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海と風の香り http://kaori1.seesaa.net/

オリジナル小説を載せています 恋愛、学園物

湘南my love  ラブコメディです。意地っ張りで見た目(?)はかわいい女の子が湘南に遊び出かけ、地元の大学生の仲良くなり……、 ブルーシトラス  小さい頃から一緒にいた男友達が、別の学校のかわいい女の子と付き合い始めてしまい、面白くない日々を送っていた女子高生が、ある日、事件にに巻き込まれて助けてくれた大学生と知り合い……、

marimo
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2008/09/02

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  • 小説を書き始めた理由

    小説を書き始めた理由は、色々な疑問をまとめたかったから。いじめっ子や嫌がらせする人の理由を調べないといけなくなってしまい、その関係で、疑問点を小説の形でまとめてみたいと思ったからです。プロットを考えるのは好きで、学生時代から、いくつかプロット的なものはいっぱい作っていたのですが、それを、小説として書く技量はなかったので、まとめてませんでした。それをまとめつつ、小説を書いてみて、楽しかった…

  • 素敵な一日?5

    ガシュウは茉里ちゃんに、 「ここではなんだから、向こうで話そう」と促して、でも、茉里ちゃんは嫌がっていて、みんなが困って、 「茉里。話だけでも聞いてやれよ」と鷺が言ったので、仕方なさそうに移動していた。 「まったく、あいつは」と梅が呆れていたけれど、 「茉里は潔癖なところがあるからな。隠す必要がないと思ったのかもしれない」と鷺が言ったけれど、 「あの場合は無理よ。ややこしくなるわ。相手の子、説…

  • 素敵な一日?4

    ガシュウが何とかなだめて、送ってくると言ったので、鷺と梅と待っていた。 「大変そうだったね。あの子、ちゃんと帰れるのかなあ」 「知らないわよ。ここまで来たんだから、帰れるでしょう」と梅は嫌そうで、 「すごい執念だよな。ガシュウを探し当てた」メールで行先だけは教えてしまったらしく、それで、心配になって来てはみたものの、どこに泊まっているかもわからずに、闇雲に歩いて探し回ったらしい。 「ガシュウに…

  • 素敵な一日?3

    梅が戻ってくるまで気まずかったけれど、沢渡君と二人で戻ってきて、 「ごめん」と梅が謝ってきて、 「ごめんね、梅」と茉里ちゃんも謝っていた。 「ま、いいだろ。梅、ほら、やるぞ」と言われて、 「あ、梅、好きなのをやらしてあげようよ。どれがいい?」と花火に近づいたら、慌てていたので転んでしまい、 「痛い」と打ったところを押さえた。みんなが笑った。 「ごめん、また、やっちゃった。梅、好きなのを選んでね…

  • 素敵な一日?2

    花火をやるために、外に出てきたけれど、キョロキョロしてしまった。 「大丈夫……そうだね」 「不審者か、おまえは」と鷺が呆れていた。 「だって、心配だ。折角のたのしい夏の思い出が」 「そうか? ある意味、夏の思い出だろう」 「もう、そういう問題?」と言い合っていて、ガシュウは鼻の下を伸ばしながら、茉里ちゃんに、 「どれにしようか」と声を掛けていた。梅は呆れたように睨んでいて、 「遥、どれがいい?…

  • 素敵な一日?1

    東のおじさんの家に着いたら、東は戻っていなくて、 「東は?」と鷺が聞いた。 「ああ、遅くなるって。泊まるかもしれないってさ」と言ったので、あきれてしまった。ガシュウはご機嫌で、 「楽しそうだね」聞いたら、ガシュウはうれしそうに、 「当然だろ」と言ったけれど、みんなでため息をついた。 「なんだよ?」とガシュウが聞いてきて、梅が、 「あなたをさが」と言いかけたけれど、鷺がさえぎって、 「部屋に行こ…

  • はりあうよりも3

    梅たちと合流して、帰ることにしたけれど、足が重かった。それで、とぼとぼと歩いた。何となく気まずくて、 「どうする?」と鷺が沢渡君に聞いていた。 「どうすると言われても」と沢渡君も困っていた。 「ガシュウに問いただせばいいでしょう」と梅は怒っていた。 「そういう問題じゃない。今、そのことを話したところで、多分」と鷺が梅に言った。 「着信拒否する男だものね。あの子のことも誠実に対応ではなく、丸め込…

  • はりあうよりも2

    バスを降りてから、途中でコンビニに寄った。 「あの、この人、知りませんか?」とコンビニの人に聞いていた声がしたけれど、 「眠ーい」とあくびをした。 「よく寝てたな」と鷺に言われて、 「だって、このところ、よく眠れなかったし。朝も早かったから」 「また、散歩か?」と鷺に聞かれて、 「違うわよ。この子はね、早朝デートしてたの。春日君とよ。そうでしょ」と梅に聞かれて、笑った。 「当たりだ。もう、うら…

  • はりあうよりも1

    梅が、足が痛いと言い出したので、早めに帰ることにした。 「運動不足だから、そうなるんだろ」と鷺が呆れていたけれど、 「違うよ。疲れもあるからだろう」と沢渡君が梅に声を掛けていた。わたしはバスの中で寝ていて、 「遥だって寝てるじゃない」と梅が言ったけれど、沢渡君が嬉しそうに見ていて、 「もう、やんなるわね。男二人は遥には甘いくせに、私には優しくない」梅がぼやいて、 「沢渡は冷たくないだろう」と鷺…

  • 無邪気2

    「あら、二人、仲良くやってるじゃない」と梅が私たちを見ながら言った。 「しばらく二人にしておいてやるか」 「あら、どうしてよ?」 「昨日、沢渡が言ってたから。やはり、気持ちがごまかせないって」梅が黙った。 「相手から迫られても、困ったらしいよ。男って、ああいうとき、どうしようもないな」 「あら、そうなの? もったいないじゃない。煮え切らない沢渡には積極的な子のほうが似合ってるわよ」 「気持ちに嘘…

  • 無邪気1

    「楽しいね」とはしゃいでいた。さっきまでは暗くなりがちだったけれど、水族館に入ったら、気分が変わった。綺麗だ。魚の色もきれいだし、見ているだけで、安らいでくる。 「ほら、はしゃぐな。転ぶぞ。きょろきょろするなよ」と鷺が怒っていた。 「子供みたいな奴だよな」と鷺が呆れていて、沢渡君がうれしそうにそれを見ていて、 「そういう顔をするなよ。せつなくなってくるじゃないか」と鷺が言った。 「そう? 遥を見…

  • 分解寸前2

    梅から連絡があり、 「後で来るって」と鷺に教えた。 「そうか、そのほうがいいな。気分転換にそうしたらいいさ」 「梅に誰か、素敵な水族館員さんでもいないかな」 「無理だろ。梅が気に入っても、向こうは気に入るかどうか」 「だめかな?」 「遥や茉里と違って、梅を好きだと言う男は……いなかったと思う、……確か」と鷺が思い出すように考えていて、 「年下の女の子にはモテるのに」 「女に人気がある子は男には…

  • 分解寸前1

    梅は機嫌が悪そうだった。朝から、茉里ちゃんを見て嬉しそうにしているガシュウの露骨さを嫌がっていた。顔がほころぶと言うより、にやけているガシュウと言うのが嫌なのかもしれないな。それぐらい、昨日のガシュウとは違っていた。 沢渡君と鷺に誘われて、少し遠くにある水族館に行った。 「梅を一人にしていいのかな?」 「誘ったけれど、嫌だと言ったのは梅だ。日に焼けるのが嫌だからと言っていた」 「え、じゃあ、…

  • 朝からご機嫌3

    悠に送ってもらって、戻ったら、 「あら、朝帰り?」と梅が機嫌が悪そうだった。 「いや、ちょっと、散歩に」と言いながら、つい、顔がほころんでしまう。 「ふーん、いいわね。楽しそうで」と言う声にとげがあった。怖い、逃げよう。 部屋に行く前にキッチンに行ったら、ガシュウが茉里ちゃんと楽しそうにしていて、 「あ、ごめん」と言った。二人は楽しそうに朝食の準備をしていた。そうか、これだから、さっき、梅が…

  • 朝からご機嫌2

    「朝の海も悪くないな」と言いながら、悠が手をつないできて、 「え、あ、ちょっと」と、慌てた。 「いいだろ。誰も見てないよ。朝だから。あいつらは寝ているだろうから」 「そうかもしれないけれどね」と横を向いた。ちょっと恥ずかしかった。 「なんだよ?」と聞かれて、 「悠は恥ずかしくないの? こういうの」 「なんで? 別に恋人同士ならおかしくないだろ」 「そう言われると、そうなんだけれど。男のほうが恥ず…

  • 朝からご機嫌1

    朝の海って気持ちがいいかもしれないなと思いながら歩いていた。 「夏でも朝なら、まだ、それほど暑くないからいいね」と悠に言った。 「あいつらは?」 「鷺は疲れて、寝ていると思う。沢渡君は朝、テレビを見てた」 「そうか」 「そっちは?」 「体のあちこちが痛いよ。雑魚寝はさすがにきつい」 「雑魚寝したんだ?」 「布団二つに男があれだけいるからな」 「うるさかったね、昨日も」 「南に悪いことをしたよ。…

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