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ビール紀行〜旨いビールを求めて〜 https://blog.goo.ne.jp/rex-blue/

国内外のビール醸造所や直営ビアパブでの飲みある記

「旨いビールを飲むには、ビールに旅をさせるのではなく、自分がビールのもとへ旅をする」を信条に、国内外のビール醸造所を巡る「ビール紀行」のブログです。

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2008/04/06

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  • 熊本に根付く ダイヤモンドブルーイング(その2)

    前回の「ダイヤモンドブルーイング」の続きです。醸造所に到着。こちらは醸造所兼レストラン「BREWERYKAEN」。いわゆるブルーパブですね。お店の裏に回ると、醸造所の建物が存在します。店舗内の醸造所に加えて、醸造能力増強でこちらに拡張した模様です。今回は事前にお願いして醸造所を見せていただくことになっています。醸造所内の様子。こちらは新規に設置した発酵タンク。500L×4基という体制。この後見ますが、仕込みの規模が250Lなので、ダブルバッチで対応する形になります。こちらは既存の醸造所内にある仕込みの設備で、先述のように250L、ミニマムクラスですね。こちらはブルワリーレストランからガラス越しに見えるようになっている既存の発酵タンクです。仕込みの規模に合わせて、250L×3基という体制です。多品種展開しや...熊本に根付くダイヤモンドブルーイング(その2)

  • 熊本に根付く ダイヤモンドブルーイング(その1)

    今回からは熊本県熊本市の「ダイヤモンドブルーイング」へのビール紀行の模様をお送りします。熊本市内のビール醸造所といえば、長年、熊本クラフトビールのみだったのですが、2018年にダイヤモンドブルーイングが醸造を開始し、熊本に根付く醸造所として成長を続けています。ちなみに滋賀県近江八幡市に「ダイヤモンドブルワリー」がありますが、「ダイヤモンドブルーイング」とは別資本の醸造所です。ビールのスタイルはエールを中心に多彩。副原料を使用したビールやベルジャン酵母を使用したビールが得意なようです。ダイヤモンドブルーイングの飲食施設は、熊本市郊外にある醸造所兼レストラン「BREWERYKAEN」と熊本市中心部にある「WORLDBEERTERMINALKAEN」で、こちらで種類豊富なビールと料理を楽しむことができます。実は...熊本に根付くダイヤモンドブルーイング(その1)

  • 三重の超老舗級醸造所へ モクモクブルワリー(最終回)

    前回の「モクモクブルワリー」の続きです。ビールは別注文になりますので、こちらのカウンターで。ビールの種類は2種類で、あとはノンアルコールビールになります。もう少し種類が多いといいのですが。まずは「夏のピルスナー」を頂きます。ラガーとは思えないほどの甘いフレッシュな独特のエステル香が懐かしい!モルトの旨味はしっかりながら、ラガーらしい爽やかさ。ホップの苦味が夏らしくしっかり効く。旨い!瓶とは全然印象が違います。モクモク独特の甘くフレッシュなエステル香とホップの苦味がしっかり効く、ミドルボディのピルスナーです。モクモクらしく、いいですね。モクモクの自家製の加工肉を盛ってみました。ソーセージはしっかりお肉の旨味でジューシーで間違いない美味しさ。スモークレバーがクセがなくヤバイ美味しさです。炭水化物系のプレートを...三重の超老舗級醸造所へモクモクブルワリー(最終回)

  • 三重の超老舗級醸造所へ モクモクブルワリー(その4)

    前回の「モクモクブルワリー」の続きです。醸造所から「PaPaビアレストラン」へ移動します。「PaPaビアレストラン」はファーム内では一番奥に位置しています。入場ゲートからは約15分くらいでしょうか。店内の様子。天井から陽光がもれる広いフロアです。頭上にはぶどうの木が張り巡らされた造りになっています。こちらはビュッフェスタイルのレストラン。モクモク自家製のハム・ソーセージをはじめ、手作りの健康的な総菜が並びます。こだわりのお米のおにぎりが嬉しい。それではビールを頂きましょう。(続く)モクモク手づくりファーム三重県伊賀市西湯舟3609TEL:0595-43-0909◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆あああ◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆こちらの記事も是非ご覧ください三重の超老舗級醸造所へモクモクブルワリー(その4)

  • 三重の超老舗級醸造所へ モクモクブルワリー(その3)

    前回の「モクモクブルワリー」の続きです。ファーム内の醸造所の建物に到着。ログハウス風の建物です。醸造開始からその姿はほとんど変わっていません。中に入ると、今どきのタップルームがあるのではなく、展示物や見学コースとなっています。醸造スペースをぐるりと囲む形で見学コースが設定されています。規模的には1KLでしょうか。こちらの見学コース、曜日によっては案内付きで観ることができます。醸造所前で先ほど購入したビールを頂きます。まずは「夏のピルスナー」から。モクモクらしい独特のフレッシュなエステル香が素晴らしい!モルトの旨味はややしっかりながら、綺麗にきれる。ホップの爽快な香りと心地よい苦味がしっかり目に効く。激しく旨い!モクモクらしい独特の懐かしいエステル香が特徴の、ややモルティなピルスナーです。そしてもう一本、「...三重の超老舗級醸造所へモクモクブルワリー(その3)

  • 三重の超老舗級醸造所へ モクモクブルワリー(その2)

    前回の「モクモクブルワリー」の続きです。醸造所のあるモクモク手づくりファームに到着。こちらのエントランスで入場券を購入し、ファーム内に進みます。しばらくは入場券不要のエリアを進み、入場口のあるファームの売店へ。売店内の様子。モクモクは豚肉を使用した加工製品が主力。店内にはハムやソーセージ類が沢山並びます。もちろんお目当てのビールも販売されています。この後、ファーム内のレストランでビールを頂きますが、ケグ出しのビールの種類は限られているので、ここで気になるビールを購入しておきます。入場ゲートを通ってファーム内へ。最初に出てくる飲食施設はバーベキューのお店です。この日は休業していました。地ビール工房の案内に従い、さらに奥へ。ようやく醸造所に到着です。(続く)モクモク手づくりファーム三重県伊賀市西湯舟3609T...三重の超老舗級醸造所へモクモクブルワリー(その2)

  • 三重の超老舗級醸造所へ モクモクブルワリー(その1)

    今回からは三重の超老舗級醸造所の「モクモクブルワリー」へのビール紀行をお送りします。モクモクブルワリーは三重県伊賀市の農のテーマパーク「モクモク手づくりファーム」内にある醸造所。醸造所の歴史は長く、地ビール黎明期からと25年以上の歴史を誇ります。こちらは醸造開始から、何度も通っている、思い出のある醸造所です。こちらのビールの特徴はドイツスタイルをベースとしながら、オリジナルのアレンジを加えたビール。昔らから精麦から手掛けることで有名な醸造所です。ビールの販売は施設内と直販のみのという、ビール紀行家好みのアウトレットです。久しぶりに現地でビールを飲みたくなり、ビール紀行してきました。醸造所へのアクセスですが、JR草津線・関西本線の柘植駅からタクシーで約15分という、タクシーしか手段のないビール紀行家泣かせの...三重の超老舗級醸造所へモクモクブルワリー(その1)

  • 音楽家が醸す Teenage Brewing(最終回)

    前回の「TeenageBrewing」の続きです。次に頂いたのは「TheSeed(Ume)」(梅クロモジゴーゼ)。越生の梅の香りと塩気が絶妙にマッチ!あとからクロモジの香り。心地よい強めの酸味が効く。激しく旨い!梅の香りと塩気・酸味が調和する、これこそゴーゼという感じのビールです。塩気がこれほど出ているゴーゼも珍しい。クロモジの香りと後を引く酸味が良い!フードのメニューです。食事の種類はミニマムですが、ご飯ものもあるので、しっかり食べたい人も大丈夫。頂いたのは、やはりビールのお供の定番のソーセージ。「こぶたのしっぽさんのソーセージ盛り」です。地元のソーセージ屋さんのようです。お肉の旨味と程よい塩味の素晴らしいバランスのソーセージ。特に、クミンシードの入ったチーズ入りのソーセージが香り豊かで美味しい!最後は...音楽家が醸すTeenageBrewing(最終回)

  • 音楽家が醸す Teenage Brewing(その3)

    前回の「TeenageBrewing」の続きです。ビールのメニューです。店内に大きく掲示されていますが、手元のメニューの方が説明があって、見やすいです。ビールの種類は10種類。うち2種は他の醸造所とのコラボビールです。これだけ多いと組立に悩みますね。最初に頂いたのは「Teenage」(DDHIPA)。オレンジ、マンゴー系のトロピカルなホップが炸裂!モルトの旨味はしっかりジューシー。ホップの苦味と渋味がしっかりボディを引き締める。旨い!オレンジやマンゴー系のホップの香りが広がる、ジューシーなダブルIPAです。アルコール感を感じさせない、ヤバいビールですね。続いては「Earworm」(DDHWestCoastIPA)です。膨らみのあるモルトの甘い香りとハーブのようなホップの香り。モルトの旨味はしっかりで、ホッ...音楽家が醸すTeenageBrewing(その3)

  • 音楽家が醸す Teenage Brewing(その2)

    前回の「TeenageBrewing」の続きです。醸造所に到着。元は木工所だった建物をリノベーションした醸造所だそうです。なので何も知らないで通りかかっても、ビール造っているとは気づきません。1階の入り口付近の窓からは醸造所の中の設備が確認できます。店内の様子。外観とは違って、かなりアートな空間が広がります。しかも全てが統一されているのではなく、エリアごとに違った個性を見せています。入口付近の窓からは醸造所の様子を見ることができます。仕込みの規模は約800Lで、発酵タンクが800L×6基、ブライトタンクが800L×2基という体制。結構、大規模です。最初から今後の展開を見据えての初期投資だそうです。店内に冷蔵庫を発見。ぎっしりと缶製品が並んでいます。個性的なジャケットのデザインもこちらの特徴。約500mlの...音楽家が醸すTeenageBrewing(その2)

  • 音楽家が醸す Teenage Brewing(その1)

    今回からは埼玉県ときがわ町の「TeenageBrewing」へのビール紀行をお送りします。TeenageBrewingは2023年春に誕生したばかりの新規醸造所。音楽家の方がビール醸造を手掛けるだけあって、アーティな要素とセンスが感じられる醸造所です。誕生からまだ1年も経っていませんが、既に人気は高く、ビール好きの間では高い定評を得ています。醸造所&タップルームはJR八高線の妙覚駅から徒歩約12分の場所に位置し、緑豊かな心癒されるロケーションにあります。残念ながら八高線の本数は多くないので、今回はお隣の越生駅からバスと徒歩で醸造所に向かいました。ちなみに訪問時期は随分前で昨年の夏のことでした。東武鉄道の越生線で越生駅に到着。お隣の線路がJR八高線で、本来なら八高線に乗り換えるところですが、時間が合わず、バ...音楽家が醸すTeenageBrewing(その1)

  • 鉄工所が設備から手掛けるビール 岸和田ビール(後編)

    前回の「岸和田ビール」の続きです。ビールを購入し、試飲させていただきます。案内していただいたのは醸造所隣接のこちらの試飲室。いつタップルームとして営業してもおかしくないくらいの素敵な空間です。簡易サーバーの設置してあります。この空間は嬉しい想定外でした。訪問時のビールは3種類。現在はさらに種類が増えているようです。鉄工所にちなんだネーミングが個性的。最初に頂いたのは「鐵工」(小麦エール)。カスケードを中心とした柑橘系のホップの香りとモルトの香り。モルトの旨味はしっかりで、柔らかな口当たり。ホップの苦味が心地よく抑え目に効く。旨い!柑橘系のホップの香りとモルトのしっかりした旨味が特徴の、口当たり優しいペールエールです。続いては「白鐵」(ライトエール)。20%小麦使用。フルーティなエステル香で、ホップの香りは...鉄工所が設備から手掛けるビール岸和田ビール(後編)

  • 鉄工所が設備から手掛けるビール 岸和田ビール(前編)

    KIXBEERのブルワーの方に紹介していただき、向かったのは大阪府岸和田市の「岸和田ビール」の醸造所。こちらは地元の北海鉄工所が鏡板の加工技術を活かして、自ら醸造設備を製造し、ビール醸造を手掛けるという自前主義の醸造所です。神戸の新長田にある鉄人28号のモニュメントもこちらが手掛けたそうで、その加工技術の高さが伺えます。ビールのスタイルは伝統的なスタイルにアレンジを加えた、一ひねりしたビールになっています。醸造所には直売所があり、そちらで購入することができます。今回は直売所でビールを購入して、試飲させていただきます。南海沿線からタクシーに乗車し、醸造所に到着。鉄工所の一角に醸造所があります。立派な直売所の窓口を発見。今回はスタッフの方のご厚意で醸造所の様子を見せていただきました。醸造所の中に入ると、醸造所...鉄工所が設備から手掛けるビール岸和田ビール(前編)

  • レジェンドが醸す KIX BEER(最終回)

    前回の「KIXBEER」の続きです。醸造所で購入したビールをホテルで頂きました。ヴァイツェン系は何度か飲んだことがあったので、それ以外のビールを選択。ペールエールです。モルトの豊潤な香り。モルトの旨味はしっかり目で、ホップの苦味が控え目にボディを支える。モルトの豊潤な香りが特徴の、絶妙なバランスのペールエールです。激しく旨い!さすがです。こちらが目指されている何杯でも飲める系の仕上がりのビールです。こちらはアンバーエール。モルトの豊潤な香りとグラッシーなホップの香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味がしっかり心地よく響く。モルトの香りとホップの香りのフィニッシュ。激しく旨い!モルトの豊潤な香りとバランスの良いボディ感が素晴らしいアンバーエールです。今回はこれにて終了。瓶ビールだったので、若干温度高め...レジェンドが醸すKIXBEER(最終回)

  • レジェンドが醸す KIX BEER(その2)

    前回の「KIXBEER」の続きです。醸造所に到着。南海電鉄の高架下を活用した醸造所。それゆえ、縦に長い建物になっています。売店が開店している時は、こんな感じです。今回は事前に醸造所見学をお願いしていました。こちらは仕込みの設備です。仕込みの規模は1000L。最近の醸造所の中では大きな規模の部類です。こちらは発酵・貯酒の工程。先述のように鉄道の高架に合わせた建物なので、醸造所の空間も縦に長いです。発酵タンクは1000L×5基、貯酒タンクは1000L×4つ。これだけあると多品種展開も可能ですね。こちらは瓶詰めの機械。しかもかなり自動化されていて作業の手間が省かれているタイプですね。ブルワーに優しい設備です。ブルワー様、貴重な見学の機会を頂戴し、有難うございました。それでは瓶ビールを購入し、ビールを頂きます。(...レジェンドが醸すKIXBEER(その2)

  • レジェンドが醸す KIX BEER(その1)

    大阪府泉佐野市の「KIXBEER泉佐野ブルーイング」は2020年に醸造を開始した比較的新しい醸造所。KIXの名称の通り、醸造所が近い関西国際空港のコードをそのままビールの名称にしています。こちらのビールはドイツ・イギリス系の伝統的なスタイルが中心。これに加えて、フルーツ系のビールも展開されています。こちらの醸造長さん、実は昔、三次ベッケンビールでビール醸造をされていた超ベテランブルワーの方です。三次ベッケンビールは大好きなビールでしたので、その方が造るビールが様々な経緯を経て、ここで出会えるとは嬉しい限りです。醸造所には併設の売店があり、ビールを購入することができます。週末のタイミングで時期によってはケグ出しのビールも頂けるようです。さらに、昨年末には関西国際空港内にビアスタンドもオープンしています。醸造...レジェンドが醸すKIXBEER(その1)

  • モルティでバランス ゴールデンラビットビール(最終回)

    前回の「ゴールデンラビットビール」の続きです。フードのメニューです。数は多くはありませんが、内容的に必要十分。奈良らしい、三輪そうめん、あります。注文したのは「前菜の盛合せ」。ちょいとしたオツマミですね。ドライトマトは旨味・酸味が凝縮していて、小さくても美味しい!ソーセージ屋さんのビーフジャーキーも肉の旨味が凝縮した一品。続いては「あをによし」(レッドエール)。カラメルモルトのやや豊潤な香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味と酸味がしっかりボディを引き締める。旨い。カラメルモルトの香りとしっかり苦味・酸味が特徴のレッドエールです。ガッつりしたものを頂きます。「パパドウルスのソーセージ3種盛り」。地元のソーセージ屋さんのようで、個性的なフレーバーです。カボスのソーセージは新感覚。和風ソーセージはお惣菜...モルティでバランスゴールデンラビットビール(最終回)

  • モルティでバランス ゴールデンラビットビール(その3)

    前回の「ゴールデンラビットビール」の続きです。ビールのメニューです。ビールの種類は9種類。これだけあると、組立に悩みますね。最初は「そらみつ」(ピルスナー)。爽やかなホップの香りとモルトの甘い香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味がそれを受け止める。旨い!ザーツの爽やかな香りとモルティなボディが特徴の、ボヘミアンっぽいピルスナーです。続いては「フレッシュホップペールエール」。春日山で収穫したホップとのこと。フルーツ系のホップの香りとエステル香。モルトの旨味はややしっかりで、ホップによる酸味・渋味が効く。旨い。フルーツ系のホップの香りと心地よい酸味が特徴のペールエールです。(続く)ゴールデンラビットビール奈良県奈良市東寺林町30TEL:0742-77-0944◆ランキングに参加しています。よろしければ...モルティでバランスゴールデンラビットビール(その3)

  • モルティでバランス ゴールデンラビットビール(その2)

    前回の「ゴールデンラビットビール」の続きです。醸造所に到着。駐車場を進んだ左側にある建物がそう。1階の窓から醸造設備が見え隠れしています。1階が醸造所で2階がタップルームになっていました。ブルワーさんのご厚意で醸造所内の様子を見せていただきました。仕込みの規模は300L、発酵タンクが300L×4基、貯酒タンク300L×1基という体制だそうです。かなり小さな規模です。1階店内に入ると、そこは販売カウンターです。こちらで瓶ビールの販売をされています。販売されているビールがズラリ。小規模な醸造体制ならではの多品種展開です。2階のタップルームの様子。決して広くはありませんが、明るく清潔感のある心地よい空間です。明るさは2階であることが奏功しているようです。この後、お客さんで満員になりました。店内にあるビールサーバ...モルティでバランスゴールデンラビットビール(その2)

  • モルティでバランス ゴールデンラビットビール(その1)

    今回からは奈良県奈良市の「ゴールデンラビットビール」へのビール紀行をお送りします。ゴールデンラビットビールは2020年に醸造を開始した醸造所。その起源はさらにさかのぼり2015年よりブランドを立ち上げ、委託醸造を続けながら、自家醸造するに至ります。醸造所には週末営業の併設タップルームがあり、食事とともにビールを楽しむことができます。自家醸造開始からずっと気になっていた醸造所でしたが、昨年ようやく訪問の機会を得ることができました。醸造所のアクセスですが、近鉄奈良駅から徒歩約10分。古都奈良の街並みを楽しみながらのアクセスなので、到着まであっという間の距離です。訪問したのはまだ暑い季節でした。近鉄奈良線で奈良駅に到着。大阪からも京都からもアクセス良好。地下駅から地上へ。大和醸造のある東向商店街へ。コロナも明け...モルティでバランスゴールデンラビットビール(その1)

  • 広島のビールシーンの中心的存在 HIROSHIMA NEIGHBORLY BREWING(最終回)

    前回の「HIROSHIMANEIGHBORLYBREWING」の続きです。フードのメニューです。串焼きを中心とした広島繋がりのあるメニューが豊富です。これだけ地元産の食材にこだわっていると旅人として嬉しい。最初に頼んだのは「梶谷農園のハーブサラダ」。ごまドレッシングをセレクトしました。優しいごまドレッシングと香り豊かなハーブが合いますね。元気になりそうなサラダです。次に注文したビールは「大号令生酛酒粕サワーエール」。広島県の酒蔵の生酛の酒粕使用。レモンのような柑橘のような爽やかなエステル香。生酛の酒粕か酵母由来か分かりませんが、綺麗で強すぎない酸味が心地よい。旨い!フードを追加。こちらは「せせりの山椒花椒ポン酢」。せせりのプリプリした歯応えと山椒風味のお肉の味わいで美味しい!ポン酢感はあまりなし。最後は「...広島のビールシーンの中心的存在HIROSHIMANEIGHBORLYBREWING(最終回)

  • 広島のビールシーンの中心的存在 HIROSHIMA NEIGHBORLY BREWING(その3)

    前回の「HIROSHIMANEIGHBORLYBREWING」の続きです。ビールのメニューです。ビールの種類は10種類ですが、10番は品切れの模様。それにしても超多彩です。どう組み立てるべきか迷います。悩んだ挙句最初に注文したのが「広島日の出ラガー」。ウッドチップを使用したアンバーラガー。やや抑え目のモルトの豊潤な香りと爽やかなホップの香り。モルトの旨味はややしっかりで、ラガーらしく綺麗にきれる。旨い!爽やかなホップの香りが特徴の、綺麗なアンバーラガーです。続いてはしっかり系をということで、「本通りウェストサイドクラシックIPA」。ハーブ系の凝縮したホップの香り。モルトの旨味はしっかりで、ボディをホップの苦味がしっかり引き締める。旨い!ハーブ系のホップの香りが特徴の、重くないウェストコーストIPAです。こ...広島のビールシーンの中心的存在HIROSHIMANEIGHBORLYBREWING(その3)

  • 広島のビールシーンの中心的存在 HIROSHIMA NEIGHBORLY BREWING(その2)

    前回の「HIROSHIMANEIGHBORLYBREWING」の続きです。醸造所に到着。ビルの1・2階部分が店舗と醸造所になっています。2階に醸造設備を確認できます。お店の入口にはビールをサーブするカウンターになっています。軽く飲むお客さんはここで十分ですね。タップ数は14本!おそらく広島では最も多いのではないでしょうか。1階はカウンター席以外に入口付近にテーブル席がいくつか。その奥は「はればれ」の店舗になっています。外から見た時は醸造所は2階のようでしたが、1階にも醸造設備がありました。カウンターの真裏に発酵タンクが並んでいました。さらに2階に上がると、そこは仕込みを中心とする醸造スペースでした。仕込みの規模は500L。発酵タンク500L×8基という体制だそうです。それではビールを頂きましょう。(続く)...広島のビールシーンの中心的存在HIROSHIMANEIGHBORLYBREWING(その2)

  • 広島のビールシーンの中心的存在 HIROSHIMA NEIGHBORLY BREWING(その1)

    広島市内は2009年に平和工房がクローズして以来、醸造所が不在な都市でしたが、近年多くの醸造所が創業し、賑やかな街になってきました。そんな醸造所の中で広島市中心地にありビールシーンの中心的な存在の「HIROSHIMANEIGHBORLYBREWING」へのビール紀行の模様をお送りします。HIROSHIMANEIGHBORLYBREWINGは市内最大級の醸造所で、併設のレストラン「CRAFTBEERと炭火『はればれ』」や系列のビアパブを中心にビールを頂くことができます。特に、併設のレストランは昼間から営業しており、自分のスケジュールに合わせてフレキシブルに利用できるところが有難いです。醸造所へのアクセスですが、市電の電停「紙屋町西」か「本通り」から徒歩3分と大変便利な場所にあります。訪問したのは随分前のこと...広島のビールシーンの中心的存在HIROSHIMANEIGHBORLYBREWING(その1)

  • 沖縄のドイツ! ウォルフブロイ(最終回)

    前回の「ウォルフブロイ」の続きです。続いて頂いたのはヘーフェ・ヴァイツェン。クローヴ系の穏やかなフェノール香。モルトの旨味はヴァイツェンとしては控え目で、こちらもヴァイツェンとしては控え目な酸味が漂う。旨い。フェノール香と酸味が全体的に控え目なヴァイツェンです。おつまみもいくつか販売されています。こちらは「スモークドハム」。スモークはほんのりで、塩味の効いたビールに合う味わいで美味しい。最後はヴァイツェン・ボックで締め。焙煎モルトの甘い香りと厚みのあるフェノール香。モルトの旨味はしっかり重厚。ヴァイツェンらしい酸味がしっかり効く。旨い。焙煎モルトの甘い香りとしっかりフェノール香が特徴のヴァイツェン・ボックです。今回はこれにて終了。こちらのビール、ドイツ人仕込みとあって本格的な現地のマイクロブルワリーの味わ...沖縄のドイツ!ウォルフブロイ(最終回)

  • 沖縄のドイツ! ウォルフブロイ(その3)

    前回の「ウォルフブロイ」の続きです。ビールのメニューです。ビールの種類は6種類。うち伝統的なドイツスタイルが5種類です。近年、ここまでドイツスタイルが揃うブルワリーは少ないと思います。最初はもちろんピルスナーから。甘くうっとりするくらいのエステル香とホップの香り。モルトの旨味はしっかりでフルボディ。ホップの苦味が心地よく効く。激しく旨い!甘く豊かなエステル香が特徴のフルボディのピルスナーです。ドイツで飲んだケラービアそのまんま。続いてはアルト。カラメルモルトとエステル香が素晴らしい!モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味がボディを支える。激しく旨い!素晴らしいカラメルモルトの香りとエステル香が融合した、本場さながらのアルトです。軽いおつまみに、ミックスナッツを頂きました。(続く)ウォルフブロイ沖縄県那覇市...沖縄のドイツ!ウォルフブロイ(その3)

  • 沖縄のドイツ! ウォルフブロイ(その2)

    前回の「ウォルフブロイ」の続きです。醸造所に到着。こちらの建物の1階が醸造所兼タップルーム。この日はお店の前にキッチンカーが出店していました。店内に入るとカウンターがあり、その背後には醸造所が迫っています。ガラス越しに見える醸造設備は規模が大きく、所狭しと詰まって並んでいます。スタッフの方によると、仕込みの規模は1000Lで、発酵タンク1000L×6基、貯酒タンク2000L×2基だそう。近年の中ではかなり大きな醸造能力です。カウンター前はタップルームのスペースとなっていて、若干のテーブル席が用意されています。カウンター上には立派で硬派なビールサーバーが鎮座。タップ数は6つです。それではビールを頂きましょう。(続く)ウォルフブロイ沖縄県那覇市首里池端町34TEL:098-975-5669◆ランキングに参加し...沖縄のドイツ!ウォルフブロイ(その2)

  • 沖縄のドイツ! ウォルフブロイ(その1)

    今回からは沖縄県那覇市の「ウォルフブロイ」へのビール紀行をお送りします。ウォルフブロイは2019年に醸造を開始した比較的新しい醸造所。ビール純粋令に基づきドイツ人ブルワーが手掛ける本格的なドイツビールが特徴です。日本全国に伝統的なドイツビールを醸造する醸造所はいくつかありますが、南国沖縄という地とドイツビールの掛け合わせは新鮮なものを感じます。醸造所にはタップルームがあり、フレッシュなビールをその場で楽しむことができます。こちらのビール、前評判が良かったので、訪問を楽しみにしていました。醸造所へのアクセスですが、ゆいレールの儀保駅から徒歩約10分。観光名所の首里城に近い場所にあります。ゆいレールで儀保駅に到着。那覇市中心部から約15分ほどです。初めて来たのですが、ここ儀保駅は高台に位置し、眺望が素晴らしい...沖縄のドイツ!ウォルフブロイ(その1)

  • 海風と夕陽のビア・リゾート チャタンハーバーブルワリー(最終回)

    前回の「チャタンハーバーブルワリー」の続きです。次に頂いたのはIPA。超ヘイジーです。厚みのある柑橘系のホップのしっかりした香り。モルトの旨味はしっかりでフルボディ。ホップの苦味がしっかり響く。旨い!厚みのある柑橘系のホップの香りと苦味がしっかり効く、重厚なIPAです。フードのメニューです。今いるバーコーナーはレストランフロアに比べてフードは控え目ですが、結構なラインナップ。いかにもアメリカン・キュジーヌといった内容です。おつまみとして注文したのは「チャタンハーバーオリジナルナチョス」。アメリカ流でボリューミー。ひき肉とその他の具の量が多い!お肉とチーズのこってり感とライム系のアボガドソースが対照的で美味しい。この一皿で撃沈ですわ。最後はスタウトで締め。豊かなロースト香で、ほぼスコーチに近い。モルトの旨味...海風と夕陽のビア・リゾートチャタンハーバーブルワリー(最終回)

  • 海風と夕陽のビア・リゾート チャタンハーバーブルワリー(その3)

    前回の「チャタンハーバーブルワリー」の続きです。ビールのメニューです。ビールの種類は6種類。伝統的なスタイルが並ぶ硬派なラインナップです。最初はラガーを頂きます。爽やかなホップの香りとフレッシュなエステル香。モルトの旨味は控え目で、心地よいホップの苦味とやや強めの酸味が効く。旨い。フレッシュなエステル香とややしっかり目の酸味が特徴のライトラガーです。続いて頂いたのはヴァイツェンです。豊かでフレッシュなフェノール香。バナナとクローヴの中間ぐらい。モルトの旨味はややしっかりで、ヴァイツェンらしい酸味が効く。旨い!豊かでフレッシュなフェノール香が素敵なヴァイツェンです。回転が良い証拠です。(続く)チャタンハーバーブルワリー沖縄県北谷町字美浜53-1TEL:098-926-1118◆ランキングに参加しています。よ...海風と夕陽のビア・リゾートチャタンハーバーブルワリー(その3)

  • 海風と夕陽のビア・リゾート チャタンハーバーブルワリー(その2)

    前回の「チャタンハーバーブルワリー」の続きです。醸造所に到着。こちらは入口部分。結構広そうなので、全容は写真では収まりません。海側に回り込んでみました。こちらのレストランのメインは海側のテーブルでしょう。名称の通り、ハーバーが目の前に望めます。レストラン店内の様子。やはり広々とした店内空間です。その中でもテラス席はやっぱり特等席ですね。今回利用したのはこちらのバーコーナー。ガラス越しに醸造所が見えるカウンター中心のスペースです。仕込みの規模は2KL。発酵タンクは2KL×7基、400L×1基という体制。400Lはパイロット用とのこと。それにしてもかなり大きな醸造能力です。沖縄ではヘリオスに次ぐ規模でしょうか。カウンター上のビアサーバーです。このタイプだとボールタップでしょう。沖縄では珍しいのではないでしょう...海風と夕陽のビア・リゾートチャタンハーバーブルワリー(その2)

  • 海風と夕陽のビア・リゾート チャタンハーバーブルワリー(その1)

    今回からは沖縄県北谷町の「チャタンハーバーブルワリー」へのビール紀行をお送りします。チャタンハーバーブルワリーは2015年に醸造を開始した醸造所。沖縄県西海岸のリゾートエリアにあり、正しく沖縄らしく海と夕陽が美しいロケーションに位置しています。併設レストランはリゾートらしく広々としていてゴージャス。場所柄アメリカ人も多いせいか、海外にいるような気分に浸れます。ビールのスタイルはドイツ・イギリス系の伝統的なスタイルで、硬派な印象さえ受けます。醸造所へのアクセスですが、那覇市内からは多くのバスがでており、交通には困りません。こちらは何度かメディアで取り上げられていたので、訪問したかった醸造所でした。那覇市内からバスに乗車し、北谷方面へ。醸造所に近いバス停「第二伊平」で下車します。醸造所付近にあるバス停はいくつ...海風と夕陽のビア・リゾートチャタンハーバーブルワリー(その1)

  • 副原料との調和が素晴らしい クリフビール(最終回)

    前回の「クリフビール」の続きです。次に頂いたのは「UNCLEMANGO」。マンゴーを使用したヴァイツェンとのこと。ヴァイツェンとマンゴーの掛け合わせは珍しいです。やや抑えめのマンゴーの香りとフェノール香が調和する。モルトの旨味はしっかりで、ヴァイツェンらしい酸味がボディを引き締める。旨い。マンゴーの香りとフェノール香が調和するヴァイツェンです。これもなかなかです。次に頂いたのは「DosyCoyote」。カラキという沖縄シナモンを使用したIPAです。スパイシーなカラキの香りとホップの香りとの絶妙な調和。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味とカラキによる鋭い苦味と酸味が効く。激しく旨い!カラキのスパイシーな香りと鋭い苦味が特徴の素晴らしいハーブIPAです。この苦味がいいね!これはまた飲みたいビールです。最後...副原料との調和が素晴らしいクリフビール(最終回)

  • 副原料との調和が素晴らしい クリフビール(その2)

    前回の「クリフビール」の続きです。醸造所に到着。住宅を改装して醸造所にしたのでしょうか、こじんまりとした平屋の建物で、センス良くこちらがお店であることをアピールしています。店内の様子。中に入ると小さな販売スペースになっています。こちらはタップルームではありませんので、こちらでの瓶ビールの販売のみでした。ガラスの向こうは醸造スペースのようです。醸造法は石見式で、120L規模のフリーザーが4基の体制。新規醸造所に移転後は500Lの規模になるそうです。冷蔵庫には各種瓶ビールが揃っていました。その種類は7種類。石見式がなせるラインナップです。瓶ビールを購入して、醸造所の前で飲ませていただきました。最初は「ムイヌグスージ」。6種類のやんばる野草を使用したセゾンとのこと。ハーブの豊かな香りとフレッシュなエステル香。モ...副原料との調和が素晴らしいクリフビール(その2)

  • 副原料との調和が素晴らしい クリフビール(その1)

    今回からは沖縄県沖縄市の「クリフビール」へのビール紀行をお送りします。クリフビールは2018年に醸造を開始した、比較的新しい醸造所。沖縄らしい副原料を使用した様々なビールを醸造されています。醸造上の特徴は岩見式を採用されていること。よって、多彩なビールのラインナップとなっています。現在はちょうど新規醸造所に移転するタイミングで、醸造規模が拡大するそうです。事前情報はほどんどない状態で醸造所に向かいました。ちなみに訪問時は夏真っ盛りの時期でした。醸造所のアクセスですが、比屋根(「ひやごん」と読みます)バス停から徒歩約10分。バスの本数もありますので、アクセスは問題ありません(こちらの営業は近日中に終了)。那覇市内からバスに乗って沖縄市へ。醸造所最寄りのバス停「比屋根」で下車します。那覇市内から結構時間がかか...副原料との調和が素晴らしいクリフビール(その1)

  • 東シナ海に臨む ドルフィン・ビアー(最終回)

    前回の「ドルフィン・ビアー」の続きです。続いて頂いたのは「山原系(ヤンバラー)IPA」。干し草系のホップの香りとモルトの香り。見た目と香りに反して、モルトの旨味は控え目で、ホップの苦味がややしっかり目に効く。旨い。干し草系のホップとモルトの香りが特徴のライトボディのIPAです。屋上のビアガーデンでも飲めるということで、屋上に上がります。テーブルがいくつかあるのですが、海側が良さそうなので、海側へ。東シナ海に臨む、特等席があるではないですか!これは素敵。この楽園感、最高ですね。ビールは4種目の「夜猫(ユルマヤー)」を頂きます。こちらは黒糖入りのブラウンポーター。ほんのり黒糖の香りとライチ系のホップの香り。モルトの旨味はやや控え目で、しっかり目の酸味が効く。旨い。ほんのり黒糖の香りが特徴の酸味が効いたポーター...東シナ海に臨むドルフィン・ビアー(最終回)

  • 東シナ海に臨む ドルフィン・ビアー(その3)

    前回の「ドルフィン・ビアー」の続きです。ビールのメニューです。ビールの種類は4種類。個性的な名称が付いていて、どんなビールが想像できません。飲み比べセットも選択できます。最初は「イルカのエール」(ペールエール)を頂きます。醸造所の名称のイルカのネーミング。爽やかなホップの香り。モルトの旨味は控え目で、心地よい軽めの苦みと気持ち良い酸味が効く。旨い!暑い沖縄の気候にぴったりな、ライトなペールエールです。続いては「ザ☆スピードスター」(セッションIPA)。沖縄の柑橘であるカーブチー果皮を使用。カーブチーの苦々しい果皮の香りがしっかり。モルトの旨味は控え目で、果実の果皮による酸味が爽やかに締める。旨い!カーブチーの個性が上手く表現されたセッションIPAです。フードは無いのですが、沖縄限定のスナックを購入し、おつ...東シナ海に臨むドルフィン・ビアー(その3)

  • 東シナ海に臨む ドルフィン・ビアー(その2)

    前回の「ドルフィン・ビアー」の続きです。醸造所に到着。酒類の卸会社の一部が醸造所となっているので、こんな感じの外観です。ドルフィン・ビアーのショップとビアガーデンの案内が出ています。ショップ店内の様子。南国をイメージした(もちろん南国です)セルリアンブルーの店内。ケグ出しのビールを購入して飲むことができますので、タップルームと言っていいでしょう。小窓から醸造所内の様子が確認できます。仕込みの規模は500Lで、発酵タンク3基という体制。近年の新規醸造所の中では少し大きめの規模です。まだ空間にゆとりがあるので、発酵タンクは増やせそうな感じ。ブルワーの方は東京の方でビール醸造の勉強をされたそうです。注文・支払いはレジカウンターで行うキャッシュオン形式です。サーバーは冷蔵庫にタップを取り付けた手作り感のあるタイプ...東シナ海に臨むドルフィン・ビアー(その2)

  • 東シナ海に臨む ドルフィン・ビアー(その1)

    今回からは沖縄本島のビール紀行シリーズをお送りします。沖縄本島の地ビールは以前は数が少なかったのですが、近年フォローするのが大変なくらい増えてきました。そんなビール醸造所の中から、沖縄本島の最北のビール醸造所(オリオンを除く)の「ドルフィン・ビアー」へのビール紀行をお送りします。ドルフィン・ビアーは沖縄県名護市で2022年から醸造を開始した醸造所。経営元は酒の卸会社で社屋の一部に醸造所にしてビール醸造をされています。ビールのスタイルは伝統的なスタイルをベースに多様ですが、沖縄らしい副原料を使用し、沖縄の気候にあったドリンカブルなビールが特徴です。醸造所には直売所があり、瓶ビールや樽出しのビールを購入し、その場で飲むことができます。醸造所へのアクセスですが、那覇市内からバスで約1時間。高速バスを使えば、もう...東シナ海に臨むドルフィン・ビアー(その1)

  • 完成度高し! NOMCRAFT BREWING(最終回)

    前回の「NOMCRAFTBREWING」の続きです。次に頂いたのは「TRISKELION」(WhiteIPA)です。他のブルワリーとのコラボビール。ぶどう山椒と河内晩柑を使用。河内晩柑の果汁の香りとその後にスパイシーな山椒の香り。モルトの旨味はやや控え目で、果汁による酸味が心地よく効く。旨い!河内晩柑のキャラクターを上手く重ねたホワイトIPAです。フードのメニューです。ハンバーガーに肉料理、フライものなどしっかり系のフードが揃います。まずはあっさり系のおつまみを、「ガーリックきゅうり」です。にんにくは強くなく、程よい感じで、塩気も控え目なので、サラダ感覚で頂けます。続いては見た目も美しい「ラズベリーレモンスパイ」(ゴーゼ)。地元のレモンとラズベリーを使用したサワー。うっとりするくらいのレモンとラズベリーの...完成度高し!NOMCRAFTBREWING(最終回)

  • 完成度高し! NOMCRAFT BREWING(その3)

    前回の「NOMCRAFTBREWING」の続きです。醸造所併設のブルーパブ的存在の「GOLDENRIVER」へ移動。こちらも旧保育園の建物をリノベーションしたお店です。店内の様子。結構広々とした、明るいカフェのような店内です。カウンターの席の壁にはビールサーバーのタップが8本並びます。内、2本はナイトロ対応で、オレンジジュースとコーヒーをサーブしているようです。この日のビールの種類は6種類。最初は「イタリアンピールズ」(イタリアン・ピルスナー)を頂きます。有田川町のレモンピールを使用。レモンピールの爽やかでスパイシーな香りが素晴らしい!モルトの旨味はやや控え目で、レモンの香りを邪魔しないホップの苦味と香り。激しく旨い!レモンピールのスパイシーで爽やかな香りが特徴のイタリアン・ピルスナーです。こんなピルスナ...完成度高し!NOMCRAFTBREWING(その3)

  • 完成度高し! NOMCRAFT BREWING(その2)

    前回の「NOMCRAFTBREWING」の続きです。醸造所に到着。元保育所だった建物の一角に醸造所はありました。壁の絵と相まって、ほんわかした感じです。ブルワー様のご厚意で、醸造所を見せていただきました。所狭しと並んでいる醸造設備。仕込みの規模は600L。こちらは手狭になったようで、別に第二醸造所を設ける予定でした。こちらは缶ビール製品を提供していて、立派なカンニングマシーンと缶の在庫が確認できました。こちらが醸造所の入り口。やっぱ、学校の教場っぽいです。中では缶ビールの販売をしています。帰りの電車で飲むビールはここで確保。それではGOLDENRIVERに移動し、ビールを頂きましょう。(続く)GOLDENRIVER和歌山県有田郡有田川町長田546-3TEL:0737-53-3005◆ランキングに参加してい...完成度高し!NOMCRAFTBREWING(その2)

  • 完成度高し! NOMCRAFT BREWING(その1)

    今回からは和歌山県有田川町の「NOMCRAFTBREWING」へのビール紀行をお送りします。有田川町は和歌山県の名産のみかんの産地という有名で、緑豊かで温暖な地域で、ゆったりとした時間が流れる町です。そんな町で完成度の高い絶品ビールを醸造する醸造所「NOMCRAFTBREWING」があります。外国人ブルワーが手掛けるビールは、アメリカのビアシーンの最新の多様なスタイルが中心。地元の食材をビールと掛け合わせて、秀逸なレベルにまで仕上げています。醸造所は元保育所だった建物をリノベーションして建ったもので、「GOLDENRIVER」というブルーパブが併設されています(経営は別のようですが)。醸造所へのアクセスですが、JR紀勢本線の藤並駅からタクシーで約20分。醸造所の近くには公共交通機関が通っていないので、基本...完成度高し!NOMCRAFTBREWING(その1)

  • 奈良の秘境系醸造所へ グットウルフ麦酒(最終回)

    前回の「グットウルフ麦酒」の続きです。フードのメニューです。意外にも、粉もんメインのメニュー。その粉もんを注文したかったのですが、この日はスタッフの方の都合により、提供できないとのこと。唯一注文可能な「クリームチーズクラッカー」を頂きました。「ゆずビー」で余った柚子を使用。柚子ピールがほんのりアクセントで、いい演出をしています。酸味のあるビールによく合います。続いては「MIPA」(大和茶IPA)。ややトロピカルなホップの香りとお茶の香り。モルトの旨味はしっかりで、IPAらしいホップの苦味とお茶の苦味が効く。旨い!お茶の香りと苦味がホップの香り・苦味に上手く調和するIPAです。縁側から見える山里の風景。こんな場所で本格的なビールが味わえるとは、いい時代になりました。最後は「花旗参」(薬草ビール)で締め。花旗...奈良の秘境系醸造所へグットウルフ麦酒(最終回)

  • 奈良の秘境系醸造所へ グットウルフ麦酒(その3)

    前回の「グットウルフ麦酒」の続きです。ビールのメニューです。この日のビールの種類は何と11種類!メニューには一通り書いていますが、一部他のビールに入れ替わっています。タップ前のラベルが正確です。それにしても種類が多すぎて、どう組み立てればよいか悩みます。最初は定番ビールらしいものから、「良狼」(ペールエール)を選択。吉野杉のイングリッシュ・ペールエールだそうです。モルトの甘くて芳醇な香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味がボディを陰で支える。吉野杉のウッドチップの香りをかすかに感じる。旨い。モルトの甘く芳醇な香りが特徴の、かなりモルティなペールエールです。次に頂いたのは「ゆずビー」(ベルジャンホワイト)。地元の柚子を使用したビール。心地よい柚子の香り。モルトの旨味はややしっかりで、強すぎない柚子の酸...奈良の秘境系醸造所へグットウルフ麦酒(その3)

  • 奈良の秘境系醸造所へ グットウルフ麦酒(その2)

    前回の「グットウルフ麦酒」の続きです。醸造所最寄りのバス停に到着。こちらの小道に入ります。小さな看板が出ているので、安心です。車が通ることができない小道を進んでいきます。畑の向こうに古民家が見えてきます。本当に合っているのか不安になりますが、ここにも案内看板が出ていますので安心。ようやく醸造所に到着。まさに田舎の古民家です。ここでビールを醸造しているなんて、外観からは信じられません。中に入ると正面が醸造所内が見えるガラスになっています。古民家に対して現代の醸造設備のギャップが面白い。仕込みの規模は200Lで、発酵タンクは400L×2基と200L×2基という体制だそうです。客席の様子。畳敷きの座敷が中心で、ここは古民家のまま。縁側席もあります。店内入ってすぐ右手が注文・サービングのカウンターになっています。...奈良の秘境系醸造所へグットウルフ麦酒(その2)

  • 奈良の秘境系醸造所へ グットウルフ麦酒(その1)

    全国に秘境系ビール醸造所(公共交通機関で行くことが困難な醸造所)がいくつかありますが、ビール紀行家としてはアクセスが難しい分「燃える」醸造所でもあります。奈良県東吉野村の「グットウルフ醸造所」もその一つで、アクセスが難しいことからずっと諦めていたのですが、今回チャレンジしてみました。今回のビール紀行の目的地であるグットウルフ醸造所は奈良県南部の山間部にある醸造所。バスとデマンドバスを乗り継いで到達した先には桃源郷が待っています。醸造所併設のタップルームは週末や祝日のみの営業。古民家を活用した空間ではゆっくりとした時間の流れとビールを楽しむことができます。ビールのスタイルはエールをベースとして多様。地元の素材を活用したビールが特徴です。醸造所へのアクセスですが、近鉄榛原駅から奈良交通バスで菟田野に向かい、そ...奈良の秘境系醸造所へグットウルフ麦酒(その1)

  • 中山道の宿場町で 美濃加茂ビール(最終回)

    前回の「美濃加茂ビール」の続きです。続いて頂いたのは「梨のホワイトエール」。地元農園の梨を使用。梨に起因する香りとホップの香り。モルトの旨味は控え目で、ライトな味わい。梨に起因するほんのり酸味のアクセント。旨い。梨に起因する香りと酸味が特徴の、ライトなフルーツエールです。続いては「珈琲スタウト」。地元の珈琲屋さんのイタリアンローストの豆を使用。やや穏やか目のコーヒーとロースト香が心地よい。モルトの旨味はややしっかりで、マイルドな舌触り。ホップの苦味は控え目で、程よい酸味のフィニッシュ。旨い!心地よいロースト香とそれに伴うマイルドな口当たりが特徴のコーヒースタウトです。最後は「マンゴースムージーサワー」で締め。特別に繋いでいただきました。地元のお菓子屋さんのマンゴー大福を作る時に出る、使用できないマンゴーを...中山道の宿場町で美濃加茂ビール(最終回)

  • 中山道の宿場町で 美濃加茂ビール(その2)

    前回の「美濃加茂ビール」の続きです。醸造所に到着。宿場町らしい歴史ある建物をリノベーションした模様。想像していたよりも素敵です。店内の様子。入って右側が店内席、左手が販売カウンターです。店内席は少ないですが、店の表にベンチがあるので、そちらでも購入したビールを飲むことが可能。瓶ビールもケグ出しのビールもこちらのカウンターで、キャッシュオン方式で購入します。ちなみに醸造所はこの奥にあるようですが、その様子は見ることができません。持ち帰りは瓶ビールかグラウラーで対応。この日は4種類の瓶ビールを販売されていました。この日のビールのメニューです。最初からバリエーション豊かな組み合わせです。最初に頂いたのは「蜂蜜のゴールデンエール」。地元の養蜂家さんの蜂蜜を使用されているとのこと。モルトのやや厚みのある香りとホップ...中山道の宿場町で美濃加茂ビール(その2)

  • 中山道の宿場町で 美濃加茂ビール(その1)

    今回からは岐阜県美濃加市の「美濃加茂ビール」へのビール紀行をお送りします。美濃加茂ビールは今年醸造を開始した、超新規醸造所。旧中山道の宿場町の太田宿で、古き歴史ある佇まいの醸造所が醸造を開始しました。こちらのブルワーさんは郡上八幡のこぼこぼで修業をされた方で、こぼこぼと同様ユニケグ方式を採用されています。しかしながら、モルトエクストラクトではなく、モルトからのフルマッシングでの仕込みが特徴です。仕込みの規模は約160Lとミニマムクラス。この小回りの利く規模で多品種展開されています。醸造所併設の売店では瓶ビールの販売のほか、提供時間は限られますが、ケグ出しのビールを飲むことができます。醸造所へのアクセスですが、JR高山本線の美濃太田駅から徒歩約10分です。JR高山本線で美濃太田駅に到着。郡上八幡方面の長良川...中山道の宿場町で美濃加茂ビール(その1)

  • ブルーパブというよりはダイニングバー となみ麦酒(最終回)

    前回の「となみ麦酒」の続きです。続いて頂いたのは「HazyIPA」です。パイナップル系のホップの香り。モルトの旨味はややしっかりで、ホップによる酸味がしっかり心地よく効く。旨い!パイナップル系のホップの香りが特徴の爽やか系のヘイジーIPAです。フードも頂きましょう。こちらは「カプレーゼ」。バジルのアクセントが効いて、チーズも分厚く美味しい!続いては「じゃがいもと蛸の温製アンチョビ風味」。たことホクホクじゃがいもとアンチョビのハーモニー。美味しくない訳がないです。最後はベクターへの委託醸造のビールから、「インディアピンクIPA」を頂きます。ビーツを使用しているので、この色だそうです。ホップの豊かな香りとビーツによるものか独特な香り。モルトの旨味はやや控えめで、ホップの苦味と酸味が効く。旨い。ホップの豊かな香...ブルーパブというよりはダイニングバーとなみ麦酒(最終回)

  • ブルーパブというよりはダイニングバー となみ麦酒(その3)

    前回の「となみ麦酒」の続きです。メニューは紙ベースのものではなく、タブレットで注文するシステムです。メニューにはクラフトビールが5種類ありましたが、そのうち3種類がここで醸造されたもの。あとはベクターブルーイングへの委託醸造だそうです。最初は「1020"幸"Firstbatch」(アメリカン・ペールエール)を注文。干し草系のホップの香りとモルトの豊潤な香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味がそれを支える。旨い!モルトが豊潤なアンバーエールです。続いてはヴァイツェン。クローヴ系のライトなフェノール香。モルトの旨味は控え目で、ヴァイツェンらしい酸味がしっかり強く効く。旨い。ライトなフェノール香と酸味がしっかりのヴァイツェンです。(続く)DINING&BARMERRY'SCLUB富山県砺波市表町10-2T...ブルーパブというよりはダイニングバーとなみ麦酒(その3)

  • ブルーパブというよりはダイニングバー となみ麦酒(その2)

    前回の「となみ麦酒」の続きです。醸造所に到着。醸造所があるのはビルの1階部分のダイニングバーの一部で、かなり小さい模様。400Lの発酵タンクが2基という体制だそうです。こちらがダイニングバー「メリーズクラブ」の入口です。大人のお店の雰囲気。店内の様子。ダイニングバーということもあって、暗めで濃色系の店内。カウンターにはバーらしく多くのお酒が並んでいます。店内奥には、外から見えていた醸造設備が見える小窓があります。その奥にビール専用のサーバーが5本確認できます。それではビールを頂きましょう。(続く)DINING&BARMERRY'SCLUB富山県砺波市表町10-2TEL:0763-58-5576◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆あああ◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆こ...ブルーパブというよりはダイニングバーとなみ麦酒(その2)

  • ブルーパブというよりはダイニングバー となみ麦酒(その1)

    これまで富山県のビール醸造所は少なく、増える気配がなかったのですが、近年になって新規醸造所がいくつか誕生してきました。今回からはそんな新規醸造所から、富山県砺波市の「となみ麦酒」へのビール紀行をお送りします。となみ麦酒は地元のダイニングバー「メリーズクラブ」で醸造されているビール。ダイニングバーに醸造所が追加された形で、自家醸造ビールによりお店の魅力をさらに高めるといった感じでしょうか。瓶ビールでの販売はあるのですが、メディア等での露出が少なく、事前は情報は少なめでした。ともかく、食事を楽しみにして醸造所に行ってみました。醸造所へのアクセスはJR城端線の砺波駅から徒歩約3分と絶好のアクセスです。ちなみに訪問時はまだ春先の時期でした。JR城端線で砺波駅に到着。この路線に乗ったのは城端麦酒へのビール紀行の時以...ブルーパブというよりはダイニングバーとなみ麦酒(その1)

  • 松本の小さなブルーパブ BACCA BREWING(最終回)

    前回の「BACCABREWING」の続きです。次に頂いたのは「ヤリスDDH」(ヘイジーIPA)です。ライム系とトロピカル系のアメリカンホップの香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップによる酸味・渋味・苦味がしっかり効く。旨い。ライム系とトロピカル系のホップの香りが特徴のヘイジーIPAです。注文していた「ソーセージの盛り合せ」が到着。プリプリの歯応えのかなりスパイシーなソーセージ。お肉の味わいもしっかりで、美味しい!最後は「ジャルダンムカカオスタウト」で締め。カカオニブを使用したスタウトで、ナイトロサービングです。カカオニブの豊かな香りとアルコールの香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味とローストによる苦味がしっかり効く。旨い。カカオニブの香りとホップとローストによる苦味が特徴のインペリアルスタウトです...松本の小さなブルーパブBACCABREWING(最終回)

  • 松本の小さなブルーパブ BACCA BREWING(その3)

    前回の「BACCABREWING」の続きです。次に頂いたのは「ESB」です。ESBとはなかなか渋いスタイルですね。フルーティで心地よいモルトの香りとエステル香。モルトの旨味はしっかりながら、しつこくない。ホップの苦味が旨味を受け止める。華やかなホップの香りとモルトの香りのフィニッシュ。旨い!モルトの心地よい香りと程よいモルトの旨味が特徴の、バランスのとれたESBです。いいねー、落ち着きます。フードのメニューです。超シンプルで潔い!これなら迷いませんね。オツマミとして注文したのは「おからのカレー風味」。これ地味なのですが、超美味しかった!野菜がたくさん入っていて、カレーと塩味しっかりで良い。ビールのオツマミに最適。このおからの使い方は目から鱗です。次に頂いたのは「PAPILLON」(山椒IPA)です。原村産...松本の小さなブルーパブBACCABREWING(その3)

  • 松本の小さなブルーパブ BACCA BREWING(その2)

    前回の「BACCABREWING」の続きです。醸造所に到着。地元の方に愛されていそうな、小さなお店です。BACCAって「麦香」なんですね。店内の様子。若干のテーブル席はありますが、カウンターが中心の店内です。店内奥が醸造所になっていて、その様子が一部見えるようになっています。仕込みの規模は200Lで、発酵タンクは200L×3基、熟成タンク1基という体制です。やはり規模はミニマムですが、その分小回りがききます。カウンターの上には存在感のあるビールサーバーが鎮座。タップにはオリジナルラベルが付いています。1本はナイトロ対応のようです。ビールのメニューです。ビールの種類は6種類で、ラガーあり、ナイトロありで、多種多様ですね。最初は「BACCAペールエール」を頂きます。モルトの甘い香りと甘いエステル香。後から厚み...松本の小さなブルーパブBACCABREWING(その2)

  • 松本の小さなブルーパブ BACCA BREWING(その1)

    今回からは長野県松本市の「BACCABREWING」へのビール紀行をお送りします。長野県松本市は以前はビール醸造所は無く、ビールを飲むお店に困っていたのですが、近年醸造所がいくつか誕生し、盛り上がってきました。BACCABREWINGはそんな醸造所の一つで、小さなブルーパブ形式の醸造所です。BACCABREWINGは2018年に醸造を開始した若き醸造所。カウンター中心のこじんまりとした空間で、居心地の良さそうな雰囲気。松本駅からは徒歩約5分と駅近ですが、観光客というよりは地元のお客さんで賑わっている感じです。前情報はこれくらいで、醸造所を訪問しました。ちなみに訪問時はまだ寒さの残る初春の頃でした。JR中央本線で松本駅に到着。昔からの交通の要衝です。ちなみにこの街には直営店をもつ松本ブルワリーもあります。醸...松本の小さなブルーパブBACCABREWING(その1)

  • ビール紀行家の夏休み2023 markⅡ

    ビール紀行家の夏休み2023の第二段。高知県の桂浜近くに誕生した「SouthHorizonBrewing」に行ってみました。新港の丘の上に立つ立派な平屋の建物。緑の芝生が癒されます。眼下には雄大な太平洋が広がります。絶好のロケーションです。店内もカウンター中心のレイアウトで、かっこいい演出。アメリカのクラフトビール醸造所のようで、結構、イケてます。自社ブランドのビールは3種でしたので、全て頂きました。訪問時は自家醸造ではなく、愛媛のDD4Dの設備を使用してのビールでした。近々、こちらで醸造開始になるとのことでした。椎茸出汁と白麹を使用したビール、面白かったです。SouthHorizonBrewing高知県高知市仁井田4712番5◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆あああ◆「ニッ...ビール紀行家の夏休み2023markⅡ

  • 「いいちこ」が地ビール参入 辛島虚空乃蔵(最終回)

    前回の「辛島虚空乃蔵」の続きです。麦の蔵から米の蔵に移動。こちらは日本酒の醸造所兼売店となっています。店内の様子。こちらで醸造されているお酒のほか、三和酒類が手掛ける各種製品が販売されています。店内の奥に日本酒の醸造所を発見。最新鋭の超小規模の醸造設備ですね。仕込みの規模はビールと同じくらいのようです。こちらは日本酒の試飲ができるバーです。スタッフの方から詳しい説明を受けながら、じっくり楽しめる空間。素敵です。私のお目当てはこちら。こちらで醸造されているビールの瓶製品の冷蔵庫。流通していないので超レアなものばかり。麦の蔵ではタップにつながっていなかったビールがあったので、そちらを購入してお庭で頂きます。季節限定ものの「春エール」です。こちらの酒粕を使用。ライトな柑橘系のホップの豊かな香り。モルトの旨味はし...「いいちこ」が地ビール参入辛島虚空乃蔵(最終回)

  • 「いいちこ」が地ビール参入 辛島虚空乃蔵(その3)

    前回の「辛島虚空乃蔵」の続きです。この日のメニューです。この日はイベント開催日もあって、通常とは異なる特別メニューだったようです。ビールの種類は3種類。この日はプラカップでの提供でした。最初は「ニシノホシエール」を頂きます。「ニシノホシ」は大分県の焼酎醸造好適大麦で、日本酒にとっての山田錦のような高級素材のようです。そちらを使用したビールです。スタッフの方によると全てのビールに原料としてニシノホシが使用されているとのこと。爽やかで穏やかなホップの香り。ほんのりエステル香。モルトの旨味は控え目で、ニシノホシに起因するであろう強めの酸味が心地よく効く。旨い。ニシノホシの素の姿が反映されている、酸味が特徴のエールビールです。続いては「夏エール」(NEIPA)。ネルソンソーヴィンが主体の、ややトロピカル系のホップ...「いいちこ」が地ビール参入辛島虚空乃蔵(その3)

  • 「いいちこ」が地ビール参入 辛島虚空乃蔵(その2)

    前回の「辛島虚空乃蔵」の続きです。醸造所のある辛島虚空乃蔵に到着。外からは中がどうなっているのか分かりにくいのですが、中に入ると素敵な緑の空間がお出迎え。早速、醸造所のある「麦の蔵」を発見!こちらは「米の蔵」、そう日本酒の醸造所のある建物です。こちらには売店も入っています。写真のように園内は多くのお客さんで賑わっていました。この日、大きなイベントの開催日だったようです。「麦の蔵」の様子。こちらはビール(発泡酒)醸造所と飲食施設が一体となった建物です。店内端に醸造設備がよく見える大きなガラス壁があります。醸造設備は300L程度でしょうか、極めて小さな規模です。カウンター上に並ぶビールサーバー。タップ数は6本。小規模醸造なので多品種展開はお手の物のはずです。それではビールを頂きます。(続く)辛島虚空乃蔵大分県...「いいちこ」が地ビール参入辛島虚空乃蔵(その2)

  • 「いいちこ」が地ビール参入 辛島虚空乃蔵(その1)

    全国で焼酎の蒸留所が地ビールを手掛ける例がいくつかありますが、大分の誇る「いいちこ」で有名な三和酒類が2022年にようやく地ビール事業に参入しました。大分県宇佐市「辛島虚空乃蔵」へのビール紀行をお送ります。辛島虚空乃蔵は三和酒類の旧本社跡地に開設した「麹と発酵」の魅力を伝える体験施設。施設内には日本酒の醸造所やビール(発泡酒)醸造所があり、併設の飲食施設で味わうことができます。こちらのビール、基本的に敷地内でしか飲むことができず、「旅をさせない」ビールなのです。それでは、こちらがビールが醸される場所に自分自身が旅をしなくては、ということでビール紀行してきました。醸造所へのアクセスですが、JR日豊本線の柳ヶ浦駅からバスで約20分+徒歩約5分。バスは宇佐駅や中津駅からも利用可能なので、比較的使いやすいです。大...「いいちこ」が地ビール参入辛島虚空乃蔵(その1)

  • 和とチェコの融合 KOBO Brewery(最終回)

    前回の「KOBOBrewery」の続きです。次に頂いたのは「馬場ヴァイツェン」。呉羽産の梨を使用したヴァイツェン。クローヴ系のライトなフェノール香。モルトの旨味は控え目で、ヴァイツェンらしい酸味と梨による酸味が強めに効く。旨い。クローヴ系のフェノール香としっかり酸味が特徴のフルーツ・ヴァイツェンです。最後はダークラガーで締め。ローストモルトの強すぎず心地よい素晴らしい香り!モルトの旨味はしっかりながら、ピルスナーほど強くなく香りとのバランス良し。ホップの苦味が絶妙に効く。激しく旨い!心地よいロースト香と絶妙なバランス感が素晴らしいダークラガーです。今回はこれにて終了。こちらはやはりラガーはデコクションを施していてボディしっかりのビールが特徴。新規醸造所と既存醸造所では、造られるビールは違いますが、それだけ...和とチェコの融合KOBOBrewery(最終回)

  • 和とチェコの融合 KOBO Brewery(その3)

    前回の「KOBOBrewery」の続きです。ビールのメニューです。ビールの種類は8種類。うち、黒いマークのついたビールはこの建物内で醸造したビールです。その他のビールはすぐ近くの自社醸造所で醸造したものだそうです。近隣に醸造所を増設していたのですね。種類が多いので、4種のテイスティングセットで攻めるのもあり。最初は「プレミアントピルスナー」を頂きます。プレミアントホップ使用。レモン系の気品のあるホップの香りとモルトの香り。モルトの旨味はボヘミアンならではでしっかりフルボディ。ホップの苦味が旨味を支える。旨い!レモン系のホップの香りとモルトの香り・旨味がしっかりのボヘミアンラガーです。飲みたかったのは、これです、これです。続いては「トリプルAラガー」。アマリロ使用。シトラス系のホップの香りとモルトの香り。モ...和とチェコの融合KOBOBrewery(その3)

  • 和とチェコの融合 KOBO Brewery(その2)

    前回の「KOBOBrewery」の続きです。醸造所に到着。こちらが醸造所の入口。目を疑うような光景です。まるで奉行様のお屋敷といった感じ。こちらが土蔵をリノベーションしたビール醸造所の建物です。言われないと絶対分かりません。中はどうなっているのか、ワクワクしますね。向かいは和の庭園。店内の様子。中に入ると、真ん中に小さな醸造スペースが鎮座し、その周りに一枚板の長いテーブル席がレイアウトされています。なかなか圧巻!醸造設備はかなり小さく、仕込みの規模は200Lで、発酵タンク200L×3基という体制。お店のど真ん中に設置するわけですから、超小規模なのもうなずけます。どうやら、こちら以外に近所に規模の大きな醸造所もあるようです。こちらはビールをサービングするカウンターです。こちらは洋風なデザイン。カウンター背後...和とチェコの融合KOBOBrewery(その2)

  • 和とチェコの融合 KOBO Brewery(その1)

    日本の地ビールの中でチェコスタイルのビールを造る醸造所がいくつかありますが、本場チェコ人による醸造所は2つだけです。その中でも日本で長いキャリアを積んだブルワーが手掛ける「KOBOBrewery」へのビール紀行をお送りします。「KOBOBrewery」は富山県富山市の海辺の町である岩瀬エリアにある醸造所。旧北国街道のレトロで風情のある町並みの中に位置し、古い土蔵をリノベーションした建物でビール醸造を行っています。装いこそ超日本的な建物と雰囲気ですが、ビール造りはビールの本場チェコの味わいを再現した本格派。日本海倶楽部でキャリアを重ねたビール造りの経験豊かなチェコ人ブルワーが様々なビールを造られています。和とチェコが融合した醸造所へ誘います。醸造所へのアクセスですが、富山地方鉄道富山港線の競輪場前駅から徒歩...和とチェコの融合KOBOBrewery(その1)

  • 女性をターゲット 岡山西大寺麦酒醸造所(最終回)

    前回の「岡山西大寺麦酒醸造所」の続きです。カウンター上にあるビールサーバー。タップ数は合計3本です。サンプルの3種の瓶ビールのように、3種のラインナップです。ピザ工房のメニューです。ビールの種類は2種類で、もう1種は瓶ビールでの提供。最初は「アクラ」を頂きます。西大寺観音院で採取されたクロガネモチ(アクラの木)の酵母で醸したビールとのこと。アルコール度数3%。やや甘いエステル香とモルトの軽快な香り。モルトの旨味はややしっかりで、ホップの苦味は控え目。酸味のほんのりアクセント。旨い。モルトの軽快な香りが特徴のかなりライトなエールビールです。続いては「蔵の子」。アルコール度数は4%。ほんのりロースト香。モルトの旨味はややしっかりで、ホップの苦味が効く。ほんのり酸味のアクセント。旨い。キャラクター抑え目のポータ...女性をターゲット岡山西大寺麦酒醸造所(最終回)

  • 女性をターゲット 岡山西大寺麦酒醸造所(その2)

    前回の「岡山西大寺麦酒醸造所」の続きです。醸造所に到着。先ほどの店舗はカフェ側の入口でしたので、スタッフの方の案内でこちらのピザ屋側の入口へ。ピザを焼く際に使用する薪が準備されていました。店内の様子。カフェのような、こじんまりとした店内フロアです。夜はバー営業もされているようです。店内奥には醸造所の様子が分かる窓が設置されています。仕込みの規模は300Lで、発酵ランクが4基という体制だそうです。ピザ用の薪窯です。注文の都度、焼いてくれて、熱々を頂けます。それではビールを頂きましょう。(続く)五福工房岡山市東区西大寺中3丁目21-1TEL:086-230-4231◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆あああ◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆こちらの記事も是非ご覧ください女性をターゲット岡山西大寺麦酒醸造所(その2)

  • 女性をターゲット 岡山西大寺麦酒醸造所(その1)

    今回からのビール紀行は岡山県岡山市の「岡山西大寺麦酒醸造所」へのビール紀行をお送りします。岡山西大寺麦酒醸造所はカフェ、ピザ、クラフトビール複合施設である「五福工房」内にある、昨年6月に誕生した新規醸造所です。ビールはスタイルにとらわれず、自由な感じ。それもそのはず、吉備土手麦酒醸造所で研修されたそうです。醸造所には併設のカフェとピザ屋があり、新鮮なビールを味わうことができます。これ以上は詳しい情報を事前入手せずに、醸造所に行ってみることにしました。醸造所へのアクセスですが、JR赤穂線の西大寺駅から徒歩約15分。醸造所は門前町の通りに位置しています。ちなみに訪問は今年の初春のことでした。JR赤穂線で西大寺駅に到着。岡山駅からも近いのでアクセスしやすい街です。西大寺駅と駅前の様子。昭和な古い駅舎です。駅前は...女性をターゲット岡山西大寺麦酒醸造所(その1)

  • モルトの個性が主張する 倉敷ブルーイングカンパニー(最終回)

    前回の「倉敷ブルーイングカンパニー」の続きです。次に頂いたのは「#6吉備路アンバーエール」です。果実のような豊潤なモルトの心地よい香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味もしっかり効く。激しく旨い!いちごっぽい果実のような豊潤なモルトの香りが特徴のアンバーエールです。素晴らしい。フードのメニューはミニマムです。こちらはじっくりとビールと向き合うためのお店です。食事は別で考えた方がいいでしょう。限られたフードメニューの中から、「倉敷ソーセージ2種」を注文。地元の無添加ソーセージです。自然なお肉とスパイスの味わいがジューシーで美味しい!身体にスムーズに染み渡る感じ。このソーセージが500円で頂けるとはお値打ちです。最後は「#8津山チョコレートスタウト」で締め。やや穏やかなロースト香とホップの香り。モルトの...モルトの個性が主張する倉敷ブルーイングカンパニー(最終回)

  • モルトの個性が主張する 倉敷ブルーイングカンパニー(その3)

    前回の「倉敷ブルーイングカンパニー」の続きです。店内にある端末でオーダー&支払いをするシステムです。現金は使えませんので、ご注意を。私は駅まで戻り、交通系ICをチャージしました。ビールのメニューです。ビールの種類は5種類。ビール名の頭に付いている「#数字」は市外局番を意味して付けてあるそうです。最初に頂いたのは「#2岡山ペールエール」です。香りをしっかり楽しめそうな素敵なグラスで提供です。シムコーやカスケードなどの柑橘系のホップの香りとモルトの重厚な香り。モルトの旨味はしっかり濃厚。ホップの苦味がボディをしっかり支える。旨い!モルトの重厚な香りとしっかりボディが特徴のアメリカンペールエールです。ふと供されたおしぼりを見ると、倉敷ブルーイングカンパニーの名称が入っています。しかもお洒落な色。そうです、経営元...モルトの個性が主張する倉敷ブルーイングカンパニー(その3)

  • モルトの個性が主張する 倉敷ブルーイングカンパニー(その2)

    前回の「倉敷ブルーイングカンパニー」の続きです。醸造所に到着。今どきのシンプルなデザインの建物に倉敷ブルーイングカンパニーのサインが映えます。こちらはHUE早島の建物内の入口。はやり洒落ています。カフェかレストランのような色合いです。店内の様子。コの字型のカウンターが店内に鎮座するレイアウトです。なかなかイケています。カウンター奥の窓から醸造所の様子が確認できます。仕込みの規模は1000L。発酵タンクが1000L×2基、500L×4基という体制。パイロット用の小さな設備もあるようです。カウンターで存在感を放つビールサーバー。タップ数は8つ。ボールタップのサーバーですね。それではビールを頂きましょう。(続く)倉敷ブルーイングカンパニー岡山県都窪郡早島町前潟528-1HUE早島内TEL:090-1894-69...モルトの個性が主張する倉敷ブルーイングカンパニー(その2)

  • モルトの個性が主張する 倉敷ブルーイングカンパニー(その1)

    今回からのビール紀行は岡山県早島町の「倉敷ブルーイングカンパニー」へのビール紀行をお送りします。倉敷ブルーイングカンパニーは2022年9月に醸造を開始した新規醸造所。経営元はおしぼりのレンタルを主力事業としている会社で、飲食店ノウハウの技術との関連での多角化となります。よってビールの販路はおしぼりを提供してる県南の飲食店が中心となっています。ビールのスタイルはラガーとエールをベースに伝統的なスタイルを手掛けています。ちなみに、ビール免許を取得という事で、伝統的で硬派なスタイルへのこだわりが感じられます。醸造所には併設のタップルームがあり、簡単な料理とともにケグ出しのビールを味わうことができます。醸造所のアクセスですが、JR瀬戸大橋線の早島駅から徒歩すぐという好立地。岡山まで来ることがあったら、立ち寄ってお...モルトの個性が主張する倉敷ブルーイングカンパニー(その1)

  • ビール紀行家の夏休み2023

    ビール紀行家の夏休みです。今年の夏休みはこちらのレストランへ。例のビールのテイクアウトができる小窓があるレストラン。絶品ピルスナーでハムオードブルを。この日は運良く、日本一のスモーク(ラオホ)を提供されていました。夏向けに燻製香は控え目で、ボディ感もバランス良く、非常に良い仕上がりです。メインディッシュまで待てずに、ブラック(シュバルツ)をサラダとともに。今回のブラックはエキス感高め。スィートスタウトのようなシュバルツでした。2週目に突入。ピルスナーを大きめのサイズで頂きます。メインのステーキが到着。こちらはスモークと合わせて頂きます。ポン酢で頂くステーキはあっさりで絶品。最後はブラックで締め。2週目終了。私の最も敬愛するこちらのビールを沢山頂きました。堪能です。ごちそうさまでした。◆ランキングに参加して...ビール紀行家の夏休み2023

  • IPA多し! 丸亀ミロクブルワリー(最終回)

    前回の「丸亀ミロクブルワリー」の続きです。次に頂いたのは「般若」(REDRYEIPA)。グラッシーかつ、シトラッシーなホップの香り。モルトの旨味はしっかりながら、それを凌駕するホップの酸味・渋味。ホップの苦味も酸味・渋味に重なりしっかり効く。旨い!シトラッシーなホップの香りとホップによる酸味・渋味がしっかり主張するIPAです。注文していた「MIROCBURGERSTANDARD」が到着。地元のベーカリーレストランとのコラボ商品とのこと。パティがつなぎが少なくて牛肉らしさ満開。パンズは確かに柔らかく優しいお味。牛肉比率高いハンバーガーなのに、しつこくなく美味しいです。そして最後は「ニルヴァーナ」(インペリアルスタウト)で締め。何とアルコール度数12%。レーズン系の力強いエステル香とロースト香。モルトの旨味は...IPA多し!丸亀ミロクブルワリー(最終回)

  • IPA多し! 丸亀ミロクブルワリー(その3)

    前回の「丸亀ミロクブルワリー」の続きです。ビールのメニューです。ビールの種類は瓶ビールも含めて11種類で、うち自家醸造ビールが7種類でした。IPAが3種類もあります。IPAにこだわりがあるようです。最初は「阿字観」(IPL)。クリーンなライム系のホップの香り。モルトの旨味はややしっかり目で、ホップによる酸味・渋味がボディに絡む。後味はラガーらしくすっきり綺麗。旨い!ライム系のホップの香りとややしっかり目のボディが特徴のIPLです。フードのメニューです。軽いものから食事系ののものまで、しっかり豊富なラインナップ。ハンバーガーが売りのようですので、こちらを選択しました。続いては「旋風」(UDONIPA)。「本格手打ちうどんもり」のうどん玉を使用した世界初のうどんビールだそう。シトラス系のホップの香り。口当たり...IPA多し!丸亀ミロクブルワリー(その3)

  • IPA多し! 丸亀ミロクブルワリー(その2)

    前回の「丸亀ミロクブルワリー」の続きです。醸造所に到着。元鉄工所だった建物を活用した醸造所です。ちょっと武骨な感じがむしろ格好いい。店内の様子。外とは打って変わって、ウッディでなかなかお洒落な店内フロアです。店内奥にはお約束の醸造所が見えるようになっている大きなガラス窓。私的にはこの近くのテーブルが特等席かな。カウンターの奥にはビールサーバーのタップがズラリと並びます。その数10本。ポテンシャルの高さを垣間見ることができます。それではビールを頂きましょう。(続く)丸亀ミロクブルワリー香川県丸亀市北平山町2-5-15TEL:0877-43-7067◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆あああ◆「ニッポンごはん旅」の公認ライターです◆こちらの記事も是非ご覧くださいIPA多し!丸亀ミロクブルワリー(その2)

  • IPA多し! 丸亀ミロクブルワリー(その1)

    今回からは香川県丸亀市の「丸亀ミロクブルワリー」へのビール紀行をお送りします。丸亀ミロクブルワリーは2018年に醸造を開始した醸造所。醸造所が少なかった香川県において新風を吹き込んだ新進気鋭の醸造所です。ビールのスタイルはラガーとエール両方をベースに多彩。特にIPAを多く手掛けられています。醸造所には併設のレストランがあり、しっかりした料理と新鮮なビールを味わうことができます。醸造所へのアクアスですが、JR予讃線の丸亀駅から徒歩約7分。駅からも近いし、営業時間も長いので、アクセスしやすい醸造所です。訪問したのは初春のことでした。JR予讃線で丸亀駅に到着。高松からもそうですが、岡山からもアクセス良好な場所です。丸亀駅と駅前の様子。北口駅前はひっそりとした雰囲気の町並み。ここから歩いて醸造所に向かいます。まず...IPA多し!丸亀ミロクブルワリー(その1)

  • 意欲的なビールが光る DO BREWING(最終回)

    前回の「DOBREWING」の続きです。続いて頂いのは「PARADISEGARAGE」(ゴーゼ)。信州産の桃のピューレを使用し、乳酸発酵させているとのこと。確かに桃のフルーティな香り。モルトの旨味はやや控え目で、乳酸発酵による酸味が塩味とともにしっかりキマル。旨い。フルーティな桃の香りが特徴の、乳酸発酵の割には酸味抑え目のゴーゼです。意欲的なビールですね。フードのメニューです。結構しっかり食べられる食事が並びます。ちょっとしたオツマミもあり、十分な内容。フードは「無農薬キャベツコールスロー」と「ポークベリー」を注文。ワンプートでサービング。ポークベリーは豚バラのローストで、やや甘いソースとスパイスの香りのライトな味わい。辛いソースをかけるとさらに美味しい。コールスローは胡椒とマヨネーズしっかり目のオツマミ...意欲的なビールが光るDOBREWING(最終回)

  • 意欲的なビールが光る DO BREWING(その2)

    前回の「DOBREWING」の続きです。タップルーム「MUCCH」に到着。手作り感のある店内の様子。カウンターがメインの店内。テーブル席もいくつかあります。少し古めかしい感じがアーティな雰囲気を醸し出しています。ビールのメニューです。自家醸造のビールの種類は4種類で、あと1種はゲストビール。スタッフの方によると、仕込みの規模は300Lで、発酵タンクが300L×4基、貯酒タンクが500L1基という体制だそうです。規模から多くの種類のビールの展開が予測されます。最初に頂いたのは「JAHGUIDANCEtake2」(レッドエール)です。最初からレッドエールを手掛けるとはお目が高い。モルトの豊潤な素敵な香り。モルトの旨味はしっかりで、それを陰で支えるホップの苦味。旨い!素敵な豊潤なモルトの香りが特徴のレッドエール...意欲的なビールが光るDOBREWING(その2)

  • 意欲的なビールが光る DO BREWING(その1)

    前回の長野県上田市の天神ブルワリーに引き続き、同じ上田市の「DOBREWING」のタップルーム「MUCCH」へのビール紀行をお送りします。DOBREWINGは2022年10月に醸造を開始した醸造所。ネットの情報を見る限り、長野食材を活用した、意欲的なビールを造られている印象です。醸造所は市の中心部からは離れていますが、市の中心部にタップルーム「MUCCH」があり、こちらで食事とともにビールを味わうことができます。事前情報はこれくらいで、天神ブルワリーから移動し、タップルームに行ってみました。上田駅から北に向かう国道沿いを歩いて行きます。目指すタップルームは突如現れました。さりげない感じなので、通り過ぎるところでした。DOBREWINGのタップルーム「MUCCH」に到着です。ガラス張りの店構え、どんな店内が...意欲的なビールが光るDOBREWING(その1)

  • イギリス系をリスペクト 天神ブルワリー(最終回)

    前回の「天神ブルワリー」の続きです。最初に頂いたのは「KAMANOSUKE」(ゴールデンエール)。干し草や薬草のようなドライなホップの香り。モルトの旨味は控え目で、心地よくホップの苦味が効く。ほんのり酸味のアクセント。旨い。薬草のようなドライなホップの香りが特徴のゴールデンエールです。地ビール黎明期のケルシュを飲んでいるような感覚。こちらはサービスのお豆。豆の香りが豊かで美味しい。続いてはもう1種の「JINPACHI」(イングリッシュIPA)。イギリス系らしく、干し草や柑橘系のホップの奥ゆかしい香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの奥ゆかしい香りを受け止める。ホップの苦味は穏やかながらしっかり効く。旨い!イギリス系らしい奥ゆかしい干し草系のホップが香る、ボディしっかり目のイングリッシュIPAです。貴重な...イギリス系をリスペクト天神ブルワリー(最終回)

  • イギリス系をリスペクト 天神ブルワリー(その2)

    前回の「天神ブルワリー」の続きです。醸造所に到着。向かって右手部分が醸造スペースですね。ガラス前に積まれたケグですぐそれと分かります。店内の様子。カウンターメインの縦に細い店内。2階にもフロアがあるようです。カウンター席の背後には、ガラス張りの醸造所がよく見えるようになっています。仕込みの規模は300Lで、発酵タンク300L×3基という体制。カウンターにはビールサーバーが7本並んでいます。タップの装飾は最近流行りのジビエ系。ビールのメニューです。この日のビールは2種類で少なめでした。タップ数が7本だったので、身構えてしまいました。それではビールを頂きましょう。(続く)天神ブルワリー長野県上田市天神1-2-34かねたまビルTEL:0268-29-1234◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願い...イギリス系をリスペクト天神ブルワリー(その2)

  • イギリス系をリスペクト 天神ブルワリー(その1)

    今回からは長野県上田市の「天神ブルワリー」へのビール紀行をお送りします。天神ブルワリーは2021年に醸造を開始した比較的新しい醸造所。醸造所には併設でタップルームがあり、地元食材にごだわったフードとフレッシュなビールを楽しむことができます。ビールのスタイルは「飲み飽きないビール」をテーマに、ラガーやエールの伝統的なスタイルのビールを醸造されています。醸造所へのアクセスですが、上田駅から徒歩すぐの立地なので、上田近辺に来たときは寄り道しておきたい醸造所です。訪問したのは今年の冬の事でした。しなの鉄道で上田駅に到着。もちろん長野新幹線の駅でもあるので、都内からでもアクセス良好です。上田駅と駅前の様子。新幹線駅とあって立派です。駅前もビルが立ち並ぶ都会です。上田駅でビール紀行と言えば、ここからバスに乗ってオラホ...イギリス系をリスペクト天神ブルワリー(その1)

  • 蒲鉾屋さんのビール 姫路鳩屋麦酒(最終回)

    前回の「姫路鳩屋麦酒」の続きです。店内のこちらの畳椅子でビールを頂きます。まずはペールエールから。ブルワーさん直々のサービングです。ホップはシトラがメインとのこと。ややライトな柑橘系のホップの素晴らしい香り。モルトの旨味はしっかりで、それを支えるホップの苦味がしっかり効く。旨い!ややライトな柑橘系のホップの香りが心地よい、バランスのとれたボディしっかりペールエールです。続いてはヴァイツェン。クリスタルですね。やや厚みのあるフェノール香。モルトの旨味はしっかり目で、ヴァイツェンらしい酸味が心地よく効いて、ボディを引き締める。旨い。厚みのあるフェノール香が特徴の、ボディしっかり目のクリスタルヴァイツェンです。続いてはIPA。こちらはセンティニアルとシムコーが中心で、ドライホッピングにはアマリロとカスケードだそ...蒲鉾屋さんのビール姫路鳩屋麦酒(最終回)

  • 蒲鉾屋さんのビール 姫路鳩屋麦酒(その2)

    前回の「姫路鳩屋麦酒」の続きです。醸造所に到着。本社ビルでしょうか。ビールのアピールを大々的にしてますね。こちらのビルの1階にハトヤかまぼこの本店があります。こちらでビールの醸造・販売をしています。醸造所の様子は見えないのですが、醸造所は隣接しているようです。ブルワーさんのお話によると、仕込みの規模は300Lで、発酵タンクは600L×3基、300L×3基とのこと。おそらく仕込みの規模は今後拡大させることでしょう。店内の様子。こちらはもちろん蒲鉾屋さん。自家製の蒲鉾がたくさん並んでいます。その中に力を注がれている地ビールの冷蔵庫が。各種瓶ビール、絶賛販売中。店内にあるビールサーバー付きの冷蔵庫。こちらでカップ売り、計り売りをされています。提供されていたビールは3種類です。最初からヴァイツェンがあるのは最近で...蒲鉾屋さんのビール姫路鳩屋麦酒(その2)

  • 蒲鉾屋さんのビール 姫路鳩屋麦酒(その1)

    今、兵庫県姫路市は新規醸造所ラッシュに沸いています。世界遺産の姫路城もあるし、地元飯もあるし、姫路という街が非常に魅力的になりました。そんな新規醸造所の中で、「姫路鳩屋麦酒」へのビール紀行をお送りします。姫路鳩屋麦酒は地元の蒲鉾屋の「ハトヤ」が手掛ける醸造所で、醸造開始は2022年の夏と、まだ歴史の浅い醸造所です。ビールのスタイルは伝統的なビールのスタイルが中心。定番のラインナップにヴァイツェンがあるのは最近では珍しいです。醸造所には併設のパブはありませんが、瓶ビールの購入とケグ出しビールが購入可能(2023年2月時点)。今年6月には姫路駅前に「姫路鳩屋麦酒グランフェスタ店」がオープンし、駅チカで気軽に楽しめるようになりました。今回の訪問時は2月で、まだ駅前には直営の飲食施設は無かったので、ハトヤ本店に直...蒲鉾屋さんのビール姫路鳩屋麦酒(その1)

  • 楽器の音色とともに 春日井バタフライブルワリー(最終回)

    前回の「春日井バタフライブルワリー」の続きです。ビールのメニューです。ビールの種類は12種類で、全て楽器の名称となっています。ラベルにも全て楽器の絵が描かれています。ここまで徹底したブランド展開も珍しいです。タップ出しのビールは6種類。12種類のうち、自家醸造は4種でした。この自家醸造のものを中心に頂きましょう。最初は「フルート」(ホワイトペールエール)。シトラス系の爽やかなホップの香り。モルトの旨味はやや控え目で、小麦の優しい口当たり。ホップの苦味は控え目で、ホップによる爽やかな酸味のアクセント。旨い!シトラス系の爽やかなホップが特徴の、優しい口当たりのアメリカンウィートです。ちなみにビールは中で購入して、外のこちらのテーブルで頂きました。続いては「トランペット」(ホッピーヴァイツェン)。バナナ系のフェ...楽器の音色とともに春日井バタフライブルワリー(最終回)

  • 楽器の音色ともに 春日井バタフライブルワリー(その2)

    前回の「春日井バタフライブルワリー」の続きです。醸造所に到着。プレハブの醸造所の建物ながらセンス良くきまってます。夜の雰囲気いいですね。中に入ると小さな売店スペースとなっています。こちらで瓶ビールやビールの量り売り、グッズの販売をされています。窓越しにお隣の醸造所内の様子がうかがえます。訪問時は仕込みの規模が400Lで、発酵タンクは2基という体制。増設予定とのことでした。醸造能力が足りない部分を他社でOEM生産してもらって補ってました。売店の壁には6本のタップが並んでいます。こちらでケグ出しのビールを購入することができます。それではビールを頂きましょう。(続く)春日井バタフライブルワリー愛知県春日井大手田酉町1-2-7◆ランキングに参加しています。よろしければ応援をお願いします。◆あああ◆「ニッポンごはん...楽器の音色ともに春日井バタフライブルワリー(その2)

  • 楽器の音色とともに 春日井バタフライブルワリー(その1)

    今回からは愛知県春日井市の「春日井バタフライブルワリー」へのビール紀行をお送りします。春日井バタフライブルワリーは2022年に醸造を開始した醸造所。春日井市が「蝶」の形に似ていることからこのような名称になったそうです。こちらのビールの名称はスタイル名ではなく、全て楽器名となっているのが特徴で、音楽との関わりを大切にされていて、敷地内でミニコンサートを開催されるくらいのこだわりです。醸造所にはタップルームとまではいきませんが、ケグ出しのビールを購入することができ、敷地内で楽しむことができます。醸造所へのアクセスですが、JR中央線の勝川駅からバスで約15分、徒歩約5分。本数も多いのでアクセスしやすい醸造所です。訪問は随分前のことで昨年の秋のことでした。JR中央線で勝川駅に到着。名古屋駅からも遠くないので、大変...楽器の音色とともに春日井バタフライブルワリー(その1)

  • 綺麗なビール karuizawa Q(最終回)

    前回の「karuizawaQ」の続きです。次に頂いたのは「Lazyafternoon」(セゾン)。ライチらしさは控え目のドライな感じのエステル香。モルトの旨味は控え目で、ドライな口当たり。ホップの苦味はやや控え目で、ほんのり酸味。旨い!ライチらしさ控え目のエステル香とドライな口当たりが特徴の、非常にドリンカブルなセゾンビールです。これはなかなか。注文していたフードが到着。「鶏むね肉のスパイシージャークチキン」です。鶏むね肉、スパイシージューシー、かつ激しく美味しい!お肉は厚みがあって、食べ応えがある。下に敷いてある、もち麦のカレー味のピラフもいいね。そしては最後は「Easytrip」(アメリカンIPA)で締め。いわゆるアメリカンIPAの柑橘系のホップながら、ライトで綺麗な仕上がり。モルトの旨味はやや控え目...綺麗なビールkaruizawaQ(最終回)

  • 綺麗なビール karuizawa Q(その3)

    前回の「karuizawaQ」の続きです。ビールのメニューです。自家醸造のビールは4種類で、残り6種類がゲストビール。醸造が軌道に乗ってきたら、まだまだ自家醸造ビールの種類は増えると思います。ゲストビールのラインナップは個性的。最初に頂いたのは「DaytoDay」(ペールエール)です。柑橘系とパイナップル系のホップの澄んだ香り。モルトの旨味はしっかりで、ホップの苦味が心地よく効く。ホップによる渋味はほとんど無し。旨い!柑橘系とパイナップル系のホップの香りが特徴の、非常に綺麗なアメリカン・ペールエールです。ファーストバッチからこの仕上がりとは凄い。続いて頂いたのは「Bloom」(DHセゾン)。セゾンらしいライチ系のエステル香とヴァイツェンのようなフェノール香。マスカットのようなホップの香り。モルトの旨味はや...綺麗なビールkaruizawaQ(その3)

  • 綺麗なビール karuizawa Q(その2)

    前回の「karuizawaQ」の続きです。醸造所に到着。1階が醸造所で2階がタップルームという造り。1階のガラス越しに醸造設備が確認できます。仕込みの規模は500Lで、発酵タンクは500L×5基という体制です。発酵タンクが最初から5基あるとうことは、それなりのビールの種類の展開が期待できます。2階のタップルームに移動しましょう。飲んだ後はこの階段は要注意ですね。タップルーム店内の様子。淡い白系の壁の色を基調とした落ち着いた雰囲気の店内です。タップルームというよりもレストランですね。カウンター奥にあるビールサーバー。タップ数は10本で、タップ毎にガス圧を設定できるタイプです。それではビールを頂きましょう。(続く)goodafternoontaproom長野県北佐久郡軽井沢町中軽井沢6-9TEL:080-96...綺麗なビールkaruizawaQ(その2)

  • 綺麗なビール karuizawa Q(その1)

    長野県軽井沢町には以前ビール醸造所がありましたが、しばらく皆無の時期が続きました。近年、新規醸造所が立ち上がり、魅力的な街になってきてます。今回からは軽井沢町の「karuizawaQ」へのビール紀行をお送りします。karuizawaQは2022年秋に醸造を開始した新規醸造所。ブルワーの方がヤッホーブルーイング出身ということで、醸造技術は折り紙付き。大手が地元に新たな種をまいたようなストーリーです。醸造所には併設のタップルーム「goodafternoontaproom」があり、お昼から料理ともにビールを楽しむことができます。醸造所へのアクセスは、しなの鉄道の中軽井沢駅から徒歩3分で、極めて良いアクセスです。今回は事前情報はインスタで少し見た程度で、どんなビールか知らない状況で訪問してみました。訪問は少し前の...綺麗なビールkaruizawaQ(その1)

  • 参道のビアスタンド 岐阜麦酒醸造(最終回)

    前回の「岐阜麦酒醸造」の続きです。次に頂いたのは「やながせホワイト」(ベルジャンホワイト)。ヴァイツェンのようなフルーティなエステル香。モルトの旨味はややしっかり目で、エステル香の後にオレンジピールの香り。ホップの苦味は控え目で、心地よい酸味が締めくくる。旨い!ヴァイツェンのようなエステル香が特徴のベルジャンホワイトです。個性的。続いては「鵜飼レッドエール」(アメリカンレッドエール)。グラスを替えてのサービング。モルトの豊かな香り。モルトの旨味は香りに比してやや控え目。ホップの苦味がしっかり効く。モルトの香りのフィニッシュ。旨い。モルトの豊かな香りに対して旨味はやや抑え気味のレッドエールです。フードは特になく、スナック類だけです。お腹が空いたので、おかきをつまみに。最後は「夕日のIPA」(WIPA)でフィ...参道のビアスタンド岐阜麦酒醸造(最終回)

  • 参道のビアスタンド 岐阜麦酒醸造(その2)

    前回の「岐阜麦酒醸造」の続きです。醸造所に到着。小さな醸造所兼タップルームです。小洒落たカフェのような佇まいです。店内の様子。カウンターにミニマムな飲食スペース。座席は3席しかありません。それ以上はスタンディングでしょうか。壁には6本のタップが並んでいます。この壁の向こうが醸造所になっているようです。ビールのメニューです。自家醸造のビールは黒板に掲示されています。自家醸造ビールが4種にゲストビール2種という組み合わせでした。最初は「金華山エール」(アメリカン・ペールエール)を頂きます。爽やかな柑橘系のホップの香りとフレッシュなエステル香。モルトの旨味はしっかり目で、ホップの苦味がしっかり効く。やや強めのホップによる酸味のアクセント。旨い!爽やかな柑橘系のホップの香りが特徴の、完成度の高いアメリカン・ペール...参道のビアスタンド岐阜麦酒醸造(その2)

  • 参道のビアスタンド 岐阜麦酒醸造(その1)

    岐阜の中心地にはかつて「長良地ビール926」という醸造所があったのですが、その後ビール醸造所がない時代が続きました。そんな岐阜市内に2021年に「岐阜麦酒醸造」が誕生しました。現在は伊奈波神社の参道に移転し、参道のビアスタンドのような存在になっています。ビールの種類はエールをベースに石見式ならではの多様な製品展開となっています。醸造所へのアクセスですが、岐阜駅からバスで約10分と徒歩5分。バスも本数も極めて多いので、アクセスしやすい醸造所です。名鉄名古屋本線で名鉄岐阜駅に到着。もちろんJRでのアクセスでもOK。名鉄岐阜駅の駅前のバスから市街地北部へ向かうバスに乗車します。バスに乗車すること約10分、醸造所最寄りのバス停「伊奈波通り」で下車します。バス停から少し歩き、伊奈波神社の参道へ。参道をしばらく歩いて...参道のビアスタンド岐阜麦酒醸造(その1)

  • ジャケットだけではない BREW CLASSIC

    今回は単発で石川県金沢市の「BREWCLASSIC」へのビール紀行をお送りします。BREWCLASSICは金沢港の近くで2021年に創業した新規醸造所。ネットで知るくらいであまり事前情報が無かったのですが、ともかくジャケットが個性的でかっこいい。どうやら醸造の方も酵母の培養もされているようで、かなり本格的なことが分かりました。そこで、訪問当時(今年の冬)は醸造所併設のタップルームは無かったのですが(現在はタップルームあり)、とにかく行って、缶ビールを購入して、醸造所の前で試飲をしたく、ビール紀行してきました。醸造所へのアクセスですが、金沢駅西口からバスで約10分と徒歩約10分。夕方になるとバスの本数が極めて少なくなるので、事前計画が必要です。金沢駅西口からバスに乗り、無量寺ベイパークで下車、そこから徒歩約...ジャケットだけではないBREWCLASSIC

  • 抜群の安定感 犬山ローレライ麦酒(最終回)

    前回の「犬山ローレライ麦酒」の続きです。次に頂いたのは限定ビールの「スタウト」。心地よいロースト香が素晴らしい!モルトの旨味はしっかりながら、くどくない。ホップの苦味は控え目で、ローストによる酸味が全体を締める。激しく旨い!豊かなロースト香としっかりボディが特徴の、極めてバランスの良いスィートスタウトです。これも凄い!料理を追加で取ってきました。長期間塩漬け熟成ロースハムは、塩気が効いていますが滋味豊かな味わい。牛すじの土手煮は、甘さ控えめで八丁味噌の味わいがスタウトによく合います。3種類を一通り飲んだので、もう1周しましょう。ピルスナーをお代わり。うっとりするようなエステル香が素晴らしい。ヴァイツェンをお代わり。絶妙なフェノール香がやはり素晴らしい。ビールの回転が良い証拠。スタウトをお代わり。この豊かな...抜群の安定感犬山ローレライ麦酒(最終回)

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ビール紀行〜旨いビールを求めて〜
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