inarix さん プロフィール

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inarixさん: 荒地にて
ハンドル名inarix さん
ブログタイトル荒地にて
ブログURLhttp://arechi0311.blog65.fc2.com/
サイト紹介文日々、読んだ本のご紹介など。 最近サボり気味。
自由文日々読んだ本のご紹介ブログ…でしたが遠方の友人に報告を兼ねて日記などもUPしていきたいと思います。
過去の本の紹介記事は、だんだん整理がつかなくなってきたので古いものからこちらに移動中です。
→『ふみのつかさ』http://booklog.jp/users/huminotsukasa
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供40回 / 365日(平均0.8回/週) - 参加 2008/09/13 22:06

inarix さんのブログ記事

  • 水族館への招待―魚と人と海 (丸善ライブラリー)
  • 昔、古本屋で購入して読み、この本で『観魚室(うをのぞき)』という言葉を知った。 明治15年(1882年)、日本最初の水族館を上野動物園内に作る際、『アクアリウム』をどう和訳するか迷った担当者による造語だった。『水族』という言葉は江戸時代後期に、すでに使われていた記録があるが、『水族館』という日本語は当時まだなかったのだ。 水族館について書かれた本はたくさんあるが、この『観魚室(うをのぞき)』という言葉に触 [続きを読む]
  • グラスホッパー (角川文庫)
  • 妻を殺された元教師・鈴木。彼は犯人である寺原長男への復讐を目論み、寺原の父親が興した企業・〈フロイライン〉で契約社員として働いていた。しかし長男は彼の目の前で、何者かに車道に押し出され事故で死ぬ。“押した”男を追う鈴木は、そのまま郊外の一軒家に辿り着く。そこには男の家族と思しき妻と、二人の幼い男の子。鈴木はその家庭に、家庭教師の営業として売り込み、上がり込み、男――槿(あさがお)の正体を探っていく [続きを読む]
  • ラスト・ワルツ (角川文庫)
  • 一五歳の、生意気盛りであった少女の頃に出会った“ミスタ・ネモ”を待つ貴婦人。二十年以上もの歳月を経て、ふたりがつかの間の再会を果たす舞踏会の夜。終幕を迎えるメロドラマ。古き良き大正時代に花開いたモダニズムは、昭和の戦争の業火に焼き尽くされて、二度と戻ることはない。一時代の終焉を告げる『舞踏会の夜』。 満鉄特急〈あじあ〉号の車内で、亡命を企てたロシア人が殺された。車内にいるはずの犯人を拘束するために [続きを読む]
  • パラダイス・ロスト (角川文庫)
  • 信頼。友情。仲間。祖国解放。多くの人が喜んでその言葉のために命を投げ出す。戦争の時代を彩る、唯一の希望のように。けれど“D機関”の男たちにとっては、そんな甘美な夢さえ無用の長物に過ぎない。彼らの至上任務は、生き延びること。生きて帰って報告することなのだから……『誤算』のほか、シンガポール、ラッフルズ・ホテルで起きた殺人事件。その真犯人を探すキャンベルだが、その推理は何者かのコントロールによるものな [続きを読む]
  • ダブル・ジョーカー (角川文庫)
  • “D機関”の暗躍目覚ましいなか、陸軍内に新たに設立された秘密諜報組織“風機関”。しかしジョーカーは二枚も要らない。陸軍は“風機関”を使って“D機関”の追い落としを図るが――。陸軍内から至極優秀な若者ばかりを集めた“風機関”だが、“D機関”はそれをはるかに凌駕すること、まさに悪魔の如しと言ったところか。表題作『ダブル・ジョーカー』のほか、「わらわし隊」が慰問する中国戦線。その前線に潜む共産スパイを、 [続きを読む]
  • ジョーカー・ゲーム (角川文庫)
  • 陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校“D機関”。発案者・結城中佐とその生徒たる諜報員は、当時の軍人の信条を真っ向から否定し、神であった天皇の不可侵をものともせず、ひたすら合理的、論理的に第二次世界大戦前夜の混沌とした世界で欧米列強をむこうに諜報戦を挑んでゆく。 参謀本部とのあいだの連絡係として機関に出向する佐久間中尉は、上官である武藤大佐の指示により、スパイ容疑が浮かぶアメリカ人・ゴードン邸の [続きを読む]
  • 晩夏のプレイボール (角川文庫)
  • 野球というものがどんなに広いか、深いか、惨いものか。僕たちは知らなかった。けれど、野球がどんなに面白いか、愛すべきもの、忘れられないもの、夢見てやまないものであることかを、ぼくたちは知っている。 「――一緒に野球やろうや」 夏の甲子園、地区予選。人口一万に届かない山間の町の公立高校が、次々と強豪校を破り準決勝に進む快進撃。今、九回表。 肩を壊し、野手へ転向した元エース・真郷と、野球がきっかけで小学生 [続きを読む]
  • トラや (文春文庫)
  • 1990年、著書『ダイヤモンドダスト』で芥川賞を受賞した翌年から、南木氏はうつ病と診断される。同じころ、氏の家に住み着いた子猫、トラとシロ。 病に苦しむ父親の放つ重苦しい雰囲気に満たされた家の中、子猫たちは氏の二人の息子たちの格好の遊び相手となる。時に、自殺の衝動にとらわれて、台所で包丁に手を伸ばす氏の足元にからみつき、無心に餌をねだることもあった。 例えば足の指をなめる、小さな舌の感触。カリカリと口を [続きを読む]
  • 機龍警察(ハヤカワ文庫JA)
  • 「日本はどんどん薄気味の悪い国になっていく――」 至近未来、大量破壊兵器は衰退し、それに代わって近接戦闘兵器体系・機甲兵装が台頭、跋扈する時代。その日地下鉄有楽町新線構内でおきた、正体不明のテロリストたちによる通勤電車の乗客たちを人質に取った立てこもり事件。それは、突入・救出作戦を敢行したSATの全滅という最悪の事態を引き起こす。 現行技術を超える謎の新型機『龍機兵』を擁する警視庁内特捜部は、事件の [続きを読む]
  • 機龍警察 自爆条項〔完全版〕 (ハヤカワ・ミステリワールド)
  • 10月31日午後、横浜港大黒埠頭の一角で起きた大量殺人。同時に発覚する、軍用有人兵・機甲兵装の密輸事案と北アイルランドのテロ組織IRFによる英国高官の暗殺計画。 沖津旬一郎率いる警視庁特捜部が捜査に乗り出すが、すぐに中止命令が下る。 日本政府の沽券にもかかわるこの事件には、日本国の警察庁だけでなく、首相官邸、外務省、経済産業省、北アイルランド、イギリス、果ては中華民国国家公安部、その黒社会まで、あらゆる [続きを読む]
  • 無声映画のシーン
  • 「彼らが誰なのか思い出せないし、彼らが誰で、何をし、死んだのかどうかさえ分からないが、写真がある限り彼らは生き続けていくだろう。というのも、写真は星のようなもので、たとえ彼らが何世紀も前に死んだとしても、長い間輝き続けるからだ。」 記憶にかかる靄。時間という映写機の歪んだ焦点。過去の思い出に光が差し込み、遠く離れたところからぼくを呼ぶ声が、たった今聞こえているかのように耳の中でこだまする。深い淵の [続きを読む]
  • 幻影の書 (新潮文庫)
  • 妻子を飛行機事故で喪い、酒浸りの日々を送っていたジンマー。 彼の心が、まだ死んでなどいないと教えたもの。それは60年前の無声映画だった。ふとしたきっかけで知った、かつて無声映画時代に一時活躍し、忽然と姿を消したという俳優ヘクター・マン。ヘクターの作品を丹念に追い続け、やがて一冊の研究書まで上梓したジンマーのもとに、ヘクターの妻を名乗る女性から手紙が届く。 死んだと思われていた彼は生きていて、そして映画 [続きを読む]
  • チャーちゃん
  • チャーちゃんにとっては、生きていることと死んでいることに境目なんてない。 走って遊んでまた走って。いつだって自由で気ままに踊ってる。 悲しいことなんかなにもない。 だっていつかみんなここにきて、一緒に踊るんだから。もちろん、パパとママもね――。 「ぼく、チャーちゃん。はっきり言って、いま死んでます」 チャーちゃんはどこまでもポジティブだ。 死んでしまったけれど、生前となにもかわらず楽しく過ごしている。 [続きを読む]
  • ネコがこんなにかわいくなった理由 (PHP新書)
  • ネコ科はどう生まれ、いつ、どのようにそれぞれの系統に分岐したか。超大陸の分裂、孤立、そして再びの連結、他の種の絶滅などのなかで移動し、適応し、進化し、時に棲み分け生き延びてきたネコの先祖。それはがて農耕生活を営み、定住したヒトの近くに住みはじめ、共存し、ともに新大陸へ渡り、また適応する。そしてより愛される形質をもつ愛玩動物として、品種改良が施され、今、多種多様なかわいらしいネコたちが誕生している。 [続きを読む]
  • カラマーゾフの兄弟2 (光文社古典新訳文庫)
  • 1巻ではカラマーゾフ家をはじめとする主要な人物をそれぞれに描いていたが、第2巻ではその人物たちの結びつきがより深く描かれている。なかでもイワンが物語詩をかたる「プロとコントラ」、ゾシマ長老の半生の回顧と説教を繙く「ロシアの修道僧」が表裏一体、相反するテーマをもって絡み合う。まだ若いイワンの『神は存在しない』という思想と、老いて間もなく死を迎えるゾシマの『神は存在する』という教え。それぞれ単独の物語 [続きを読む]
  • 黄色い雨 (河出文庫)
  • 村人が去る。彼らを見送ることはしない。そして妻が厳冬の水車小屋で首を括る。ここには私と、一頭の雌犬だけが残された――。次々と住人たちが去り、廃墟と化す山村・アイニェーリェ村にひとり残り生活を続ける「私」。やがて水路は壊れ水がそこかしこに溢れ出す。家々の垣根は崩れ、垣根が奔放に生い茂り、隣家や往来との境界が曖昧になる。存在のすべてが静かに摩耗し、崩壊し、溶け合い、やがて時間や生死さえも混ざり合う。死 [続きを読む]
  • 鬼平犯科帳〈9〉 (文春文庫)
  • 足を洗って以後20余年、煙管作りに打ち込んで、今その出来は名人芸の域に達する元盗人。捕えるよりも生きさせて、よい煙管を作り続けたほうが世の中こころ豊かになるではないか――。はたまた密偵のおまさ。少女のころから平蔵に想いを寄せていた。平蔵もそれを知らないわけではない、知っているからこそ、彼女の幸せを願っている。「雨引の文五郎」「鯉肝のお里」「泥亀」「本門寺暮雪」「浅草・鳥越橋」「白い粉」「狐雨」……苦 [続きを読む]
  • カラマーゾフの兄弟1(光文社古典新訳文庫)
  • フョードル・カラマーゾフは粗野で精力的、好色極まりなく、そして道化物を自称する成り上がりの地主であった。フョードルの息子たち、ドミートーリー、イワン、アレクセイの三人の兄弟たちはそれぞれ違う環境のなかで育てられていたが、成人してのち故郷のカラマーゾフ家へと戻り、フョードルと交流を持つようになる。しかしフョードルと直情的な長男ドミートリーとはそりが合わず、遺産相続やひとりの女性を巡っていがみ合ってい [続きを読む]
  • 土漠の花 (幻冬舎文庫)
  • 友軍の哨戒ヘリが墜落。氏族間紛争が続くソマリアとジブチの国境地帯付近に捜索のために出動した陸上自衛隊第1空挺団の野営地に、他氏族による虐殺を逃れた一人の女性アスキラがたどり着く。そして彼女を保護した瞬間から隊員たちもまた虐殺の標的となった。問答無用で襲い来るソマリア民兵とイスラム武装勢力。執拗に狙われるアスキラの持つ秘密とは。武器もなく、土地鑑もなく、通信手段も移動手段も奪われたなか、アスキラを守 [続きを読む]
  • 黒ねこのおきゃくさま (世界傑作童話シリーズ)
  • 冬の嵐の晩、貧しいおじいさんのもとに現れた、やせ細ったずぶ濡れの黒猫。おじいさんは残り少ない大切な食料と薪をすべて猫が求めるままに与えてしまう。おじいさん自身のひもじいお腹を満たす食べ物はなく、寒さに震えるからだを温めるために燃やす薪もない。そんな彼を温め寄り添うのは、彼の厚意で満たされた黒猫だった。翌朝に猫は去って行くが、後には尽きることのないミルク、パン、肉、薪がのこされる。おじいさんは暖かな [続きを読む]
  • NyAERA (ニャエラ) (AERA増刊)
  • とうとうニャエラ…もといアエラまでこんな猫ブームに乗っかった。ことになりやがって……とか嘲笑ってたのに、気が付いたら購入してたし読んでました。 猫だから仕方がない!!さて内容は船長や駅長を務める猫、猫が語るロシアとの北方領土問題、ペットの寿命を延ばす最先端医療研究、震災被災地の猫の保護活動、猫ブームの果てに起こることが予想される飼い主たる人間の高齢化、飼い主を亡くす猫の行方への懸念。猫飼い作家のエ [続きを読む]
  • あたしの一生: 猫のダルシーの物語 (小学館文庫)
  • 「あのひとへの、あたしの愛。それから、あたしへの、あのひとの愛――」 猫である?あたし“、ダルシーと彼女とともに暮らすことになる?あたしの人間“との出会いから、?あたし“の死までの17年間にわたる生活、その濃密な時間を、あくまでもダルシーの視点で描き切った愛の物語。出会いから始まる生活、そして繰り返される旅行、転居、その間の成長と老い。いくつものアクシデント。そして与え合うダルシーの、?あたしの人間 [続きを読む]
  • 珍妃の井戸 (講談社文庫)
  • 1900年、清朝末期、義和団の乱の最中に光緒帝の寵姫・珍妃が紫禁城内の井戸にて死亡した。――いったい誰が、何のために彼女を殺したのか。日本、イギリス、ドイツ、ロシア。清朝と同じく、それぞれに皇帝を、女王を、天皇を頂く各国の貴族高官たちが集い、事件の真相を追って様々な人々の証言を集める。しかし口々に語られる『真相』はみな、あまりにも食い違っていた。事件の真相を探るということ。それは珍妃が沈んだ井戸を覗き [続きを読む]