PYN さん プロフィール

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PYNさん: 『COSMIC☆COMEDY』
ハンドル名PYN さん
ブログタイトル『COSMIC☆COMEDY』
ブログURLhttp://cosmic-comedy.cocolog-nifty.com/blog/
サイト紹介文想像力しだいで面白さ無限大のショートショート!
自由文コメディーなシュールなトリッキーなポエムな世界!予測不能な奇想天外な結末!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供53回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2008/06/18 19:09

PYN さんのブログ記事

  • 「第五百八十三話」
  • 「ねぇ?アナタ、永遠の愛って、どう思う?」「テーマが重い!夕食でカレー食ってる時にするような話題じゃないだろ!」「夕食でカレー食べてる時にするような話題じゃないって、逆に夕食でカレー食べてる時にするような話って言うのがあるの?」「あるだろ!ジャガイモの話とかニンジンの話とか!」「具?具の話?じゃあ何?永遠の愛とかって話は、しちゃいけないって言うの?」「したらいけないとは言ってないだろ?ただ、いきな [続きを読む]
  • 「第五百八十二話」
  • 「先生!!」「おう!ウンコの親分!」「女子にどんなアダ名付けてんですか!」「いやほら、足が速いだけが取り柄の美人ってだけだと、インパクトが無くて何かと苦労が絶えないだろ?だから、インパクト特大のアダ名を付けて上げたんだ!」「いらん!」「お前さぁ?仕事しろよ。」「はあ!?何ですか急に!?してますけど!」「お前さぁ?出版社にお勤めだろ?物書きの家にいきなり来て、先生!!って叫んでお給金貰えるなんて、世 [続きを読む]
  • 「第五百十八一話」
  • 「これは!?」「お目覚めかしら?」「はあ!?何でこんな状況になってんだよ!?アンタ誰だ!?」「アタシ?アタシは、謎の美女。」「謎の美女!?と、とにかくこれはどう言う事だ!?」「これって?」「だから!俺の今の状況だよ!」「今の状況って、もしかして?山奥の廃墟で椅子に縛り付けられてる状況の事かしら?」「それ以外にないだろ!」「あはははははは!」「なぜ突然笑う!謎の美女!」「いやだって、これが笑わずにい [続きを読む]
  • 「第五百八十話」
  •  私は、普通のサラリーマンだ。普通のサラリーマン生活を送る、普通のサラリーマンだ。だが、今日はやけになんだか、無性になんだかやけに、近道がしたくなった。普段は、絶対に有り得ない事だが、今日は絶対に近道がしたくなったから、だから近道して妻と子供が待つ家に帰る事にした。生い茂る草を掻き分けて行くと、そこはファンタジーだった。「よう。」「夢?」「夢?誰の?俺の?」「犬が喋ってる!?」「哲学だろ?」「哲学 [続きを読む]
  • 「第五百七十九話」
  • 「じゃあ、そろそろ行きましょうか、奥さん。」「そうしましょうか、奥さん。」「じゃあ、ここは私が払うわね。」「ダメダメダメ!何言ってるのよ奥さん!ダメダメ!ここは、私が払います!」「ちょっと!奥さん!奥さんの方こそ何を言ってんの!ここは私が払います!」「やめてやめてやめて!ここは私が!」「だってこの前は、奥さんに払って貰ったでしょ?だから今日は、私が払います!」「この前は、私じゃなくて違う奥さんよ! [続きを読む]
  • 「第五百七十八話」
  •  私は、間違えて喫茶店に入ってしまった。そして、間違えてアイスコーヒーを注文してしまった。「お待たせしました。ごゆっくりどうぞ。」「ありがとう。」テーブルの上には、アイスコーヒー。なぜ、私は帰らなかった?間違えて喫茶店に入って、間違えてアイスコーヒーを注文してしまったのなら、その間違えを訂正して、帰ればよかったじゃないか。ごめんなさいと謝り、帰ればよかったじゃないか。何をミルクとシロップを入れてス [続きを読む]
  • 「第五百七十七話」
  •  刑事は、病室のベットの上のミイラ男状態の男に困惑していた。「刑事さん。」「ん?」「とにかく記憶がないんですよ。」「うん。」「自分が誰なのか?どうしてあの場所に居たのか?何でこんな全身包帯ぐるぐる巻き状態になっちゃったのか?僕は女性を殺した犯人なんですか?僕は殺人犯なんですか?」「うん、じゃあ、ここで一回、うん、話を整理してみようか。」「はい。」「裏路地で女性の変死体が発見された。あれだ。もう、刃 [続きを読む]
  • 「第五百七十六話」
  •  これで、終わる。なにもかもこれで、これで全て終わる。「・・・・・・。」「・・・・・・。」さようなら、キミ。「・・・・・・。」「・・・・・・。」本当に、さようなら。「・・・・・・。」「・・・・・・。」キミ。「えっ!?」「えっ!?」第五百七十六話「交差点をバスが通り過ぎなければ僕の殺人計画は完璧なはずだった。」 [続きを読む]
  • 「第五百七十五話」
  • 「ブロロロロロロロ!!」「ブロロロロロロロ!!」俺達は今、美術館から名画を盗み、森の中をバイクで走ってる最中だ。「どうやら追っ手は来てないみたいだな!」「この森を抜けた所まで、あと少しだ!」「そこに乗り物が?もうガソリンがもたない!こんなおんぼろバイクじゃ限界だ!」「ああ!大丈夫!ちゃんと用意してある!さあ森を抜けるぞ!」「ブロロロロロロロ!!」「ブロロロロロロロ!!」俺達が森を駆け抜け辿り着いた [続きを読む]
  • 「第五百七十三話」
  • 「先輩?」「任務中の私語は厳禁だ。」「そんな事は分かってますよ。」「トイレか?」「そんなヘマはしませんよ。」「だったら、任務に集中しろ。」「先輩?集中しろって言ったって、僕等こうしてドアの前に立ってるだけですよね?何か話でもしてないと暇じゃないですか?」「ただドアの前に立っている訳じゃない。部屋の中には、大統領が居る。私達の仕事は、大統領を警護する事だ。分かっているなら、私語は慎め。」「いやいやい [続きを読む]
  • 「第五百七十二話」
  • 「こちら管制塔!何をしている!」地球は、念願の平和を手にした。何の争いもない平和な地球を手に入れた。地球平和0005年のこのクソ暑い日に、何をしているはないだろ?だいたい想像はつくだろって話だ。「こちら管制塔!忠告する!直ちにエンジンを止めろ!」はいそうですかってエンジンを止めるバカなんている訳がないだろ。俺は待ってたんだよ。この時が来るのをずっと待ってんだ。「こちら管制塔!聞いているのか!直ちに [続きを読む]
  • 「第五百七十一話」
  • 「腰が痛いんです。」「では、鼻を削ぎ落としましょう。」「はい。いやいやいやいや!はいじゃない!はいじゃないです!何か医者と患者との話の流れで、ついつい肯定的な返事をしちゃったけど!はいじゃないです!」「落ち着いて下さい。鼻を削ぎ落とすと言っても、単純に鼻を削ぎ落とすだけですから。」「結果、鼻を削ぎ落とされるのに、単純も複雑もないでしょ!先生!僕は、腰が痛いと訴えてるんですよ?何で鼻を削ぎ落としまし [続きを読む]
  • 「第五百七十話」
  • 「今日は、虹を渡るのであーる!」「たたた隊長!?たたた隊長!?い、今何と?すかさず今何と?」「今日は、虹を渡るのであーる!」「たたた隊長!?虹を!?虹を渡るのであーるでありますか!?」「何か問題でもあーるのであーるか?」「単純に、どうやって?はてさて、どうやって虹を?虹を渡るんだ?って、思いました。いえ、思いました!」「なぜ全く同じ文章をあえて一回否定しといてもう一度言ったのであーる?どうやって? [続きを読む]
  • 「第五百六十九話」
  • 「先生、どうしたんですか?まさかのいっつも締め切り限界ギリギリアウトの先生からの呼び出しだなんて、もしかしていよいよアタシにプロポーズ?」出版社の女。「だから何で美人だけが取り柄のお前にプロポーズしなきゃなんないんだよ!」物書きの男。「美人だけがって言いますけど!美人ってかなり上級ツールですけど!ハイスペックツールですけど!伝説の武器レベルですけど!」「美人はな。寿命が短い。」「怒られますよ。」「 [続きを読む]
  • 「第五百六十八話」
  • 「お兄さん?何してるんですか?」「警察のコスプレの人こそ、こんな所で何をしてるんですか?」長閑な真っ直ぐで、果てしなく真っ直ぐな、左右には広大なトウモロシ畑がある道の真ん中で、男は落ちている傘を見下ろしていた。「警察のコスプレの人じゃなくて、警察です。」「じゃあ、警察のコスプレの人じゃない警察の人こそ、こんな所で何をしてるんですか?」「危ないから、お兄さんを注意しようと思いましてね。」「僕、危ない [続きを読む]
  • 「第五百六十七話」
  • 「バリバリバリバリ!!」嵐の日の夜中、ボクは物凄い雷鳴によって目が覚めた。そして、次の瞬間、物凄い尿意に襲われた。夜中に一人でトイレに行くのは、普通の日だって恐いのに、でも朝起きてお漏らしを発見した時のママの怒りの雷の方がもっと恐いから、恐る恐るボクは、部屋を出てトイレに向かった。「ガタン!」すると、何やら一階の玄関の方から音がした。それはもう極限状態だったけど、人間はなぜかこう言う時に限って、そ [続きを読む]
  • 「第五百六十六話」
  •  俺の目の前には、アイスコーヒーがあり、灰皿があり、水があり、伝票がある。そう、ここは喫茶店。なぜ、俺が喫茶店にいるのか?これから大事な商談があるからか?これから超大作を創作するからか?これからプロポーズするからか?いいや、どれも違う。俺が喫茶店にいる理由は、暇だからだ。暇で暇でしょうがないからだ。ただただ暇だからだ。とりあえず喫茶店に入ってアイスコーヒーでも飲んで時間を潰そうか感覚だ。だが、ただ [続きを読む]
  • 「第五百六十五話」
  •  私は、長いエスカレーターに乗っていた。それはとても長い、長いエスカレーターだった。「オジサン?今、前の女子高生のパンツ見てたでしょ!」すると私の耳元で女子高生が囁いた。「何を馬鹿な事を言っている。」「え?見てたよね?」「見てない。」「絶対見てた。」「私が見ていないと言っているんだぞ?見てない。」「そんなの全員そう言うに決まってるじゃん。自らの非を堂々と認める人間なんていない。」「あのな?本当に私 [続きを読む]
  • 「第五百六十四話」
  •  朝の食卓。父と息子が向かい合い、いつもの朝の時間が流れる。大学受験の話、近所の住民の話、今日の予定の話、時折日常会話を挟みながら、無言の朝の時間が流れる。「・・・・・・。」父は、息子を見ながら口の中の咀嚼物を飲み込む。「何?父さん。」息子は、視線を感じながら、しかし父を見ずに問い掛ける。「この世界の他に、同じような世界が同時に存在してるとしたら、お前は一体何者だ?」「はあ?何それ?」「いや、気に [続きを読む]
  • 「第五百六十三話」
  •  事件現場ってのは、何回経験しても慣れるもんじゃない。刑事の俺が言うんだから間違いない。特に殺人事件ともなれば、なおさらだ。同僚の中には、慣れたって言うヤツもいるが、俺に言わせれば、こんな悪魔の仕業みたいな現場に慣れるなんて、殺人鬼と同じ脳味噌だ。女性の顔に無数のナイフを突き刺して立ち去る殺人鬼とな。「ん?」俺は、無惨に横たわる女性の左肩の地面に何かを発見した。小さな血痕だ。不思議とどうやら発見し [続きを読む]
  • 「第五百六十二話」
  • 「ピンポーン!」「ガチャッ!」「おう!」「おう!入れ入れ!悪かったな。こんな雪の日にわざわざ呼び出したりしちゃってさ。入れ入れ!」「いや、別にいいけど、しかし寒いな。」「だと思って、用意しといたよ。」「何これ?」「マグマ汁!これ飲んで温まってくれ!」「トマトジュースだろ?」「マグマ汁だよ!」「マグマ汁って何だよ。だとしたら、何でコップが平気なんだよ!」「四の五の言わずに飲め飲め。」「トマトジュース [続きを読む]
  • 「第五百十六一話」
  •  短編小説を二作品書き終えた俺は、いつもの喫茶店からそろそろ自宅へ帰ろうと、席を立とうと腰を上げたまさにその時だった。「立たないで、そのままゆっくり、ゆっくりと座って。」「えっ!?」「これ、分かるわよね?」女は、俺の額に銃を突き付けると俺のスピードに合わせて向かいの席に腰を下ろし、銃口はそのままで銃をテーブルの下へ。「どう言う事だ?」「単刀直入に言うわ。もう一つ作品を書いて。」「何だって!?」「ア [続きを読む]
  • 「第五百六十話」
  • 「王様!」「ん?少し痩せたか」「ええまあ、それよりも王様!城に侵入者が!」「ヤバくないか?それって、かなりヤバくないか?」「はい、ヤバいです!」「私の命とか狙ってるんじゃないか?」「おそらくは、狙っているかと!」「ヤバくないか?それって、かなりヤバくないか?」「はい、ヤバいです。」「凄くヤバいよな?」「はい、ヤバいです。」「めちゃくちゃヤバいよな?」「はい、ヤバいです。」「え?何してんの?」「何し [続きを読む]
  • 「第五百五十九話」
  • 「先生。」アタシは、病院のベッドの上にいる。もう、きっとここが住まいって言ってしまってもいい。そう、終の住処と言ってしまっても。「先生、アタシもうそろそろ死ぬよね。」先生は、いつものように顔色一つ変えない。アタシの脈をとったり心臓の音を聞いたり、無言だ。自分の死期とかって、なんだかんだで分からないもんなんだろうって思ってた。でも、そんなこんなで、分かってしまうもんなんだなって分かった。「先生、明日 [続きを読む]