PYN さん プロフィール

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PYNさん: 『COSMIC☆COMEDY』
ハンドル名PYN さん
ブログタイトル『COSMIC☆COMEDY』
ブログURLhttp://cosmic-comedy.cocolog-nifty.com/blog/
サイト紹介文想像力しだいで面白さ無限大のショートショート!
自由文コメディーなシュールなトリッキーなポエムな世界!予測不能な奇想天外な結末!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供53回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2008/06/18 19:09

PYN さんのブログ記事

  • 「第五百七十六話」
  •  これで、終わる。なにもかもこれで、これで全て終わる。「・・・・・・。」「・・・・・・。」さようなら、キミ。「・・・・・・。」「・・・・・・。」本当に、さようなら。「・・・・・・。」「・・・・・・。」キミ。「えっ!?」「えっ!?」第五百七十六話「交差点をバスが通り過ぎなければ僕の殺人計画は完璧なはずだった。」 [続きを読む]
  • 「第五百七十五話」
  • 「ブロロロロロロロ!!」「ブロロロロロロロ!!」俺達は今、美術館から名画を盗み、森の中をバイクで走ってる最中だ。「どうやら追っ手は来てないみたいだな!」「この森を抜けた所まで、あと少しだ!」「そこに乗り物が?もうガソリンがもたない!こんなおんぼろバイクじゃ限界だ!」「ああ!大丈夫!ちゃんと用意してある!さあ森を抜けるぞ!」「ブロロロロロロロ!!」「ブロロロロロロロ!!」俺達が森を駆け抜け辿り着いた [続きを読む]
  • 「第五百七十三話」
  • 「先輩?」「任務中の私語は厳禁だ。」「そんな事は分かってますよ。」「トイレか?」「そんなヘマはしませんよ。」「だったら、任務に集中しろ。」「先輩?集中しろって言ったって、僕等こうしてドアの前に立ってるだけですよね?何か話でもしてないと暇じゃないですか?」「ただドアの前に立っている訳じゃない。部屋の中には、大統領が居る。私達の仕事は、大統領を警護する事だ。分かっているなら、私語は慎め。」「いやいやい [続きを読む]
  • 「第五百七十二話」
  • 「こちら管制塔!何をしている!」地球は、念願の平和を手にした。何の争いもない平和な地球を手に入れた。地球平和0005年のこのクソ暑い日に、何をしているはないだろ?だいたい想像はつくだろって話だ。「こちら管制塔!忠告する!直ちにエンジンを止めろ!」はいそうですかってエンジンを止めるバカなんている訳がないだろ。俺は待ってたんだよ。この時が来るのをずっと待ってんだ。「こちら管制塔!聞いているのか!直ちに [続きを読む]
  • 「第五百七十一話」
  • 「腰が痛いんです。」「では、鼻を削ぎ落としましょう。」「はい。いやいやいやいや!はいじゃない!はいじゃないです!何か医者と患者との話の流れで、ついつい肯定的な返事をしちゃったけど!はいじゃないです!」「落ち着いて下さい。鼻を削ぎ落とすと言っても、単純に鼻を削ぎ落とすだけですから。」「結果、鼻を削ぎ落とされるのに、単純も複雑もないでしょ!先生!僕は、腰が痛いと訴えてるんですよ?何で鼻を削ぎ落としまし [続きを読む]
  • 「第五百七十話」
  • 「今日は、虹を渡るのであーる!」「たたた隊長!?たたた隊長!?い、今何と?すかさず今何と?」「今日は、虹を渡るのであーる!」「たたた隊長!?虹を!?虹を渡るのであーるでありますか!?」「何か問題でもあーるのであーるか?」「単純に、どうやって?はてさて、どうやって虹を?虹を渡るんだ?って、思いました。いえ、思いました!」「なぜ全く同じ文章をあえて一回否定しといてもう一度言ったのであーる?どうやって? [続きを読む]
  • 「第五百六十九話」
  • 「先生、どうしたんですか?まさかのいっつも締め切り限界ギリギリアウトの先生からの呼び出しだなんて、もしかしていよいよアタシにプロポーズ?」出版社の女。「だから何で美人だけが取り柄のお前にプロポーズしなきゃなんないんだよ!」物書きの男。「美人だけがって言いますけど!美人ってかなり上級ツールですけど!ハイスペックツールですけど!伝説の武器レベルですけど!」「美人はな。寿命が短い。」「怒られますよ。」「 [続きを読む]
  • 「第五百六十八話」
  • 「お兄さん?何してるんですか?」「警察のコスプレの人こそ、こんな所で何をしてるんですか?」長閑な真っ直ぐで、果てしなく真っ直ぐな、左右には広大なトウモロシ畑がある道の真ん中で、男は落ちている傘を見下ろしていた。「警察のコスプレの人じゃなくて、警察です。」「じゃあ、警察のコスプレの人じゃない警察の人こそ、こんな所で何をしてるんですか?」「危ないから、お兄さんを注意しようと思いましてね。」「僕、危ない [続きを読む]
  • 「第五百六十七話」
  • 「バリバリバリバリ!!」嵐の日の夜中、ボクは物凄い雷鳴によって目が覚めた。そして、次の瞬間、物凄い尿意に襲われた。夜中に一人でトイレに行くのは、普通の日だって恐いのに、でも朝起きてお漏らしを発見した時のママの怒りの雷の方がもっと恐いから、恐る恐るボクは、部屋を出てトイレに向かった。「ガタン!」すると、何やら一階の玄関の方から音がした。それはもう極限状態だったけど、人間はなぜかこう言う時に限って、そ [続きを読む]
  • 「第五百六十六話」
  •  俺の目の前には、アイスコーヒーがあり、灰皿があり、水があり、伝票がある。そう、ここは喫茶店。なぜ、俺が喫茶店にいるのか?これから大事な商談があるからか?これから超大作を創作するからか?これからプロポーズするからか?いいや、どれも違う。俺が喫茶店にいる理由は、暇だからだ。暇で暇でしょうがないからだ。ただただ暇だからだ。とりあえず喫茶店に入ってアイスコーヒーでも飲んで時間を潰そうか感覚だ。だが、ただ [続きを読む]
  • 「第五百六十五話」
  •  私は、長いエスカレーターに乗っていた。それはとても長い、長いエスカレーターだった。「オジサン?今、前の女子高生のパンツ見てたでしょ!」すると私の耳元で女子高生が囁いた。「何を馬鹿な事を言っている。」「え?見てたよね?」「見てない。」「絶対見てた。」「私が見ていないと言っているんだぞ?見てない。」「そんなの全員そう言うに決まってるじゃん。自らの非を堂々と認める人間なんていない。」「あのな?本当に私 [続きを読む]
  • 「第五百六十四話」
  •  朝の食卓。父と息子が向かい合い、いつもの朝の時間が流れる。大学受験の話、近所の住民の話、今日の予定の話、時折日常会話を挟みながら、無言の朝の時間が流れる。「・・・・・・。」父は、息子を見ながら口の中の咀嚼物を飲み込む。「何?父さん。」息子は、視線を感じながら、しかし父を見ずに問い掛ける。「この世界の他に、同じような世界が同時に存在してるとしたら、お前は一体何者だ?」「はあ?何それ?」「いや、気に [続きを読む]
  • 「第五百六十三話」
  •  事件現場ってのは、何回経験しても慣れるもんじゃない。刑事の俺が言うんだから間違いない。特に殺人事件ともなれば、なおさらだ。同僚の中には、慣れたって言うヤツもいるが、俺に言わせれば、こんな悪魔の仕業みたいな現場に慣れるなんて、殺人鬼と同じ脳味噌だ。女性の顔に無数のナイフを突き刺して立ち去る殺人鬼とな。「ん?」俺は、無惨に横たわる女性の左肩の地面に何かを発見した。小さな血痕だ。不思議とどうやら発見し [続きを読む]
  • 「第五百六十二話」
  • 「ピンポーン!」「ガチャッ!」「おう!」「おう!入れ入れ!悪かったな。こんな雪の日にわざわざ呼び出したりしちゃってさ。入れ入れ!」「いや、別にいいけど、しかし寒いな。」「だと思って、用意しといたよ。」「何これ?」「マグマ汁!これ飲んで温まってくれ!」「トマトジュースだろ?」「マグマ汁だよ!」「マグマ汁って何だよ。だとしたら、何でコップが平気なんだよ!」「四の五の言わずに飲め飲め。」「トマトジュース [続きを読む]
  • 「第五百十六一話」
  •  短編小説を二作品書き終えた俺は、いつもの喫茶店からそろそろ自宅へ帰ろうと、席を立とうと腰を上げたまさにその時だった。「立たないで、そのままゆっくり、ゆっくりと座って。」「えっ!?」「これ、分かるわよね?」女は、俺の額に銃を突き付けると俺のスピードに合わせて向かいの席に腰を下ろし、銃口はそのままで銃をテーブルの下へ。「どう言う事だ?」「単刀直入に言うわ。もう一つ作品を書いて。」「何だって!?」「ア [続きを読む]
  • 「第五百六十話」
  • 「王様!」「ん?少し痩せたか」「ええまあ、それよりも王様!城に侵入者が!」「ヤバくないか?それって、かなりヤバくないか?」「はい、ヤバいです!」「私の命とか狙ってるんじゃないか?」「おそらくは、狙っているかと!」「ヤバくないか?それって、かなりヤバくないか?」「はい、ヤバいです。」「凄くヤバいよな?」「はい、ヤバいです。」「めちゃくちゃヤバいよな?」「はい、ヤバいです。」「え?何してんの?」「何し [続きを読む]
  • 「第五百五十九話」
  • 「先生。」アタシは、病院のベッドの上にいる。もう、きっとここが住まいって言ってしまってもいい。そう、終の住処と言ってしまっても。「先生、アタシもうそろそろ死ぬよね。」先生は、いつものように顔色一つ変えない。アタシの脈をとったり心臓の音を聞いたり、無言だ。自分の死期とかって、なんだかんだで分からないもんなんだろうって思ってた。でも、そんなこんなで、分かってしまうもんなんだなって分かった。「先生、明日 [続きを読む]
  • 「第五百五十八話」
  • 沼。「どうだ?伝説は釣れたか?」「伝説?いや、釣れるのは、沼スライムばっかりです。」「それは、残念だな。まあ、この沼は、沼スライムの巣だからな。隣、いいか?」「どうりで沼スライムしか釣れないと思った。ええ、構いませんよ。だけど、それはそれで、何か考え事をするには、丁度いい。」「旅で行き詰まったのか?」「そんなとこです。で、さっきの話なんですけど。こんな沼スライムしか釣れない沼に、伝説の主みたいなの [続きを読む]
  • 「第五百五十七話」
  • 「これの絵を見てくれ。」「これは、何かのキャラクターですか?」「そう、キャラクターだ。鼻血丸。」「はなぢまる?」「そう、鼻血丸!」「だから、鼻血が有り得ないぐらい出てるキャラクターなんですか?で、この鼻血丸ってキャラクターは一体何なんですか?」「いろいろな地域で、町おこしや村おこしの一環でキャラクターを作ってるだろ?」「はい。え?まさかこの村のキャラクターが鼻血丸なんですか!?」「何もない村だから [続きを読む]
  • 「第五百五十六話」
  • 「ジャングルってのはな。危険だ。だから、細心の注意を払え。」「分かりました、隊長。」「いや、お前分かってない。」「分かってますよ。」「いや、お前分かってないよ。」「分かってますよ。」「お前の分かってるは、どうせ凡人の分かってるレベルだろ?」「そんな事ありません!」「そんな事はある!目を見れば分かる!」「隊長!私は、ちゃんとジャングルの危険を分かってます!」「よし、そこまで言うんだったらテストしよう [続きを読む]
  • 「第五百五十五話」
  • 「ここは?」「肘!」「ここは?」「肘!」「じゃあ、ここは?」「肘!」「この地球は、いつまでこうして、緑豊かな地球でいられるんだろう?ここは?」「肘!」「いつになったら、世界各地で人々が殺し合いをやめるんだろう?ここは?」「肘!」「いつになったら、世界に本当の平和が訪れるんだろう?そもそも何が一体平和なんだろう?もしかしたら、僕らはそれが明確に分かっていないから、いつまで経っても世界が平和にならない [続きを読む]
  • 「第五百五十四話」
  • 「ニャー!」朝起きると俺は、猫になっていた。「ニャー!」そう、大好きなあの女性が大好きな猫になりたいと思って日々を暮らしていたら、ある朝起きると俺は、猫になっていた。「ニャー!」嬉しかった。人間の俺では、絶対にあの女性は振り向いてくれないが、猫の俺はきっと気に入ってくれる。俺は、あの女性と一生一緒に同じ時間を過ごせる。「ニャー!」そんなこの先の幸せ過ぎる運命を想像しただけで嬉し過ぎて死にそうだ。「 [続きを読む]
  • 「第五百五十三話」
  • 「お隣のお爺ちゃん!?何してるんですか?」「おお、隣の主婦じゃないか!こんなとこで会うなんて奇遇だな!」「いや、お互い我が宅前なんだから、会うでしょ!これを奇遇と言うのなら、毎朝我が宅で目覚めて隣に旦那が居るのも奇遇になってしまうでしょ!」「相変わらず、ガンガン来るな!マスメディアか!」「お隣のお爺ちゃんが、毎度毎度そう言わせるような事を言って来るからでしょ!」「そうか?」「ところで、空に拳を突き [続きを読む]
  • 「第五百五十二話」
  • 「町内会長?こんな武器をたくさんこしらえて、一体どこへ行くつもりですか?」「副会長、我々は今日、巨悪と戦います!」「巨悪と戦う!?そんな話、聞いてませんよ!この国の中枢に乗り込む気ですか!?」「いや、副会長。我々は、あくまでこの町の町内の会長と副会長です。守れる平和は、あくまでこの町だけなのです。」「だとしたら、会長!この平和な町に、そもそも巨悪なんて存在しませんよ!」「いえ、副会長。この平和な町 [続きを読む]