りすじぃ さん プロフィール

  •  
りすじぃさん: 活字中毒者地獄のりす蔵
ハンドル名りすじぃ さん
ブログタイトル活字中毒者地獄のりす蔵
ブログURLhttp://d.hatena.ne.jp/risujii/
サイト紹介文本を読まずにはいられない。本を読む時間は、通勤電車の中だけ。もだえ苦しみながらの読書生活。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供74回 / 365日(平均1.4回/週) - 参加 2008/08/23 09:36

りすじぃ さんのブログ記事

  • [80言語]オープン・スペース・テクノロジー/ハリソン オーエン
  • 『オープン・スペース・テクノロジー ~5人から1000人が輪になって考えるファシリテーション~』を読んだよ。本当にできるのか。 働き方改革とかが最近メディアでよく聞かれるようになってきているけど、キーワードのひとつが会議のやり方。立席でとか、時間を決めてとか、その形態についてはいろいろ紹介されているけれども、そもそも本当にそれで課題が解決できるのかというとそれは別問題。 そこで本書が紹介するオープン・スペー [続きを読む]
  • [90文学]夢をかなえるゾウ2/水野敬也
  • 『夢をかなえるゾウ2 文庫版』を読んだよ。幸子さんがステキ。 前作『夢をかなえるゾウ』を読んだのははるか昔の話。その第2弾が出ていたのは知っていたけれども、文庫版まで待とうかなということで、本書。それでも、図書館では予約しないと読めない状況。このシリーズは人気があるんだね。 さて、登場人物は前作と同様の「僕」という男子。今回の設定は売れないピン芸人。そこにガネーシャがしつこく絡んできて、「僕」は幸せに [続きを読む]
  • [30社会科学]「原因と結果」の経済学/中室牧子,津川友介
  • 『「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法』を読んだよ。2匹目のドジョウっぽいけど。 筆者のひとり中室牧子氏と言えば『「学力」の経済学』。これが大ベストセラーだったので、とにかく筆者として名前が挙がっている限り、売れるのは確実。だから、本書のどこまでの執筆を担当したのだろうかと、ちと疑問が残るわけ。 それでも本書を評価しようと思ったわけは、テーマを徹底的に絞って、分かりやすく解説して [続きを読む]
  • [20歴史]百姓たちの江戸時代/渡辺尚志
  • 『百姓たちの江戸時代 (ちくまプリマー新書)』を読んだよ。現代とそれほど変わりはなく。 江戸時代の普通の人々の暮らしについて、事例を多く盛り込んで詳しく紹介する本。ここで、普通の人々とは具体的には百姓のこと。網野善彦先生によると、「百姓とは農民にあらず」ということだけど、本書を読むと確かにそれは言えるんだろうなぁ〜と思えてくる。勿論、農業が主たる収入源だったのは確かなんだけど、それ以外にも様々な活動を [続きを読む]
  • [90文学]青い鳥/モーリス・メーテルリンク
  • 『青い鳥 (講談社文庫)』を読んだよ。寓話って何だろう。 モーリス・メーテルリンク作のこの作品。原作は戯曲として書かれたものを江國香織氏が「物語」として訳し直したものが本書。戯曲としての作品を読んだことがないから、自分的には初『青い鳥』。多分、子供の頃にも読んでいなかったと思う。欧州系の寓話はたくさんあるけど、どれも縁が無かったな…。 さて、主人公はご存知の通り、ティルティルとミティルの兄妹。二人は幸 [続きを読む]
  • [30社会科学]日本経済を「見通す」力/伊藤元重
  • 『東大名物教授の熱血セミナー 日本経済を「見通す」力 (光文社新書)』を読んだよ。ちょっと池上彰風。 gaccoの講座「ビジネスエコノミクス」で知った伊藤先生。その軽快な語り口に引き込まれるものがあり、次は書籍をということで本書。多くの著作の中から、比較的分かりやすそうなものを選んだのだけど。 発刊が2015年6月ということで、内容的にはちょうどアベノミクスのステージIからIIに切り替わる頃。だから、アベノミクスの [続きを読む]
  • [40自然科学]身近な鳥の生活図鑑/三上修
  • 『身近な鳥の生活図鑑 (ちくま新書)』を読んだよ。よく見かけるのに知らないことばかり。 街なかでよく見かける鳥と言えば、スズメ、ハト、カラス。本書はこれらの鳥の生活をじっくり観察する本。どうして、これらの鳥なのか。それは観察のしやすさ。人を恐れず、逆に近づいてくることもあるくらいだから。高性能なカメラとか望遠レンズも不要で、ちょっとした写真が撮れてしまうほど。 まずはスズメ。その害虫駆除効果って大きい [続きを読む]
  • [00総記]勉強の哲学/千葉雅也
  • 『勉強の哲学 来たるべきバカのために』を読んだよ。勉強するのも楽じゃない。 本屋のPOPでは「東大生、京大生が読んでいる!」ということなので、東大でも京大でもないし、ましては大学生なんてとうの昔になってしまったけど、改めて「勉強」について考えようと思い本書。 内容的には、まさに「勉強」を哲学的に考えるということ。それも徹底的に。いや、哲学とは徹底的に考えるってことか…。 で、いきなり結論じみたこと。勉強 [続きを読む]
  • [00総記]グーグルに学ぶディープラーニング/日経ビッグデータ
  • 『グーグルに学ぶディープラーニング』を読んだよ。学ぶというより教えてもらう。 今や人工知能とかAIとか聞かない日はないくらいなほど。そして、その第三次AIブームに火をつけた技術が「ディープラーニング」。 『人工知能は人間を超えるか』はその辺りの流れを追った解説だったけど、ディープラーニングそのものは理解できず。ちょっと情けないかな…。 で、再度理解すべく本書。「グーグルに学ぶ」っていうタイトルなので、事 [続きを読む]
  • [30社会科学]パンツをはいたサル/栗本慎一郎
  • 『【増補版】パンツをはいたサル: 人間は、どういう生物か』を読んだよ。パンツという比喩。 旧版が光文社のカッパ・サイエンスから出たのが1981年というからカレコレ30年位上も前のこと。筆者の栗本慎一郎の名前もこれによって、メディアに度々登場するようになったのだろうと思う。 その旧版の頃から気になっていた本書。多分、「パンツ」というキーワードがネックになっていたのか、結局は手にとることはなかったわけ。ところが [続きを読む]
  • [90文学]沈黙博物館/小川洋子
  • 『沈黙博物館 (ちくま文庫)』を読んだよ。永遠なのか…。 小川洋子氏の不思議な世界、再びという感じで本書。「博物館」というキーワードにも惹かれたんだけど、Kindleの積読本でもあったから。 主人公は博物館に勤める「僕」。学芸員かなとも思ったけど、「技師さん」と表現されているのはどういうことなんだろ。確かに博物館の収蔵物の取扱いは技術的な側面もあるけど。その他の登場人物は沈黙博物館の開設に直接携わる老婆と少 [続きを読む]
  • [10哲学]となりのイスラム/内藤正典
  • 『となりのイスラム 世界の3人に1人がイスラム教徒になる時代』を読んだよ。本当にこの世界を救えるのか? イスラムの問題って、自分自身はよく分かっていないことが多いんだけど、世界的にはいろいろな事件が起きていて、本当にどうなってしまうんだろうという不安は拭い切れない状態が続いているよね。その不安を少しでも解消しようという気持ちが本書を手に取った最大の理由。っていうか、それ以外には考えられないか…。 で、 [続きを読む]
  • [60産業]Suicaが世界を制覇する/岩田昭男
  • 『Suicaが世界を制覇する アップルが日本の技術を選んだ理由 (朝日新書)』を読んだよ。PASMOはどうなる? Apple Payが出た時に、「これは何?」とピンとこなかったんだけど、何となく周りの話を聞いているうちに、「ついにここまで来たか」と感動。そう、iPhoneとSuicaがいよいよ合体して、電子マネーが加速的に進むんじゃないかと期待が膨らんだから。そもそも、現金が嫌いで、自分の環境のうちで出来るだけ現金を使わないように [続きを読む]
  • [60産業]航空事故/柳田邦男
  • 『航空事故―その証跡に語らせる (中公新書 390)』を読んだよ。事故率は下がっているのか? 『マッハの恐怖』、『続・マッハの恐怖』を読んだ後はコレって決めていたのが本書。『続々・マッハの恐怖』にしなかったのは、単に出版社の関係か…。ただ、「マッハの恐怖シリーズ」と根本的に違うのは、海外の事故を対象としていること。その海外での事故を「欠陥」、「ミス」、「空中衝突」という三つの典型的な側面から解剖し、問題点 [続きを読む]
  • [60産業]キリンビール高知支店の奇跡/田村潤
  • 『キリンビール高知支店の奇跡 勝利の法則は現場で拾え! (講談社+α新書)』を読んだよ。ビールはキリン…を地で行く。 去年辺りに本屋のベストセラーコーナーに平積みされていた本書。ビールというキーワードに惹かれて、気になってはいたんだけど、半年遅れでようやく読了。 筆者は「元キリンビール株式会社代表取締役副社長」という肩書。そう、「元」とある通り、今はキリンでのノウハウを活かした自分の事業を展開しているみた [続きを読む]
  • [20歴史]仕事。/川村元気
  • 『仕事。』を読んだよ。単なる「仕事」ではなく。 心から「仕事がしたいです」と叫びたいほどの仕事。それを筆者は、そんな仕事を僕は「仕事」ではなく「仕事。」と呼びたい。と言う。そして、その「仕事。」を見つけるために、日本の12人の巨匠たちにインタビューした記録が本書。ちょっと、芸能系に偏っているのが、???なんだけど。筆者は川村元気氏。やっぱり芸能系の人だから、こういう人選になるんだろうね。 いろいろな人 [続きを読む]
  • [40自然科学]クオリア入門/茂木健一郎
  • 『クオリア入門 ――心が脳を感じるとき (ちくま学芸文庫)』を読んだよ。心とは何かを脳的に考える。 茂木さん本は久しぶり。っていうか、Kindle本でだいぶ以前に購入して積読状態だったんだけど。そう、Kindle本はいくらでも積んでおけるから怖いよなぁ〜。 副題は「心が脳を感じるとき」。そう、いわゆる心脳問題を扱ったもの。文庫版へのあとがきによると若き茂木さんが思いっきり大胆に書き込んだという感じだから、難解な部 [続きを読む]
  • [90文学]レインツリーの国/有川浩
  • 『レインツリーの国 (角川文庫)』を読んだよ。おじさんでも楽しめる。 『図書館戦争』シリーズの第2弾である『図書館内乱』に登場する『レインツリーの国』という小説。この小説が本書であることはいうまでもないけれども、小説としてのこういう構成って何となく楽しいよね。芋づる式というか糸を手繰って、次の本にたどり着く感じで。 では、『図書館内乱』ではこの『レインツリーの国』がどういう位置づけになっているのか。メデ [続きを読む]
  • [40自然科学]科学はどこまでいくのか/池田清彦
  • 『科学はどこまでいくのか (ちくま文庫)』を読んだよ。科学に対して構える必要なし。 池田清彦先生の科学エッセイ。1995年に「ちくまプリマーブックス」の一冊として発刊されたものだけど、中高生向けにしては難度は高い感じ。 で、冒頭から結論。科学もまた。自然の意味づけに関するひとつの物語に過ぎないのではないか。そしてこの物語は、かなりヤバいのではないだろうか。というのが筆者のいう本書の結論だとか。前半部は確か [続きを読む]
  • [10哲学]いま世界の哲学者が考えていること/岡本裕一朗
  • 『いま世界の哲学者が考えていること』を読んだよ。哲学的にものを見る。 タイトルから見るに、ちょっと腰が引けるようなレベルかな?と思ったけど、世界の潮流を概観するにはちょうどいいかな…と、読むことを決断。いや、確かに難しい部分もあり、挫けそうになりながらも、なんとか読了。 そもそも哲学ってなんだ?ってこと。物事を考えるとき、哲学は広い視野と長いスパンでアプローチします。日々進行している出来事に対して、 [続きを読む]
  • [20歴史]爆笑問題の日本史原論/爆笑問題
  • 『爆笑問題の日本史原論 (幻冬舎文庫)』を読んだよ。本を読んで笑ったのは久しぶり。 タイトルの通り、筆者は爆笑問題。実際に書いているのは太田光ということになっているけど、ホントのところはどうなんだろ。 内容は完全に日本史。日本史での出来事を漫才風に展開していくんだけど、いつものとおり太田のボケが半端じゃない。本を読んでいながら、笑ってしまうって…。しかも、唐突的に太田が本質的なことを言い出すこともあり [続きを読む]
  • [30社会科学]仮想通貨革命/野口悠紀雄
  • 『仮想通貨革命---ビットコインは始まりにすぎない』を読んだよ。これも水平分業型。 Fintechという言葉が気になって、ちょっと調べて行き着いたのが、ブロックチェーン。さらにブロックチェーンを調べていたら、そもそもの概念として出てきたのがビットコイン。名前は聞いたことがあったけれども、ビットコインがFintechに繋がるのかということが自分の中で腑に落ちて、辿り着いたのが本書。2014年の発刊でちょっと古いかなとは思 [続きを読む]
  • [30社会科学]新しい「教育格差」/増田ユリヤ
  • 『新しい「教育格差」 (講談社現代新書)』を読んだよ。結局何だったのだろう。 「教育格差」に惹かれて本書。しかも「新しい」という形容詞付きだから、気になるよね。でも、読後感はイマイチ。内容は既知のことばかりだし、取り上げられている事例も極々ありがちなこと。う〜ん、結局は何が言いたかったのだろうか…。 そうは言ってばかりでは、この記事が成り立たないので、内容を少し紹介。 まとめてしまうと、格差問題というよ [続きを読む]