BOGEY さん プロフィール

  •  
BOGEYさん: 子どもたちの「おだやかな明日」のために
ハンドル名BOGEY さん
ブログタイトル子どもたちの「おだやかな明日」のために
ブログURLhttp://autism.cocolog-nifty.com/
サイト紹介文臨床発達心理士・自閉症スペクトラム支援士のブログです。通常学級での発達支援についても考えていきます。
自由文自閉症スペクトラム児や発達障害に関する支援については、現在たくさんの方法が実践されています。本当のQOLをめざした支援法についてこのブログを通して考えていきたいと思います。また、通常学級における発達支援についても考えていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供31回 / 365日(平均0.6回/週) - 参加 2008/02/02 22:44

BOGEY さんのブログ記事

  • 「学級文化」を創りあげていくこと
  • 新学期から1か月。 巡回訪問していると、新学期から1か月でも「学級文化」の差を大きく感じることが多いのです。 「学級文化」は、ほとんどGWまでに確立してしまうようです。もっと極端に言えば、「黄金の3日間」で決まっていることも多いようです。 いわゆる「学級集団の質」だとか「学習規律」は「学級文化」の一部ですが、担任の「手腕」で大きく左右されるものです。 ピカピカの1年生を迎えて1か月。 担任が話そう... [続きを読む]
  • 支援パッケージの作成「ひらがなの読み」
  • 巡回相談でどのように支援するかの「具体例」として、 教師が簡単に取り組めて、効果の期待できる「支援パッケージ」をいくつか作成し、紹介してきました。 「書き写し教材」(低学年用)や「ビジョントレーニング」、「10の補数&かけ算の基礎」・・・etc この時期は、1年生の先生からの訪問要請が増えます。 そこで、かねてから「これは絶対要る」と思っていた「ひらがな音読」の支援パッケージを準備しています。 と... [続きを読む]
  • 「飛躍」の条件〜同発達年齢集団〜
  • 「インクルーシブ教育」はとても大切な「理念」だと考えています。 しかし、「同発達年齢集団」の重要な役割を忘れてはいけないと思っているのです。 支援学級での「ワンシーン」です。 発語のほとんどないAさんがダウン症のBさんの持っているボールが欲しくて、取りに行きました。Bさんは生活年齢的には3才年上です。でも、譲ってあげられる「発達年齢」ではありません。 どうしてもボールをあきらめらねないBさんは、決... [続きを読む]
  • 「不適切な行動」を強化しているのは・・・
  • だれが見ても「不適切」だと思われる行動をした子がいたとします。 その行動を「強化」し「常態化」させているのは、その行動に「適切な反応」をしていない支援者である可能性が高いことに十分に気をつけなければならないと思っています。 「不適切」な行動に対する感情的・情動的な「注意や声かけ」が子どもにとっての「ご褒美」になっていることを自覚していない支援者が多いことが、残念でなりません。 実は先日、心理職の「... [続きを読む]
  • 「WinWinWin」の関係
  • 今年度も残すところ、あと3回の巡回訪問で終了です。 今日の学校訪問は、残念ながら、2学期の観察時よりも「状態像」が悪化しているケースでした。 親ごさんの「相談希望」もあり、観察&ケース会議&保護者相談となりました。 「願い」や「想い」は、管理職にも担任にも親ごさんにも、それぞれあるものです。 それぞれの思いを「実現」するために、大切にしなければいけないのは、 やっぱり本人の「願い」だと強く感じたケ... [続きを読む]
  • 2000人の子どもたちとの出会い
  • 教師になって37年経ちます。 担任した子どもたちが、約1000人。 巡回訪問や就学相談で出会った子どもたちも、約1000人になりました。 この2000人の子どもたちと、その親ごさんたちが 教師としての私を「育て」てくれたのだと実感し、感謝しています。 あの子との「出会い」があったから、 今の私が、「ここにいる」と思うのです。 どれだけの恩返しができたのか・・・ これからどれだけ、できるのか・・・ ... [続きを読む]
  • ブログ名変更のお知らせ
  • ブログ名の「自閉症スペクトラム児」も「発達特性児」もなしにしました! 結局 この子は この子でしか 表せないのです! この子だからこその 「頑張り方」を応援していくことしかないのです! それが「支援」なのだと 改めて確信したから・・・ ブログ名の変更です! ブログランキングに参加しています。1日1 していただけると、うれしいです⇒  [続きを読む]
  • 子どもの「記憶」に残ること
  • 私ごと、ではあるのですが・・・ 地元では、ここが一番という「肉バル」に家族で行きました。 高校時代の同級生のやっているお肉屋さんが、お肉を提供している「肉バル」です。 そのお肉屋さんはあの「伊勢志摩サミット」で自慢のソーセージを提供し、金賞を取ったこともある有名なお店です。 チェックをしに行くと、そこにいた従業員さんが、 「あ!先生」と声をかけてくれました。 担任した子なら、ほとんど覚えているの... [続きを読む]
  • 「個別の支援計画」は面倒!?
  • 「個別の支援計画は面倒です」 ある学校の特別支援教育コーディネーターの「一言」でした。 特別支援にかかる巡回訪問をしている私と知って、建前ではなく「本音」を語ってくれることは、ありがたいことではあるのですが・・・私は、「あーこの人は、この学校は、支援計画が『あってよかった』と実感したことがないんだなあ〜」と思ったのでした。 現場は、いわゆる「雑務」にまみれています。 何のために年間計画や書類を作成... [続きを読む]
  • アナログのよさも
  • 支援学級の「校外学習」で名古屋市科学館に行きました。 特別展は「チームラボ」。海外でも人気を博したという、インタラクティブ体験満載の企画でした。 もちろん子どもたちは大喜びで、PCとプロジェクターが織りなす世界を楽しんでいました。 でも、特別展と同じぐらい、常設展示の科学実験もうんと楽しんでいました。 一番盛り上がったのは、ばねの材質によるボールのスピードの違いの実験。 ピンボールのように、ノブを... [続きを読む]
  • 20年先の「姿」を展望しながら
  • 「重度知的障害・運動機能障害」と診断されている低学年のお子さんのご両親とお話をさせていただきました。 就学前は「不安」しかなかったが、小学校入学後はお子さんの「今」を「安心」できているとのことでした。 現在、学校で取り組んでいることだけでなく、将来の事まで話が広がってきました。 私が20年ほど前に担任した(同様の「障害」の)お子さんが、昨年「グループホーム」に入り「自立」への道を着実に歩んでいるこ... [続きを読む]
  • 「エンカレッジ」
  • きびしいケースでした。 自己肯定感は極限まで下がり、全身に「棘」をまとっているようにさえ見えたお子さんでした。 医療機関にも繋がり「投薬」もあり、スクールカウンセラーから「通級」も勧められていました。 2か月ぶりの観察・相談。 表情はうんと「柔らか」になっていました。 乱暴な「言葉」はまだあるものの、乱暴な「行為」は無くなっていました。 離席はあるものの、担任の「声かけ」に柔軟に応えられるようにな... [続きを読む]
  • 「発達障害」という語句について
  • 「発達障害」という語句について という記事を書こうとして、管理者ログインをしたら、 申し訳ないことに、お二人の方のコメントに気が付いていないことが判明・・・ 「あっきー」さん「赤根」さんすみませんでしたm(__)m とりあえずお返事は書きましたので、また読んでくださいね。 実は、お二人のコメントと私がこの記事で書こうとしていたことは、とても似ているのです。 「発達障害」と診断されて... [続きを読む]
  • ぼくはママのスマホになりたい
  • 明けましておめでとうございます♪ 今年もよろしくお願いします。 年初めの記事としてはちょっと・・・なのですが 出産で里帰りしている娘から教えてもらった一冊を紹介します。 これは、子どもが読む絵本ではなく、大人が読む絵本です。 「スマホネグレクト」は一度記事にしましたが、 より、インパクトのある一冊です。 ブログランキングに参加しています。1日1 していただけると、うれしいです⇒  [続きを読む]
  • UP TO DATE
  • TBSラジオが聴取可能な方は、是非とも12月24日の朝8:16から5分間の「人権TODAY」をお聴きくださいね♪ 「病気の子どもたち」のためのNPO法人についての内容です。 もしかすると、いっつも応援している「親友」と「子どもたち」のクリスマスソングが聴けるかもなのです〜〜♪ ここ三重ではTBSラジオは聴くことができないので、何とかネットで聴こうと調査中なのです〜〜〜(^_-)-☆ ... [続きを読む]
  • 「-2.5SD」
  • 統計学的に-2.5SD(標準偏差)は1000人に6人です。 DQにしても、IQにしても、体重や身長にしても、統計学的に同様です。 「偏差値偏重」教育はNOですが、これは教育政策に対してのことで、科学的な根拠に基づくエビデンスのある理論は尊重すべきだと考えています。 今日は、今年最後の「巡回訪問」 養護教諭に詳しいデータや話を聞き、その後担任と「保護者の理解や協力」が必要なケースについて話し合いまし... [続きを読む]
  • 子どもの「トランスジェンダー」
  • 13人に1人と言われる、いわゆる「性的少数者」(この言い方どうなんだろ?) 巡回先で、「LGBT」(これもどうかな?)のお子さんに出会うことがしばしばあります。 明らかに親御さんもそれを認めているようにうかがえるお子さんもいれば、そうでないお子さんもいます。 学校でできることは多くないかもしれませんが、少なくとも教師がきちんとした理解していなければならないと思うのです。 この課題について、あまり詳... [続きを読む]
  • 子どもからの「SOS」
  • 高学年の女の子のことです。 交流学級の関係で、日ごろ親しくしている子で、支援学級の子にも優しい、素直で明るい子でした。 数日ぶりに顔を合わせたとたん、ドンと体をぶつけてきました。 ちょっとびっくりしたのですが、1回目は少し手荒なスキンシップかなと思った程度でした。 でも、これが何回も続きました。 もちろん、叱る気にもなれず、「どうしたん?」と聞くと 「家に帰りたくない!」と一言、今までに見たことの... [続きを読む]
  • 「師走」
  • 12月15日の学校訪問で今年の「巡回」は終了のはずだったのですが、 今日の放課後、2つの担当校の学校長から立て続けに電話が入り、追加訪問2件を受けました。 話を聞くとそれぞれに、緊急な「事情」があり、それは「支援システム」に対してだったり、「行政」に対してだったりすることのようです。 どちらも「Err on too late」です・・・ しかし、「遅きに失した」としても、その子たちのために動こうと... [続きを読む]
  • 女の子の発達障害
  • 私が「女性の発達障害」について、今まで気になっていたことがたくさんかあるのですが、そのほとんどすべての「解決の方向性」が示されている一冊です。 とてもわかりやすく、発達障害を持つ女の子の「しんどさ」を解説しています。 見つけにくい「女性の発達障害」をどうとらえどう支援していくのか・・・ とてもお勧めの1冊です。 ブログランキングに参加しています。1日1 していただけると、うれしいです⇒  [続きを読む]
  • 〇か×でなく
  • 知り合いのスクールカウンセラーから、WISC4の解釈について相談を受けました。 私も少し関わらせていただいたお子さんの検査結果についてです。 ある下位検査の結果が極端に低いことをどう解釈したらいいかわからないとのことでした。 (もちろん守秘義務等の関係でお子さんのことも、検査項目・内容なども具体的には書けませんが・・・) 彼女の書きこんだ検査用紙には、大変詳しく検査時にお子さんがどのように正答した... [続きを読む]
  • どんな支援が「適切」なのか?
  • 今日は巡回相談でした。 特別支援の必要な児童への「支援の方略」をアドバイスすることが私の本来の仕事なですが、 今日は、明らかに「愛着形成」の課題が見えるお子さんでした。 p いわゆる、大変困った「問題行動」も、その子にとっては「メリットの法則」に則っていたのでした。それらの「行動」の原因が明らかになれば、対応策も明らかになるものなのです。 p どんな支援が必要なのか... [続きを読む]
  • とりあず、自らの「愛着形成」を振り帰ってみること
  • 岡田尊司著「発達障害と呼ばないで」(幻冬舎新書)を読みました。 「愛着障害」については、「発達障害」と共にずっと関心を持ってきたキーワードです。 「発達よりも愛着が幸福を左右する」(P92)の見出しに、大いに賛同するのです。 子どもたちの「今の姿」を高いモーメントから「見立て」をするのではなく、自らの「愛着形成」を振り返りながら、子どもの「それ」に寄り添うことができるのか・・・ そこが一番の「支援... [続きを読む]