迷子猫 さん プロフィール

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迷子猫さん: 魔界篇
ハンドル名迷子猫 さん
ブログタイトル魔界篇
ブログURLhttp://blogs.yahoo.co.jp/w_wandering_cat/
サイト紹介文「[大変災後世界]本編」に付随した物語で、[魔界]を舞台とした物語です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供2回 / 365日(平均0.0回/週) - 参加 2008/11/09 13:19

迷子猫 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 盲目の王子――Ⅸ-(3)
  • (Ⅸ)ー3 横の椅子に座り、書籍を手にし、暫し目を瞑っているミレーナに、「で、ミレーナ。書籍の内容、憶える事、出来たか?」と、そっと声を掛ける。 昨日は、侍従長と侍従長輔が借りて来た山積みの書籍を一通り流し読むのに、日が落ちるまで、午後一杯の時間を費やした。そして、思った事は、行政組織や軍の部隊等の構造形態も、貴族家や政治派閥の抗争も基本、人界(アノーマ)の国家の物と大差ないと言う事と、この細々とし [続きを読む]
  • 盲目の王子――Ⅸ-(3)
  • (Ⅸ)ー3 横の椅子に座り、書籍を手にし、暫し目を瞑っているミレーナに、「で、ミレーナ。書籍の内容、憶える事、出来たか?」と、そっと声を掛ける。 昨日は、侍従長と侍従長輔が借りて来た山積みの書籍を一通り流し読むのに、日が落ちるまで、午後一杯の時間を費やした。そして、思った事は、行政組織や軍の部隊等の構造形態も、貴族家や政治派閥の抗争も基本、人界(アノーマ)の国家の物と大差ないと言う事と、この細々とし [続きを読む]
  • 盲目の王子 Ⅸー2 
  • (Ⅸ)ー2 翌朝は、「太子様。朝にございます」と、言う侍従の声に目覚めた。「相分かった」と、起き上がる。声を掛けた侍従は、室外へ居るようだった。隣の控間に、ポンサン典侍を筆頭として、侍女が十名ばかりずらりと並んでいる気配がする。「ポンサン典侍、何事だ? 然様に大人数で……。」 ポンサン典侍が、頭を下げて入室して来た。「太子様。朝のお召し替えを……」と、言い、「あの、申し訳ございません、太子様。大人 [続きを読む]
  • 盲目の王子 ?-1
  • (?)ー1 ポンサン典侍、ガンス典侍輔、ハルシゲニア、ユイ女官。侍従長に、サムク、ケトルクを伴い、東宮の自室へと入る。そして、そのまま居間の椅子に座り、「余の侍女の年齢が皆、若いように思うのだが、それは、余がそれまでの余付き女官達全員を、何処ぞに放り出して来てしまった所為……なのか?」「いえ、そうではございません、太子様。全体的に若輩者が目立ちますのは、阿児女(あこめ)の所為にございます。申し訳ござ [続きを読む]
  • 盲目の王子 ?ー4
  • (?)ー4 ミレーナとの夕餉が終わり、女官達がそれらを片付け終わった頃になって、「バドゥ典侍輔、キフスク上席女官、帰りましてございます」と、声が掛かった。「然様か、入れ。」 テルモナが開いた扉から、ハルシゲニアと上席女官が腰を屈めて入って来た。 ポンサン典侍は、それと入れ替わるように、東宮から付いて来た他の女官達を下がらせる。室内に残ったのは、侍従達とポンサン典侍、ガンツ典侍輔、テルモナだけとなっ [続きを読む]
  • 盲目の王子 ?ー3
  • (?)ー3「さて、それでだ。トルクル」と、侍従長の方へ向き、「まずは、その二人の名と、其方との関係と歳を教えてくれぬか? 己の侍従の名前も分からぬでは、これから先困る故、憶えねばな! あ、それと、其方の歳、まだ聞いてなかったぞ!」「はい、太子様」と、侍従長は礼を取った後、「己は、三百歳になりましてございます。で、これが」と、隣に立つ侍従を示し、「侍従長輔で、従兄のサムク。四百十三歳にございます。その [続きを読む]
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