zeb さん プロフィール

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zebさん: ゆらゆら荘にて
ハンドル名zeb さん
ブログタイトルゆらゆら荘にて
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/anotherworld1192
サイト紹介文読書日記
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供77回 / 365日(平均1.5回/週) - 参加 2008/06/02 19:31

zeb さんのブログ記事

  • 今日のハチミツあしたの私
  • 雨上がりの庭でマツムシソウが咲きました「今日のハチミツあしたの私」(寺地はるな 2017年3月刊)を読む寺地はるなの新作です( 表紙は西淑)「ハチミツ」が片仮名で「あした」が平仮名で「私」が漢字かぁとつくづくと表紙を見る「今日の蜂蜜 明日の私」「今日のハチミツ あしたの私」やっぱりこれでしょう主人公の碧(みどり)は安西と暮らしている安西は仕事の続かない男だある日、安西が「実家に帰って仕事を手伝うか [続きを読む]
  • にじいろガーデン
  • 日差しを拾うようにカタバミの花が開いている「にじいろガーデン」(小川糸 2014年10月刊行)を読む電車に飛び込もうとしていた少女を泉は家に連れて帰った夫に去られて投げやりになっていた家の中は混乱していてそれを少女は黙って片付けてくれる少女の名前は千代子レズビアンであることを告げたら父親に「恥知らず」と言われたという2人は一緒に〈今居るところ〉から脱出することにする泉の息子の草介を連れて泉と千代子 [続きを読む]
  • サーカスの夜に
  • 「ツバキ文具店」(ドラマ 原作・小川糸)を見ていたら小川糸のものが読みたくなったので「サーカスの夜に」(小川糸 2015年1月刊)を読む生まれつきの病気を抱えた「ぼく」は両親に置き去りにされ(どちらも相手が連れて行くと思ったらしい)血のつながらない祖母・グランマに育てられる治療の甲斐があって生まれつきの病気は治ったけれどぼくは薬の副作用で背が伸びなくなってしまっていた10才の少年の体と一生を共にしなけ [続きを読む]
  • 知られざる縄文ライフ
  • 今日もカワキモノスソアキコさんが挿絵を描いていると聞いたので「知られざる縄文ライフ」(誉田亜紀子・文 スソアキコ・絵 2017年3月刊)を読む(スソアキコさんはイラストレーターで帽子作家で「ひとり古墳部」員)いたってやわらかい雰囲気の本だけどミトコンドリアDNAからはじまって縄文人の普段着ヘアスタイル(意外に凝った結い方をしている)ライフステージトレンドアイテム交易ネットワーク(沖縄までも行った?)食事( [続きを読む]
  • ちいさい言語学者の冒険
  • 面白いと聞いたので「ちいさい言語学者の冒険」(広瀬友紀 2017年3月刊)を読む子育て真っ最中の言語学者が子どもが言葉を覚える様子をついつい自分の知識に当てはめてこれは◯◯の法則だわこれは△△だわと面白がって書いてしまったというエッセーです(筆者が)発見したことは子どもは大人の言葉の真似をしているだけではなくて発見した法則(文法)を当てはめて使っている(すごい!)ということでした◯「は」にテンテンは「ぐ [続きを読む]
  • 落陽
  • (急に)30度になりました・・・・「落陽」(朝井まかて 2016年7月刊)を読む明治神宮の森ができるまでの話と聞いていたので(明治神宮の森は色々な種類の木を植えることによって手入れをしなくても100年後にはちょうどいい自然林になることを目指して植えられたというところがとても画期的だという)たぶん計画した人か実際に作業をした人が主人公だろうと思って読み始めたらいきなり強請りの場面が出てきたのにはびっくりし [続きを読む]
  • うれしいセーター
  • 半袖の人を見かけるほどなのに「うれしいセーター」(三國万里子 2016年 12月刊)を読む「ほぼ日刊イトイ新聞」でおなじみの三國万里子さんの編み物の本というよりは(編み方も載っているけれど)エッセー集大きいけれど軽くて背表紙がないので(コデックス装というらしい)ぱたんと180度に開く造本が心地よいセーターを注文したのは星野源小林薫ミロコマチコ谷川俊太郎片桐仁宮沢りえなどなどの写真もたくさん文字の部分では三國万 [続きを読む]
  • あとは野となれ大和撫子
  • シレネの白い花が咲きました「あとは野となれ大和撫子」(宮内悠介 2017年4月)を読む時は2015年舞台はアラル海が干上がってできた土地に周辺の国々から移民がやって来てできた国・アラルスタン中央アジアの中でも独自の発展を遂げ「自由主義の島」とも呼ばれている(「最初の7人」と呼ばれる人びとがこの国を立ち上げたと言い伝えられているけれどその7人が誰なのかは誰も知らない)先代の大統領がつくったハーレム(実は大 [続きを読む]
  • 図書室のキリギリス
  • ハナイチゴの1つ目の花が咲きました「図書室のキリギリス」(竹内真 2013年6月刊)を読む「図書室のピーナッツ」の1年前の物語ですカメラマンの夫が行方不明(?)になって3年史織は籍を抜いて姓を戻し、新しい仕事にも就いた仕事は高校の図書館の司書といっても資格のないなんちゃって司書なので事務の仕事の下請けもあってけっこう忙しいそんな史織の〈日常の謎〉がほろほろと解かれていく校長先生はなぜマルハナバチと名 [続きを読む]
  • さて、コーヒーにしませんか?
  • 「小林カツ代伝」に取り上げられていた「さて、コーヒーにしませんか?〜キッチンをとおして見えること」(小林カツ代 1991年9月刊)を読んでみたやってみたいと思ったことは何でもやってみる人・小林カツ代にしても大きな冒険「2ヶ月間のアメリカ・ホームスティ」の話です40半ばになっていたカツ代は料理家としてテレビに出たり、本を出したり、教室を開いたり、講演をしたりの多忙な日々を過ごし年子の子供たちは高校2 [続きを読む]
  • 小林カツ代伝
  • 青虫のように春キャベツを食べています(今だけのものですから)「私が死んでもレシピは残る 小林カツ代伝」(中原一歩 2017年1月刊)を読むドラマ「ごちそうさん」のモデルのひとり・料理家小林カツ代の伝記です読む前はちょっと気が重かったのだっただってカツ代さんは最後にはくも膜下出血に倒れ9年後に亡くなりその闘病中に息子のケンタロウさんが事故に遭った(今だに再起していない)という終章が分かっていたからだ [続きを読む]
  • 利き蜜師物語2 図書室の魔女
  • 子どもの日です何だかこの頃、図書館ものづいていると思ったら「利き蜜師物語」シリーズの2巻目は「図書室の魔女」(小林栗奈 2017年5月刊)だった親元を離れてカガミノに住む利き蜜師・仙道に弟子入りしている少女・まゆの今度のしごとはお城の図書室に預けられているたくさんの「本」の行く先を決める旅のお供をすることだったことだった寝台車の旅を経て(おりしも四季島が初走行)仙道とまゆはベルジュ城の執事・アルビノー [続きを読む]
  • アウシュヴィッツの図書係
  • くすんだピンクのチューリップが咲いています「アウシュヴィッツの図書係」(イトゥルベ 2016年7月刊)を読むいきなりあのアウシュヴィッツから物語は始まるアウシュヴィッツには「学校」があった「いずれこの戦争が終わった時に国を再建する人になる子どもたちに教育を与えたい」捕虜たちはそう思っていたナチス側からすれば「赤十字の視察」に備えての託児所勉強を教えることは禁止だっただから20のグループに分かれて [続きを読む]
  • 図書室のピーナッツ
  • チューリップの蕾がうっすらと色づいてきましたシンクロのことを考えていたら「シンクロニシティーかぁ」という文字にであってびっくりしたのは「図書室のピーナッツ」(竹内真 2017年3月刊)の第一話高校の図書室で臨時雇いの司書をしている詩織は去年バツイチになったばかりの30+α才のひとりぐらし仕事の傍ら通信教育で司書資格を取るための勉強をしているある朝詩織は図書委員の女の子が「高良さんには超能力がある [続きを読む]
  • 応仁の乱
  • ようやくスイセンが咲きました話題の「応仁の乱」(呉座勇一 2016年10月刊)を読む読んでいたら高楼方子の「十一月の扉」で主人公の爽子親子が偶然に同じものに出会うことを「シンクロ」と符丁のように言っていたことを思い出したNHKの大河ドラマ「女城主直虎」で徳政令のことを取り上げていたけれどこの本でも徳政令にふれている(シンクロ)戦に職業軍人でない人たちを動員するために取られたのが「徳政」を約束するという [続きを読む]
  • ローカルブックストアである
  • 昨日は雪が降りました「ローカルブックストアである〜福岡ブックスキューブリック」(大井実 2017年1月刊)を読むひとり出版社・夏葉社の「あしたから出版社」関連する品物を展示しながら本を販売している森岡書店の「荒野の古本屋」などを出している晶文社のものなので読んでみたイタリアに渡ってファッション関係の仕事をしたり大阪で現代美術の展示の企画をしたりしていた筆者は高校時代を過ごした福岡で書店を開くことに [続きを読む]
  • 紙コップのオリオン
  • スズランスイセンの葉の奥に小さな蕾が見えました「よるの美容室」で失語症の少女を描いた市川朔久子の「紙コップのオリオン」(市川朔久子 2013年8月刊)を読む「よるの美容室」と同じく児童書です母と継父と妹の有里(あり)と暮らしていた中学生の論里(ろんり)の生活はある日一変する突然母が出て行ってしまったからだ母は旅先で写真ブログを更新し時々は電話もよこす携帯電話もつながっているでも母は帰っては来ないな [続きを読む]
  • 本の時間を届けます
  • 晴れた日が続いています「本の時間を届けます」(篠賀典子 芹澤健介 北条一浩 2016年12月刊)を読むこのごろなぜか書店や出版を扱った本が増えているような気がする(そのぶん玉石混交?)これは空気ののきれいな一冊としておすすめです紹介されているのは戸数9戸の山の集落にある「うずまき舎」日本で最初の古本バル「月よみ堂」アパートの一室を本屋にした「クロアゼイユ」益子の古民家を本屋にした「ハナメガネ商会」 [続きを読む]
  • 蘇我の娘の古事記(ふることぶみ)
  • チューリップの芽がにょきにょきと伸びています「蘇我の娘の古事記」(周防柳 2017年2月刊)を読む蘇我蝦夷のもとで国史編纂に携わっていた渡来人集団船氏の長・恵尺(えさか)は乙巳の変が起こって蘇我氏の館に火がかけられた時(蝦夷の子・入鹿はその時既に殺されていた)入鹿の娘である生まれたばかりの赤ん坊を救い出す滅ぼされた蘇我氏の血を引く娘・コダマは恵尺の子道昭、山鳥兄弟の妹として育てられる恵尺は京での徴税 [続きを読む]
  • いまさら翼といわれても
  • 雪は消えたけれど風が冷たい「いまさら翼といわれても」(米澤穂信 2016年11月刊)を読む同じ高校の卒業生である姉から古典部復活を命ぜられた折木奉太郎の復活した古典部の4人の部員(奉太郎、千反田える、福部里志、伊原摩耶花)が遭遇する日常の謎もの古典部シリーズの新刊ですやらなくてもいいことならやらない、やらなければならないことなら手短にがモットーなのになぜか事件に遭遇してしまう(というよりは事件が見えて [続きを読む]
  • 桜風堂ものがたり
  • 庭の雪が消えました「桜風堂ものがたり」(村山早紀 2016年10月刊)を読む書店が舞台で書店員が主人公のファンタジー魔法も不思議も出てこないけれどファンタジーと言いたい作品です登場人物にはみな不幸な出来事が用意されているひとつならず主人公の書店員一整(いっせい)は幼くして母が死んで残された父と姉との暮らしも事故によって失い今また万引きした少年を追いかけたら(少年は脅されて心ならずも万引きした)車道に飛 [続きを読む]
  • 写真集 トラピスチヌ修道院
  • ずいぶん雪が積もりました写真集「トラピスチヌ修道院」(野呂希一 1998年4月刊)を読(?)む(とある書店のブログで紹介されていたので)函館にあるトラピスチヌ修道院は修学旅行のコースにもなっているでも修道女さんたちのお姿を見たことはないどんなふうに暮らしているのだろう・・・写真集では修道女たちの春から夏、秋、冬、そして次の春までのジャガイモを植え、収穫し野菜や果物を育て干草をつくって牛を飼いクッキーや [続きを読む]
  • まひるまの星
  • 春らしい水気の多い雪が降っている「まひるまの星」(吉永南央 2017年1月刊)を読む「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズの新作です髪をお団子に結って着物を着ているのが主人公お草(そう)さん若いころ旧家の跡取りと結婚したら使用人同然の扱いを受けて子どもも見させてもらえず結局子どもを置いて離婚したという過去の後悔を背負っているどこで曲がらなければよかったのか結婚の時か・・・離婚の時か・・・今は実家の店を珈琲豆 [続きを読む]
  • お世話され上手
  • 日差しが温かくなってきました「お世話され上手」(釈徹宗 2016年11月刊)を読むミシマ社の「22世紀を生きる」シリーズの一冊です そろそろ22世紀の生き方を考えてみてもいいのではないか そう思って周りを見渡したとき すでに来世紀の生き方を先取りしているような方々がいた(ミシマ)と言われた筆者は(NHKのニュースシブ5時の「渋護寺」というゆる〜いコーナーに出ている)これから目指すべきは「お世話され上手」 [続きを読む]
  • あずかりやさん 桐島君の青春
  • 道がじゃわじゃわしています「あずかりやさん」(大山淳子 2016年9月刊)の続編を読む盲目の青年・桐島が一人で営む「あずかりやさん」はどんなものでも1日百円で預かってくれる今回は桐島くんが使っている文机とガラスケースの中にあるオルゴールと桐島くん本人の来歴が語られる文机はアクリュウというニックネームの青年が持ち込んだものだったアクリュウは芥川龍之介のような小説家になろうと日々机に向かっているけ [続きを読む]