渡辺敦司 さん プロフィール

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渡辺敦司さん: 教育ジャーナリスト渡辺敦司の一人社説
ハンドル名渡辺敦司 さん
ブログタイトル教育ジャーナリスト渡辺敦司の一人社説
ブログURLhttp://ejwatanabe.cocolog-nifty.com/blog/
サイト紹介文堅実な業界ライターが、良識の範囲内(?)でハメを外して論評します
自由文社是・編集方針
一、根拠のない、無責任な論評はしない。教育界の現状や事実を踏まえつつ、建設的な論説を旨とする。
一、社運を傾けない範囲内でハメを外す。
一、「誰望他家之披覧」(空海『三教指帰』序)を座右の銘とし、読者におもねらず、色気も出さない。出すならこっそり。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供25回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2008/02/01 00:36

渡辺敦司 さんのブログ記事

  • 「ミサイル安全」より防災対策だ
  •  15日朝に北朝鮮が発射したミサイルは、8月29日とほぼ同じコースで列島上空を通過した。全国瞬時警報システム(Jアラート)も同じ12道県に国民保護情報を出し、休校は9校から1校に減ったものの、登校時間を遅らせたのは3倍以上の122校に上った。  「発射直後から落下まで完全に探知して、追尾していた」(菅官房長官)というなら、なぜ東日本の全域近くに広がる地域が対象となったのか、そもそも茨城県が入っていながら千 [続きを読む]
  • 「ミサイル安全」 学校教育の過剰反応は避けよ
  •  29日早朝、北朝鮮が予告なしに列島上空を通過するミサイルを発射した。とはいえ、この間の経緯を考えれば日本に飛翔体が落下する可能性など極めて低いことは素人目にも明らかだろう。それなのに、まるで日本が攻撃対象になったかのような大騒ぎには強い違和感を覚えざるを得ない。 新幹線や電車が止まることも奇異だが、一部の学校が休校したり、登校時間を変えたりしたのは明らかに過剰反応ではなかったか。危機管理は重要だが [続きを読む]
  • 【池上鐘音】首相の衣
  • ▼横浜市長選で与党が推薦する現職の林文子氏が3選を果たした。しかし安倍首相が姿勢を改めたことが奏功したとは想像しづらい辛勝であった。更なる悪化を押しとどめたとは言えるかもしれなが▼変化をもたらしたのは、何といっても1日の東京都議選での自民党惨敗と、内閣支持率の急落だ。それがなければ安倍首相が閉会中審査に出席することも、「丁寧な説明」をすることもなかったろう▼4日に発表された11日付の文部科学省人事で [続きを読む]
  • 教職課程コアカリ 忖度の「ミサイル教育」
  •  記事配信を本業とする本社としては本来、依頼メディアに記事掲載されてから論じるべきことかもしれない。しかし、それではパブリックコメント(意見公募手続)の終了後になってしまう。また報道の最末端にいる者として、国家権力のチェックを怠ったことも正直に恥じ入らねばならない。 教職課程コアカリキュラム(コアカリ)に関して14日夜、上智大学で緊急シンポジウムがあった。25日が期限のパブコメを出す際の参考にしてもら [続きを読む]
  • 高大接続改革 本丸は「入試」ではなく「教育」
  •  文部科学省が「高大接続改革の進捗(しんちょく)状況」を発表し、「高校生のための学びの基礎診断」「大学入学共通テスト」(いずれも仮称)と2021年度大学入学者選抜実施要項の実施方針等の案をパブリックコメント(意見公募手続)に掛けた(6月14日まで)。 6月いっぱいの策定が「年度初頭」に当たるのかどうか疑問だが、そもそも「目途」と逃げを打ってあったのは「霞が関文学」の真骨頂である。しかし、これまでの経緯を [続きを読む]
  • 【池上鐘音】ザラ紙と書院
  • ▼会社に入って1、2年、原稿を書くのが恐ろしく遅かった。ザラ紙ペラ(1枚)10行の原稿用紙に書いては直しを入れるだけでも足りず、切り張りを何枚も重ねたあげく書き直しては無駄な時間を使っていた▼劇的な変化が訪れたのは、ワープロを使い始めてからだった。推敲が何度でもでき、しかも紙を無駄にしない。相変わらず要領は悪かったが、スピードは段違いだった。学生時代に使っていた他社の古い機種に比べ、「書院」シリーズ [続きを読む]
  • 新指導要領(2) 「三つの柱」更なる検証を
  •  育成すべき「資質・能力の三つの柱」を基に、教科・領域等に横串を、学校段階に縦串を刺して、学習指導要領を「構造化」する――。今回改訂の眼目である。今後10年に向けた検証の第一は、まさに「三つの柱」自体に置かれるべきだろう。 ①知識・技能②思考力・判断力・表現力③学びに向かう力・人間性等。これら三つの柱が、学校教育法30条2項で定める「学力の3要素」(①知識・技能②思考力・判断力・表現力③学習態度)に [続きを読む]
  • 新指導要領(1) 壮大な未完の「転換」
  •  次期学習指導要領をめぐる中央教育審議会の答申が、昨年12月21日にまとまった。諮問から2年余り、前段の「育成すべき資質・能力」検討会を含めれば4年にわたる大掛かりな改訂である。文部科学省事務局の膨大かつ緻密な作業と粘り腰には、中教審委員ならずとも労をねぎらいたい思いがする。当初から注目してきた通り、総論には大賛成だ。しかし3月に小中学校の告示を控えた今、無念さと懸念が募る。 次期指導要領は、これまで [続きを読む]
  • TIMSS・PISA(下)読解力 読み方がズレている
  •  2015年に実施された二つの国際学力調査では、好調だった理数系とは裏腹に、PISA(経済協力開発機構=OECD=の「生徒の学習到達度調査」)の読解力が前回(PISA2012)に比べ有意に低下した。「理由が見当たらない」と戸惑いをみせながらも分析を披露していた文部科学省の説明は、若干苦しかったように思う。というより、事は「テスト」ではない「調査」(アセスメント)の読み方という、本質的な問題なのかもしれ [続きを読む]
  • TIMSS・PISA(上)理数系 “教科の外から出ない”改革?
  •  代表的な二つの国際学力調査、TIMSS(国際教育到達度評価学会=IEA=の「国際数学・理科教育動向調査」)とPISA(経済協力開発機構=OECD=の「生徒の学習到達度調査」)の2015年結果が、相次いで発表された。6日の中央教育審議会教育課程企画特別部会はPISA解禁に合わせて19時からの開会となったが、30分前の開場と同時に配られた資料に「ポイント」が入っていたのはフライングではないのか――という難癖 [続きを読む]
  • 「海洋教育」に対する別の違和感
  •  年末の中央教育審議会答申に向けて大詰めを迎えている次期学習指導要領の在り方について、8月の「審議のまとめ」から記述を充実させる項目として「海洋教育」が急浮上している。これに対して21日の教育課程部会では委員の奈須正裕・上智大学教授がカリキュラム論の立場から「強い違和感」を述べていたが、本社も別の角度から強い違和感を表明しておきたい。 海洋教育は10月26日の同部会で、文部科学省事務局の報告に突如として [続きを読む]
  • 【内側追抜】会談後の感想
  •  某国首相 「僕は猛獣使いだからね。インプットしてやれば、チョチョイと人たらしできるのさ」 某国次期大統領 「あれだけ脅しても、すぐシッポ振ってやって来る。交渉相手としちゃ御しやすい奴だ」 [続きを読む]
  • 【内側追抜】お祝い電話
  • 某国首相 「やあ、当選おめでとう! 前から君とボクは気が合うと思ってたんだ。おトモダチになろうね。長い付き合いになるし」 某国次期大統領 「…(コイツはいつまでプライム・ミニスターなんだ?)」 [続きを読む]
  • 【池上鐘音】学力トップレベル?
  • ▼秋の密かな楽しみは、財政制度等審議会財政制度分科会の配布資料を読むことである。財務省主計局が文教・科学技術にどんな難癖をつけてくるかと、毎年わくわくする。今年は10月まで暑さが残ったせいか、ようやく11月4日の会合に掛かった▼文部科学省は2017年度概算要求に10年間で3万人近くの定数改善を行う「『次世代の学校』指導体制実現構想」を盛り込んでいるが、そんなものが通る情勢にはないことは織り込み済みだろう。予 [続きを読む]
  • 就職活動日程 いっそ採用したら
  •  10月に入り、一部企業で内定式が行われている。就職・採用活動をめぐっては、経団連が2017年度新卒学生の日程を、今年度と同じく4年生の3月に説明会開始、6月から選考解禁とする方針を決めた。次年度以降は今後、再検討するという。 会員企業には15年度卒までの3年生12月説明会開始、4月選考解禁が良かったとする意向が強い一方、政権の意向を受けて後ろ倒しにした以上、完全に戻すとは言い出しにくい、ということらしい [続きを読む]