|
- 2012/01/28 14:59岡野玲子/夢枕獏 『陰陽師 玉手匣(1)』
- もう続編の余地はなさそうな、劇的にして超難解なラストを迎えた『陰陽師』にまさかの後日談。完全にノーチェックだったので店頭で発見して驚愕した。 『陰陽師 玉手匣(1)』前作で「小さいひと」と呼ばれていた晴明と真葛の子が成長してヤンチャ盛りのいたずら坊主に。愛らしい顔をしているが、この歳にして陰陽道と密教に精通する変態である。大地と結ばれた晴明が現世に生身で甦る過程と、そこで出会う宿業の男「暗闇丸」を描 [続きを読む]
-
|
- 2011/12/19 18:08新井英樹 『SCATTER』第3巻
- 未知の引力でグイグイ読者を引き付けるマンガ、新井英樹の『[SCATTER] あなたがここにいてほしい(3)』である! 『SCATTER(3)』ママの弟の つまり俺のおじさんが俺にこういったわけさお前らB4Mがやっていることは悲しいっ!!その悲しみはマンコ嫌いだとかマンコしないから悲しいわけじゃないマンコできない悲しみを認めない悲しさだ!!しなくても平気と開き直る悲しみだ!!この世界のどこを捜しても お前のためにお前のため [続きを読む]
-
|
- 2011/12/18 14:57佐藤まさあき 『堕靡泥の星』5巻
- 前巻のアウシュビッツ編が微妙な出来だったので5巻に手を出すまで間が空いてしまった。 『堕靡泥の星完全版(5)』「強姦こそがすべて…… 強姦こそが男が男としておのれの誇りにのっとって 生きることのできる最高の瞬間だ!」(by 神納達也)父親の遺産を狙う叔母の謀略によって鉄格子付きの白ビル送りにされる達也。一度強制入院させられた者は親族の同意なしには退院することができないという法の死角を悪用した合法的に監 [続きを読む]
-
|
|
|
- 2011/09/28 11:56サガノヘルマー 『PURPLE BRAIN 牝奴隷の園』
- ついに出ました、サガノヘルマーの新単行本、『PURPLE BRAIN 牝奴隷の園』! コングラッチュレーション ,―==7 Congratulation! コングラッチュレーション |く ___ _> Congratulation! fll`ーU+' `''、 [続きを読む]
-
|
|
|
- 2011/08/01 15:21入江亜季 『乱と灰色の世界』 3巻
- 忘れた頃に発売される、エンターブレインの単行本。いまイチオシのマンガ家「入江亜季」の『乱と灰色の世界』第3巻。 『乱と灰色の世界(3巻)』「珊瑚 俺の子を産んでくれよ」なんといっても今巻の主役は珊瑚。異論は認めない。 人間界へ届け物に来ただけだった珊瑚ちゃんだが、そのまま漆間家で住み込みのお手伝いさん的ポジションに。乱の兄「陣」を慕っている様子だったが、繁殖本能でキス魔と化した陣に選ばれこの表情。 [続きを読む]
-
|
- 2011/07/08 19:40鎌谷悠希 『少年ノート』
- 何となく表紙が美しかったので久しぶりのジャケ買い。いや決め手はオビに描かれたサブキャラ集団の表情の豊かさですが。この鎌谷悠希という作家の作品は読んだことないが『隠の王』という作品を描いた人らしい。今月発売されたばかりの第1巻、『少年ノート』。 『少年ノート 1 鎌谷悠希/著』こどもの今日と明日は 過去と未来くらい違ったりするものだから音から受ける感情の振れ幅が極端に大きい、ボーイソプラノの声を持つ少年 [続きを読む]
-
|
- 2011/07/05 20:47笠井スイ 『ジゼル・アラン』 2巻
- ちょっと前に入手していた『ジゼル・アラン』の第2巻。 『ジゼル・アラン(vol.2)』「本当にアラン家を捨てて生きたいのなら 生半可な事ではなりませんぞ」 何でも屋としての無茶な活動ぶりが実家の執事の耳に入り、ジゼルのアパートに執事「モネ爺」が登場。世間知らずなジゼルの仕事と生活を戒めつつ一定の理解を示す老執事。なんつーか女子のエレクトラコンプレックスを擬似的に愛撫するのにもってこいのキャラだなぁ…。 [続きを読む]
-
|
- 2011/06/17 00:42羽海野チカ 『3月のライオン』
- 『あしたのジョー』以来、永らく少年マガジン誌でボクシングマンガ連載がタブーとされたのは有名な話。将棋マンガにも『月下の棋士』という大きなカベがあるが、これはまさに能條純一とは対極にある将棋マンガ。羽海野チカの『3月のライオン』。3月のライオン 1-5巻セット「一生かかってでも 僕は 君に 恩を返すよ」天涯孤独な若き棋士、「桐山 零(きりやま れい)」が将棋や日常生活を通して他人にふれ、成長していく物語。まず [続きを読む]
-
|
- 2011/06/02 20:55志村貴子 『青い花 6巻』
- すっげーひさびさの単行本!志村貴子の『青い花』 第六巻! 『青い花(6)』 「つきあってみようか、あたしたち」 (←文字色反転。ネタバレ注意)ああ…。甘酸っぱい。知らない世界に飛び込む前の、ドキドキしながら前に踏み出すあの感じは誰にでも覚えがあるはず。自分が(かつての従姉妹と同じように)親友を同性愛に引き込んでしまうことを怖れつつ、抑えがたい恋心を打ち明けてしまった「ふみちゃん」に対しての「あーちゃ [続きを読む]
-
|
- 2011/04/28 16:40よしながふみ 『きのう何食べた?』
- 『美味しんぼ』『孤独のグルメ』など、食事ネタの漫画は数あれどよしながふみが描くとなればアレな要素が入ってくるのは当たり前なわけで…『きのう何食べた?』、現在4巻まで刊行中。かつてゲイ×スイーツという最強の 腐陣 布陣で女子のハートをガッチリキャッチした『西洋骨董洋菓子店』のよしながふみ。今度のテーマは「おうちごはん」。映画や小説でもマンガでもやけに食事のシーンがうまそうな作品というのはあるものだが [続きを読む]
-
|
- 2011/03/17 16:46リトル・ミス・サンシャイン
- たまにはハートウォーミングなホームドラマムービーでも観ようかな、と思ってTSUTAYAの「アカデミー賞を楽しもう」コーナーにあった本作をレンタルしてきた。ジャンル分類は「ヒューマン」になっているがR指定。 『リトル・ミス・サンシャイン』美少女コンテストに出場することになった「我が家のぽっちゃりガール」を連れカリフォルニアの会場まで一家総出で向かうファミリー・ロードムービーの皮を被ったパンク映画。バラバラ [続きを読む]
-
|
- 2011/03/10 02:37笠井スイ 『ジゼル・アラン』
- 前から気になっていた作品を今さらながらゲット。最近女流作家の作品をよくジャケ買いするなぁ。エンターブレインの「fellows!」連載作品、笠井スイの『ジゼル・アラン』。 「1年に1度の日の約束を守れなくても 仕事してれば無罪放免か 大人というのはずいぶん楽な仕事なんだな?」『ジゼル・アラン(vol.1)』 作者の笠井スイなる人物についてはよく知らないし調べてもいないのだが、ざっくり紹介するなら『エマ』『乙嫁語 [続きを読む]
-
|
- 2011/02/24 01:49新井英樹 『SCATTER』 第2巻
- 西村賢太の芥川賞受賞作品『苦役列車』をゆっくりと読み進めつつあるさなか、タイミングよく注文してあったマンガが届いた。新井英樹の『SCATTER』2巻であるが、かくして伊藤(仮)は生臭い文章と生臭いマンガに心地よく耽溺する。 『SCATTER(2)』「全部私のメンツのために 君を生贄にすることを私に貸しといてくれ」(作中より)作品のテーマはずばり「生殖」。ただしセックスから恋を濾過し愛を蒸留して精製した「男の純粋性 [続きを読む]
-
|
- 2011/01/28 23:04アレハンドロ・ホドロフスキー DVD-BOX
- 年明け早々にオーラル学園メンバーで集団自決する計画だったが日程の都合上ご破算になったカルト映画鑑賞会。そのとき選ばれたタイトルがHDリマスタリング上映されたアレハンドロ・ホドロフスキー監督による1973年の作品、『ホーリーマウンテン』だった。 『【送料無料】アレハンドロ・ホドロフスキー DVD-BOX』あらすじを読んだだけで「錬金術」とか「不老不死」だとか「賢者」だとか、オカルティックで大好物なキーワードがゴロ [続きを読む]
-
|