万葉樹(よろずは いつき) さん プロフィール

  •  
万葉樹(よろずは いつき)さん: 陽出る処の書紀
ハンドル名万葉樹(よろずは いつき) さん
ブログタイトル陽出る処の書紀
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/yorozu-haki
サイト紹介文芸術・フィギュアスケート・映画・アニメの感想。リリカルなのは・神無月の巫女・マリみて小説掲載中
自由文魔法少女リリカルなのは・マリア様がみてる・神無月の巫女(Fate/stay nightとクロス有)・鋼の錬金術師・京四郎と永遠の空の二次創作小説を掲載中。百合やや多め、他傾向もあり。芸術作品・フィギュアスケート記事、映画・アニメ(輪るピングドラム・少女革命ウテナ)・漫画のレヴュー、写真つき駄文日記のよろずブログ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供217回 / 365日(平均4.2回/週) - 参加 2008/09/29 20:54

万葉樹(よろずは いつき) さんのブログ記事

  • 魔法少女リリカルなのは二次創作小説「Flower and Fidget」 Act. 1
  • ミッドチルダ極北地区ベルタ自治領。ここには、政教分離が叫ばれる管理世界にあっても、古くからの信仰と信頼をあつめた宗教施設がひしめきあっている。背後三方を険しい高峰に囲まれ、堅牢な門戸や鉄壁に周囲を守られた聖王教会本部は、その広さだけでも首都球場ドームが三個は入る面積を誇る。外から見れば、さながら城塞都市の趣をたたえている。しかし、この区域に足を一歩踏み入れれば、はじめての訪問者は驚かざるをえないだ [続きを読む]
  • 映画「シザーハンズ」
  • 1990年の映画「シザーハンズ」は、なかなか楽しい映画でした。しかし、ちょっぴりほろりとしてしまう悲しい結末。映像の魔術師とうたわれるティム・バートンの監督作品。シザーハンズ [Blu-ray]おすすめ平均 何度見てもいいですねFOXはなんでdts-HDにこだわる?画質はもっと頑張れる切ないラブ・ファンタジー。映像のクオリティの高さに感激!Amazonで詳しく見る by G-Tools化粧品の販売員ペグは、山の上のお城に隠れ住む両腕がハサ [続きを読む]
  • ☆魔法少女リリカルなのは二次小説の開始☆
  • 劇場版第三作「魔法少女リリカルなのはReflection」絶賛公開中!!二次創作小説の目録です。「●●二次創作小説」の色文字を すれば、各作品の一覧へ飛びます。長編では前書きと目次とは別になっています。各話にはサブタイトルを附しています。いろんな要素を含むもの(どちらかというと百合が多め)がありますので、なるべく、前書き(第〇話・序)を先にご覧になってください。【読者の皆さまへの御注意】レヴュー記事や [続きを読む]
  • 魔法少女リリカルなのは二次創作小説「Flower and Fidget」 Act. 0
  • 聖王教会本部会の大聖堂。その端にもうけられた窮屈な小部屋のなかで、修道女シャッハ・ヌエラはある男と向かい合っていた。魔法少女リリカルなのは二次創作小説「Fの必要」シリーズの第五部。──女が眠気に襲われた男の頬の横に、一輪の花を投げた。男の重くなった瞼が閉じられようとしたとき、こんな言葉を耳にした──『あなたは強くなってください。あなたが背負っているものが、いずれあなたを救うでしょう』……── [続きを読む]
  • 世界に愛される日本のアニソン
  • 中世の冒険家マルコ・ポーロは、その著『東方見聞録』のなかで、我が国日本のことを「黄金の国ジパング」と尊称しています。聖徳太子の頃になってやっと大陸の大国・中国と肩を並べるくらいの政治ステムを整えはじめた日本から数えて数百年近くのあいまに、どこをどのように日本がそのように美化された経緯はわからないのですが。英国のように島国でありながらも、異国の王朝に屈したことがなかった純潔性なのかもしれませんね。人 [続きを読む]
  • 映画「仮面の男」
  • 三銃士といえば、NHKアニメ(その主題歌を歌っていたのが、あの酒井法子被告だったが)の印象が強いせいか、この映画を最初に観たときは違和感が拭えなかった。しかし、アレクサンドル・デュマの描く実像にこちらが近いのかもしれない。主演のレオナルド・ディカプリオの脇を固める四銃士が、どれも名優揃いで話題にもなった映画「仮面の男」原題はThe Man in the Iron Maskなのだが、この邦題はラストのある場面と絡ませると秀逸 [続きを読む]
  • 神無月の巫女二次創作小説「夜の点(くろぼし)」(二十八)
  • 頭を抱えてうずくまることしかできなかった千歌音だった。切り株のようにへたりこんで腰を下してしまったあとは、もういくらも立ち上がれない。足があるのに、もう一歩たりとて歩けない。じきにあの邪神がここを見つけるであろう。石を持ち上げてその湿った裏側にこびりついた虫を眺めるように自分が発見される姿、子供が遊びっ気で石を落とすようにして潰されていく自分の末路を想像して、千歌音は戦慄した。どれくらい、その場に [続きを読む]
  • 劇場版「魔法少女リリカルなのは Reflection」そろそろ公開
  • 最近、アニメや漫画原作の実写版も大流行りの邦画業界ですが、アニメそのものの劇場版もここ数年さかん。やっぱり、テレビ放映でディスクの売上が厳しいからでしょうかね。アニメ映画で映画館が活気づいてきたからなのか、地方でも閉館状態だった劇場が客を取り戻している模様。映画もウェブ視聴する時代なので、むしろレンタルビデオ店が廃業しつつあるんですよね。時代ってほんとうにどうなるか分からないものです。「魔法少女リ [続きを読む]
  • スマホ一年生 その3
  • 暑いですね。あ゛つ゛い、と書くのが相応しいくらいの暑さ。七月なのに、もう猛暑日扱いで連日30度超え。熱中症も危ういですが、今年もマダニにヒアリと獰猛な要注意外来生物が繁殖しているせいで、庭の手入れでも長袖が欠かせません。さて、今回もスマホの初心者がいまさらの、いまさらで、あたりまえなことを書きます。自分の覚書のために。今年の2月ぐらいからの使用なので、そろそろ所持して半年になるスマートフォン。だんだ [続きを読む]
  • 神無月の巫女二次創作小説「夜の点(くろぼし)」(二十七)
  • 待ち人来る!──と目を輝かせた千歌音は、たちまち失望の淵に沈んだ。それは、千歌音がこの民衆によって寄せられた熱望への裏切りを、反射して浴びた瞬間だった。「そんなこと、とっくに知っていたわ。姫宮千歌音さま、貴女が巫女ではないなんて」姫子では、なかった。姫宮家が最近取り入れた、カフェの女給の制服にあやかった、やや派手めの縦縞の紺絣に白木綿のエプロンを掛けている。当時のカフェがお茶屋遊びのような、風俗的 [続きを読む]
  • 神無月の巫女二次創作小説「夜の点(くろぼし)」(二十六)
  • ひゅるん、ひゅるん。と鋭い音がして、その巨体の動きがかすかに止まった。怪物の腕には、幾筋もの鎖分銅が巻き付いていた。山の猟師たちのものだろう。筋骨たくましい屈強な大男を筆頭に、勇気ある百姓たちが鎌や鍬を持って、にじり寄っている。薙刀や竹槍を構えている女中たちもいた。姫宮邸内に駐屯所を構えている警官がサーベルを抜いている。幕末の動乱や、明治期の国内の叛乱をつぶさに覚えている者たちのなかには、いざとい [続きを読む]
  • 神無月の巫女二次創作小説「夜の点(くろぼし)」(二十五)
  • だが、ほんとうの悪夢はそれからだった。寝床で呆然としている千歌音は、日中だというのに、室内がやけに薄暗いことに気づいた。雨が降るという空でもない。窓を開けようとしたそのせつな、舞い込んだ突風に吹き飛ばされ、したたかに背中を壁に打ちつけてしまった。漆喰の壁がへこみ、藁に混じって埃っぽい粉が降ってきた。源氏襖が外れて、倒れている。恐る恐る目を開いてみれば、窓を打ち破って、巨大な手のひらがそこに蠢いてい [続きを読む]
  • ねらわれた、ふるさと納税
  • 今回は、頭を悩ませたくなるお金の話です。出ていく方の。二月、三月あたりの確定申告が終わって安堵して、のんびり春を迎えたと思ったら、六月近くからまた慌ただしくなるんですよね。税金とか、お寺の会費とか、組合費とか、もろもろの請求がくる季節です。もともと、この夏あたりは憂鬱で仕方がないのですが、なおさら、出費が増える。最近、耳目を集めているのがふるさと納税。住民票のある場所以外の自治体に寄付をすると、住 [続きを読む]
  • 神無月の巫女二次創作小説「夜の点(くろぼし)」(二十四)
  • それから、数日間。一日の静養のつもりが、二日、三日となり、大神神社に戻る機会を逸していた。千歌音はとうとう離れの座敷に引きこもり、塞ぎがちになっていた。古い洞窟内での闇の深さと静けさには慣れ、床を走る鼠やらの小動物の気配や、背筋を凍らせるほどの冷えきった空気などにも動じなくなっていた。しかし、「巫女を殺せ」というあの怨念がましい声には押しつぶされそうになる。亡くなった親しい者たちの声が響き取り憑こ [続きを読む]
  • ウェブ漫画「ワンパンマン」
  • 最近は、公式の漫画がウェブ上で読めるのも珍しくない時代。今回は、五月の連休中に読破して面白かった一作、「ワンパンマン」のお話です。ちなみに、これはどちらかというと男性向けかもしれませんね。テレビアニメ化されたときに、タイトルは聞いたことあったんですよね。でも、主人公となっている男が主人公らしくないというか、華がなさすぎて、観る気がなかったというか。アンパンマンと何か関係あるのかな、と誤解していたり [続きを読む]
  • 映画「雨に唄えば」
  • 梅雨入りらしさがないまま迎えた六月も、夏至近くとなって本格的に荒れ模様に。こんな日は、おうちで名画でも親しむことにしましょう。雨の日になるとかならず観たくなるのが、1952年の映画「雨に唄えば」(原題 : Singin' in the Rain)主演のジーン・ケリーがずぶ濡れになりながら高らかに踊り唄う雨中の歌謡シーンがあまりにも有名ですが、じつは、他にも聞きしにまさる名歌がふんだんに盛り込まれた、すばらしいミュージカルで [続きを読む]
  • 神無月の巫女二次創作小説「夜の点(くろぼし)」(二十三)
  • 「いいの、それよりも、そこの貴女のやった粗相を片づけておいてちょうだい」でも、千歌音さまの御身が、と案じ顔の新入り侍女。吐瀉物に触れようとしたので、千歌音はその手を払いのけてしまった。私の命令が聞けないの?とばかりに、視線で脅しさえする。千歌音がそれをそのままにしておきたかったのは、やがてこの部屋を訪れるであろう姫子に、事の判断を仰ぎたかったからであった。姫子なら、なんとかしてくれる。「巫女を殺せ [続きを読む]
  • 日本映画「雨あがる」
  • 2000年の日本映画「雨あがる」は、日本が生んだ巨匠・黒澤明監督の遺稿をもとに脚本を起こし、黒澤組のスタッフたちが結集して製作した時代劇映画。黒澤の時代劇と言いますと、名作「七人の侍」が思い浮かびますが、あれほどの派手さはありません。でも、ひじょうにしみじみとした情緒が滲み出る佳作といえますね、これは。「たそがれ清兵衛」がお好きな方なら、受けがいいでしょう。原作は山本周五郎の短編小説。雨あがる 特別版 [続きを読む]
  • 神無月の巫女二次創作小説「夜の点(くろぼし)」(二十二)
  • 目覚めたのは、あの姫宮の離れ座敷・姫庫(ひめぐら)の寝室だった。千歌音が巫女修行をはじめてから生活の中心は大神神社にあったものの、たまに里帰りが許された。千歌音の気鬱を見かねた大神神社の主・壱之新が姫子と相談の上、手配したとみえる。しかし、千歌音に姫宮の令嬢としての居室は与えられていなかった。乙橘女学校の寄宿舎入りを予定されていたから、すでに千歌音嬢の私室はなかったのである。姫宮当代の後見役である [続きを読む]
  • 落語THE MOVIE は面白し
  • インターネット上の娯楽に地位を奪われていると言われて久しいテレビ番組ですが、久々に見ると、けっこう面白いなという企画をやっていたりますよね。地デジ放送がはじまって以来、さほどテレビを観なくなったのですが、たまに暇つぶしでザッピングしていると、面白い番組に出会いますよね。たまたま見て笑ってしまったのは、「超入門!落語THE MOVIE E」有名な落語家の漫談を、俳優陣の演技で再現。なんと、落語家の喋りに合わせ [続きを読む]
  • 神無月の巫女二次創作小説「夜の点(くろぼし)」(二十一)
  • 洞窟の暗室に入室して、半月ほど経過した頃のこと。足の痺れそのものは、千歌音にはもう苦痛ではなくなっていた。自分を石のような物体だと思えば、どのような痛みすら感じなくなれるのだ。ときおり、虫か蛇のようなぬめった生きものが手のひらに触れる感触があった。鼠のように小動物が走りさる音や、蝙蝠が啼いて飛び立つ音もした。最初は気味が悪いと思っていたそれも、このあまりに静かで退屈すぎる場所では、自分を刺激させる [続きを読む]