りすじぃ さん プロフィール

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りすじぃさん: 活字中毒者地獄のりす蔵
ハンドル名りすじぃ さん
ブログタイトル活字中毒者地獄のりす蔵
ブログURLhttp://d.hatena.ne.jp/risujii/
サイト紹介文本を読まずにはいられない。本を読む時間は、通勤電車の中だけ。もだえ苦しみながらの読書生活。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供66回 / 365日(平均1.3回/週) - 参加 2008/08/23 09:36

りすじぃ さんのブログ記事

  • [30社会科学]からだのメソッド/矢田部英正
  • 『からだのメソッド―立居振舞いの技術 (ちくま文庫)』を読んだよ。少しは意識しないと…。 読みたい本リストに長く掲載されていた本書。だから、なぜ気になったのかの記憶がない。情けないけど…。「からだ」っていうより、立ち振舞いが気になったのかなぁ〜。そう、サブタイトルが「立ち振舞いの技術」だから。 さて、本書。文字通り、からだの使い方を解説したもの。立ち方、座り方、歩き方、食作法、呼吸法まで、一通り。 で、 [続きを読む]
  • [10哲学]ひとを〈嫌う〉ということ/中島義道
  • 『ひとを“嫌う”ということ (角川文庫)』を読んだよ。〈嫌う〉についての深い洞察。 哲学者・中島義道の洞察は深い。哲学者って、もともとそういう人なんだろうけど、徹底的に考えれば、これに行き着くのかと納得する結論を提示してくれるから、読む方としては、かなりの安心感があるわけ。だから、継続的に氏の著作を読みたくなるのかもしれないね。 ということで、今回は〈嫌う〉ということについての考察。まずは、〈嫌う〉と [続きを読む]
  • [30社会科学]オープンエデュケーション/重田勝介
  • 『オープンエデュケーション』を読んだよ。日本の大学は危機感無し。 発刊が2014年12月だから、ちょうど日本ではJMOOCが始まった頃だったかね。日本の有名大学ではOCWとかも始まっていて、いよいよ教育のオープン化が日本でも始まるか…と勢いづいていた時期かもしれない。ということで、当時はタイムリーな本だんだろうね。 内容としては、その教育のオープン化がテーマ。その手段としてのインターネットがあって、オープン化に取 [続きを読む]
  • [20歴史]近代化と世間/阿部謹也
  • 『近代化と世間―私が見たヨーロッパと日本 (朝日新書)』を読んだよ。阿部先生からの最後のメッセージ。 結語の日付が2006年7月10日。阿部先生が逝去されたのがその年の9月。最後まで本書に朱を入れられていたというから、本書はまさに絶筆の書。200頁ながらの新書だけれども、先生の50年余の研究からの総決算を論じているよ。副題は「私が見たヨーロッパと日本」ということで、欧州と日本について章を分けて述べるという構成。 ま [続きを読む]
  • [40自然科学]はじめてのサイエンス/池上彰
  • 『はじめてのサイエンス (NHK出版新書 500)』を読んだよ。仕組みを知るとワクワクする。 池上彰氏の科学紹介本。だから、科学の事象を中心に、それを取り巻く社会とか、人間とか、政治とかの周辺情報にも言及していく。だから、途中で、物理学の授業が“社会学”の時間になってしまいましたね。でも、サイエンスが歴史を動かし、未来をも左右することがおわかりいただけたことと思います。というセリフ。そう、現代にとって、科学 [続きを読む]
  • [00総記]知の進化論/野口悠紀雄
  • 『知の進化論 百科全書・グーグル・人工知能 (朝日新書)』を読んだよ。知の歴史、おさらい。 野口悠紀雄氏の著作物は何年ぶりだろう。もしかしたら、『「超」整理法』以来かもしれない。『「超」整理法』は面白かったという印象が強いので、自分的には、野口悠紀雄氏の名前はいつまでも頭に残っていた感じ。 で、人間が知識をどのように伝達していったか、その歴史を現代まで辿り、その劇的な変化を解説したのが本書。だから、知識 [続きを読む]
  • [30社会科学]ワーク・シフト/リンダ グラットン
  • 『ワーク・シフト ─孤独と貧困から自由になる働き方の未来図』を読んだよ。今、その萌芽はある。 ビジネス書が続く。社会の変化がビジネスに、未来の働き方にどのような変化を及ぼすのかを語る本。社会の変化と言えば、『〈インターネット〉の次に来るもの』に近いものがあって、本書は働き方という観点ではあるけれども、未来の予測としてはお互いに近いものがあるかも。 では、どのような社会の変化の要因は何だろうか。筆者は [続きを読む]
  • [30社会科学]ワーク・ルールズ!/ラズロ・ボック
  • 『ワーク・ルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える』を読んだよ。人事は試行錯誤。 このところ、自分的にはビジネス書ブーム。未来を考えたり、働き方を考えたり。年齢的にもう遅いってことはないと思うけど…。これをヒントにまだやれることを考えたいなぁ〜って思うので。 著者はGoogleのピープル・オペレーションズ(人事)担当上級副社長という肩書。その著者がGoogleの人事制度のありとあらゆるものを全公開したのが [続きを読む]
  • [50技術. 工学]〈インターネット〉の次に来るもの/ケヴィン・ケリー
  • 『〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則』を読んだよ。すでにその潮流は始まっている。 昨年後半から注目を集めていた本書。手強そうだったので、躊躇していたんだけど、予約していた図書館から予想より早く確保の連絡。そろそろ年末年始の休みにも入るし、ゆっくり読もうかと思い手に取る。 結果的にはそれほど難解でもなく、面白い。っていうかワクワクするような内容。現実を振り返りながら、そうそうその [続きを読む]
  • [10哲学]ミライの授業/瀧本哲史
  • 『ミライの授業』を読んだよ。14歳に未来を託す。 今年の夏頃に本屋の平台に山積みになっているのが気になってチェックしていたけど、あの本の大きさにちょっと抵抗。それでも、図書館で予約はして、ようやくこの時期に読了。それにしても、今年の初冬は寒い。 題名からは「未来の学校ではどんな授業が行われるようになっていくのだろうか」といった内容も想像していたんだけど、ちと違う。これから未来に向かう14歳の子供たちに対 [続きを読む]
  • [00総記]人工知能は人間を超えるか/松尾豊
  • 『人工知能は人間を超えるか (角川EPUB選書)』を読んだよ。境界線はあるのか…。 人工知能(AI)がまたもや脚光を浴びつつあるという。これって「またもや」というのがミソで、印象的にはブームを繰り返しているようにも思える。筆者もそれは分かっていて、本書はそのブームの歴史を辿ることから始まる。 さて、人工知能って現在はどこまで進んでいるのか?今や金融市場ではコンピュータによる高速トレードが常識の世界。とて [続きを読む]
  • [60産業]未来食堂ができるまで/小林せかい
  • 『未来食堂ができるまで』を読んだよ。定食屋なのにシステマチック。 何気なく見ていたTV番組で取り上げられていた「未来食堂」。オーナー兼店長が数学科出身の若い女性ということで、これはユニークなことになりそうと思って見ていたら、案の定。多くの制約条件を様々な創意工夫でクリアし、店を切り盛りする姿は感動的。 本書は、その「未来食堂」の女将が「未来食堂」を開店するまでと開店してからの4ヶ月をブログに綴ったもの [続きを読む]
  • [90文学]青の数学/王城夕紀
  • 『青の数学 (新潮文庫nex)』を読んだよ。青春小説。 新潮文庫から新しいブランドnexというのが登場。青少年対象ものを中心に展開しているみたいだけど、その中で8月に出たのが本書。自分的には単に「数学」という文字に惹かれただけ。あと、新ブランドの目新しさかな。 青少年というか中高生向けと言ったほうがいいかも。主人公は高校生。そして、数学が好き。数学好きが集まるWebサイトで「決闘」したり、合宿があったり。合宿と [続きを読む]
  • [90文学]億男/川村元気
  • 『億男』を読んだよ。お金があれば幸せか? 気になる作家の川村元気。手始めはこの本から。と言っても、図書館の予約無しで読めたのが本書だけだったからなんだけど。 世の中には、お金と幸せのどっちが先か…なんていう鶏と卵風の議論があるけれども、本書のテーマはまさにこれ。主人公の一男とその友人である九十九が「お金と幸せの答え」を考えるというようなストーリー。 物語の途中で何度も出てくるのが、偉人のお金に対する [続きを読む]
  • [40自然科学]統計学が最強の学問である[ビジネス編]/西内啓
  • 『統計学が最強の学問である[ビジネス編]―――データを利益に変える知恵とデザイン』を読んだよ。実践編より実践的。 このシリーズも3作目。一時期の統計ブームは下火になったかと思ったけど、ビッグデータやIoTなどの影響力が大きく、いまだにつづている感じ。そう、教育業界もエビデンスに基づく云々っていうのがなお叫ばれ続けている状況だから。 そんな状況で第3弾は[ビジネス編]。前回の[実践編]とどこが違うかというと微妙 [続きを読む]
  • [60産業]1974年のサマークリスマス/柳澤健
  • 『1974年のサマークリスマス 林美雄とパックインミュージックの時代 (集英社学芸単行本)』を読んだよ。我が青春のラジオ番組。 TBSのアナウンサーだった故林美雄氏の物語。本屋で目にした時には、まずは懐かしさで注目。そう、ちょうど、この物語の時代、自分は中学から高校に掛けての時代。毎晩のようにパックインミュージックを番組終了まで聞いていたっけ。もちろん、ながら勉強。 どうしてあんなに夢中になって聴けたんだろう [続きを読む]
  • [40自然科学]科学の発見/スティーヴン・ワインバーグ
  • 『科学の発見 (文春e-book)』を読んだよ。人間の飽くなき探究心。 突然だけど、科学史が好きだ。『宇宙創生』は分からない箇所がありながらも、ワクワクしながら読んだなぁ。だから、本屋の理系本コーナーで本書を見かけた時は、即チェック。単行本だし、分厚かったけど、いつかは読もうと心に留め、今回ようやく読了。 著者はノーベル物理学賞を受賞したスティーブン・ワインバーグ氏。本書はテキサス大学の教養学部生向けの科学 [続きを読む]
  • [90文学]山女日記/湊かなえ
  • 『山女日記 (幻冬舎文庫)』を読んだよ。登山は人生に似合う。 湊かなえは初めてだけど、この本が出ていなければ、読むことはなかったかも。単行本の時から気になっていたんだけど、図書館では長期満員御礼状態。確か、単行本が出た時は同時に『八月の六日間』も出ていて、どっちも読みたいと思ったっけ。で、今年の夏に文庫本が出て、借りやすくなったみたい。それでも、今回は予約して、やっと読了。 前段が長くなった…。さて、 [続きを読む]
  • [90文学]キッチン/吉本ばなな
  • 『キッチン』を読んだよ。印象に残らない小説。 吉本ばななのデビュー作ということで、積読状態だった本書。気になってはいたんだけど、読む気にならないっていう感じ。amazonの内容紹介では「世界各国で読み継がれるベストセラー」と書かれているので、期待もあったんだけど。 素直な感想は、す〜っと入ってきて、す〜っと出ていてしまうという感じ。だから、印象の残らないと書いたんだけど。インパクトがないというか。確かに、 [続きを読む]
  • [90文学]わしらは怪しい探険隊/椎名誠
  • 『わしらは怪しい探険隊 (角川文庫)』を読んだよ。怪しくはないけど、うるさそう。 椎名誠の原点的作品と言えば、本書か『さらば国分寺書店のオババ』のどちらか。自分的には『オババ』かなぁという感じはする。読後の衝撃感が違うから。とは言え、本書はその後のいわゆる旅ルポものの原点となる作品と言えるんだろうね。あぁ、なんだか評論家じみたことを言ってしまった。 で、話は、椎名隊長が率いる「東日本なんでもケトばす会 [続きを読む]
  • [30社会科学]日本人の教養/中嶋嶺雄
  • 『日本人の教養 混迷する現代を生き抜くために』を読んだよ。秋田発、教養とは何か。 筆者は国際教養大学の前理事長・学長である中嶋嶺雄氏。残念ながら数年前に亡くなられたけれども、その精神は今でも受け継がれていると聞くよ。その中嶋氏が、国際教養大学での実践例を中心に、現代社会を生き抜くために必要な日本人の教養とは何かを熱く語る。 そう、ここでは「現代社会を生き抜く為の教養」というキーワードに焦点を当てる。 [続きを読む]
  • [90文学]海の底/有川浩
  • 『海の底 (角川文庫)』を読んだよ。有川版ゴジラ。 有川浩の自衛隊三部作の第三部が本書。三部作のうち、本書が一番の痛快劇かも。それなりに実態のある敵が現れるからかな。有川版ゴジラだと思ったのは、そういう意味。 三部目に登場する自衛隊は海上自衛隊。しかも、舞台は潜水艦。一般には知られることのない潜水艦だから、舞台としても意表を突く。そして、具体的な敵とは、巨大ザリガニ。だから、事件の名称は「横須賀甲殻類 [続きを読む]