名のようにも使われている..

  • 徳島(その四)

    船内に入る。まず目の前に売店があった。売店の右にソファーの椅子があり、左に座敷の広間が両側にあった。私達は座敷の方を選択した。取り敢えず船首に向かって右側の、海の見える場所を確保し、鞄を置いて船内を探検することした。 ゲーム機が3台設置されていた。左からシューテイングゲーム、テトリス、麻雀。カップラーメンの自動販売機、煙草、ジュース、ビールの自動販売機が向かい側にあり、その横に無料の給水器が置いてある。そしてその真ん中に吸煙器とでもいうのだろうか、煙草の煙を吸い込む机が置いてあり、船内で煙草を燻らすことが出来るのはここだけであった。 以前乗船した時はもっと喫煙場所があったかに思うが..

  • 徳島(その三)

    和歌山市駅から和歌山港駅までの海に沿って走る電車の風景はどこか懐かしい。まるで千と千尋の映画に出てくる海の上を走る電車に乗っているような気分になる。 町、駅、人が古い時間の中に存在しているようで、ふと隣にカオナシがひっそりと座っているかのようなそんな感じがする。 車窓から寂れた駅のプラットホームを見れば、子供の頃の自分が佇んでいるかのような錯覚に囚われ、わずか5分程の距離の中に何十年もの時間が凝縮された、夢のようなものを見る。夢の中で終点のアナウンスを聞いた。 和歌山港駅に着く。連絡路を通ってフェリー乗船口まで行くと、乗船まで30分あった。すでに大学生風の二人連れが待合席に寝..

  • 徳島(その二)

    徳島の何事かを感じたいのならやはり船で行くのが良い。現在は四国と関西の間に横たわる淡路島に明石海峡大橋と大鳴門橋が架かり、四国は最早孤島ではないが、まだまだ荒削りな日本の文化が残っている。 時間が緩やかになればなるほど、四国は美しいものを見せてくれる。私の中には少なからず阿波国の血が流れているため、いかほどか贔屓目があるかもしれないが、それほど大袈裟に言っているつもりはないように思う。 徳島。大化改新から江戸時代までこの国は阿波国と呼ばれた。それ以前は粟の国とか長の国と呼ばれていたらしい。明治4年に徳島県となったが、すぐに名東県と改められ、のち高知と兵庫県に合併された。 現在..

  • 徳島(その一)

    徳島へ行く。 南海電車に乗り阪南の山と海に沿って和歌山港へ向かう。電車に揺られながら、ふとダイエーホークスがかつて南海ホークスであったことを思い出した。子供の頃、南海ホークスは滅茶苦茶弱かった。ただ、私の親の世代になると、「強かったんや。」と口を揃えて言う。私は強い南海ホークスを知らない。 和歌山港まで私の住む北摂から公共の乗物に乗って行くなら、まず大阪モノレールに乗らなければならない。そして阪急電車を乗り継ぎ、更に南海電車に乗る。和歌山港まで2時間かかる。そこから更に、フェリーに乗って2時間。阿波の国は近くて遠い。 大阪の対岸に位置するこの国はたかだか直線で80kmの距離し..

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