時鳥 さん プロフィール

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時鳥さん: -scope
ハンドル名時鳥 さん
ブログタイトル-scope
ブログURLhttp://gray.ap.teacup.com/scope/
サイト紹介文毎日毎日、見たり聞いたり考えたりしたことを、脈絡なく綴っています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供175回 / 365日(平均3.4回/週) - 参加 2007/11/01 18:54

時鳥 さんのブログ記事

  • 非来場者アンケート
  • 平日夜の催しに出かける。アンケートが配布された。参加しやすい時間帯についての問いがある。平日夜なら参加できるからここにいて、質問に答えているのだけど。平日の昼しか参加できない人は、そもそもこのアンケートに答えられない。平日夜でも参加できるけれど他の時間帯の方が都合が良い、と言う人の意見までしかこのアンケートでは拾えない。参加しなかった人に対するアンケートっていうのがあってもいいんじゃないだろうか。 [続きを読む]
  • 人月
  • 『人月の神話』という本を読む。人月は、にんげつ、と読む。作業量を見積もる時に、一人でひと月かかるなら1人月、一日かかるなら1人日と見積もる。一種の単位だが、人と月が掛け算で計算できるように見えるのが曲者だ。4人月の作業を4人でやったら1ヶ月で終わりそうに見えるが、実際にはそんなことは滅多になくて、個人的な感覚では4人なら2ヶ月はかかる。作業には順序があって、同時進行できないことが多い。また、人が増えれ [続きを読む]
  • ご機嫌な子達
  • 渋谷のBunkamura Galleryで富田菜摘さんの個展を見る。立体作品を作る作家さんで、材料は廃材、作るものはいつも動物。今回は、楽器の廃材を使った新作を中心にした個展だった。バイオリンやビオラが胴体になったウサギ、マンドリンがお尻のふくらみにもなっているタヌキ、口の中が鍵盤になったワニ、亀の子だわしが尻尾になった熊、傘の骨や布をつかったコウモリなぞがそこかしこにたむろしている。誰も彼も、とても機嫌の良い顔 [続きを読む]
  • クィンテット
  • 外出先でトイレに入る。ペーパーホルダーに「Quintette」と書かれているのに気付く。予備のトイレットペーパーが4巻格納できるタイプのペーパーホルダーだった。だから五重奏で五人組なのだ。これなら、頻繁にペーパー補充に来なくても紙切れが起きない。2巻格納できるタイプはよく見かけるけど、4巻はあまり見ない気がする。いったい、上限は何巻くらいなのだろう。ペーパーホルダーを延ばせば何巻でも格納できるけれど、清掃 [続きを読む]
  • パンくずリスト
  • パンくずリスト、と呼ばれるものがある。WEBページの先頭に「TOP→最新記事一覧→2017年8月5日の記事」みたいな感じでついている。深い階層まで潜ってサイト内をさまよっている時でも、これがあれば大通りや入り口までスムーズに戻れる。サイト内迷子の道案内をしてくれる、ありがたい存在だ。名前の由来は間違いなく「ヘンゼルとグレーテル」だけど、でもあの子達って、パンくずを撒いたがために帰れなくなった子達ではなかったか [続きを読む]
  • 借り物
  • 借景、という言葉を頭の中で転がしていた。基本的に、景色というのはみんな借り物なんじゃないだろうか。よほど広い庭や山を持っている人を除けば、家から見える景色は自分のものではない。今、素晴らしい夜景の見える高層マンションだって、来年には見える景色が変わるかもしれないし、そうなったって文句の言える立場ではないのだ。そう考えると、家の敷地の外にある周辺環境は、全部借り物だとも言える。急行の止まる駅、すぐ近 [続きを読む]
  • 集客効果
  • 銀座のエルメスには、「ル・ステュディオ」という小さなプライベートシネマがある。休日のみの上映で、入場は無料だが予約しないと入れない。演目は毎月変わり、上映の3週間前からWEBで予約が出来るのだが、最近、この予約が妙に取りにくい。どうにか予約を取って行ってみると、場内は満員と言うこともなく、空席が結構ある。金曜日の夜あたりに予約状況を確認すると翌日の空席があったりするので、予約をして直前でキャンセルする [続きを読む]
  • 行き倒れ
  • かんかん照りの歩道の真ん中に、雀が倒れていた。目ははっきり開いている。動こうとしているが、身体がうまく動かないらしく、ころんと倒れてしまう。足か翼が折れているのなら、どうしようも出来ない。外出先だし、大したものは持っていないのだ。だが、ここにいたら自転車にひかれたり歩行者に踏まれる恐れがある。脱水症状で動けないのだとしたら、ここでは悪化するばかりだ。ティッシュペーパー越しにつかんで、近くの植え込み [続きを読む]
  • 手の高さ
  • 電車のドアにもたれて立っていた。ドアには、号車とドア番号を墨字と点字の両方で書いたプレートが取り付けられている。私の目線よりやや高い位置だ。床から155cmといったところだろう。これは、手の高さではなく、目の高さだ。この高さまで手を挙げるのは、あまり自然な動作ではない。ここにプレートがあると知らなければさわれないだろう。見えれば、あるとわかるから触れる。が、見える人は触って点字を読む必要がない。見えな [続きを読む]
  • 名レシピの条件
  • 古い料理のレシピを読むのが、結構好きだ。読むのは好きだけど、実は作ってみることはほとんどない。ひたすら想像するだけだ。料理をするのがあまり好きではないのがひとつ。作ってみて美味しくなかったとしても、レシピの問題なのか、自分の料理の腕の問題なのかわからない。作る時間より、食べる時間より、食べる前の時間が楽しいものなのだ。世の中では、おいしいレシピがいいレシピ、ということになっている。そうとは限らない [続きを読む]
  • 和紙の洞窟
  • LIXILギャラリーに行くと、いつもは白い壁の普通の部屋だった場所が、まるごと和紙の洞窟になっていた。高知県梼原町の和紙職人ロギール・アウテンボーガルトさんと建築家隅研吾さんによる共同プロジェクトで、床を除いて壁も天井も、すべて手漉きの和紙で覆われている。羊歯が漉き込まれた紙、藍や木の葉や土が混じった紙、柿渋がところどころに塗られた紙。それぞれに独特の表情を持つ紙が集められ、揉まれ曲げられ重なり合って [続きを読む]
  • 耳で探る
  • 無響室、というものがある。壁も床も天井も完全に音を吸収するようにできていて、入ると耳に綿が詰められているような心地がする。叫んでも、反響が返ってこない。窓がないから、照明を消せば自分の身体の範囲すら分からない暗闇に包まれる。そういう部屋に一人で入って、音響作品を聴く。荷物を置いて部屋に入ると、中央にある椅子に座るよう促される。部屋の何箇所かにスピーカーがあるのが見て取れる。着席すると、いくつか注意 [続きを読む]
  • 埴輪の臀部
  • 埴輪を背面から見る。犬や馬、鹿などの動物の埴輪は、どれも肛門に当たる部分に丸い穴が開いていることに気づく。その場には5体くらいしかなかったので、偶然なのか、埴輪を作る上でそういうルールがあったのか、あるいは別の理由があるのかまではわからない。脳内にある今後の調査課題リストにまずは追加しておく。今度、別の場所で埴輪に会ったら注目しよう。 [続きを読む]
  • ポンプのノズル
  • シャンプーボトルのポンプを押したら、力が斜めにかかっていたらしく、ノズルの先が向こうへ逸れた。ノズルの向きが変えられる構造になっていてほしいけれど、それは押す前までの話だ。逆に、押し始めたらノズルの向きは変えられない方が良い。そういう造りにするのって、難しいのだろうか。違う方向から考えるなら、向きを変えるのに一動作必要という風にしても良い。普段の位置からノズルをちょっと引き上げないと向きが変えられ [続きを読む]
  • スイカ
  • コンビニの乾き物コーナーで酢イカを売っていた。酢漬けの烏賊だから、酢イカ。正しい。文句のつけようがない。何も買わずにコンビニを出て、夜道を歩く。西瓜の替わりに酢イカを買っていった場合に起きることを想像する。やはり受け取った側としては、ノリツッコミをしなくてはいけない状況ではないかと思うの。東京近辺では、酢イカは交通系ICカードのSUICAと同じイントネーションで発音する。自動改札機に酢イカをあててボケて [続きを読む]
  • 二人の声、積み残し
  • 前項「二人の声」の後半を書きながら、もやもやっとしていた。こういうことが書きたかったのではないけれど、もやもやが形にならない。今晩になって、やっと少し言葉になってきた。二人が同時に話している場面を演じるには、ふたつの方法があるという話だった。ひとつはふたつの声で演じる、もうひとつはふたつの声に聞こえるひとつの声で演じる。今、もうひとつ思いついた。3つ以上の声でふたつの声を演じることも、まあ可能だ。 [続きを読む]
  • 二人の声
  • 腹話術のことを考えていた。ひとりの腹話術師が2人以上の人物の声を出して、人形が話しているように思わせる。とはいえ、話しているのはひとりきりだから、2人が同時にしゃべるのは難しい。ある人物が話し終わる前に次の人物が話し出して、声がちょっとだけかぶることは、実際の会話ではよくあるけれど、腹話術では難しい。腹話術師がそれを再現できるとしたら、2つの可能性が考え付く。ひとつは、その人が二つの声を同時に出せ [続きを読む]
  • 適所を探して
  • あるプロジェクトチームでは低評価だった人が、別のチームに行った途端、まあまあの評価を得る。そんなことを、幾度も見聞きしている。ばば抜きを連想する。こっちでは邪魔だったが、あっちにはペアになるカードがあって、元からいたカードも引かれたカードも2枚とも幸せになる。ばば抜きって、見方によっては、26組の幸せなペアを作る遊びだ。だから1枚の不幸が際立つんだけど。あれって、最後までカードが手元に残った人が勝ちっ [続きを読む]
  • インターネット物理モデル
  • 日本科学未来館の常設展示が一部リニューアルしたそうだ。その話を聞いて、お台場に足を運ぶ。目当ては、「インターネット物理モデル2017」。開館当時からある展示なので、16年ぶりのリニューアルである。到着するなり3階に上がり、フロアの中央付近にある展示スペースにたどり着く。白と黒の玉がターミナルから放出されると、銀のタワーをくるくると回り、レールを伝って隣のタワーに移ってまたくるくる回って、タワーの間近にあ [続きを読む]
  • これはボールではない
  • 音楽大学でこれから開かれる予定の演奏会のプログラムを眺めていた。ゼミの演奏会実習で、1回の演奏会で大体10人くらいの学部生がソリストとして出演し、1曲か2曲を披露する。その中のひとつ、打楽器コースの学生が演奏する曲目に、目が釘付けになった。「これはボールではない」。M.ベニグノ,A.エスペレット,A.クーザン作曲。打楽器で、現代の作曲家で、このタイトルの曲が面白いものでないはずがない。絶対の確信を抱く。これは [続きを読む]
  • シンデレラの靴底
  • 通路に靴底が落ちていた。かかとのあたりがぐっと曲がって、靴べらのような細いパーツが突き出ている。女性のハイヒールの靴底がまるごとはがれたらしい。シンデレラだって、こうなる可能性はあったわけだ。はがれなかったということは、靴底を貼っていなかったか強力に接着されていたのか。ガラスだから、溶接もありえる。あれは下り階段に接着剤を塗るという相当に悪質な事件だったから、下手をすれば大怪我の可能性もあった。す [続きを読む]
  • 地下鉄とマッチ売りの少女
  • 地下鉄のホームに貼られたマナーポスターを眺める。大量のマッチなどの危険物は、車内持ち込み禁止だそうだ。ということは、マッチ売りの少女は地下鉄に乗れないわけね。思うとも無しに思う。そうでなくても貧しく無力な少女だけど、移動の自由も制限されていたわけだ。あの子達ってマッチを売りながら身も売っていたんだろうな、今にして思うと。 [続きを読む]
  • "穴"
  • 「穴」という映画を見る。1957年公開の日本映画で、監督は市川崑、主演が京マチ子。サスペンスでコメディで、とにかく滅法面白い。フリーの女性ルポライターがルポを書く為に1ヶ月間、失踪することにした。銀行員達は、自分達の横領犯罪のために失踪事件を利用しようとし、警察は彼女を犯人とみて追いかける。監督と夫人の和田夏十が共同執筆した脚本はよく練られていて、隙がない。テンポよく話が進み、個性的だけど身近にいそう [続きを読む]
  • 成長するボタン
  • ボタンホールをかがらないでおくと、脱ぎ着のたびにだんだんボタンホールが大きくなってしまい、ボタンが外れやすくなってしまう。という意味の文章を読んだ。ボタンが少しずつ大きくなってくれれば解決するんだけど。と、妙なことを考える。成長するボタンって、どんなだ?生身の貝ボタン?人魚姫の服なら生きたまま使えそうだけど、陸生生物には難しい。だんだん小さくなるボタンの方がまだ作りやすい気がする。欠けたり磨り減っ [続きを読む]