やまびこ さん プロフィール

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やまびこさん: 富士の山ちゃんの日記
ハンドル名やまびこ さん
ブログタイトル富士の山ちゃんの日記
ブログURLhttp://iwadeiwade.blog95.fc2.com/
サイト紹介文新聞社をリタイア、今は農業見習。傍ら、ロータリーやユネスコの活動などボランティアで何とか奮闘!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供171回 / 365日(平均3.3回/週) - 参加 2008/09/03 15:30

やまびこ さんのブログ記事

  • レディファーストの苦労
  •  日本の「かかあ天下」はともかく、アメリカのレディファーストの精神は徹底している。アメリカというより欧米といった方がいいのかもしれないが、とにかく日常に根付いている。車の乗り降りもそうだし、エレベーターだってそうだ。車もドアを開け、ご婦人を乗せた後、男性は、その反対側に廻って乗り込むのである。降りる場合も同じだ。 エレベーターだって男性は女性を乗せて、後から乗り込む。船では毎朝、周回できるデッキ [続きを読む]
  • レディファーストと女房
  •  「お父さん、外国じゃあ、みんなあのようにするんですよ。レディファースト、レディファースト。お父さんもそうしなきゃあ・・・」 「バカ、俺は日本人だ。そんな事が出来るか・・・」 ディナーのレストランで、隣のテーブルに案内されてきた紳士然とした男性は、恐らく奥さんだろう、連れ添って来た女性の椅子を静かに引いて座らせ、その後で向かいの席に座った。それを見ていた女房はいかにも私にもそうしろ、と言わんばかりに [続きを読む]
  • ワイドなスクリーン
  •  船のデッキで手摺に寄りかかって見るのもよし、デッキに並べられた長椅子に寝っ転がって見るのもよし、そこから見える空は圧巻だ。何も考えずに、である。大西洋のキューバやカリブ海の南米・コロンビア、そこからパナマ運河を通り抜けると、そこは太平洋。さらに船は中南米のパナマ、コスタリカ、エクアドル、ガテマラ、メキシコと地図上では、その沿岸を進むのだが、島のひとつ、ましてや大陸の端だって見えない。いわば、船は [続きを読む]
  • 表情豊かな海
  •  「海は広いな 大きいな・・・・」ご存知、童謡「海」の一節だ。子供の頃よく口ずさんだ。「松原遠く 消ゆるところ・・・」と歌い出す、やはり海をテーマにした文部省唱歌もある。 童謡や文部省唱歌ばかりではない。クラッシックにだってあの有名なショパンの「大洋」のように海をテーマにした曲は世界にも多い。日本の歌謡曲だって同じだ。海をテーマにした歌は、恐らく山よりはるかに多いだろう。人間の海への憧れがそうし [続きを読む]
  • 船のパイロット
  •  パナマ運河は、アメリカからその管理運営権を勝ち取ったパナマ政府にとって、まさにドル箱に違いない。運河を通してもらう経費は半端なものではない。航行する船に乗り込んで船内アナウンスをする広報担当嬢によると、この運河で働く職員はざっと9,000人。この人数から類推しても、いかに経費がかかるか、おおよそ見当がつこうというものだ。運河の構造や歴史をアナウンスするこの担当者も運河の職員の一人なのである。大西 [続きを読む]
  • 陸のタグボート
  •  PANAMA KANALは中央アメリカのパナマ地峡を横断して、カリブ海と太平洋を結ぶ運河である。具体的にはカリブ海側のクリストバルという港から太平洋側のバルホアという港までの全長82kmの水路を言うのだ。 閘門式を採用しているのが特徴。つまり、カトゥンの三段式の閘門、ペトロ・ミクルの一段式閘門、ミラプロレスの二段式閘門で構成されている。分かり易く言えば、閘門は船舶を高低差の大きい水面で昇降させる装置。二つ [続きを読む]
  • パナマ運河の感動
  •  感動した。思わず拍手したくなった。どでかいホテルのような客船が山の上の人造湖から流れる水をせき止めた運河を次々と渡って、標高約27mの丘陵を越えて別の海に出るのである。大西洋・カリブの海から82?、そこはもう太平洋だった。ざっと100年前にやってのけたアメリカ人の開拓魂の逞しさと男達のロマンに思いをはせる一瞬でもあった。  カリブ海を挟んで大西洋と太平洋を結ぶパナマ運河。PNAMA CANALだ。完成が1913年 [続きを読む]
  • カジノの友達
  •  「ヤマーダサン オゲンキデスカ」  カリフォルニア州サンディエゴの町のど真ん中で後ろから駆け寄ってきた5〜6人の若者達に声お掛けられた。白人や東南アジア系の男達に混じって黒人の女性もいる。みんな親しみを込めてニコニコ笑っている。  「オオー、アイム ファイン サンキュー、エブリバデー ハウアユー」  旧知の友たちに会ったような気持ちになった。。継ぎ足しの英語、英語なんてシロモノではないが、この [続きを読む]
  • ハワイの地殻変動
  •  「日本人、とりわけ日本の女性が、来てくれなかったら、ここに軒を並べるブランドショップは、恐らくやっていけなくなるでしょうね。ここで毎日見ていると、日本の女性は入れ替わり立ち代りやって来ては、高級ブランド店の紙袋を提げて帰って行くのです」  ワイキキから程近いアラモアナショッピングセンターの一画に設けられているインフォーメーションスタンドの女性は、感心するようにこんなことを話してくれた。このスタン [続きを読む]
  • 人種の坩堝アラモアナ
  •  ワイキキから車でそう遠くない所にあるアラモアナショッピングセンター。そこはショッピングセンターというより、それ自体が大きな街だ。香水や時計、めがね、バックなど世界の一流ブランドの店がずらりと軒を並べ、一日中、大勢の人達で賑わう。 ハワイ、特に州都・ホノルルがあるこのオアフ島は、いわば世界のリゾート地。一年中常夏の島だから、世界中から、それぞれのスタイルでバカンスを楽しむ人達がやってくるのだ。こ [続きを読む]
  • 世界のリゾート地
  •  えもいわれぬエメラルドグリーンの海と背を分けるように大きな弓状に水平線まで延びる白浜。その広い白浜を挟んで海の反対側に何本も林立するビル。ホテルだろうかマンションだろうか。それともコンドミニアムか。その間に間に高い椰子の木が。ハリウッドのマフィア映画にでも出てきそうな広い屋敷の豪邸も見える。まるで絵葉書のような光景だ。  ここなら半袖のカラフルなシャツにサングラス、スーツなら薄手の白が似合いそう [続きを読む]
  • エメラルドの海
  •  やがては紺碧の海に変わるのだが、マイアミの海はエメラルド色だった。エメラルドグリーンといった方がいいかもしれない。4月19日午後4時、ざっと2,500人の乗客と1,000人を超す乗員スタッフを乗せた豪華客船「NORWEGIAN」は、動いていることすら分からないほど静かにマイアミの港を出港、15日間のクルウジングのスタートを切った。  さすが北アメリカの南端、午後4時といっても日差しは強い。しかし焼き付け [続きを読む]
  • 出会いの不思議
  •  「はじめまして・・しおんです。素敵なところにお住まいですね。私はスキーの指導員をしていたので未だに山を見ると滑りたくなります。毎年、元旦はフジテンスノーリゾートで富士山を見ながら初すべりです。昔、スポーツブランド商社だったので私もアメリカのコロラドのロッキーの山の中(VAIL)に2年住んでいました。(後略)」  人の出会いとは不思議なものだ、とつくづく思った。これはブログでお知り合い [続きを読む]
  • 人種の交差点
  •  メキシコを逃げるように去った船は、それから三日後の5月2日、約3,500人の乗客、乗員を乗せてサンディエゴに着いた。そこはもうアメリカ。カリフォルニア州だ。アカプリコなど2箇所のメキシコ寄港を飛ばされた約2,500人の乗客は三日ぶりに船を降りた。寄港地の変更で急遽、組み直したツアーに参加する者、思い思いに街を散策する者、とさまざま。土曜日だったせいか、カジノなど昼間の業務に支障のないスタッフ達も街に [続きを読む]
  • 真珠湾の見える丘
  •  アメリカ旅行でハワイ滞在中は従兄弟の家にお世話になった。そこは真珠湾が見下ろせる閑静な住宅街であった。それぞれかなりのスペースを持った住宅はいずれも平屋建て。上手に区画整理されていて、街路も広く、圧迫感が微塵もない。のどかな感じを受ける。申し合わせたようにそれぞれの家には木で出来た自動シャッター付きの車庫がついていて、屋根は瓦ではなくブロックの木造りである。木造りのシャッターはどこの家も格子模 [続きを読む]
  • ハワイと8の因縁
  •  ハワイ王室最後の女王の婿となったビショップ氏の冠がつけられたミュウジアム(博物館)の建物は威厳をも漂わせる見事な建築だ。その年は1889年というから日本の明治中期である。中身も2,400万点をも所蔵、当時のハワイ原住民の生活や風俗、習慣が一目で分かるよう気を配っている。  ハワイの原住民には生活の中に文字というものが無かった時代があった。カメハメハ大王の後を継いだ2世の王(カメハメハの息子)は、このこと [続きを読む]
  • カメハメハ王朝の終焉
  •  「七転び八起き」とか「末広がり」といって、わが国では8は縁起のいい数字だ。しかしハワイ王朝にとって8という数字は、結果的にその終焉を意味する不吉なものであった。 かつてこの王朝が支配したハワイには8つの島がある。南からハワイ島、マウイ島、ラナイ島、マルカイ島、オハフ島、カウアイ島、それに人を寄せ付けない無人島と、個人が所有する島だ。ご存知、州都ホノルルはオハフ島にある。  アラスカに次いで50番目の州 [続きを読む]
  • クルージングと出稼ぎ
  •  船に乗ることに興味を覚えたきっかけは2年前のハワイ諸島めぐりのクルージング。昨年は海上自衛隊の体験航海に応募、横須賀や清水に飛んで、護衛艦に乗った。水平線に向かってすべるように進む船での航行はいかにもダイナミックで、気持ちがいい。体験航海だから操舵室や船橋(ブリッジ)にも入れてくれる。「面舵いっぱ〜い」。海上らしいスマートな白の制服に身を包んだ自衛官が双眼鏡をのぞきながら前方を確認し、操舵室に運 [続きを読む]
  • 富士と青木ヶ原樹海
  •  いつの間にか立夏が過ぎて、暖かい日が続く。30度を超す日もあるのだから、暑いといった方がいい。でも梅雨時の蒸し暑さや夏の暑さとは全く違う。気温は上がっても、空気が爽やかだからだろう。窓の外の植え込みの落葉樹も、すっかり緑に変わり、いやが上にも初夏の到来を実感させられる。その向こうの御坂山塊の稜線に浮かぶ富士山も雪化粧を薄くして、地肌を見せ始めた。山だって《衣替え》の準備を急いでいるのである。 真 [続きを読む]
  • オオデマリとコデマリ
  •  真っ赤に咲き誇るツツジの目と鼻の先で、コデマリ(小手毬)とオオデマリ(大手毬)が白の競演を見せている。ツツジの赤と「テマリ」の白のコントラストも、またいい。同じ白ながらコデマリとオオデマリは、まるで風情が違う。ボタンのような大きな花を付けるオオデマリに対して、コデマリは、枝垂れた枝に小さな花をいっぱい付ける。小さな花は幾つか集まって「群」をなし、その一つ一つが、まさに「手毬」のように見えるのだ [続きを読む]
  • 孫娘の涙の要求
  •  その昔、体制に対する要求や抗議はムシロ旗。直訴を禁じる時代もあった。今はゼッケンやプラカードを掲げてのデモや座り込みに変わった。国会議事堂周辺や沖縄の基地周辺で、テレビに映し出される光景だ。アジ演説のスタイルも変化した。その舞台裏も一皮むけば面白い。本音と建前。奇奇怪怪の場面だってあるかも知れないし、聴くところによれば「えっ?ホント」という現実もある。 一方、家庭という一番小さな社会にも《抗議 [続きを読む]
  • 孫娘のチャレンジ
  •  茶の間と言うより、家中が賑やかになる時がある。甲府に住む孫娘がやって来る日だ。パパやママに連れられて来るのだが、むろん、週末。パパの勤めもさることながら、孫娘も、この4月から幼稚園に。年少さんだ。その合間を縫ってスポーツ教室にも。ママである娘に言わせれば「この子も結構、忙しいのよ」。 車の後部座席に設えられたベビーシートから解き放たれた孫娘は、家に入るなり「婆、こんにちは」。爺の言葉が出ないのが [続きを読む]
  • 女房と英会話
  •  「お父さん、上手でなくてもいいから今時、少しくらい英語、しゃべれるようじゃなくては絶対ダメだよねえ。私は帰ったら英会話を勉強しますよ。絶対・・・」 ハワイからマイアミに飛び、そこからカリブ海を通ってロス・アンゼルスに向かう船の中で、女房はしみじみ言った。旅行中、言葉が通じない不自由さを、身を持って体験したからにほかならない。 「お前、去年、アラスカへ行った時も、その前のハワイの時もそう言ったじゃ [続きを読む]
  • ダメ人間の開き直り
  •  開き直る、という言葉がある。人間とはよくしたもので、どんな場面でも「どうにでもなれ」と開き直ってしまえば案外、怖いものはなくなるものだ。約一カ月間を予定した女房と一緒のアメリカ旅行で、それを覚えた。覚えたというより、知らない土地で、言葉が満足にしゃべれない人間にとって、それより方法がないのだ。 中学3年、高校3年、そして大学の半分の2年、合計すれば8年も英語を勉強したはずなのに、と自らの情けなさに、 [続きを読む]
  • タイタニック青年の気持ち
  •  船首の甲板から身を乗り出して、大声で何かを叫んでみたくなる。映画「タイタニック」で見せたあの青年がやったように、年甲斐もなく自分もやってみたくなった。映画の舞台は大西洋だが、太平洋も限りなく広い。 私たちが乗ったノルウエー船は全長がざっと300メートル。高さ14階建てのホテルが、そのどでかい太平洋を静かに動いているといった感じだ。船尾に立てば、白く、太いスクリューの尾を大海原に長〜く引き、船首に立て [続きを読む]