京都夢設計 さん プロフィール

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京都夢設計さん: 風景・建築/京都夢設計
ハンドル名京都夢設計 さん
ブログタイトル風景・建築/京都夢設計
サイト紹介文建築を風景としてとらえる
自由文住宅における「一括請負」の歴史は意外と浅く、決して絶対的な方式ではありません。戦後の高度経済成長を機に一般的となりましたが、それ以前は分離発注で家を建てるのが普通でした。
参加カテゴリー
更新頻度(2年)情報提供42回 / 360日(平均0.8回/週) - 参加 2007/11/27 09:13

京都夢設計 さんのブログ記事

  • 風景をつくる建物86
  • 電車はたいてい特急をさけて各駅停車に乗ります。本を読むには特急はあまりにもせわしないからです、と言っても大阪まで行くときにはさすがに特急にしますが、宇治から京都までは特急では速すぎるのです。今読んでいるのは谷崎潤一郎の「細雪」ですが(本日、新潮文庫版の中巻を除いて上下巻を読み終えました)、この小説も今までに何度か挑戦してはその退屈さに途中で挫折しています。もう一度読んでみる気になったのは、谷崎はこ [続きを読む]
  • 風景をつくる建物85
  • これはどうしても見ておかなければと思い、友人を誘って大阪歴史博物館へ「伊勢神宮と神々の美術」を観に行って来ました。写真は内宮と外宮2幅に分けて描かれた「伊勢参詣曼荼羅」の内宮です。(A4サイズスキャナのため全体が入っていませんが)全体からは子供の描いた絵のように稚拙でかつダイナミックで自由奔放な印象を受けますが、駅でポスターを見かけたときから、そのバラバラ感がとても気にかかっていました。それにしても [続きを読む]
  • 風景をつくる建物84
  • 1枚の写真からインスピレーションを受けることがあります。写真は朝日新聞に掲載された写真家・三好和義氏の茶屋聴雪(京都御所)ですが、この写真からわたしが読み取ったことを書いてみます。?西欧の建築が石やレンガをもって静的な秩序を構築しようとしたのに対して、日本建築にあっては、広い意味での建築要素のバラマキによって「空・気」をつくろうとしたのではなかろうか。?バラバラは日本的風土にあってたいへん心地良い [続きを読む]
  • 風景をつくる建物83
  • 通天閣その3初代通天閣がルナパークと共に建設されたのは1912年(明治45年)です。コンセプトは「エッフェル塔と凱旋門を合体させたもの」? だったらしい? としたら、いやなんとも大阪的と言いましょうか、メチャクチャな話だと思うんですが、どこからそんな要望が出てくるんでしょうね。まさか設計者からの提案ということはないと思いますが、通天閣の設計者は設楽貞雄(しだらさだお)という明治から昭和初期にかけて関西で [続きを読む]
  • 風景をつくる建物82
  • 通天閣その2通天閣を見ての帰り道、ちょっとおもしろそうな路地があったので入っていくと、そこがあのジャンジャン横丁でした。その横丁の壁に掛けられていた写真を見たとき、あの3つの疑問はスーッと消えていきました。これはタワーなんかではなく、紛れもなく楼閣だ。この堂々とした雄姿は現在の通天閣とはまるで違っている。    つづく [続きを読む]
  • 風景をつくる建物81
  • そうだ通天閣があるじゃないか!!建築がはたして滑稽となじむものなんだろうかと思い悩んでいた時、フイと脳裏をかすめたのが通天閣です。しかし、通天閣は実際に見てみると、およそ滑稽とは縁のなさそうな近代的な構造物で、かなり禁欲的な印象の建物でした。それにしても通天閣にはいくつかの疑問点があるように思うんですが。1)なぜ通天塔(又は通天タワー)でなくて閣なのか?2)建設当時東洋一の高さを誇ったにしては、なぜ [続きを読む]
  • 風景をつくる建物80
  • 建築に滑稽の事例を探すのはなかなか大変そうなので、今回もまた俳句に逃げることにします。門へ来し花屋にみせる牡丹哉    太祇学問は尻からぬけるほたる哉    蕪村みじか夜や毛むしの上に露の玉   蕪村ほろほろと泣き合ふ尼や山葵漬   虚子あふむけば口いっぱいのはる日かな  虚子穴だけの眼に睨まれて目刺食ふ   八木建親分と見えて上座に鳴く蛙   一茶花踏て戻る公卿の草履哉   召波いが栗に袖なき猿 [続きを読む]
  • 風景をつくる建物79
  • こまった時の神頼みという言葉がありますが、誰かがお百度を踏んでいるかも知れない神社の裏の光景です。商人はそこに神社があることなんて気にも留めていません。困っていませんから。でも、ほんとうに面白いのは、お百度を踏んでの帰り道にこの光景を見て何の違和感も感じないニッポン人です。どうもこのあたりに滑稽や諧謔、ユーモアの本質がありそうです。 [続きを読む]
  • 風景をつくる建物78
  • 久々のブログです。6年間を過ごした祇園から宇治の自宅マンションへ事務所を移して今日でちょうど2週間になります。通勤時間というものが無くなって生活は一変しました。朝食前に一仕事して、夕方にはルイ(犬)をつれて散歩に出ます。新しいテツガクノミチを開拓しなければならないのですが、とりあえずは写真の宇治川の辺にある公団の公園までのコースです。ルイもずいぶんと歳を取ったなあと思いますが、私も間違いなく歳を取っ [続きを読む]
  • 風景をつくる建築77
  • たまに新幹線に乗って感じることなのですが、日本中がどこも同じ風景になってしまったなあと思います。街に入って行っても同じことで、どこの都市もみな同じです。考えてみれば日本人みんな、食べているものも同じですよね。田舎の人も都会の人も、金持ちも貧乏人もさほど違ったものを食べているわけではありません。たいていはスーパーで売っているものを食べています。これはもしかしたら収容所の生活に近いのかも知れません。そ [続きを読む]
  • 風景をつくる建物76
  • 書くことに少々厭きてきましたので今回は俳句でお茶を濁すことにします。最近つくった(あまりつくらないのですが)10句です。踏切りはすこし坂道春の雨春の月マクドナルドの上にあり日は落ちて今蘇る桜かな十薬のさびしき花を灯しけり水馬せわしく跳べど元の場所青嵐ヒヨドリ一羽んと飛び青嵐弁財天に吹き荒れよ人の声まじかに聞こゆ青嵐公園の夜のぶらんこ青嵐紫陽花やランドセルはキュキュと鳴り [続きを読む]
  • 風景をつくる建物75
  • 雨滴庵は中止になったわけではありません。施主殿が、いつ建てるとも、建てないとも言ってくれないだけの話なのです。そのくせ先日も雨滴庵建設協力隊員と名のる人2名と施主と私、計4名で木屋町三条にある居酒屋で決起大会を開いたりしているのですから、さっぱり訳が分かりません。そこで、私としてもいつまでもこの人たちとつき合っているわけにもいきませんので、この辺りで次の席題に移ろうかと思っています。「風の歌」  こ [続きを読む]
  • 風景をつくる建物74
  • スリッパの話のつづきです。よそのお宅におじゃました時、いつも迷ってしまうのは、玄関先に並べられているスリッパを、さて、履いたものかどうか、です。結局は履いてしまうことの方が多いのですが、履く理由がどうもはっきりしないのです。あなたの足は汚いから、どうぞ床を汚さないために履いてください、なのか?床が汚れているかも知れませんので、スリッパをご利用くださいという意味なのか?そもそもスリッパなるもの西欧に [続きを読む]
  • 風景をつくる建物73
  • さて、やはり実際の建物を見なければいけないと思い、奈良にある志賀直哉の旧居を見に行ってきました。志賀直哉自身が設計して、京都から数奇屋大工を呼んでつくらせたそうです。この建物を選んだのに特別理由は無く、たまたま奈良文化女子短大のセミナーハウスとなって現在公開されているということを知ったからにすぎません。工事中でしたが一応全体像を把握することはできました。 印象は?、 ・ ・ ・、 ???。 何なん [続きを読む]
  • 風景をつくる建物72
  • 写真は1年前に撮ったものです。速いものでこのシリーズも1年が経ってしまいました。季節と共に歩んできましたので、なんのことはない、また春に帰って来たわけです。いい家の条件その4、  土地に根ざしていること。ある土地に建物をつくるということは、そこの風景にマッチするような建物をその場所に付け加えること、というよりも、むしろ、建物がつくられた後に、「ああ、ここはこんな風景だったんだ」とか、「こんな風景も [続きを読む]
  • おっと、びっくり!! 2
  • また出ました!! あの“スポンサーサイト”なる広告です。前回は1ヶ月以上更新をしていなかったのですが、今回はたった2週間で出現です。しかも前回あった“1ヶ月以上更新のないブログに表示されます・・・”の説明書もありません。そして更新したのに未だ消えてくれないのです。責任者出て来い!!さて、これくらいにして風景をつくる建物71の追伸です。診療所などで、誰が履いたかわからないスリッパを無理やり履かされるこ [続きを読む]
  • 風景をつくる建物71
  • いい家の条件その3、  花があること。京都に居て、しかも毎日祇園の白川の辺を歩いていると、京風建物がいかに繊細で柔らかいかを感じます。今、花も終わりに近づいて、入れ替わりに枝垂柳が活気づいていますが、ここでは枝垂梅、枝垂桜、枝垂柳、スダレと、何もかもが垂れ下がって風にゆらいでいます。夕暮れ時、桜を見るためでしょうか、お茶屋の2階のスダレが上げられています。その奥に行灯の明りに照らされて、低い天井と [続きを読む]
  • 風景をつくる建物70
  • 犬の位置までかがんで、驚きました。タンポポが咲いている! そのまわりには犬ふぐりの花がびっしり! ふだん地上1.5mの辺りをボーッと眺めて暮しているので、まあ、眼が悪くなったせいもあるのですが、地表がこれほどまでに豊かだったことに今さらながら驚かされました。さて、いい家の条件その2、 品格があること。「日本以外のどこの文明が、美しくすることは、すなわち、不要なものを捨て去ることであると、示したであろう [続きを読む]
  • 風景をつくる建物69
  • いちばんいいのは実際に “いい家” を見ることなんですが、それがどこにあるかわからないところが問題なのです。そこで最初に “いい家の条件” を勝手に想定してみることにします。それからいい家を探しに行けばいいじゃないかというわけです。いい家の条件その1、 豊かであること。豊かとは、金持ちの家という意味ではありません。例えば、手のひらにかざって見るや市の雛    一茶から感じるような豊かさです。たぶん [続きを読む]
  • 風景をつくる建物68
  • “いい建築っていったいなんだろう?”それは青い鳥を追っかけているようなものかも知れません。たぶん答えは、案外と単純なことなんだろうなあと、思ったりもします。ところで、わたしの住んでいる宇治の木幡池のまわりは、ここ1ヶ月ぐらい、早朝から大勢の野鳥愛好家たちで賑わっています。日本ではほとんど目撃されることがないノハラツグミという小鳥が、たった1羽だけなんですが飛来しているのです。おかげでわたしは犬をつれ [続きを読む]
  • 風景をつくる建物67
  • 脳科学者の茂木健一郎と俳人の黛まどかとの共著「俳句脳」の中で、茂木の 「名句の条件とはなんですか?」という質問に、黛はこう答えています。?景が鮮やかに浮かぶこと (・・・そして自然に記憶している)?切れていること (切れによって余白と緊張感が生まれる)?句意が動かないこと (意味は動かないけれどイメージは広がる)?季語が他の季語に変えられない、動かないこと同じ質問を100人の俳人にしたとしても、たぶ [続きを読む]
  • 風景をつくる建物66
  • 祇園、白川に架かる辰橋のたもとです。ここではしょっちゅう映画などの撮影が行なわれていて、わたしの通勤時間帯だけでも月に1回ほどは出くわします。先日もここを通りかかると巨大なクレーン車が止まっていたので、何か工事でも始まるのかなと思って近づくと、なんと、辺りは雪景色! 屋根や道に10?ほど積もっているではありませんか。ホースで雨を降らしているのはよく見かけますが、人工雪を現場で作って積もらせているのは [続きを読む]
  • 風景をつくる建物65
  • 雨滴庵-7やはり、門も必要ではないかということになったので、ちょっと考えてみました。「空間は2次元から成る」というわたしの持論(風景をつくる建物10を参照してください)を証明するための形です。そしてまた、ローコスト住宅でしかやれない試みでもあります。 [続きを読む]
  • 風景をつくる建物64
  • 雨滴庵-6利休の傘亭の写しのつもりでスタートしたもののまったく同じという訳にもいきません。それでもできる限り単純な構造の家にしたいと思っています。それは犬にしっぽがあって、魚に尾びれがあるような、家の原形のような家です。 [続きを読む]
  • 風景をつくる建物63
  • 雨滴庵-5やっとのことで、念願だったピアノの処分ができた。たぶん多くの家庭で同じ問題を抱えているのではないだろうか。子供が成長し誰も弾かなくなったピアノが未だに家の中でデンと場所をとっている。雨滴庵にはもちろんピアノは置かない。押入さえ無いくらいだからね。玄関を入ったところはベタ基礎のコンクリートがそのまま仕上げになっていて、流し台も便器も直にその上に置かれる。トイレは勝手口兼用で、増築の際にはここ [続きを読む]
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