ray さん プロフィール

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rayさん: 萬華鏡
ハンドル名ray さん
ブログタイトル萬華鏡
ブログURLhttp://rayart.blog43.fc2.com/
サイト紹介文詩と小説の言葉による心の処方箋
自由文詩と小説。愛の海に漂流する恋の詩人による恋文。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供10回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2008/06/30 13:23

ray さんのブログ記事

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  • 眠り始める血
  • ひとり またはふたり の翻訳された愛の記憶私は不在だった死んだ猫が台所で身繕いを始める頃やわらかにゆるやかに季節が失われていくあなたのなかの私の体温が冷えていく生きることは液体のようだ私は私という容器のなかで溺れている [続きを読む]
  • 心温ー完
  • 空が呼吸する突然予想もしていない時に通り過ぎていく視線ひとりがふたりになる時遠さという距離がみえてくるほんのちょっぴりのやさしさとほんのちょっぴりのかなしさで抱き合うことでみつけたふたりの距離を足りない日常が歩いていくどこでもいいからとにかくここではない処へとにかくどこかにどこかにいかねばと何かが追いたて突き上げてくるもう誰もいないどこにも誰もいない不在を記憶するひとつの日常でもなくひとつの幻想で [続きを読む]
  • 心温−4
  • 空を抱き夢の終わったところで風景を捨てる肉体の音 血の音擦れ違った恋愛論のやさしさが痛い溶けていく暦生命は絶え間なく交代し続ける眠りに向かっての穏やかな墜落にすぎない始まりも終わりもなく待つこと 限りなく待つこと誰でもない私さよならと書き始める掌が汗ばむ風の匂いがする私は眠っている私は眠っている風景が停止する夢のなかを通り抜けるあなたの視線 [続きを読む]
  • 心温−3
  • 愛することで体温を忘れ暦のぬくもりを握りしめる夢が呼んでいる私と私たちとの間には季節がある急がないと死に遅れます急がないと生き遅れます独り遊びの綾取りのようにぬくもりを探す指先運命を選ぶことができますか首筋に残したくちづけの痕ことばのない会話のようにまなざしのなかの突然の愛は悲しみを語る吐息が恋をする空が欲しい血液の欲望体温が騒ぐ風景の停止You want [続きを読む]
  • 心温−2
  • 愛するためのことばがふるえるあなたを抱くみえない肉体記憶のなかの透明な暦の距離空が逆立ちするふるさとが眠る瞬間を共有するふたつのこゝろは夕焼けのように美しいけれど私がいないあなたがいない朝がまた産まれるあなたと私私とあなたあなたは私私はあなた血の音が聞こえる朝がまた産まれるいるのかいないのかふれあうたびに遠くなっていく私たちの距離風景が消えていくいるのかいないのか [続きを読む]
  • 心温−1
  • 私はしずかに飢えている淋しさの距離のなかで私はしずかに飢えている人が壊れていく音あるいは産まれてくる音自分の体温を感じるためにもうひとつの別の体温を必要とする恐怖あなたの形に闇を握る悲鳴に近い希望私はしずかに飢えている淋しさの距離のなかで私はしずかに笑っている胡桃のような時を割って同じ夢をみるために欠けた記憶のなかであなたの体温を探す人が壊れていく音が人が産まれてくる音が同じ夢をみるいることといな [続きを読む]
  • 片道切符
  • 私は眠り始める風景を捨てた視線が通り過ぎた冷えた肉体遠さという距離を握りしめた呼吸の音夢の終わったところで擦れ違った恋愛論のやさしさが痛い鳥の飛び去った後の空に抱きしめられて私は眠り始める至る所にさよならと書き始めるいま私はどこにいるのだろう突然 埋葬された肉体のどこかで失われた誕生日が死に近づいていくやわらかにゆるやかに呼吸が止まる私は眠っている [続きを読む]
  • 恋忘れ
  • 空が堕ちてくるてのひらのなかに不意に産まれてくるものここはどこ?あれはなに?問う事の恐怖に季節を食べる重なりあう呼吸のなかで取り残された季節の影骸の唇が雨の最初の一粒に濡れる [続きを読む]
  • 恋愛風景
  • 人恋し窓をあければ風の音わたし または あなたの抱擁された恋人肌恋し寝返りうてば霜柱ひとり または ふたりの翻訳された恋そしてもう一度記憶と季節の距離に朝がやってくる [続きを読む]
  • 観光ガイド
  • 標高3000mのメキシコの高地に蝶のなる樹があるメキシコミチワカン州エルロザリオの森シェラマドレ山脈の樅の林の一角北米五大湖あたりから集団越冬のため3000kmを超える距離を飛び続け一本の樅の樹を椛色に染める越冬中の蝶は体内に充分な脂肪分を蓄え一冬絶食しても生きられるという無数の蝶が確かに息づいているはずなのに不思議なほど静かだ先祖への想いか命の臭いか地球の磁場と自転のなか春の訪れと共にゆっくりと舞い始め空 [続きを読む]
  • 季心
  • 夜を流れる水にくちづけして風化していく肉体が燃える風景を抱きしめる人の形をした影とふたつの重なりあった呼吸そして微熱時は貧欲に暦を溶かしもうひとつの風景を産んでいく [続きを読む]
  • 変換
  • あなたが私に私があなたに溶け込む夜が昼に昼が夜に変化する時から遠く離れてあなたが私が消えていくひかりのなかで想念が揺れる [続きを読む]
  • 死亡通知
  • ふたたび胎児のかたちして眠り始める母に拒絶された血液が海に染まっていく身体の奥で螺旋形の痛みがはしる日常を記憶した眼球が転がり落ちるいまだ産まれていないもの忘れ去られるまでの時間のなかでふたたび胎児のかたちして時を孕む [続きを読む]
  • 穴-完
  • 失われた私の影なぜ不安の呼吸時がみえない私は私を忘れた血が涸れる私のなくした夜過去形のまま別れていくある日 突然待つということに恐怖を感じるそんな時だ人がさすらい始めるのはあなたは雨の一部になって私の肩に降り掛かるだろう過去や未来と取引するな現在を売り渡すな愛は動詞だ笑いが聞こえる私の耳元で私が笑う風景が私の肉体を通り過ぎる逝く生命のぬくもり風化する肉体美しく燃える風景人の形をした時そして闇 [続きを読む]
  • 穴-2
  • 運命という嘘光のない空私の擦れ違った私の運命私はここではない別の場所にいる美しく燃える夜時を模倣する私は死んでいた私は私を産み落とす時のかすかな寝息が聞こえる呼吸の音が聞こえる生きるための幻想夜を横切る奇妙な夢指の先で風が吹いているふりむけば時の影が揺れる幸福という名の欲望愛することで私は世界と結ばれる夜はひろがっているただひろがっている私は私の時に出逢えなかった [続きを読む]
  • 穴-1
  • 眠りに溶けていく一瞬!指が思考するみえない夜時が恋をする熱い血が熱い私は私を忘れていた雨が降っているてのひらのうえの夜私でない私時が耳元で囁く肉体が狂い始める顔のない恐怖抱き合うことで取り戻そうとした体温私は私ではなくまたあなたでもない溶けていく肉体のなかを吹く風熱い眼差し時はそこにいた遠くにいると同時に近くに すぐ近くにいた時がやってくる冷えた夜の隙間から私が忘れた狂気風が吹いていた夢というのは [続きを読む]
  • 夢祭-完
  • 季節を抱いて遅れてきた夜夢が歩行する風が吹く死者の誕生日はあいかわらず孤独だった花が静かに枯れていく音が聞こえてくる雨に濡れた夜私が私を追いかける私の影が私をみつめている汗ばんだ肉体を舐める夢昨日へ昨日へと還っていく希望拒絶された私のもうひとつの運命ふりかえらないでふりかえらないでさよならと呟くみえなくなった記憶死からあるいは生から遠離るやわらかにゆるやかに狂っていく私は誰でもなくまた同時に誰でも [続きを読む]
  • 夢祭-4
  • 柔らかに溶けていく肉体くりかえされる夢肉体の奥深くで熱が産まれる私は私を捜す追いつけなかった私の死に私の観たものはなんだったのかふりかえれば眠り始める血ふりかえれば私は私の過去を待っていた産まれたのは私なのかそれともやさしい隣人なのか誰かが私を呼ぶ私は夢の中にいた季節が走り抜けていくふたりということひとりということひそやかにかろやかに私は私の運命に食べられていく私は夢の中にいた見えない死者が沈黙に [続きを読む]
  • 夢祭-3
  • 重なりあう死者時が夢に染まる擦れ違い幸福もまたひとつの不幸夜は続いている季節が通り過ぎていくふるえながら私は遠離るそして夜とりのこされたぬくもり夢が忍び寄る季節眠りを夢みる死者あなたがほしいそんなひとことが囁かれる肉体から遠く離れ肉体に近づいていく狂気ふりかえるとそこに夜があった季節が消えていくあなたが不在なのですか私が不在なのですか夜が笑う季節は眠っている眠りの中に落ちていく時の恐怖に震えている [続きを読む]
  • 夢祭-2
  • 私の夜の私の孤独の季節は美しい私はあなたを待っている私は肉体の夢を生活する呼吸を見る季節への恐怖眼差しへの恐怖認識する事の恐怖私の眼私の声そして私の皮膚あらゆる逃走眠りすべては停止している愛するための憎悪私に残された血まみれの穴を不透明な時がゆっくりと埋めていく月の光の中で海が笑う時を翻訳する欲望という名の牢獄私の夢の吐息眠り血は眠り続ける約束はいらないけれど優しさはいらないけれどたぶんほんのすこ [続きを読む]
  • 夢祭-1
  • からっぽの夢窒息した夜の欲望に燃える肉体夢を引き裂く肉体時が毀れるうねる季節眠りが始まる夢の終わり寒い 私は寒い眠りの中に溶けていく見えない恐怖失うものは言葉だけでいい信じられる嘘はひとつでいい夜を抱きしめるように死者を抱くほんの少し幸福の匂いがする消えていく夢くりかえされるやさしさ季節の中で私は愛を殺す顔をなくした死者の笑いが捨てられるどこかで死者が呼吸している忘れてしまった昨日 明日そして今日 [続きを読む]
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