むつぞー さん プロフィール

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むつぞーさん: 柊舎の書庫
ハンドル名むつぞー さん
ブログタイトル柊舎の書庫
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/hiiragisya/
サイト紹介文ほとんど毎日読書日記。ミステリ多めかも。 時々美術館レポートありです。
自由文読書傾向はミステリ多め、時代物からラノベまで。
最近は図書館利用率が上がって新刊本も読むようになりましたが基本文庫派です。
まれに美術館レポートあり。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供123回 / 365日(平均2.4回/週) - 参加 2008/04/13 07:22

むつぞー さんのブログ記事

  • 彼女の色に届くまで/似鳥 鶏
  • 彼女の色に届くまで [単行本]似鳥 鶏KADOKAWA2017-03-29画廊の息子で幼い頃から画家としての自分の才能を信じていた僕・緑川礼しかし、美術展の公募にも落選続きで友人も筋肉マニアの風戸一人しかいない、美術部の部員もいない期待外れな高校生活を送っていた。しかし雨の昇降口で寝込んでいた彼女と出会いがその生活を変え、そしてその日から彼女のことを考えない日はなかった。高校生活も半ばを過ぎた頃、学校の絵画損壊事件の犯 [続きを読む]
  • ミュシャ展
  • 色々バタバタしていたけれど、どうしても行きたかった展示、国立新美術館で開催中の「ミュシャ展」(〜6/5)に先日行って来ました。展示構成はスラブ叙事詩1:ミュシャとアール・ヌーヴォー2:世紀末の祝祭3:独立のための闘い4:習作と出版物      です。ということで、会場に入るとど〜んと『スラブ叙事詩』が並びます。アール・ヌーヴォーの華やかなポスターとかで有名なミュシャですが、人生の後半は祖国・チェコに [続きを読む]
  • 並河靖之七宝展
  • ひな祭りの本日、東京都庭園美術館で開催中の「並河靖之七宝展 明治七宝の誘惑―透明な黒の感性」(〜4月9日)に行って来ました。 並河靖之の初の回顧展が庭園美術館、アールデコの旧朝香宮邸で行われるというのは、なんとも美しいと思いません? できれば桜のころというのもいいかもと思っていたのですが、それだと会期末近くになるのであきらめました。 明治時代の工芸は、外貨獲得のために技術力の高さと美しさ [続きを読む]
  • 星をつける女/原 宏一
  • 星をつける女 [単行本]原 宏一KADOKAWA2017-01-28シングルマザーの牧村紗英は人気店の覆面調査を行うリサーチ会社を営んでいる。といっても社員はなく先輩で売れない俳優の真山幸太郎を0相棒としている。絶対的な味覚と調査能力を持つ彼女がつける「星」の数は…。◆絶対的な味覚を持つ覆面捜査員の紗英が調査するのは料理の味やサービスだけではありません。その後ろに隠されていた経営の色々も見抜きます。そして見抜くだけでは [続きを読む]
  • スイーツレシピで謎解きを/友井 羊
  • スイーツレシピで謎解きを 推理が言えない少女と保健室の眠り姫 (集英社文庫) [文庫]友井 羊集英社2016-10-20高校生の菓奈は吃音があるので人前で喋るのが苦手。お菓子作りが得意でのスイーツにうるさい男子・真雪が作ったチョコが紛失した…。推理はできるけど上手く伝えられない菓奈…。◆お菓子作りそのお菓子をめぐる事件と、スイーツがふんだんに出て来る連作ミステリ。上手く話せない吃音がある菓奈はクラスのなかで目立たな [続きを読む]
  • サイレンス/秋吉理香子
  • サイレンス [単行本]秋吉 理香子文藝春秋2017-01-26人口は三百人以下の雪之島で生まれ育った深雪は中学の時アイドルオーデションの県予選に通ったが、親の反対で諦めざるを得なかった。大学で東京に出て再度目指したものの上手くは行かず、卒教護東京の芸能プロダクションでマネージャーとなった。付き合っていた恋人・俊亜貴にいいように利用されているのでは?と友人に言われ問いただし、やがて俊亜貴は両親に挨拶をすると言った [続きを読む]
  • サロメ/原田 マハ
  • サロメ [単行本]原田 マハ文藝春秋2017-01-16学芸員の甲斐祐也は未発表版「サロメ」についての相談を受ける。それは「サロメ」の挿絵で一躍有名になったオーブリー・ビアズリーの姉によるもので…。◆オーブリー・ビアズリーの物語。表紙にも使われている「お前の口に口づけしたよ、ヨカナーン」でもわかるようにモノクロの彼の絵は19世紀後半の当時も、そして今も人目を惹きつけます。退廃的で蠱惑的ででも美しいその絵を描いたビ [続きを読む]
  • 翼がなくても/中山 七里
  • 翼がなくても [単行本(ソフトカバー)]中山 七里双葉社2017-01-18陸上200m走でオリンピックを狙う市ノ瀬沙良は交通事故に巻きこまれ、左足を切断。加害者・相楽泰輔は隣家で幼馴染みであった。その泰輔は何者かに殺害され、5000万円もの保険金が支払われる。動機を持つ沙良には犯行が不可能で…。◆事故で片足をなくした沙良がパラリンピックを目指すスポ根です。もちろんミステリの部分はあるのだけれどやや弱い感じ、でも犬養刑 [続きを読む]
  • カブールの園/宮内 悠介
  • カブールの園 [単行本]宮内 悠介文藝春秋2017-01-11サンフランシスコで暮らす移民三世のレイ。かつていじめられていた過去をVR治療を行っている。働きすぎの彼女は急に与えられた休暇で訪れたのは…。◆表題作「カブールの園」と「半地下」の短編2作で、「カブールの園」は第156回芥川賞候補作品。デビュー作で直木賞の候補になった時も驚きだったけれど、今回は芥川賞の候補ですか?SFの手法でありながらどこか超然とした雰囲気や [続きを読む]
  • 殺し屋、やってます。/石持 浅海
  • 殺し屋、やってます。 [単行本]石持 浅海文藝春秋2017-01-12コンサルティング会社を営む富澤允には裏の仕事があった。650万円の料金で人殺しを請け負う「殺し屋」である。依頼から3日で受けるかどうかを判断し、引き受けた場合、原則2週間以内に実行、追加料金でオプション可。でも標的が奇妙な行動が、どうにも気になる…。◆殺し屋の話ではあるのだけれど、その仕事はプロとして淡々とこなし、でもその一方で標的が奇妙な行動を [続きを読む]
  • 料理人の光 ヤッさんIV/原 宏一
  • 料理人の光 ヤッさんIV [単行本]原 宏一双葉社2016-12-21料理人を志してイタリアに渡ったものの、いまや市場で盗んだ食材でホームレス相手に料理を格安で出しているショータ。そんな彼をヤッさんは保護観察として教育していく…。◆ヤッさんシリーズの新作です。現在揉め事の多い築地ではなく足立市場を足場にしています。その市場で盗みを働いていたショータを捕まえたヤッさんは保護観察として新たに弟子とします。なんとなく流 [続きを読む]
  • リアルプリンセス/寺地 はるな他
  • リアルプリンセス [単行本]アンソロジーポプラ社2017-01-11プリンセスなおとぎ話をモチーフにしたアンソロジー。寺地はるな「鍋かぶり」(鉢かづき姫)飛鳥井千砂「歩く12人の女」(踊る12人のお姫様)島本理生「ラプンツェルの思い出」(ラプンツェル)加藤千恵「正直な彼女」(エンドウ豆の上に寝たお姫様)藤岡陽子「あの人は海を捨てた」(浦島太郎・乙姫) 大山淳子「夢のあと」(眠り姫)◆子供の頃読んだお姫様のお話 [続きを読む]
  • 給食のおにいさん/遠藤 彩見
  • 給食のおにいさん (幻冬舎文庫) [文庫]遠藤 彩見幻冬舎2013-10-10給食のおにいさん 進級 (幻冬舎文庫) [文庫]遠藤 彩見幻冬舎2014-04-10給食のおにいさん 卒業 (幻冬舎文庫) [文庫]遠藤 彩見幻冬舎2014-08-05コンクールで優勝するほどの腕を持つものの、仕事へのこだわりで対人関係が上手く行かず、自分で店を出したが火事で失った佐々目は給食調理員として働くことになった。子ども嫌いな彼を待っていたのは…。◆続編の「進級・ [続きを読む]
  • ティツィアーノとヴェネツィア派展
  • 東京都美術館で開催中の「ティツィアーノとヴェネツィア派展」(〜4/2)に行って来ました。その前に、東京ステーションギャラリーで「オープン・ウィーク ひらかれた美術の9日間」で、東京駅のポップアップカードの工作を楽しんでます。ということで「ティツィアーノとヴェネツィア派展」。昨年の「ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち」に行き損ねたので、今回は早めに出かけてきました。展示構成は1 1460-1515 もうひとつの [続きを読む]
  • 月のぶどう/寺地はるな
  • 月のぶどう [単行本]寺地 はるなポプラ社2017-01-11実家であるワイナリーを営んでいた母が、突然かえらぬ人となった。母の後を継ぐことを目指していた双子の姉・光実と、できの悪い方として将来の定まらない弟・歩。家業を継ぐ光実に手伝ってほしいと歩も実家に戻ることになった…。◆できる方の姉、できの悪い方の弟の二人の視点で語られます。できが良い悪いどちらであってもそれぞれの悩み、そして急に柱を失ったワイナリーの仕 [続きを読む]
  • まひるまの星/吉永 南央
  • まひるまの星 紅雲町珈琲屋こよみ [単行本]吉永 南央文藝春秋2017-01-16「小蔵屋」の敷地に、祭りの山車蔵を移転する話が持ち上がった。引退する頃になると思われていた話が前倒しになったのだが、しかし店の営業している間には問題がある。母親が仲良くしていたのに仲違いしたまま亡くなった鰻屋の隣を候補地との話も出てきて…◆シリーズ5作目。今回は祭りの山車蔵の移転の話から町内の謎が始まります。急に蔵を移転する意味、母 [続きを読む]
  • なくし物をお探しの方は二番線へ/二宮 敦人
  • なくし物をお探しの方は二番線へ 鉄道員・夏目壮太の奮闘 (幻冬舎文庫) [文庫]二宮 敦人幻冬舎2016-08-05蛍川鉄道の藤乃沢駅で働く若手駅員・夏目壮太。案内していたフランス人女性の切符を受け取った偽駅員、ホームレスと仲良くなった運転士、そして仕事に悩む青年の会えない親友は…。◆前作が面白かったので読んだ2作目。今回は鉄道ならではの謎(結構マニアックかも)です。でもそれ以上に駅員・鉄道員のお仕事ぶりが印象的で [続きを読む]
  • 静かな雨/宮下 奈都
  • 静かな雨 [単行本]宮下 奈都文藝春秋2016-12-12会社が倒産した日松葉杖が欠かせない行助は、とても美味しいたいやき屋とであった。そのたい焼きを焼くこよみと知り合っていく…。◆とても薄い本でありながら、紙自体も厚め、100頁ほどの作品です。短編集として他の作品と一緒になるよりも、この作品の持つ静かな雰囲気を大切にしたかったのかな。餌を隠しておくリスのエピソードにこよみ自身が重なります。それでも日々を重ねてい [続きを読む]
  • 七月に流れる花、八月は冷たい城/恩田 陸
  • 七月に流れる花 (ミステリーランド) [単行本]恩田 陸講談社2016-12-20六月に夏流に転校してきたミチルは半端な時期の転校生で、友達もできないまま夏休みを過ごすことになりそうだった。終業式の日に緑色の不気味な「みどりおとこ」から招待状をもらう。夏の城での林間学校への招待状。ミチルは五人の少女とともに、古城で共同生活を開始する…。◆久しぶりのミステリーランドというより最後の配本は恩田さんによる2冊です。古城で [続きを読む]
  • 時が見下ろす町/長岡弘樹
  • 時が見下ろす町 [単行本]長岡弘樹祥伝社2016-12-16百貨店の大きな時計が見下ろす町で起きるのは…。8篇からなる連作短編集。◆短編集かと思っていたら、少しずつ重なりそして時が遡っていました。『時が見下ろす町』とは上手いタイトルの付け方ですね。温かな話もあれば、ちょっと皮肉が聞いた話もあります。派手さはないので、少し物足りなさははあるかもしれませんが、でも総じてレベルの高い話が揃っています。このあたり流石で [続きを読む]
  • 一番線に謎が到着します/二宮 敦人
  • 一番線に謎が到着します 若き鉄道員・夏目壮太の日常 (幻冬舎文庫) [文庫]二宮 敦人幻冬舎2015-05-13郊外を走る蛍川鉄道の藤乃沢駅。駅で起こるは重大な忘れ物に幽霊の噂…。駅に起こる謎を解きつつ、鉄道の仕事は続いていく。◆鉄道員ミステリとタイトルに惹かれて購入しばらく前に購入してあったのを、大掃除での発掘本。ミステリよりは鉄道員のお仕事小説の部分が大きいかもしれません。毎日時刻通りに電車にのることができると [続きを読む]
  • 国語、数学、理科、漂流/青柳 碧人
  • 国語、数学、理科、漂流 [単行本]青柳 碧人文藝春秋2016-12-19中学三年生の夏合宿で島にやってきたJSS進学塾の面々。各講師が作ったオリジナル問題「科目クエスチョン」をグループで解きつつ、勉強漬けの毎日のはずが…。◆『国語、数学、理科、誘拐』の続編です。今回は夏合宿でタイトル通り漂流が付きます。「科目クエスチョン」は私もちゃんと考えましたよ。まあ数学は暗算は出来ないのでザッと式を浮かべる程度だけど…。でも [続きを読む]
  • さまよえる古道具屋の物語/柴田 よしき
  • さまよえる古道具屋の物語 [単行本]柴田 よしき新潮社2016-12-22気になって見るだけのつもりで入った古道具屋。不思議な店主に買わされてしまったガラクタのようなもの。買った人たちを待ち受けるのは…。◆不思議な古道具屋でガラクタのようなものを買った人が、それをきっかけに得られるものは幸せか不幸か…。物が幸不幸をもたらすのではなく、その使い方次第です。そんな人々を描いた連作短編かと思ったら、それだけではありま [続きを読む]
  • 千早あやかし派遣会社/長尾 彩子
  • 千早あやかし派遣会社 (集英社オレンジ文庫) [文庫]長尾 彩子集英社2015-12-17大学教授の父が研究にお金を費やしてしまうため、貧乏暮らしをしている大学生の由莉。、「時給二千円、飲食店でもないのにまかないつき」という好待遇のバイトの求人を見つけ、面接に向かった。和洋折衷の大豪邸に美形も青年社長・千早紫季が迎えるの「千早人材派遣會社」。昼間は人材派遣、夜からは妖怪派遣を生業とする会社であった…。◆続編の『千 [続きを読む]
  • 岩佐又兵衛と源氏絵、デトロイト美術館展
  • 東京でも雪が降るかもと言われたけど、出光美術館で開催中の「岩佐又兵衛と源氏絵-<古典>への挑戦」(〜2/5)と、上野の森美術館で開催中の「デトロイト美術館展 〜大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち〜」に行って来ました。まずは出光美術館の「岩佐又兵衛と源氏絵」から。肌寒い天気が悪い日の割にはそこそこ人が入ってましたね。私みたいに寒いから(暑いから)美術館へという人は結構いるのかも?さて、展示構成は第1章  [続きを読む]