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- 2009/09/20 22:12オーケストラが夜空をすべる夢日記《夢日記まとめ15》2009年3月〜4月
- オーケストラのコンサート。割れんばかりの拍手と賞賛。コンサートの興奮も覚めやらぬ中、すぐさま会場を後にする演奏家達。人気のない場所まで来たのを確認し終えると、彼らの身体はみるみる溶け出し、ひとつに融合すると流線型の白いUFOになる。出来立てのUFOは鈍く光を放ちながら音もなく夜空に登っていく。そしてまるで流れ星のようにヒュンと夜空をすべっていく。次のコンサート会場は、いくつもの海洋と山脈を越えた遥か先 [続きを読む]
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- 2009/09/20 22:12ガラクタと世間話をする夢日記《夢日記まとめ14》2009年2月
- 国家機密の戦艦設計図。秘密機関に属する男が敵に追われ逃げていた際に、ある場所にそれを隠す。その隠し場所というのが、我が家の物置にある「ガラクタ」の中。 しかしやっかいなことにそのガラクタは人口知能を搭載している。なおかつガラクタは精神的ショックにめっぽう弱く、最悪の場合、爆発する危険性すらある。だから決して精神的ショックを与えることなく、機密を回収しなければならない。 「やあ、具合はどうだい? [続きを読む]
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- 2009/09/15 01:24使い古しの神様を並べる夢日記 《夢日記まとめ13》2009年1月
- 「神様」のバッテリーは一年きっかりで切れる。だから神様は毎年買い替える決まりである。神様は小さい。手のひらに収まる大きさである。しかも紙を人型に切りバッテリーをつけただけの簡易型の神様である。僕は引き出しから使い古しの神様を取り出すと、それを一列に並べて眺めてみる。神様は一体ごとに色が違う。ブラック、ピーチ、スカイ...。それぞれに愛称をつけている。最後に薄茶色の神様を置く。愛称はラテ。「いっそ細か [続きを読む]
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- 2009/09/13 23:53アヒルが男の母親になる夢日記。
- 親のいない孤独な男。さまざまな鳥の卵を集めてきては孵化を繰り返している。自分の母親として、もっとも相応しい鳥を選別するためである。落選した鳥たちは、残念ながら翌日の男の食卓に上がる。最後に残ったアヒルがとうとう男の母親に決定する。母親として育てられたアヒルは、男を本当の我が子だと信じて疑わない。アヒルはありったけの愛情を男に注ぎ、男は充足感に満たされる。ある時、アヒルはこっそり男の職場を覗きにいく [続きを読む]
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- 2009/09/13 20:36ペガサスが悪魔に追われる夢日記 《夢日記まとめ12》2008年12月
- 渓谷に突き出るように建つ古城。そこに住む私たちは、絶えず悪魔の影に怯えている。夜になると、城は闇に閉ざされる。悪魔の下僕となった黒いペガサスがどこかからじっとこちらを窺っている。そのペガサスの身体はまるでこの世の闇を全て染み込ませたかのような漆黒をしている。とうとう悪魔が城へ踏み込んで来る。群れをなして攻め入る悪魔に対し、なす術などない。悪魔に追われ、私たち姉妹はすぐに行き場を失う。バルコニーに追 [続きを読む]
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- 2009/09/12 23:12バッタの恋心がウサギに届く夢日記 《夢日記まとめ11》2008年11月
- 自分はバッタである。葉影から身を乗り出す僕。日の光がキラキラと世界に降り注いでいる。視線の先には、巣穴から身を乗り出した白いウサギ。すぐさま僕は恋をする。僕のウサギへの恋心は空中でふんわりと花開く。しまいにはモコモコとした白い綿毛のようになり、恋心はウサギの鼻先までひゅんと飛んでいく。そして僕の恋心はウサギの鼻先を優しく優しく撫で始める。ウサギは僕の恋心に気づくや、巣穴からひょいっと飛び出して僕の [続きを読む]
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- 2009/09/12 22:47猫が殺人に遭遇する夢日記 《夢日記まとめ10》2008年9月〜10月
- 私は悪の組織に追われている猫である。優しき人間達に助けられ逃げてきた。そして今まで様々な人間達を見てきた。人間の優しさも醜さも全て知っている。人間同士の三つの殺人だってこの目で見てきたのだから。ある日、傷を負い迷い込んだ家で子供に助けられる。束の間の平安。しかしそれは長く続かない。隣人同士のいがみ合いが始まったからだ。憎しみの増幅。感情が凍り、顔つきまで凍る人間達。事件の前兆。もうすぐ新たな殺人が [続きを読む]
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- 2009/02/01 00:28死神が犬に化けている夢日記 《夢日記まとめ9》2008年7月〜8月
- ◎死神が犬の姿に化けて 通りをぶらぶら歩いてくるのに気づく。 死神は僕と目が合うや否や 一目散に走り去る。 犬の姿をしているから その逃げ足はめっぽう速い。 僕は近くの通行人をさーっと見渡す。 そして一人のアスリートに目を付けると、 背後からそっと忍び寄る。 全く気づかれる事なく 彼の両脚と僕の両脚とを ひょいっと付け換える事に成功する。 こうしてすばらしい脚を手に入れた僕は ひゅうっと風のよう [続きを読む]
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- 2009/01/31 22:56自分の脳と話を始める夢日記 《夢日記まとめ8》2008年6月
- ◎男が映画館へ行く。 上映まではまだ時間があり、 男はロビーで待つ事にする。 すっかり暇を持て余した男は、 仕方なく自分の脳をぱっと取り出す。 正面のソファーにそっと置いて おもむろに自分の脳と会話を始める。 しばらくの間、こうして時間をつぶす。 ふいに、入口カウンターに座る 女性係員が男の視界に入る。 男は息を飲む。 突然、まるで滝に打たれたように 男は恋をする。 すぐさま女に話しかけるが 女は [続きを読む]
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- 2009/01/31 18:46恐竜がギターを奏でる夢日記 《夢日記まとめ7》2008年3月-5月
- 町外れのバラック小屋の中に 恐竜がいるのが目撃される。 人々は意味がわからず ただ戦々恐々とするばかり。 しかし恐竜が小屋に来たのには理由がある。 遥か昔、その恐竜はここで、 人間の女の子と暮らしていた事があったのだ。 毎夜、ランプのあかりの下で ギターを鳴らし 彼女のために作った歌を やさしく唄ってあげたのだった。 幸福な記憶。 しかしそれも今や遠い遠い昔の話である。 (May 31st, 2008)◎古風 [続きを読む]
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- 2008/05/15 11:33チャトラン、虎になりたかった猫。
- 甘えん坊の茶トラの猫。そのトラそっくりの模様から飼い主にチャトランと名付けられる。飼い主の家族みんなに可愛がられて産まれた時ときから何不自由なく今まで育ってきた。そんなチャトランにも悩みがある。他の猫よりも小さな体のせいで野良犬や隣家の年下の豆柴にまでイジメられ続けているのだ。「あなたの父親はそれはそれは大きくて立派な虎だったの。あなたのそのトラ模様はほんとうに父親と瓜二つだわ」チャトランが母親 [続きを読む]
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- 2008/04/10 12:01月と大富豪。
- 「お願いです。これは私の長年の夢なのです」男が山のてっぺんから、月に向かって熱心に話しかけている。夜空に浮かぶ月は最初、男の熱心な願いにも全く耳を貸そうとしない。「では、これでどうでしょう」男が目配せをすると、部下がアタッシュケースを次々に開く。中にぎっしり詰まっているのは札束。途端に月の目の色が変わる。 男は世界でも屈指の大富豪なのである。「これはお月様にとっても、非情に有意義な取引なのです」月 [続きを読む]
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