chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
アレクサンドリア図書館 http://tora1985823.blog105.fc2.com/

そのとき見たもの、読んだものをこまごまと

『ローマは一日にして奈良漬け』の兄弟ブログ。本・小説を中心に、いろんなメディアの感想を書いております

クロノクル=ローマの人
フォロー
住所
宇治市
出身
山科区
ブログ村参加

2008/08/24

arrow_drop_down
  • 【プライム配信】『Fallout』シーズン1 第3話

    西海岸のガルパーは一味違う?*前段は前半のあらすじ、その後はネタバレ含む感想になりますのでご注意を<エピソード3 Beginning/頭>文字通りの“賞金首”をもったルーシーは、父を連れ去ったモルディヴァーのもとへ目指すが、水没地帯で巨大な変異動物に襲われてしまうあろうことか、肝心の首をたべられてしまい、そこへ同じ“賞金首”を追う“グール”に追いつかれた。「ガルパーに食われたのか」容赦のないグールは、ルーシーを縛...

  • 『国家・宗教・日本人』 司馬遼太郎 井上ひさし

    今につながる話リンク司馬遼太郎が亡くなる前年(1995年)から、雑誌に掲載されていた井上ひさしとの対談集(以後、敬称略)テーマは、オウム事件を受けた日本人と宗教の関係、バブル崩壊からの「昭和」の敗北、現代の悪い日本語、明治と昭和の比較に分かれるその中で、一貫した流れとしては、バブル崩壊後の日本はひとつの天井にぶつかり、これからは「美しき停滞、成熟」を目指すべきという認識があるそのためには、責任を誤魔化すよ...

  • 【京都人による京都観光】醍醐の桜、長尾天満宮

    作家・山本弘の死には驚いた。脳梗塞からの闘病生活が続いてらしたようだソードワールド・リプレイから入った人間で、積み読の中に氏の本がいくつもある。読まねば……1.醍醐寺の桜山科川から折戸公園へ抜け、外環状線をまたいで西へ進むと入口のしだれ桜は満開だが中の桜は、葉桜も目立つ。これはこれで悪くないけど、ピークを過ぎたのも事実実際、桜の写真を見直してみても、これがベストショットだったさて、仁王門から中に入ろ...

  • 【京都人による京都観光】坂上田村麻呂の墓・勧修寺公園

    桜の季節も終わりが近い地元に近い醍醐寺へ、椥辻から歩いていくと1.坂上田村麻呂の墓「坂上田村麻呂の墓」が近くにあるというので、立ち寄ることにした「坂上田村麻呂の墓」というと、青蓮院門跡の「将軍塚」を思い浮かべるが、本来はまったく別物「将軍塚」は、平安京への遷都(延暦13年、794年)とともに、鬼門の方角を抑える都の鎮護のため、将軍の土人形を埋めたもの坂上田村麻呂が亡くなったのは、弘任2年(814年)で、鎌倉...

  • 【プライム配信】『Fallout』シーズン1 第2話

    早くも3人が交わる!<エピソード2 ターゲット>エンクレイヴの施設で科学者ヴィルツィヒは、軍用犬(ドッグミート!)の訓練にあたっていた隙を見つけて、秘密の研究の成果を密かに首筋に隠したのだが、それを同僚にとがめられる。その現場を飼い主が襲われたと見なしたワンコは、同僚を襲って殺してしまう。そこから、ヴィルツィヒの逃避行は始まった途中でルーシーの焚き火を見つけるが、彼女に「Vault居住者では(ウェイストラ...

  • 【プライム配信】『Fallout』 第1話

    ひゃっはーついに名作ゲーム『Fallout』の実写ドラマが始まった!知っている人は当然のように知っていて、知らない人は全く知らないというのが、ゲームの世界でよくある話かいつまんで語りますと、もともとInterplay社が1997年に発売しはじめたRPG(ロールプレイングゲーム)で、戦闘が『大戦略』のようなターン制のMAPで行われるのが特徴だったその知的財産権を買い取ったベセスダ・ソフトワークスが、オープンワールドRPGと...

  • 琵琶湖疏水、毘沙門堂でお花見散歩2024’

    桜のシーズンも折り返し。ようやく晴れの日になったので、まずは近場から出かけてみた場所はいつもの毘沙門堂ですわ1.諸羽神社から今回は一直線で毘沙門堂へ向かわず、諸羽神社の近くから、疎水へ登ってみた「諸羽神社(もろはじんじゃ)」は、簡素な社ながら清和天皇の貞観4年(862年)に造営という長い歴史を持ち、山城国宇治郡山科郷の「第四の宮」であることから、この一帯の地名「四宮」の由来となったというこの神社の脇の...

  • 【プライム配信】『この動画は再生できません』 シーズン2

    (白抜き部分にシーズン1の超ネタバレを書いてます)テレビ神奈川の深夜に放送された『この動画は再生できません』のシーズン2シーズン1における衝撃のラスト、オカルトライターの鬼頭(=賀屋壮也)が山中で死んでいて、編集室にいるのは幽霊(!)だったことを引き継ぐ『ガチ怖』シリーズのテーマだった、「幽霊はいるのか?」を自ら証明したところから始まる配信では変わらないのだが(苦笑)、投稿動画編と解答編に分かれていたシ...

  • 『わが投資術 市場は誰に微笑むか』 清原達郎

    バブル崩壊や疫病もチャンスになる!リンク著者は2005年最後の長者番付1位となった、伝説のファンドマネージャー6年前に喉頭がんを患って声を失い、体力の限界を感じたことから引退を決意したが、自分に後継者がいないとして、実践してきた投資術を「世にぶちまけよう」と決意したそうだ本書で勧める投資術は、自身のファンド運営でたどり着いた「小型株のロング」。つまり、時価総額が少なく流通していない株を、長く保有し...

  • 『歴史の交差路にて』 司馬遼太郎 陳舜臣 金達寿

    のんきなオジさんたちの対談リンク国民的作家・司馬遼太郎と、中国の歴史を題材にした歴史小説家・陳舜臣、在日朝鮮人の作家・金達寿による東アジアよもやま話それぞれが日本・中国・朝鮮を代表して話が進むと思いきや、わりとフリーダム大学時代、蒙古語科に属したことから、司馬がモンゴル代表(?)と化して、遊牧民が東アジアに与えた影響から切り込んでいく古代から中国へは遊牧民がなだれ込んでおり、特にモンゴル族の元王朝、...

  • 【Google Adsense】推定収益額がゼロになっても大丈夫らしい

    こんな過疎ブログなので、大した数字にはならんわけですがナンボ貯まったか、毎日見てしまうのは人の業でありましょうか「GoogleAdsense」では、未確定の収益が「推定収益額」として、その日とその月の累計が表示されるしかし、月末に覗いてみると、「ゼロ」に!これはどういうことか途中で取り上げられたように感じたが(苦笑)、これは正しい挙動アドセンスのヘルプによると、「推定収益額」は文字通り、確定ではない。自分で押...

  • 『海の帝国 アジアをどう考えるか』 白石隆

    重要なのに、知られていない地域リンクタイトルの「海の帝国」とは、中国大陸の「陸の帝国」に対置する、東南アジアからオセアニアに広がる“海域のシステム”を指す由来は、シンガポールを築いたイギリスの行政官ラッフルズの構想であり、ナポレオン戦争でフランスの属国となったオランダ東インド(現・インドネシア)を押さえた際に、「自由貿易帝国」を作ろうとしたしかし、インドネシアはオランダに返還され、イギリスもマラヤ連邦...

  • 『ダンジョン飯』 第11巻 九井諒子

    キャラクターのデコボコが絶妙!リンク第11巻。“狂乱の魔術師”シスルと対峙したライオスたちは、召喚した竜たちに次々に倒されていく。それぞれの竜の特徴を知るライオスは、共食いを利用しながら、ブレスも相殺させ、シスルの背後をとる!話し合いに持ち込んだことから逆襲されるものの、翼獅子(悪魔)の不意打ちによりシスルは欲望を食い尽くされるのだったその後、パーティは復活したものの、そこへカプルーとカナリア隊がやっ...

  • 【京都人による京都観光】本法寺

    家族のお祝いごとで昼食を食べたあと、地下鉄・鞍馬口駅から叡昌山本法寺に長谷川等伯の「佛涅槃図」が公開されているのだ普段は原寸大のレプリカがかけられているが、毎年3月14日から4月15日まで、真筆(要は本物)が見られるのだ叡昌山本法寺は、室町時代の日蓮宗僧侶、日親上人によって1436年(永享8年)に東洞院綾小路に開創しかし、1440年(永享12年)に6代将軍・足利義教に「世が乱れているのは、法華宗を...

  • 『洪思翊中将の処刑』 下巻 山本七平

    「日本的あいまい」への裁判リンク下巻はマニラでの戦犯裁判が中心となる上巻の小田嶋大佐の証言に続いて、山下奉文大将の参謀長だった武藤章中将の証言、検察側の証拠として提出された収容者ヘイズ中佐の日記を巡る模様が描かれる裁判の争点になるのは、比島捕虜収容所の所長の権限で、捕虜への虐待や環境への改善に取り組めたかどうか戦争犯罪に挙げられている事例は、収容所外に派遣されたり、輸送中の事故などであり、洪思翊中...

  • 『ダンジョン飯』 第10巻 九井諒子

    終盤への伏線がいろいろとリンク第10巻。翼獅子が乗り移った

  • 『軍靴のバルツァー』 第16巻 中嶋三千恒

    バルツァー「その無謀に、俺の神算を乗せてやる」リンク第16巻。消耗したヘルムートの騎兵隊は、バルツァーから休養を命じられ、首都に退こうとしていた。そこに、南の大国エルツライヒから来たヘレナ姫の砲兵部隊が合流する駐退機をそなえたエルツライヒの砲兵部隊に、ヴァイセン軍は後退を余儀なくされるが、数日してヴァイセン本国から超巨大列車砲が到来!圧倒的火力にバルツァーは絶望するが、ライナー大統領が列車砲への特...

  • 中之島美術館の『モネ 連作の情景』展へ行ってみた

    家族が前売りのチケットを買ってくれたので、京阪で中之島美術館へ人生で幾度かのモネ展だが、今回はいかに今回のテーマは「連作の情景」風景画から始めたモネは、ひとつの気に入った光景を、季節や時間を変えて何作も残している。年代の違う作品を比較することで、考え方の変化、技巧の違いが感じ取れるのだ”連作”がテーマなので、正直、あまり有名な作品はない!「昼食」(1867~1868)ぐらいで、「印象 日の出」(1872)もなく...

  • 『彼岸島』 第14巻・第15巻 松本光司

    お約束のお色気シーンもありますリンク第14巻。ユキと出会った五十嵐中佐は、すでに吸血鬼となっていた。ユキは五十嵐と取引して、生き血と引き換えに負傷した明を治療してもらう目覚めた明は、ワクチン501を手に入れるべく、五十嵐に道案内を頼むが、怪物たちに臆した彼は、2人を泉に突き落としてしまうしかし、その先には吸血鬼に囚われたケンたちが、邪鬼の餌になろうとしていて……五十嵐中佐は、雅を解放、強化するキッカ...

  • 『COSMOS』 第2巻 田村隆平

    リンク第2巻。水森は、穂村燐に大事なことを聞きそびれたことに気づく。彼女ははたして「宇宙人なのかどうか」その答えを聞く前に、同じ高校で穂村に告白した荻野が、宇宙人でかつ、「サラミ法」という、極少額の預金(金利)をかすめ取る電子詐欺を行っていたことが発覚正義感の強い穂村は、バックドロップで荻野を仕留めるのだったそして、その後、あっさり「地球人」と告白するが、その後の話で複雑な身の上が見えてきて……「サラ...

  • 『洪思翊中将の処刑』 山本七平

    知られざる大韓帝国の軍人から来る日本人論リンク洪思翊中将は、日本統治下の朝鮮出身者として、2人しかいない将官の一人(もう一人は大韓帝国の最後の皇太子、李垠中将)で、太平洋戦争後に戦犯の訴追を受けて処刑された人物著者の山本七平は、戦争中に徴兵され、砲兵見習い士官としてルソン島の戦闘に参加していた洪思翊中将も、満州時代の上司だった山本奉文大将に請われて、1944年に南方総軍の兵站監に就任して、フィリピン...

  • 『ダンジョン飯』 第9巻 九井諒子

    間隔が空いたのは、だいたい『Fallout76』のファスナハトのせいリンク第9巻。ライオスは、人間を誘惑する魔物、サキュバスに精気を吸われたとき、不思議な夢を見る。ひとつは、マルシルと最初に出会ったときの夢だが、2つ目は翼獅子との会合!翼獅子は自らが魔物と迷宮を作ったといい、魔物に愛着を持ってくれたライオスに、迷宮の主になって欲しいという一方、狂乱の魔術師を追って、迷宮の穴に落ちたカプルーは、迷宮を彷徨い...

  • 【プライム配信】『この動画は再生できません』

    とある配信で話題にのぼってましたので『この動画は再生できません』は、テレビ神奈川で流されていた深夜ドラマシーズン1は、前半の“出題編“と後半の“解答編”に分かれているのだが、放送された当時は、まず「問題の動画」部分だけが流されていた4つの問題動画を4週に渡って流され、いわば、投稿動画をなんの前触れもなく、どんと視聴者に投げかけられていたのだその後、ヒントつきの同じ動画を流し、その後の“解答編”で主演であ...

  • 『鵺の陰陽師』 第3巻 川江康太

    さらに登場人物が増えていく!リンク第3巻。陰陽師の名家から派遣された、藤野代葉は、鵺と組んだ夜島学郎に敗北した。家に帰れば処断される彼女は、鵺は強引に引き止める代葉に縫い付けられた呪術の枷(かせ)を解いたことで、藤野家当主は代葉の師範だった双斧(もろよき)を送り込む双斧の攻撃に鵺の盡器(じんぎ)が破壊され、絶対絶命の危機に思えたが……*「盡」は、「尽」の旧字体らしい連載が続く保証がなかったのだろうか?相手...

  • 『COSMOS』 田村隆平

    身内から渡されたシリーズ、その2リンク『べるぜバブ』(未読)の作者さんが書いたSF社会派ドラマ……なのか?冒頭から振るっている主人公である高校生・水森には、文字通り人の嘘を嗅ぎ分ける能力があり、同級生と距離を保った学園生活が描かれるということは、学校を舞台にした超能力ものかと思いきや、ここから化ける!水森は、恋人の相澤(♂)を心配する雛川(♀)を連れて、その下宿先へ行くが、そこでようやく、本編のヒロイン(?...

  • 『ダンジョン飯』 第8巻 九井諒子

    先に最終巻まで読んでの、読み返しでありますリンク第8巻。不思議なキノコ、チェンジリングに触れてしまったライオスたちは変異!ライオスがドワーフに、マルシルがハーフフットに、チルチャックがトールマン(人間)、センシがエルフに、イヅツミがコボルトに変化してしまう一方、カプルーやナマリたちはカナリア隊を連れて、迷宮の地下一階へ。“狂乱の魔術師”シスルを誘い込んだカナリア隊隊長ミスルンは、魔獣となったファリンと...

  • 『菜の花の沖』 第6巻 司馬遼太郎

    やっと本題にリンク艦長のゴローニンを囚われたディアナ号の副艦長リコルドは、その情報収集と解放を目指し、国後島沖で高田屋嘉兵衛の勧世丸を拿捕したリコルドは嘉兵衛を取引材料に使うため、要人扱いして金蔵、文治ら数名とともにカムチャッカのペトロパブロフスクに連行してしまう嘉兵衛は日本とロシアの衝突を避けるため、リコルドと民族を越えた交情を育み、両国政府の間に立つことを決意するようやく嘉兵衛とリコルドは出会...

  • 2024年の節分 平安神宮→聖護院→吉田神社

    昨日は家族で節分詣で平安神宮→熊野神社→聖護院→吉田神社とお決まりのコースなので、やっつけのダイジェストで写真を並べます1.京セラ美術館で長い行列平安神宮に向かう途中、京セラ美術館で、信じられないぐらいの長い行列が!『村上隆 もののけ 京都』展が開かれていて、限定トレーディングカードが先着5万人分、配られるとかこれだけ配れば値段が下がりそうだけど、おそらく転売ヤーも混じっているのではなかろうか2.平安...

  • 『軍靴のバルツァー』 第15巻 中嶋三千恒

    ヘルムート、健気リンク軍国ヴァイセンの大軍が迫るなか、バルツァーたちは防衛線の構築に奔走していたそこに、独立専行師団クアドラット(!)の一人、ギュンター将軍がその重装騎兵を率いて、後方撹乱を仕掛けてくるバルツァーは予定していた奇襲作戦を変更し、ヘルムートの軽騎兵隊に犠牲を出しながら、重装騎兵を撃破したギュンター将軍の投降に、ラトフ、モレイユといった諸外国の支持を得られたが、ヴァイセン軍10万が防衛...

  • 【NETFLIX】『トップガン マーヴェリック』(2022)

    エースコンバットな曲芸もリンク米海軍のなかで唯一3機の撃墜記録を持つ男、“マーヴェリック”、ピート・ミッチェル大佐(=トム・クルーズ)は、将官にはならず、現場主義を貫いていた無人機開発を進めるケイン少将(=エド・ハリス)の前で、極超音速テスト機でマッハ10の飛行に成功後、墜落したことから飛行禁止になりかけるしかし、「トップガン」時代のライバル兼親友、“アイスマン”トム・カザンスキー海軍大将に乞われ、ノース...

  • 【NETFLIX】『サイバーパンク:エッジランナーズ』 第9話・第10話

    デイビッド「母さん、見てよ。アラサカ・タワーのてっぺんだよ」<第9話 人間らしさ>ルーシーを捕らえたファラデーは、キーウィを利用して、アラサカのトラクター襲撃を持ちかける陽動作戦もあって、本命のトラクターを確保するが、それはなぜか無人!そして、中にはアラサカの最高機密「サイバースケルトン」が載っていたアラサカを狙ったミリテクの大部隊が迫るなか、デイビッドはルーシーの通信で「サイバースケルトン」の装...

  • 『ダンジョン飯』 第7巻 九井諒子

    失われた王国へリンク第7巻。ライオスたちは、猫忍・イヅツミを連れて、レッドドラゴンにファリンが食われた場所にたどり着く。アイスゴーレムや変態植物バロメッツを退けた後、ライオスは追いかけてきた亡霊の存在に気づいた彼らは狂乱の魔術師によって支配された王国の民の成れの果てであり、不死の呪いをかけられた“楽園”へと、一行を導く一方、迷宮のある“島”には、北西の大陸に住むエルフの精鋭“カナリア”が到来。かつて故郷...

  • 【NETFLIX】『サイバーパンク:エッジランナーズ』 第7話・第8話

    リパードク「せいぜい、伝説ってやつになりな。ありきたりの」<第7話 もっと強く>メインの死後、デイビッドはリーダーの地位を引き継ぎ、レベッカ、キーウィらと仕事を続けていた。フィクサーのワカコからの依頼を終えた後、アフターライフで右目が3つのフィクサー、ファラデーと会うデイビッドと同棲するルーシーは、グループの仕事に加わらず、一人サイバー空間に没入している。ある日、デイビッドを郊外へ連れ出して、自ら...

  • 『ラージャ』 第1巻 印南航太

    『実利論』、再販されるかなあリンクネット記事で「次に来る歴史マンガはこれだ!!」と推されていたので、勝ってみた舞台は紀元前4世紀の古代インド。ガンジス流域のマガダ国で、主人公のカウティリヤは家庭教師として、王族たちに文武の術を教えていた王になる野心をアグラメス王に勘づかれた彼は、うまく切り抜けるものの、師弟の間ながら“兄弟の契”を交わしたパバタ王子へ王位を譲らせる代わりに、マガダ国を去るパンジャブ地...

  • 【NETFLIX】『サイバーパンク:エッジランナーズ』 第5話・第6話

    ルーシー「できるっていいなさい……やるしかないのよ」<第5話 刺さる目線>アラサカの重役タナカに動きがなく、メンバーが苛立つなか、デイビッドはタナカが裏モノBDのディレクター“JK”を愛好していることに気づく刺激の多い裏モノBDは、本人の立ち会いでチューニングしなければならず、重役といえど、護衛を連れず編集現場に入ると想定されるのださっそく、“JK”ことジミー・クロサキを捕らえようとするが、意外な強敵で...

  • 『閨閥の日本史』 中嶋繁雄

    通史はカテゴライズに悩むリンク日本の有力者たちは、いかに血縁関係を築いて権勢を保ったか本書は天下人から明治の財閥まで、彼らの盛衰ともに、その“閨閥”の歴史をたどるもの……なんだが、全体としてのテーマ性に乏しく、ちょっと読みづらかった序文のあとに、それぞれの事例が並べられているだけで、それをもって何が言いたいかがないのだ著者は『歴史読本』の編集長を勤められた方なのだが、他の著書は『日本の名門200』『日...

  • 『呪術廻戦』 第25巻

    クライマックスが近いので、一巻ずつ行きますリンク第25巻。宿儺と万の戦いは、伏黒恵の式神を動員し、虫の鎧や流体金属を流用する癖を見抜いた宿儺の勝利これに勢いを得た羂索は、死滅回遊の終了条件へ介入。夏油傑、伏黒恵(両面宿儺)、氷見汐梨(裏梅)以外の術者の死亡をもって終了とする自分たち以外の術者の抹殺を目指すのだ一方、来栖華が奇跡的に命をとりとめていたことにより、五条悟の封印が解けるメドがつく。そして、現...

  • 【NETFLIX】『サイバーパンク:エッジランナーズ』 第3話・第4話

    ジャンプの異能力バトル感<第3話 裏稼業>ルーシーの部屋で、デイビッドは彼女の仲間たちに締め上げられた。彼の「サンデヴィスタン」は、もともと母グロリアと、チームのリーダーであるメインとの間で取引されるはずのものだったのだしかし、メインはグロリアが死んで、その息子がデイビッドと分かると、態度を軟化。デイビッドは、自分が「サンデヴィスタン」を何度も使えると売り込んで、チームに加わるのだったデイビッドが...

  • 【NETFLIX】『サイバーパンク:エッジランナーズ』 第1話・第2話

    『サイバーパンク:エッジランナーズ』は、2022年9月に「NETFLIX」で配信されたウェブアニメ管理人が現在はまっているアクションRPG『サイバーパンク2077』のスピンオフであり、ゲームより少し前の時代を舞台にしている原作のゲームは精緻な世界観ながら、バグの多さから敬遠される向きもあったのだが、本作のヒットにより違うファン層を取り込み、V字回復、ゲームの再評価に成功したという主人公が暮らす大都市ナイトシ...

  • 『関東昭和軍』 第5巻・第6巻 田中誠

    関東昭和の戦いはこれからだリンク第5巻。夏の甲子園をかけた地方大会が始まった。初戦で強敵の日大三商を、まさかの5回コールドで撃破した関東昭和は、都立高校相手に次々とコールド勝ち芸能人が多く抱える堀超相手にも勝利を収め、決勝の舞台に立つ相手は強豪と言われながら、夏の甲子園に立ったことのない八王子学院。お互いの執念がぶつかりあった結果は……不祥事ネタが収まってきたせいか、普通の野球漫画に近づいてきたので...

  • 【ぶらり奈良観光】初詣に春日大社→東大寺

    辰年にちなんで、今年は奈良の春日大社へまあ、京都人で辰なら八坂神社が定番だけど、近場すぎて非日常性がないというか春日大社は、JR奈良駅、近鉄奈良駅が最寄りの駅行きはJRで降りたけど、距離的には近鉄が近い1.興国寺の五重塔・旧奈良物産陳列所春日大社は平城京の鎮護のために建てられた神社なので、その周辺には東大寺、興福寺など文化遺産が固まっているJR奈良駅から三条通を歩いていくと国宝「興福寺の五重塔」。興福寺...

  • 『菜の花の沖』 第5巻 司馬遼太郎

    まだ事件は始まらないリンク嘉兵衛が択捉を開拓していた頃、ロシアもまた極東戦略を変化させていた。ピョートル大帝以来、海軍の近代化に務めたロシアは、シベリア以東の領土を安定させ、毛皮を売買する露米会社の進出を助けるため、クルーゼンシュテルン提督に世界周航を命じる。露米会社の支配人レザノフは、自ら遣日大使として同行し、対日外交を始めたが、鎖国政策の江戸幕府は門前払い。この対応の余波が嘉兵衛の身を危険にさ...

  • 予告どおり? アマゾン画像リンクの廃止と既存のリンクの状況

    新年明けまして、おめでとうございます地震もあって、まったくおめでたく人もいらっしゃるわけですが……さて、昨年11月に予告されていた、Amazonアソシエイトの画像リンク廃止なかなか予告どおりの日程で終わらず、昨年末に新規のリンクができなくなったものの、既存のリンクは残されていたのだが……新年開けて、自分のブログを確かめてみると、画像リンクに関しては、「画像」としては表示されなくなっている。いちおう、化けた部...

  • 『葬送のフリーレン』 第11巻・第12巻

    『ダンジョン飯』は無事に完結とか。ぼちぼち読み直していきますリンク第11巻。黄金郷のマハトとの戦いも、ついに決着が!フリーレンはデンケンにマハトを任せ、謎の魔族ソリテールとの戦いに専念する。マハトは黄金と化した街ヴァイセにいて、人を殺す魔法“ゾルトラーク”に慣れてないところにデンケンは賭けるフリーレンがソリテールと激闘しつつ、街にかけられた黄金郷の魔法を解くのには力技過ぎるが(苦笑)、蘇った領主グリュ...

  • 『関東昭和軍』 第4巻 田中誠

    技術論はありませんリンク関東昭和は春の選抜で、兵庫の報得学園と激突。エース一葉を欠きながら、初日を15回引き分けで終え、再試合も壮絶な乱打戦の末、山楝蛇が2日連続の登板で制したしかし、二回戦の関西岡山では、新エース・山楝蛇がホーム突入時に股間負傷!ミットにサインを書いてもらった鶴嘴が引き継ぐが、1点差で敗北するのだった一葉の喫煙問題で夏の出場は不透明だったが、尾宮監督が一戦後に夜逃げした妻子に呼び...

  • 『鵺の陰陽師』 第1巻・第2巻 川江康太

    身内から渡されまして今年の5月から『週刊少年ジャンプ』で連載が始まった作品で、現代を舞台に陰陽師が活躍するバトル系だこれからクライマックスに入ろうという『呪術廻戦』とモロかぶりで、かなり手垢のついたジャンルなのだが、はたしてリンク第1巻。主人公・夜島学郎は、常人には見えない幻妖が見える。彼が通う学校には、60年間封じられた幻妖“鵺”がいて、自らを発見した夜島を幻妖退治に巻き込もうとする教室でいじめっ...

  • 『LGBTを読み解く クィア・スタディーズ入門』 森山至貴

    分かっていないのに、SNSで話題先行しがちなこと.。まずは知ることからリンクLGBTでまとめられる性的マイノリティには、いかなる歴史があるのか。クィア・スタディーズという学問分野から、その問題点を読み解くSNSなどで政治的な話題になりやすいので、チェックしてみたLGBTは、L(lesbian、レズビアン)、G(gay、ゲイ)、B(bisexuality、バイセクシャリティ)、T(transgender、トランスジェンダー)を一括りにしたもの...

  • 【ぶらり滋賀観光】安曇川

    朽木陣屋から安曇川沿いに歩く1.朽木陣屋朽木家の居城は、朽木谷の北西部、北川を渡った野尻にある戦国時代、北川の対岸に「朽木城」が“野尻の丘”を建てられたが、江戸時代にここを陣屋に改修して、朽木本家の居館が置かれたという地勢的に重要な場所だが、準大名格とされながら微妙な9590石という地位、財政基盤から、城塞の保持を免除されたのだろうか?現在の”野尻の丘”には、城の跡地が残っているものの、真っ平らなので...

  • 【ぶらり滋賀観光】朽木谷

    『ブラタモリ』につられて、朽木谷、鯖街道を見に行った1.朽木谷への道車に乗れない人間なので、公共交通機関を利用するまずは京都からJR湖西線に乗り、安曇川駅へ江若交通バスで、「安曇川駅前」から「朽木小学校前」までバスの運賃は770円!JRの運賃並なのだが、距離と利用者の少なさを鑑みるとやむを得ないこれが「朽木小学校前」のバス停。鯖街道の観光客を意識してか、大きめの休憩所が整えられているバス停は”小学校前”...

  • 『ダンジョン飯』 第6巻 九井諒子

    あとがきも相変わらず充実! 『ペルキアンの血族』をアニメでやってくれないかなあリンク第6巻。ライオスたちはかつての仲間、シュローのパーティと合流。ともにファリンを助けるべくダンジョンへ潜っていたのだが、ライオスが黒魔術でファリンを蘇らせたことに激昂!倫理を重んじるシュローは、事情は飲み込めても黒魔術を許せず、ライオスと袂を分かつ。ライオスは迷宮を去るシュローに、「狂乱の魔術師」を倒して、ファリンの...

  • 『ベルセルク』 第42巻

    巻末には、監修した漫画家・森恒ニのあとがきが。不完全を承知の製作続行リンク謎の男子を媒介として現れたのは、新帝国ファルコニアを築いたグリフィス!ゴッドハンドのフェムトとして生まれ変わった彼に、ガッツは大剣を振りかぶるがすり抜けてしまう。そこに「新生鷹の団」の重鎮ゾッドが割り込み、キャスカはグリフィスに拐われてしまうグリフィスの襲来はそればかりでなく、妖精島の崩壊をもたらし、住んでいた妖精たちは妖精...

  • 琵琶湖疏水へ紅葉狩り

    もうすぐ、紅葉シーズンも終わるので、散歩コースの疎水をば1.洛東高校から意外にも、まだ紅葉しきっていなかった先月に一気に冷え込んで戻ったからか、先に赤くなった紅葉は黒ずんでいて、最近に赤くなったのは鮮やかに染まっている見かけたのが、区民の木に指定されているエノキ! 半世紀近く生きて、初めて知った存在だが、住民に親しまれる名木なのだろう2.本圀寺の総門、正嫡橋から疎水ならではなのが、川面に映る紅葉。...

  • Amazon画像リンク問題は、「もしも」で解決!?

    Amazonの画像リンクが終わってしまう問題、とりあえず入ってみたのが、もしもアフィリエイト!もしもアフィリエイト → https://af.moshimo.com/Amazonと楽天の商品を扱えるのが売りで、1,000円から報酬が降りるというのも、零細ブロガーにはありがたいぶっちゃけった話をすると、本で3%ぐらいの紹介料金となるので、中間に入られているわりに抜かれている印象はない広告のイメージは、こんな感じリンク仕様上、ブログの管理画面...

  • アマゾンアフィリエイトの画像リンク、最後の日!?

    いよいよ、アマゾンアフィリエイトの画像リンクが終了する管理人の元には、以下のメールが届いた平素よりAmazonアソシエイト・プログラムならびにAmazonインフルエンサー・プログラムをご利用いただき、誠にありがとうございます。お知らせ欄で告知しております通り、2023年11月30日(木)をもってアソシエイトツールバーの「画像リンク」及び「テキストと画像」リンクを廃止させていただきます。 画像リンク作成機能を使用して作...

  • 2023’清水寺の紅葉

    そろそろ雨が降ると危ないと思い、近場の紅葉を見に出かけた今回は清水寺舞台の向かい側にある「子安塔」から堂内には子安観音が祀られている三重塔で、聖武天皇、光明皇后の祈願所とされている。創建は不明で、現在は1500年(明応9年)に再建された。子安観音は幼児の成長を見守る観音菩薩で、三年坂はもともと産寧坂(さんねいざか)と言われる参道だったとか子安塔から眺めた清水の舞台ネットでは7~8分の紅葉とされてい...

  • 『真説・長州力』 田崎健太

    幼少期から2015年まで長州力とは、いかなる存在だったのか。数十人の証言からその歴史をたどる2015年、長州力が現役のうちに出された半生記。いわゆる立志伝ではなく、多くの証言から光と影を描くノンフィクションであるプロレス関係者の証言はその時々で、内容が変わるので、著者も長州力の話を疑ってかかっていたしかし、実際に長州の証言には嘘がなく、“謎掛け”のような言葉で投げかけてくる。本書はその謎を解くべく、...

  • 2023’毘沙門堂の紅葉まつり

    天気が崩れないうちに、と近場に紅葉狩りにでかけたタイミングを逃さないために、定番の散歩コースになってたわけですが1.琵琶湖疏水通りがかりの橋から撮っただけですが違う日に疎水を通ったときには、場所によって紅葉の度合いが違って、散っていたり、まだ青かったり2.毘沙門堂紅葉まつりは、祝日の23日だった疎水の紅葉が微妙で心配したのだけど、今年は近年になく美しい紅葉まつりは23日に、午前中に法要が、午後に詩...

  • 『満州アヘンスクワッド』 第9巻・第10巻

    吉林編、決着へ第9巻。闇医者・關志玲の元に、関東軍の憲兵が乱入! 名乗り出たリンともども、さらわれてしまう長谷川伍長は日方勇の居場所を吐かせるために、リンを「スカベンジャーの罠」の拷問を仕掛けた一方、關に対しては恩師のノーマン・バーチをチラつかせて、旗人の召使いをしている実弟を探させる。その弟とは、勇の作った阿片をさばく昊天だった吉林編も一気の展開關が尋問を受けるところで、彼女の半生が振り返られる...

  • 『3月のライオン』 第17巻 羽海野チカ

    アマゾンの画像リンク、一時的に復活! 今月まで……第17巻は、桐島零と二階堂の勝負から。定型に囚われない零に対して、二階堂はそれを小型の猟犬“ジャックラッセル”に喩える元気いっぱいに暴れるジャックラッセルをイメージしながら、零との青春を振り返る。白熱した終盤を経て、気がつくと病院に担ぎ込まれていたが、全力で勝負できる友人がいることの幸せに浸るその後は、アカリさんが工事現場にスウィーツを提供するの巻最初...

  • Amazonさんが画像リンクを止めちゃった件

    久しぶりに本の記事を書いてあげようとしたら、アレレ、アマゾンアフィリエイトの画像リンクが表示されない!一時的な不具合かとも思ったが、ホーム画面をよく見てみると2023/11/10: アソシエイト・ツールバーの画像リンク作成機能の提供終了について】2023年11月10日をもって、アソシエイト・ツールバーの画像リンク作成機能の提供終を終了させていただきました。 なお、テキストリンクはこれまで通り作成が可能です。ご利用のお...

  • 『幸田露伴と明治の東京』 松本哉

    岸辺露伴につられて『幸田露伴と明治の東京』(PHP新書)アマゾンリンク知られざる文豪・幸田露伴は、いかに東京で暮らしたか。作品と今昔の景色でたどる作家の一生露伴の評伝を期待していたら、いろいろ裏切られた(苦笑)ベースが露伴中心ではなく、著者のエッセイとなっているのだ露伴に興味をもったきっかけから、取材の出来事などを事細かく描き、あまりに自分を露出してくるから、「そんなことより、露伴のことを……」をぼやき...

  • 【プライム配信】『メッセージ』(2016)

    原題は「arrival」には、「到着」とともに「新生児」の意も世界各地に謎の宇宙船が現れた。言語学者のルイーズ・バンクス(=エイミー・アダムス)は、ウェバー大佐(=フォレスト・ウィテカー)に連れられて調査にあたる黒い“シェル”の中にいる地球外生命体「ヘプタポッド」は、触手から吐かれた墨から彼らの言語が目指されたが、長期戦から各国の世界情勢も逼迫し、宇宙戦争の危機が迫るのだったかなり不思議な映画だった『ブレード...

  • 『彼岸島』 第12話・第13話 松本光司

    ゲーム『サイバーパンク2077』にかかっているうちに、こちらがお留守にいけませんな第12巻。兄・篤を失った明たちは、師匠に連れられ島の学校跡に逃れる。そこには、篤がともに吸血鬼の首領・雅の秘密を追っていた師匠の娘がいるというその師匠の娘とは、明たちを島に誘った青山冷!彼女は篤に片思いでその死には取り乱したが、明たちに篤との研究成果を提供する島に入ってから姿を現さなかった青山冷が、ここに登場!てっきり吸...

  • 『関東昭和軍』 第3巻 田中誠

    阪神のドラフトは、右投手2名→内野手2名→右投手2名、育成で右投手1名、外野手1名湯浅の故障、浜地の不調で手薄だった右腕を補強しつつ、戦力外の多かった内野手を加える、石橋を叩くドラフトですな第3巻。関東昭和は春の甲子園出場をかけて、練習試合に日大三高へ挑むが、惜しくも敗戦しかし、尾宮監督がOB会長・蛇道と手に手をとって裏工作試合中にOBが制服を着てボランティア活動をして21世紀枠への点数を稼ぎつつ、負...

  • 『ダンジョン飯』 第5巻

    来年にアニメ放映!第5巻。ライオスたちはファリンと再会したのも、つかの間。謎のエルフが現れ、ファリンを連れ去ってしまうその魔術師は、ドラゴンの血からモンスターを生み出し、ダンジョンを自在に操る。彼こそが迷宮の主、“狂乱の魔術師”なのだもはやファリンの跡を追うどころではなく、迷宮に閉じ込められそうになったところ、オークの集落に放り出される「自分の命が惜しいだけ」と強がって、ライオスが心配と言えないチル...

  • 『菜の花の沖』 第4巻 司馬遼太郎

    嘉兵衛、択捉に到達。まだ、ロシアは姿を見せない寛政11年(1799年)、ロシアの南下を知った幕府は、松前藩から蝦夷地を上知し、直轄領とした。蝦夷地に派遣された幕臣・近藤重蔵に、嘉兵衛は千島列島の択捉島への航路開拓を求められる。普通の船での航海できねばならず、千石船ではなく百石級の図合舟で荒海に挑む。見事に択捉へとたどり着き、その漁場を開拓した嘉兵衛は、定御雇船頭に命じられ、幕政への関係を深めてしまうのだ...

  • 【京都人による京都観光】東寺

    家族と食事をした後、東寺を見に行ったブラタモリで取り上げられてから、また来てみたいと思っていたのだただし、入場料は2000円と高い! 元をとらねば見て回る東寺は8世紀末に、平安京を鎮護する寺院として建立され、正門の羅城門を挟んで西寺も存在したその後、嵯峨天皇から弘法大師・空海に下賜され、国家鎮護の役割とともに、真言密教の根本道場となる平安後期以降、戦乱のたびに衰退と復興を繰り返し、今残っている建物...

  • 『呪術廻戦』 第23巻・第24巻 芥見下々

    なんか、更新する間隔が空いちゃうなあ第23巻。「死滅回遊」が各地で収束で向かっていたはずが、なぜかプレイヤー(泳者)が増えだしていた。それは「死滅回遊」の前に、羂索がアメリカ政府に行っていた工作のせい。日本人特有である呪術の力は新エネルギーになりうると、アメリカの特殊部隊が送り込まれていたのだ一方で、羂索は天元を奪取するため、高専の地下にある薨星宮へ潜り込む。そこでは呪胎九相図の脹相と、夏油と浅から...

  • 【プライム配信】『葬送のフリーレン』

    日テレのを見そびれたので、プライムでゴールデンタイムに第1話から第4話まで一挙放送されたことに驚いたが、原作を知らない人に、ちゃんと作風を伝える構成になっていた第1話に旅の終わりから、勇者ヒンメルの死。第2話に司祭ハイダーにフェルンを託され、旅に連れができる第3話で、かつて封印した魔族との戦いがあって、第4話にフリーレンの師匠フランメの手記から、死者の魂が集まるというオレオールの地を知る最初に背景...

  • 『オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 3』 オリバー・ストーン&ピーター・カズニック

    前巻を読んだ時から、7年以上経っていた(苦笑)2012年に制作されたオリバー・ストーンのドキュメント番組のブック版最終巻はニクソン失脚で跡を継いだフォード政権から、カーター、レーガン、パブッシュ(ジョージ・H・W・ブッシュ)、クリントン、ブッシュ、そして刊行当時のオバマ政権1期目までを扱う本書でも半世紀近く扱うなか、政権交代が続いても、アメリカの介入主義は変わらない世界に自由を広める「民主主義の擁護...

  • 『関東昭和軍』 第2巻 田中誠

    巻末には、高野連とその上部組織である日本学生野球協会のビルの比較が高野連は自社ビル、協会はビルの一室! この格差はどこから来るんでしょうねえ第2巻は、細かく試合の模様も描かれるようになった秋季大会は春の選抜がかかる大事な公式戦であり、甲子園出場をかけた天国と地獄の戦い。関昭の尾宮監督も、猛練習で考える頭を失ったゾンビ一年生を抜擢する奇策に出るベテランの野球人であるはずの首脳陣たちが、ワンプレーで一...

  • 【映画】『名探偵ポアロ ベネチアの亡霊』(2023)

    残暑に怪談第二次世界大戦の後、ポアロ(=ケネス・ブラナー)は、ヴェネツィアで隠遁生活を送っていた。つきまとう依頼人を追い払うべく、元警官ポルトフォリオ(=リッカルド・スカマルチョ)を雇っていたが、ミステリー作家アリアドニ・オリヴァ(=ティナ・フェイ)をそれをかいくぐってやってきた。近年、ヒット作に恵まれない彼女は、元オペラ歌手のロウィーナ(=ケリー・ライリー)の邸宅で行われる降霊術に招待するが……原作は『ハ...

  • 『岸辺露伴は動かない』 荒木飛呂彦

    プライムでドラマ第1期が観れる!第4部に登場する漫画家・岸辺露伴を主役にした短編集当初は読み切りの短編を求められたところ、「スピンオフ禁止」が宣告されていたのだが、編集と妥協(?)してか岸辺露伴をナビゲーターとして出したのが、最初の『懺悔室』あくまで興味本位で教会の“懺悔室”に忍び込み、神父と勘違いした男から奇怪な話を聞くという内容で、特にバトルをするわけでもないまさに狂言回しという役割で、タイトルど...

  • 『彼岸島』 第10巻・第11巻 松本光司

    11巻の時点で、雅の首は生え直しているので、表紙とは矛盾まあ、矛盾が感動を生む作品なので第10巻。吸血鬼に連れ去られた仲間を救出し、明と篤は兄弟で邪鬼(オニ)と対峙する。明の成長は著しく、口の中に入った篤を助けようと、邪鬼の顔ごとかち割ってみせるしかし、邪鬼はいまだ死なず! 操っていた邪鬼使いとともに、明たちを追撃するのだった新たなる敵、“邪鬼使い”が登場!雅から邪鬼を操る術を学んでおり、明たちを追い...

  • 【GoogleAdsense】5ヶ月目に初めてのクリック!

    更新が空いているので、しょーうもないことですが、書いときます先月末になって、GoogleAdsenseの広告に初めてのクリックが発生しました!誰だかはわかりませんが、あなたが最初に踏んでくれた方であります自動広告で設定しているので、どこの広告かとかは分からない。広告の種類も閲覧した方の履歴から、表示されているので、どういうジャンルの広告かは知るよしもないとりあえず、そのクリックで発生した収益を報告しますと1ク...

  • 『菜の花の沖』 第3巻 司馬遼太郎

    あとがきには、“灘”についての長い蘊蓄!“灘”は本来、船乗りが船を入れる場所のない難所で、“◯◯灘”という言い方をするが、兵庫の“灘”はそれと関係ないという話。もともと「灘目」などと呼ばれ区別されていたが、いつしか取れてしまったようで千五百石船の辰悦丸を得た嘉兵衛は、念願の蝦夷地へと船出する。蝦夷を治める松前藩は、秀吉以来の特権を楯にアイヌ人との交流一切を取り仕切り、その物産を諸国と取引することで繁栄してい...

  • 『関東昭和軍』 田中誠

    甲子園の決勝も近いので『実録!関東昭和軍』は、『ギャンブルレーサー』の田中誠による高校球児のヒューマン・コメディ。『週刊モーニング』で2006年から2008年まで連載したいわゆる普通の野球漫画ではない野球そのものの技術には触れず、球児たちの人間関係、監督・コーチからのしごき、先輩からの憂さ晴らし・雑用に、ひいては高校野球に関わる業界の闇にまで、切り込んでいくのだ練習してたら監督からパンチ、練習後に...

  • 『刀伊の入寇』 関幸彦

    盆前後は、コロナやら何やらで更新が空いてしまったぼちぼち頑張ります1019年、摂関政治の全盛期に起こった刀伊の入寇。それが日本にもたらした影響を探る教科書のなかで、ひっそりと書かれているだけの「刀伊の入寇」日本古代・中世で数少ない対外戦争である「刀伊の入寇」は、藤原道長が摂関政治を確立した時代に起こっており、その後の武家政治と年代が離れていることから、その位置づけが宙に浮いていた本書は、刀伊(女真...

  • 『ダンジョン飯』 第4巻 九井諒子

    もうドラゴン戦!第4巻は、帰還したナマリたちと、妹ファリンを飲み込んだレッドドラゴンとの死闘に入る正直、もうドラゴンとの戦いになるとは思っていなかった。なにしろ、妹の救出こそがライオスが迷宮に潜る目的なのだ。ま~だ、4巻なのであるこの巻では、純粋な料理ネタが少なく、地形を利用してのドラゴンとの対決に4話分もさかれているライオスたちにドラゴンと戦った経験はあるものの、今はファリンにナマリ、シュローが...

  • 【プライム配信】『シン・仮面ライダー』

    “政府の男“に、竹野内豊と斎藤工が! 『シン・ウルトラマン』とロケの場所にも共通点がありそう本郷猛(=池松壮亮)は何者かに拉致され、人体改造を受けていた。しかし謎の女性・緑川ルリ子(=浜辺美波)に連れ出され、バイクに乗って脱走。合流した緑川弘博士(=塚本晋也)から、ショッカーによって本郷が“バッタ・オーグ”に改造されたことを告げ、自らも所属するその組織を壊滅して欲しいというそこへ追手の“クモ・オーグ”が現れ、...

  • 『新説 家康と三方原合戦』 平山優

    大河ドラマの筋は関係なしになぜ、家康は倍する武田軍に戦うことになったのか? 三方原の戦いまでの経緯、背景から解き明かす大河ドラマ『どうする家康』の歴史考証した著者による、三方ヶ原の分析三方原の戦いとは、1573年に遠江・三河へ侵攻した武田信玄に徳川家康が仕掛けた合戦なぜ、東海道一の弓取りとも言われた家康が、数のうえでは無謀な戦いを挑んだか、フィクションでは「家康、若気の至り」で済まされることが多い...

  • 【プライム配信】『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 第22話・第23話・第24話

    スレッタ「お母さんを悪い魔法使いにしたくない」<第22話 紡がれる道>要塞「クワイエット・ゼロ」への議会連合の第二次攻撃は失敗に終わった。スレッタを手伝うべく、地球寮の面々はブリオン寮のセセリアにMSを借りるスレッタはミオリネと会うために、グエルとフェンシングの決闘! 空気を読んだグエルのおかげで、引きこもっていたミオリネと再会。クワイエット・ゼロの中へ突入する作戦がついに始まった自己犠牲的なスレ...

  • 【プライム配信】『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 第19話・第20話・第21話

    グエル「奪うだけじゃ、変わらない!」<第19話 一番じゃないやり方>ミオリネとグエルは、アーシアンのデモ代表と会談しようと地球へ降下。グループのシンボルとして連れるエアリアルには、プロスペラが搭乗していたアーシアンとの交渉は難航するが、総裁選まで10日間のデモ中止を約束してもらう一方で、グエルは地球で会った少年から、シャディクと「フォルドの夜明け」の関わりを知り、すべてが彼の仕業と知る交渉が終わろ...

  • 『自分の仕事をつくる』 西村佳哲

    村上春樹からムッソリーニまで、蘊蓄の海社会にあるすべてのモノは、誰かの仕事の結果である。いい仕事とは何なのか、そのために何が必要かを問う「いい仕事」は何かを求めて、デザイン関係を中心に取材を続けるが、インタビュー集ではない著者は「働き方研究家」としてワークスタイルの提案、研究をしている方で、本書はデザイン誌『AXIS』における「レッツ・ワーク!」を元にしており、1995年から1999年の連載に、文庫化...

  • 【プライム配信】『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 第16話・第17話・第18話

    ミオリネ「さようなら、水星のお上りさん」<第16話 罪過の輪>学園のテロは外部にも報道され、プラント・クエタのテロもベネリット・グループが独自に行っていた治安活動と結びつけられた。そうした事態にグループの次期総裁が必要として、シャディクは総裁選への出馬をはかる一方で、株式会社ガンダムへの嫌疑も晴れて、ミオリネは活動再開。地球寮メンバーも喜ぶが、スレッタとは母親とエアリアルについてズレが埋まらない今...

  • 【プライム配信】『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 第13話・第14話・第15話

    3ケ月開けてのシーズン2OPも一新して、作品の空気も変わってしまうよう<第13話 大地からの使者>プラント・クエタのテロ事件から二週間後、スレッタはたまりたまった決闘を連戦方式でこなしていた。箝口令がしかれてトラウマが残る地球寮の面々に比べて、スレッタだけはそれを感じさせないでいたしかし、オープンキャンパスのシーズンと重なり、地球寮へプラント・クエタを襲ったノレアとソフィアが見学に。連絡係のニカ・ナ...

  • 『菜の花の沖』 第2巻 司馬遼太郎

    いよいよ船頭として始動兵庫津で船乗りとして頭角を現した嘉兵衛は、“サトニラさん”こと堺屋喜兵衛に頼みされ、和泉屋伊兵衛の名を借りて江戸への沖船頭(雇われ船頭)となる。北前船への夢を持つ嘉兵衛は、カツオ漁で大船の建造費を稼ごうとするが、難所の多い太平洋航路の現実に転換を余儀なくされるしかし北風荘右衛門の好意で、廃船されかかった「薬師丸」を得て、華の日本海航路へ旅立つ2巻目も濃い!兵庫に身を落ち着けた嘉兵...

  • 【京都人による京都観光】祇園祭2023’前祭

    今年は近場の親戚が集まって、祇園祭の宵山へだいたい目玉の山車は書いてしまったので、まだ紹介していないところを中心に1.瀧尾神社の龍頭京都大丸には巨大な龍頭が飾られていた東山の瀧尾神社のものであり、奉納したのは大丸・創業者の下村家。幕末の1839年に納められ、それ以来、大丸と瀧尾神社はなが~い付き合いが続いているのだそして、大船鉾の龍頭は、この瀧尾神社の龍頭をもとに復元されたとか大船鉾の龍頭大丸の近...

  • 【プライム配信】『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 第10話・第11話・第12話

    ミオリネ「わたしが逃げなくてよくなったのは、あなたのおかげなのよ!」<第10話 巡る思い>エアリアルを、ガンダムを公認したことで、ベネリット・グループにも波紋が広がる。もともとデリングの暗殺計画を企んでいたヴィム・ジェタークを利用する形で、サリウスの養子シャディクのクーデター計画が進められる一方、強化人士4号に代わり、新たなるエラン=5号が登場。スレッタをベタに口説こうとするが、彼女に自分自身への...

  • 【プライム配信】『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 第8話・第9話

    スレッタ「ガンダム、飛べる!跳ねる!エアリアル!」<第8話 彼らの選択>ミオリネは「株式会社ガンダム」をぶち上げて、地球寮のメンバーを無理やり組み込んだものの、何をやる会社かというと「これから考える」!プロスペラやペイル社のベルメリアから「GUNDフォーマット」とヴァナディース機関のことを聞き、「GUNDの理想」を知るかつてのパートナーであったシャディクは、ガンダムとミオリネを手に入れようと策動す...

  • 【プライム配信】『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 第6話・第7話

    ミオリネ「多少の浮気は許す」<第6話 鬱陶しい歌>ベイル社でエランの調整をする技師ベルメリアは、決闘相手となるシン・セーのプロスペラにご挨拶。ともにヴァナディース機関でガンダム開発に関わっていたらしいエランとスレッタの決闘はファラクトが有利な宇宙空間で行われることとなり、スレッタは決闘で賭けるものに「エランさんのこと、教えて」しかし、エランには「GUNDフォーマット」の負荷で限界が迫っていた決闘の...

  • Google AdSenseを3ヶ月試してみて……

    GoogleAdsenseを導入してみて分かったことは人は広告を踏まない!ということだ(苦笑)Amazonアフィリエイトのほうだと、作品のレビューを確認するためか、クリックする方はいる広告そのものだとそういう利便性はないし、たとえいかがわしくなくってもバナーを踏む行為に、あまりいいイメージがないのかもしれないじゃあ、まったく収入が入らないかというと、そうでもなくて、広告を見られた回数、ページビューに基づいて、率は悪...

  • 『彼岸島』 第8巻・第9巻 松本光司

    ポンは女風呂を覗いて、雅に捕まる。そこだけ切り取ると、同情の余地は……第8巻。明は亡者となったポンを殺せず、対話する道を選んだ。ポンは涙ながらに亡者になった経緯を話し、雅への復讐を訴えるしかし、もはやポンの意識は薄れて、明に決断のときが迫られるのであったそこから8ヶ月後、明は兄・篤の師匠と山籠りの修行をし、見違えるほどの強さを身につける。ケンちゃんやユキたちとも合流して、レジスタンスの隠れ里に身を落...

  • 【プライム配信】『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 第4話・第5話

    完結したそうだけど、粛々と見ていきます<第4話 見えない地雷>決闘の末、グエルからの告白を受けてしまったスレッタは、速攻に拒否。全校に恥を晒したグエルは即座に撤回し、決まりどおり、ミオリネに謝罪するMS科では、地雷回避試験が行われたが、そこではスペーシアン(宇宙生まれ)によるアーシアン(地球生まれ)へのいじめがあり、地球寮のチュアチュリーは妨害で失格してしまう今回はスペーシアンとアーシアンの対立がテー...

  • 【プライム配信】『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 第2話・第3話

    オカンが登場。OPにラスボス感<第2話 呪いのモビルスーツ>グエルとの決闘に勝ち、ミオリネの婚約者になってしまったスレッタ。その機体エアリアルに禁じられた「GUNDフォーマット」が使われているとの嫌疑で、勾留されてしまうスレッタの母親で機体を開発したシン・セー開発公社のCEOのプロスペラ・マーキュリーは、ベネリット・グループの審問会に呼び出されるが……相手のブレードを折るという、決闘の勝利条件以上に大...

  • 『東洋の発見』 岩村忍

    著者はリットン調査団にも同行し、戦後はシルクロード・ブームの立役者になったとか歴史学に西洋、東洋という区分けは有効なのか。ユーラシアの東西の交流をたどるタイトルが気になったので、実家の本棚から初出が1976年と管理人が生まれる前で、講談社学術文庫というレーベルの割に、真面目ながらエッセイのような柔らかい文体で書かれているページ数も121項と軽くまとめられていて、世界史を詳しく知らない人を意識してか...

  • 【プライム配信】『機動戦士ガンダム 水星の魔女』

    『SDガンダム バトルアライアンス』なるガンダムゲーをやり始めて、モーレツにロボットアニメを観たいなという欲が高まったところ、プレイムで最新作『水星の魔女』の配信をしていたので見てみることにしたちょうど、ゲームのDLCでも参戦していたのだ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は去年の10月にSeason1が放送され、Season2が今年の4月から放送中。『鉄血のオルフェンズ』の2期から5年ぶりとなるテレビシリーズだ...

  • 『100%の闘争心 全日本女子バレーの栄光、挫折、そして再生』 吉井妙子

    本編とあとがきでトーンが違いすぎ2004年アテネ五輪。2大会ぶりに出場した女子バレーの代表チームでは何が起こっていたのか。選手たちの視点から見た戦いの軌跡を描くノンフィクション著者はF1に始まって、オリンピック競技を中心にスピードスケート、野球、女子バレーなどを取材するフリーのスポーツ・ジャーナリストアスリート個人に肉薄した著作が多く、本書もアテネ代表のリーダーだった吉原知子を中心に選手の証言をも...

  • 『満州アヘンスクワッド』 第7巻・第8巻

    甘粕はいつ出てくるのか第7巻。白露事務局を襲撃したバータルたちは窮地に陥るが、謎の銃撃に助けられるがその主は、ハルビンの青幇・馮英九だった。が、その馮英九は、車のトランクに隠れていた閻馬に撃たれ、すべてに決着がついたのだった麗華と合流すべく吉林へ向かったバータルとキリルは、日方勇と因縁深い憲兵・長谷川伍長と出会ってしまう。回復した麗華は吉林の満州旗人を次の標的として狙うが……ハルビン編は、このシリー...

  • 『菜の花の沖』 第1巻 司馬遼太郎

    はみ出しものの成り上がり18世紀末の淡路島。津名郡都志の本村に生まれた嘉兵衛は、家が貧乏なことから、隣の新在家の問屋へ奉公に出た。しかし、地元の“若衆宿”に入らず、本村のに所属したことから、目をつけられてしまう世間に嫌気がさした嘉兵衛は、新在家の網元の娘・おふさと結ばれた後、水主(船乗り)を目指して兵庫津(後の神戸)の叔父を訪ねるが……北海道の箱館(現・函館)を開き、ゴローニン事件に巻き込まれた高田屋嘉兵衛...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、クロノクル=ローマの人さんをフォローしませんか?

ハンドル名
クロノクル=ローマの人さん
ブログタイトル
アレクサンドリア図書館
フォロー
アレクサンドリア図書館

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用