剣藻 幌呂 さん プロフィール

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剣藻 幌呂さん: 冬蜂紀行
ハンドル名剣藻 幌呂 さん
ブログタイトル冬蜂紀行
ブログURLhttp://fuyubati.blog36.fc2.com/
サイト紹介文「どう死ぬか」を追求している老人の「煩悩」譚
自由文「冬蜂の死にどころなく歩きけり」(村上鬼城)という句を座右にしている老人の日記(絶筆)
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供26回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2008/10/04 11:08

剣藻 幌呂 さんのブログ記事

  • 九十九里・太陽の里・「劇団勇舞」
  • 2008年7月22日(火) 晴 放浪の旅に出立。インターネットで購入した旅行用鞄(キャスター付き・17リットル容量)は、使い勝手が大変よい。ほとんど「持ち上げる」必要がないので、取っ手部分を「杖代わりに」押しながら運べるという点が優れものだと思う。駅のコインロッカー・「小」規格(300円程度)にも収納できるので、便利である。 午後1時30分から、九十九里・太陽の里で大衆演劇観劇。「劇団 勇舞」(座長・ [続きを読む]
  • インターネット接続
  • 2008年7月14日(月) 晴(猛暑) 昨日、ビックカメラでイーモバイルDなる代物を購入。それを現在使用している携帯用パソコンASUS・EeePCのUSBケーブルに接続すると、インターネット接続ができるとのこと、本体の価格は9,980円、月々の使用量は4,980円(2年契約)である。さっそく試してみると、なるほど、インターネットに接続、様々な情報の検索が可能になった。通常ではプロバイダとの契約が必 [続きを読む]
  • 「田中英光全集・7」(芳賀書店・昭和40年)
  • 2008年7月10日(木) 曇  この半月ばかりは、ずっと「田中英光全集7」(芳賀書店・昭和40年)にかかりっきりで読んでいる。いっときなど大宮健康センターの桟敷に置き忘れ、翌日に取り戻しに行ったくらいだ。これまでに、収録されている作物のうち「暗黒天使と小悪魔」(「諷刺文学」・昭和23年1月)、「野狐」(「知識人」・昭和24年5月号)、「離魂」(「新小説」・昭和24年8月号)、「便乗について」(「 [続きを読む]
  • 里見要次郎
  • 2008年7月9日(水) 曇  午後5時から、浅草木馬館で大衆演劇観劇。「里見劇団進明座」(座長・里見要次郎)。「劇団紹介」のキャッチフレーズには〈粋な立ち役、妖艶な女形で魅せます!! 大衆演劇界の先を行く、「里見劇団進明座」が繰り広げる本格派の舞台。大正6(1917)年に創立された老舗劇団。昭和56(1981)年に座長を襲名以来、劇団だけではなく、大衆演劇界をもリードし続ける座長・里見要次郎。芝 [続きを読む]
  • 教員全般の「質」
  • 2008年7月7日(月) 曇  大分県教育委員会の「教員採用選考」に関する贈収賄汚職が取り沙汰されているが、このような事例は、全国津津浦々で「日常茶飯事」に行われているのではないか。100万円の商品券とまでもいかなくとも、同様の依頼をし、物品で謝礼を贈ることがあることは、「何となく雰囲気で」感じていたものである。保護者からの贈答には敏感だが、同業者同士なら、どちらかが暴露しなければ秘密裡に終わるわ [続きを読む]
  • ケ・セ・ラ・セ・ラ
  • 2008年7月1日(火) 晴(梅雨の晴れ間) この日誌を綴り始めて、半年が過ぎた。読書、作文、旅行が「生活」の大半を占めている。第三者から見れば、「たいそう贅沢で幸せな生活」を過ごしているように思われるだろう。「おっしゃる通り」、私は「幸せ」でなければならない。「幸せ」なはずだ。しかし、それを実感できない。煩悩が邪魔をするからである。つねに「もっと何かあるはずだ」と感じる「欲」が生じるからである。 [続きを読む]
  • 「つゆのあとさき」(永井荷風・昭和6年)
  • 2008年2月29日(金) 晴 「つゆのあとさき」(永井荷風・岩波文庫・昭和6年)読了。「夢の女」「ひかげの花」同様、春を売る女性の生態を描いた「風俗小説」のように感じられるが、文学(史)的には、より高い価値があるようだ。「解説」で、中村真一郎は次のように書いている。「青年時代にヨーロッパから帰朝した直後には、彼は西欧風の思想の自由の実現を夢想し、そのなかには男女交際の自由も含まれていたのだが、明 [続きを読む]
  • テレビドラマ「だいすき」(TBS)・《その2》
  • 2008年2月28日(木)晴 午後10時から、テレビドラマ「だいすき」視聴。主人公・福原柚子が就職を希望、ハローワークの紹介でパン屋の実習をはじめる。サンドイッチ作りを担当、ジョブコーチの支援もあって、具の盛りつけ方、包丁さばきは、見違えるように上達した。その結果を見て、雇用主は「合格」と評価、晴れて採用となった。しかし、私の評価は「不合格」である。食料品を扱う事業所にとって最も大切なことは「衛生 [続きを読む]
  • 「勲章」(永井荷風・昭和17年)
  • 2008年2月27日(水) 晴 「勲章」(永井荷風・昭和17年)読了。この小説を学生時代に読んだ記憶がある。しかし、その題名以外、憶えていることは皆無だった。卒業論文の主題は「戦後文学の思想と方法」、織田作之助、坂口安吾、石川淳、太宰治など、いわゆる「新戯作派」の作物に言及した内容であった。要旨は、戦前の「家父長制」に基づいた「醇風美俗」の生活意識と対峙し、身を賭して闘った文学は「新戯作派」を措 [続きを読む]
  • 特別支援教育とは何か
  • 2008年2月19日(火)晴 午後6時から、旧友と歓談。久しぶりに「特別支援教育」について考える。昔綴った雑文を思い出した。特別支援教育とは何か 文部科学省が、小・中学校の集団生活や学習に参加できず「特別な支援」を必要としている○○生徒(特別な教育的ニーズをもつ子)の数を調査したところ、約6%が該当したという。しかし、この実態は、今はじまったわけではない。近代の学校教育が実施されて以来、つね [続きを読む]
  • 浅草「劇団武る」と十条「劇団九州男」
  • 2008年2月15日(金)晴  正午から、浅草木馬館で大衆演劇観劇。「劇団武る」(座長・三条すすむ)、前回、芸名がわからなかった役者がわかった。若手・中村直斗、都たか虎、都ゆうたろう、夜桜紫龍、女優・都美千代、都なつき、都かれん、それにベテラン・中山大輔といった面々である。芝居は「笹川乱れ笠」(「天保水滸伝」の外伝?)、笹川繁蔵が飯岡助五郎の放った刺客(旅鴉・座長)に殺される筋書であった。本格的な [続きを読む]
  • 「書く」という私の煩悩
  • 2008年2月9日(土)晴のち曇のち雨  ここに1冊の本があるとする。1冊の本があるということは、一人の人間(著者)が居る(文は人なり)ということだ。なぜなら、その本を読むことによって、私はその人間と「対話」(コミュニケーション)ができるからだ。こちらからの問いかけに、「直接」答えることは無理だが、文字を通して著者の考えや気持ちを「聞く」ことができる。これまで私は、かなりの著者と「対話」を重ねてき [続きを読む]
  • 「鹿島順一劇団」、川越・ホテル三光・小江戸座公演と「幕間閑話」
  • 2008年2月8日(金) 晴 午後1時から、川越・湯遊ランドホテル三光で大衆演劇観劇。「鹿島順一劇団」(座長・鹿島順一)、芝居の外題は、昼が「月の浜町河岸」、夜は「長ドス仁義」、いずれも大衆演劇の定番だが、この劇団が演じると、大衆演劇のレベルを遙かに超えてしまう。一般に「時代人情劇」などと呼ばれる芝居だが、まさにその「人情」が、役者の内面から「じわじわと」「滲み出てくる」ところに特長がある。それぞ [続きを読む]
  • 「劇団武る」(座長・三条すすむ)の「おさん徳兵衛」は出色!
  • 2008年2月2日(土)晴のち小雨 午後5時から、浅草木馬館で大衆演劇観劇。「劇団武る」(座長・三条すすむ)、座長を筆頭に、座員は指導・勝次郎、副座長・藤千乃丞、女優・月城小夜子(元・松竹新喜劇)といった「実力者」が舞台を引き締めている。芝居の外題は「おさん徳兵衛」、大衆演劇の定番、「実力者」たちで主役・脇役を固め、安心して観ることができた。特に、座長の「お菰」役は絶品で、「あわれさ」と「あかるさ [続きを読む]
  • 「鹿島順一劇団」の舞台は《日本一》
  • 2008年2月1日(金)晴 午後1時から、川越・三光ホテル(小江戸座)で、大衆演劇観劇。「鹿島順一劇団」(座長・鹿島順一)。芝居は「仇討ち絵巻・女装男子」と「月とすっぽん」、それに舞踊(歌謡)ショー、二ヶ月ぶりに見る舞台は依然として光彩を放っていた。客の話、「今度の劇団はいいよ」、「特に、女形で上手い役者がいたなあ」「早く役者の名前をおぼえなくちゃあ」、等を耳にしながら、「当然、当然、なにせ日本一 [続きを読む]
  • 冥界譚
  • 2008年1月31日(木)晴 今日で1月は終わる。「死にどころ」を求めての「冬蜂紀行」は、始まったような、まだ始まらないような、なんとも覚束ない足どりである。「死にどころ」とは、「死ぬ場所」に加えて「死に方」「死ぬ時期」も含まれているような気がするが、いずれも、今の私には定かではない。そういえば、私はこれまでに4回「死にかけた」ことがある。1回は、おそらく2歳頃・・・、その経緯は全く記憶がない。2 [続きを読む]
  • 「日本の名随筆・演歌」
  • 2008年1月30日(水)晴 「日本の名随筆・演歌」(天沢退二郎編・作品社・1997年)読了。宮沢賢治の「歌妓」、萩原朔太郎の「流行歌曲について」を筆頭に、以下、竹中労、池田弥三郎、見田宗介、五木寛之、小泉文夫、新藤謙、井上ひさし、清水邦夫、寺山修司、筒井康隆、富岡多恵子、鶴見俊輔、大岡昇平、村松友視、中上健次、浅川マキ、竹西寛子、天沢退二郎、色川武大、諸井薫、橋本治、中野翠、久世光彦、山折哲雄、 [続きを読む]
  • モーツアルト浴
  • 2008年1月26日(土)晴 私は「音楽」が嫌いだった。なぜか。「歌う」ことが下手だったからである。小学校の授業では「歌う」ことばかり強制されたような気がする。「音を楽しむ」ことが音楽であるはずなのに、どうして歌わなければならないのだろうか。そうした「憤り」は、年長になるにつれてますます強くなった。特に、学期末に行われる「歌唱」の試験は憂鬱だった。一人一人クラス全員の前で課題曲を歌わなければならな [続きを読む]
  • 大歌舞伎「御所五郎蔵」・「身替座禅」
  • 2008年1月25日(金)晴 午後10時30分から、NHK教育テレビ「芸術劇場」(大歌舞伎・「御所五郎蔵」「身替座禅」)視聴。「御所五郎蔵」の配役は、五郎蔵・仁左衛門、星影土右衛門・左団次、傾城皐月・福助、甲屋与五郎・菊五郎他、この芝居のキーパーソンは、傾城皐月であり、見せ場は、その五郎蔵に対する「あいそづかし」(実は見せかけ)の場面だと思われるが、福助の「力量不足」で、その雰囲気を醸し出すことがで [続きを読む]
  • テレビドラマ「僕の歩く道」
  • 2008年1月24日(木)晴(強風)  午後10時から、テレビドラマ「だいすき」(TBS)視聴。知的障害の女性がシングルマザー(相手の男性は事故死)として「子育て」に取り組む筋立てだが、ドラマの設定自体に無理があるようだ。知的障害の程度が「中度」の場合には、周囲のサポートが不可欠だが、女性の母親、兄は当然としても、「養護施設」で育った正体不明の女性が、家族の中に闖入し、その支援を担うという設定は「非現 [続きを読む]
  • 温泉素描《法師温泉長壽館》(群馬県)
  • 2008年1月23日(水)雪のち雨  「日本温泉めぐり」(田山花袋・角川春樹事務所・1997年)を読み始める。解説によれば、花袋は明治人、「旅行家」と自称するくらい全国各地を歩き回り、数多くの紀行文を残したそうである。私も行ったことがある「吾妻の諸温泉」という章から読み始めた。「自然主義」作家の文体で、わかりやすく平易に綴られていたが、解説にもあるように「大きな声では言いづらいのだが、花袋は小説も [続きを読む]
  • 「雁」(森鴎外)
  • 2008年1月20日(日)晴のち曇 森鴎外の小説「雁」(大正2年・「日本文学全集5・新潮社」)読了。主なる登場人物は、物語の語り手である「僕」、その学友・岡田、石原、無縁坂に囲われている美女・お玉とその父、お玉の旦那・高利貸しの末造とその妻、以上7人である。物語の舞台は、東京・本郷周辺(湯島・上野不忍池・無縁坂)、時代は明治13年の出来事ということになっている。では、その出来事とは何か。大した出来 [続きを読む]
  • 知識人の情操
  • 2008年1月19日(土)晴 「日本の名随筆91・裁判」(佐木隆三編・作品社・1998年)読了。田中美知太郎、徳富蘆花、川端康成、宇野浩二、伊藤整、渋沢龍彦、野坂昭如、大岡昇平、木下順二、亀井勝一郎、中野重治、正木ひろし等に交じって、倉田卓次という人が「裁判官の国語力は○○○並か・給付判決文の用語をめぐって」という随筆を書いている。巻末の「執筆者紹介」によれば、著者は「1922年生まれ 裁判官。公 [続きを読む]