春風 さん プロフィール

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春風さん: かすみ荘にて
ハンドル名春風 さん
ブログタイトルかすみ荘にて
ブログURLhttp://blogs.yahoo.co.jp/syunnpu0524
サイト紹介文旅行や詩や小説そして旅行記や写真などがはいっているおもちゃ箱のような世界になれたらいいなぁ。
自由文http://blogs.yahoo.co.jp/syunnpu0524
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供471回 / 365日(平均9.0回/週) - 参加 2007/10/12 20:47

春風 さんのブログ記事

  • 魔法のポスト
  • 幸せの黄色のポストが街にやってきたのはクリスマスイブイブの午後 雪と冬の陽射しが戯れる青い土曜日の日にやってきた昔 ずっと昔青い土曜日の午後は日曜日よりも重要な日だったんだ午前中で授業が終わりその後に事件や物語が起こった午後の時間青春の星屑達が陽射しを浴びて万華鏡の悪戯の様に弾けていた土曜日の午後の青春の欠片を拾い集めたら幸せの黄色のポストになったという伝説まで生まれた  満月の夜に書いたラブレター [続きを読む]
  • 愛の破片の行方 4
  • 「眠くなっちゃった」 真梨枝は、甘えように純を見た。 「おまえさぁ、子供だけには人気あるよなぁ」 真梨枝が、あまりにも懐かないのでむっとしながら言いながら押し入れから布団を取り出し、ビールケースを並べたベットに布団を敷いた。 「お嬢ちゃん、ここに寝なよ」 義行は照れくさいのかぶっきらぼうに言った。 「ありがとうでちゅ」 真梨枝が義行を見て初めて笑った。 「パジャマは?」 屈託のない笑顔で真梨枝は続けた。 「 [続きを読む]
  • 恋の中継ぎ投手
  • スポットライトがあたるわけではない ピンチを押さえるだけの投手だけど 重要な存在であることは知っている人には判っている得な役割ではないけど全力でピンチを切り抜ける自分が招いた状況ではないけれど………不条理と言えば不条理 納得がいかないといえば納得いかない そんな事を言ってられない場合もある歓声だってちょっとした時間の悪戯ピンチを救ったら バトンを渡して静かに消えていく ピンチの時現れる中継ぎ投手 割に [続きを読む]
  • 夢の足跡 〜カンボジアの風〜 3
  • 入国手続きを済ませ、到着ロビーに向かうと、多くの人が名前を書いたボードを持って立っていた。もちろん怪しい人もたくさんいる。この混沌とした雰囲気がアジアなのさ。初めてインドのデリー空港に到着した時と同じようにわくわくしてきた。何人かの怪しげな人達に、タクシーに乗らないかと声を掛けられるが、無視をしていくつものボードを見て、自分の名前を探した。「harukaze」と書かれたボードを見つけ、運転手と握手をした。 [続きを読む]
  • 愛の破片を求めて 3
  • 「家の中にいるよ。」 義行は、娘を寒空に置き去りにしていたのが信じられなく、憮然とした表情で言った。 「良かった……」 女性は、安堵の色を浮かべた。 「本当に汚い部屋ですけど中に入って行きませんか?」 「今から仕事なので、後でお伺いします」 女性は、淑やかで艶っぽい声で答えた。 「ママ!!」 真梨枝が、屈託のない笑顔で母親に抱きついた。義行と部屋から出てきた純も目と目があい、やれやれという表情がした。 「 [続きを読む]
  • 淡い恋の忘れ物
  • 楽しかった想い出や硝子細工の様に散った恋誰かが忘れていった夢の欠片の影達時の残像が陽炎の様に揺れている誰もいない卒業式後の午後の教室忘れ物を取りに戻った夕暮れの教室 君がいつも微笑んでいた机の上に“好きだったんだ”と刻む指は心なしか震えていた15歳の春おはようと声かけられるだけで一日が輝いた思春期の入り口無理して言葉を紡ごうとした誰もいない放課後の教室君に渡そうと想っていたラブレターを白い紙吹雪に [続きを読む]
  • 愛の破片を求めて 2
  • 「名前は、太田真梨枝、5歳」 立ち上がって、笑顔で大きな声で言った。 「森さん、だって。それにしてもかわいいねぇ」 「おかぁさんは、どこに行ったのかなぁ」 義行が、無理矢理笑顔をつくって話しかけると、真梨枝は怯えた表情を浮かべ口をつぐんだ。 「森さんを、怖がってますよ。子供は正直ですねぇ」 純は、腹を抱えて笑った。 「うるせぇ」 義行は、ふてくされた表情で純を睨んだ。 「森さん、このままじゃ、誘拐犯になり [続きを読む]
  • 愛の欠片を求めて 1
  • 12月23日、クリスマイブ前日、渋谷の街は、化粧したようにどこかヨーロッパの雰囲気を醸しだし、恋人同士でなければ街を歩けないような雰囲気さえ漂っている。隆は、公園通りの喫茶店で一人で時間を潰していた。イルミネーションに灯りがともり、恋人達が楽しそうに時間を刻んでいる。窓際に座り、煙草に火をつけた。心を過ぎっていくのは、スケッチブックのママの香と過ごした甘くて切ない時間だった。大人の扉は、温かくそれ [続きを読む]
  • さよなら道化師 〜君は君のままで〜
  • いつも微笑んでいた君心の奥の哀しみを隠していつも道化師の化粧をしていたそんな君の心をずっと気付かなかった偶然の風の中で蒼い冬の風景画に色とりどりのクレパスで悪戯画きをしていることに気づいた本当は何でも真に受けてきまじめで一瞬一瞬を真剣に生きていたそんな君の心の奥が見えたときいじらしく思えた君は殺風景な風景に花を咲かせる道化師頬をつたう涙を笑顔で隠す道化師時々道化師であることに疲れていた君道化師の化 [続きを読む]
  • 夢の足跡 〜カンボジアの風〜 2
  • 23時、仙台駅前のバス停から成田に向かって出発したのである。恐ろしいことにアンコールワットについて全く勉強をしていない。アンコールトムとアンコールワットの違いもすら分からない。はっきり言って全くイメージがわかない。強いてイメージをがあるとすれば、ジャングルから顔を出すでこぼこととした3つの巨大な塔だけである。あ、ポルポト派が埋めたという無数の地雷もイメージとしてある。カンボジアに対して持っているイ [続きを読む]
  • 月灯りの恋
  • 時を経て 君との再会満月に少し欠ける十三夜淡い月灯りの中で綴った物語 結ばれることのなかった恋とどこか似ているあの頃の恋は不器用で言の葉でお互いを傷つけた事もあった時という川の流れで別れた星が出会うこともある お互いが優しくなれた淡い輝きの時間カフェテラスで君と聴く「アルハンブルの思い出」ギターの響きが寂しく あの頃に誘う昔二人で訪れたいねと言ったのは叶うことのなかった淡い夢赤煉瓦の店を出れば十三夜 [続きを読む]
  • ゆがんだ愛の行方 エピローグ
  • 「面会できますよ」 年取った看護婦が、隆達を病室に案内した。 「大丈夫か?」 義行が、聡がベットに横たわっている聡を見た。 「大丈夫ですよ。かすり傷ですよ」 聡が笑いながら答えた。 「おまえ、何か言えよ」 隆は、満を聡の側に連れていった。 「すみませんでした。今日のことは内緒にしていて下さい」 「おまえなぁ………」 隆は、怒りに震えながら満の腕を引っ張って病院の外に連れだした。 「どこへ行くんですか?」 満は [続きを読む]
  • さよならの風景
  • いつから 自然の風の中で笑顔で話せなくなったのだろう言葉のキャッチボールは澱んだ静寂の暗闇に沈んでいく別れの幕を引く瞬間は想い出達が散らばる星空の中出会った頃は 何もかも色鮮やかに見えたどこか暖かなぽかぽかした春の風景時の中で いつしかお互いが我が儘になり言葉は冷たく光る鋭い刃物になっていったこのまま時を過ごせばお互いが傷つけ合うだけと気づいたのは愛の破片がきらきら輝くクリスマスイブさよならと二人 [続きを読む]
  • ゆがんだ愛の行方 9
  • 「やめるんだ!!」 聡が、満の部屋の電灯をつけた。美恵の体に馬乗りに乗っていた満が眩しそうに目を細めた瞬間、美恵が満を突き放した。満は、バランスを崩しよろめいたが、すぐに体制を取り直しナイフをかざして美恵を誘うとした。その時聡が美恵をかばおうとして覆い被さった。ナイフは、聡の脇に刺さった。 「ばかやろう!」 義行は、ナイフを持ったままわなわな震えている満からナイフを奪い取った。 「早く病院に連絡して! [続きを読む]
  • 夢の足跡 〜カンボジアの風〜 1
  • カンボジアの旅を翌日に控えて拙者は、風邪気味だった。ここ数年、クリスマスイブの頃になると体調が崩れてしまうのである。12月半ばに、女友達と夜遅くまで酒を飲み、妙な所でタクシーを降り迷子になってしまったのである。午前1時、吹雪の中で拙者は、どこにいるのか分からなくなったのである。つまり近所で迷子になってしまった。体は冷えるし、視界は雪で遮られるし、人通りは全くないし、拙者は不安になったのである。 タ [続きを読む]
  • 淡い恋 〜流し雛にたくして〜
  • 早春の日溜まりの中で想いを折り紙に託して折った雛人形あの頃 二人の想いを笹舟に乗せて きらいきら輝く小川に流した梅の花びらと名残雪が舞う中で永遠だと信じて見送った笹舟は時の流れの中で何処に行ったのだろう最後の春休みは想い出と未来が交差する時の日溜まり笹舟に乗った雛人形は風に揺れながら幾つの季節を辿っていったのだろう来年も穏やかな時間が訪れると信じているけど結局は根拠のない戯れ言最後の春休みが終わる [続きを読む]
  • ゆがんだ愛の行方 8
  • 美恵は、満に押さえこまれながら満を中学生の子供だと侮っていた事を悔やんだ。満は、荒々しく、ピンクのブラウスを破ると薄い水色のブラジャーに包まれた形の良い膨らみが露わになった。 「やめて………」 美恵の叫び声は、虚無の闇に消えていく。 満は、若い一匹の獣と化し、今度は美恵の赤と紺のタータンチェックのスカートを力任せに剥いだ。抵抗したら殺されるかも知れないという恐怖に襲われ、体が硬直した。黒いストッキン [続きを読む]
  • ある愛の輝き
  • 日常から非日常の世界に闇の夜から 灯りに通じる竹藪に覆われた細い路地 怪しげな秘密の迷路は  蒼白き満月の灯が射しこむ古寺の近くの庫裡に辿り着く紫陽花の葉から落ちる夜露のように哀しき運命が訪れることを知って知らずか神の愛に寄り添う若き男女 信仰という窓から見えたのは現実とは異なる愛の光の輝き冷たく厳しい雨が二人を襲ったのは初夏の夜の静寂の中 明るい未来の到来を信じていた命は信仰を胸に闇の中に身を投じる [続きを読む]
  • ゆがんだ愛の行方 7
  • 「満君、ベットの下の薔薇の花は?」 美恵が、言いかけると満の表情はさっと変わって慌てた。美恵は、一瞬の隙をついてベットの下から赤い薔薇とアルバムを取りだした。アルバムには、美恵の写真が何十枚と治められていた。学校での生活、プライベートな時間、聡との時間、など数多くの写真が治められていた。 「満君、どういうことなの?」 「………………………………」 「やっぱりあなたね。赤い薔薇も無言電話も」 「そうだよ [続きを読む]
  • 夏の日の想い出 〜北京〜 エピローグ
  •  鼓楼の前の敷地でサッカーに興じている少年達を見て遠く過ぎ去った少年時代を思い出した。もう“あの頃”の様な時代は戻ってこないのだろうと思ったら寂しくなってきた。物思いに耽っている拙者の所に汚いサッカーボールが飛んできた。拙者は、足で受け止めサッカーボールをランニングの少年の所に蹴った。拙者は、少年達に手を振り、鼓楼を後にした。 今回の中国旅行で、懐かしい思い出と出会った気がした。貧しかったけれど心 [続きを読む]
  • もう 終わりだね 〜
  •  この時期になると忘れられない想い出があります。2月下旬の東京は、東北の人間にとって春を感じます。東北の2月は、寒さがもっともきつく雪に覆われているのです。しかし東京は違っていました。梅の花が咲き、空気も暖かく春爛漫です。 で、忘れられない想い出というのは、大学受験の合格発表日に起こりました。大学はほとんど不合格でしたが、滑り止めの大学は大丈夫だろうという根拠のない自信を持っていたのであります。ま [続きを読む]
  • 夢人島 〜砂糖菓子の街〜
  • 早春の陽射しと珈琲の香りの中で夢や哀しみや出会いが絵の具の悪戯の様に散らばっている街並み“アビーロード”のジャケットの様な横断歩道を渡れば青い屋根に風見鶏が目印の僕達の小さな街がある現実とは違った書きかけの童話のような世界いつの頃からか 誰もが砂糖菓子の街と呼ぶようになった突き刺さる冷たい風など吹き込んではこない青い屋根に風見鶏が目印の喫茶店“夢人島”ギタリスト 絵描き 童話作家 詩人たくさんの夢追い人達 [続きを読む]
  • ゆがんだ愛の行方 6
  • 満は、美恵の視線を外して言った。 「満君、私の目を見て答えて」 「判りました、センセイ」 「私のアパートに薔薇の花を届けたり、無言電話をよこしたのはあなたね」 「何のことか僕には判り「満君、ベットの下の薔薇の花は?」 美恵が、言いかけると満の表情はさっと変わって慌てた。美恵は、一瞬の隙をついてベットの下から赤い薔薇とアルバムを取りだした。アルバムには、美恵の写真が何十枚と治められていた。学校での生活、 [続きを読む]
  • さよなら そして ありがとう
  • 淡い青の和紙の便箋に君と一緒に過ごした想い出という時間をたどたどしい文字で綴ってみた君と過ごした日々は淡い水彩画のように心をよぎっていくけれど文字では表現することができない文字にするとどこか嘘ぽくなるから心を過ぎていく楽しかった日々の想い出の欠片達拾い集めて文字にしたいけれど言葉が浮かんでこない君と過ごした時間が戻ってこないと気付いて愛おしく思うのは 本当の身勝手君の未来と今までの時間を大切に思っ [続きを読む]
  • 1年後の彼女からの手紙
  •   昔「1年後の彼女から手紙」というのをやりました。久しぶりに読んだらおもしろかったです。あっているような気がする。 、「幸せにしてやるとは言えないけど、おれは君と幸せになりたい」の部分、確かに言った事があります。怖いですねぇ。 手紙かぁ。メールじゃなくて手書きの手紙がほしいなぁ。 今日で付き合って1年が経ったんだよね。あっという間だったなぁ…。ということで、今日ぐらいは自分の気持ちをしっかり伝えよ [続きを読む]